お腹の毛を薄くする方法は?方法ごとのメリットデメリットを紹介

お腹の毛が濃いのが気になっている女性もいるかと思います。そんな女性の中には、「お腹の毛を薄くする方法を知りたい」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、女性でも濃い毛が生えてしまう原因にも言及しつつ、お腹の毛を薄くできる方法を3つ取り上げて、それぞれのメリットデメリットや注意点を詳しく解説しています。

目次

女性でもお腹に濃い毛が生える原因は?

女性でもお腹に濃い毛が生えることはあります。濃くなるといっても全体的に毛が濃くなるケースは少なく、おへそ周りやおへその下に濃い毛が生えてきてしまうケースが多いようです。では、なぜ女性でもお腹に濃い毛が生えてしまうのか、まずは気になる原因を見ていきましょう。

お腹の毛が濃くなってしまうのは、ホルモンバランスの乱れが原因です。女性の体内には女性ホルモンと男性ホルモンの両方が存在しています。

普段はちょうど良いバランスを保っていますが、さまざまなことをきっかけにバランスが崩れ、男性ホルモンの分泌量が増えたり優位に立ってしまったりすることが毛の濃さにつながってしまうようです。

ではどのようなことがきっかけとなってしまうのかというと、主に以下の4つが挙げられます。

  • ストレス
  • 食生活や運動不足など生活習慣の乱れ
  • 妊娠や授乳
  • 加齢

お腹の毛が濃くなったと悩んでいる方は、思い当たる点があるのではないでしょうか。それぞれの原因については、「お腹の産毛をキレイに処理する方法は?毛が濃くなる原因や処理方法を紹介」の記事で詳しく解説しています。

お腹の毛を薄くする方法とは

お腹の毛は、「自己処理」と「脱毛」で薄くすることが可能です。そこでここからは、お腹の毛を薄くしたいと思っている方のために、下記のそれぞれの方法の特徴とメリットデメリットを解説します。

  • 自己処理
  • 光脱毛
  • レーザー脱毛
  • ニードル脱毛

お腹の毛の処理方法を検討する際の、1つの参考にしてください。

自己処理

お腹の毛を自己処理で薄くしたい場合は、家庭用脱毛器がおすすめです。カミソリや電気シェーバー、毛抜き、除毛クリーム、脱毛ワックスなど、自己処理にはさまざまな方法がありますが、これらの方法はあくまでも一時的にムダ毛を取り除くだけで薄くする効果はありません。

家庭用脱毛器であれば、サロンやクリニックよりも時間はかかるものの、自宅にいながらムダ毛を薄くしていくことが可能です。

メリットデメリット

家庭用脱毛器による自己処理のメリットは、自宅で気になったタイミングですぐにお腹の毛を処理できるという点です。

また、お腹を脱毛の施術スタッフに見られるのが恥ずかしいという方にとって、自分で誰に見られることもなく処理ができるのは大きなメリットといえます。サロンやクリニックでの脱毛ほど費用がかからないので、費用を抑えたいという方にもおすすめです。

デメリットとしては、自分で照射をするので仕上がりにムラができやすい、火傷などの肌トラブルにつながりやすいといった点が挙げられます。綺麗に処理をしたい人や敏感肌の人にはあまりおすすめできません。

光脱毛

光脱毛はメラニン色素に反応する光を照射して、毛を成長させる細胞にダメージを与える脱毛方法です。ダメージを受けると細胞が正常に機能しなくなるため、毛が生えにくくなる抑毛や減毛効果が期待できます。

光脱毛で毛が抜ける仕組みについては、「光脱毛でムダ毛が抜ける仕組みは?脱毛方法ごとの仕組みを解説」の記事をご参照ください。

メリットデメリット

光脱毛のメリットは、施術時の痛みが少なく、比較的安価な価格で契約できる点です。光脱毛を導入しているサロンはクリニックに比べると店舗数が多い傾向にあり、検討しやすい点も魅力といえるでしょう。

デメリットを挙げるとすれば、光脱毛は脱毛を完了させられるまでに必要な施術回数が多く、かかる期間が長めな点です。レーザー脱毛やニードル脱毛に比べると、脱毛完了後に毛が生えてきやすい点も頭に入れておく必要があります。

レーザー脱毛

レーザー脱毛はメラニン色素に反応するレーザーを照射する方法で、毛を作る組織を熱で破壊することが可能です。高い出力のレーザーで組織を破壊することから、効果の時間が早く、長期間において毛の減少効果を期待できます。

メリットデメリット

レーザー脱毛のメリットは、脱毛を完了させられるまでに必要な施術回数が少なく、光脱毛に比べると早く脱毛を終えられる点です。効果が長続きしやすいのも大きな魅力で、ムダ毛が気にならない綺麗な肌の状態を維持しやすいでしょう。

一方のデメリットは、施術時に強い痛みを感じやすい点とサロンと比較すると価格が高い点が挙げられます。部位によっては痛みに耐えられないケースも多く、麻酔を使用しなくてはいけません。もし毎回麻酔を使用するとなれば、コストがどんどん膨らんでしまいます。

ニードル脱毛

ニードル脱毛は細い針を毛穴に挿入して電気を流す方法で、毛を作る細胞にダメージを与えたり細胞を破壊したりすることが可能です。毛穴に針を刺して行うので高い効果が得られていて、永久脱毛としても認められている方法となっています。

メリットデメリット

ニードル脱毛のメリットは、毛穴1つ1つにアプローチするため、脱毛効果が高く永久脱毛ができる点です。

また、家庭用脱毛器、光脱毛、レーザー脱毛は毛のメラニン色素に反応して照射をするため、肌にメラニン色素が沈着している日焼け肌やメラニン色素が薄い産毛・白髪にはあまり効果が得られません。

しかし、ニードル脱毛は毛の1本1本に針を刺して電気を流す方法なので、メラニン色素に関係なく脱毛をすることが可能です。

デメリットとしては、針を毛穴に刺して電流を流すため、施術時に強い痛みを伴いやすく、毛穴の数だけ施術を行う分、施術時間が長くなるという点に注意しなければいけません。レーザー脱毛よりもさらに費用がかかるという点にも注意が必要です。

お腹の毛をサロンで脱毛するメリット

お腹の毛の脱毛方法として、光脱毛、レーザー脱毛、ニードル脱毛を紹介してきましたが、特におすすめしたいのはサロンで行える光脱毛です。先ほども少し解説しましたが、サロン脱毛には下記のようなメリットがあるためです。

  • 料金が安いので挑戦しやすい
  • 施術の痛みが少ない
  • 産毛にも効果的な脱毛方法もある
  • 脱毛が完了したら自己処理が必要なくなる
  • 美肌効果も期待できる

5つのメリットについて詳しく解説するので、サロンを検討する際の参考にしてください。

料金が安いので挑戦しやすい

サロンでは脱毛にかかるコストを抑えることが可能です。サロンが導入している光脱毛は、レーザー脱毛やニードル脱毛に比べると料金が安いため、気軽に脱毛に挑戦できます。施術時の痛みが少ないため、麻酔代でトータルコストが膨らむ心配もありません。

また、サロンで実施されているキャンペーンや割引を利用すれば、提示されている価格よりさらに安く契約することも可能です。お腹脱毛だけでなく、胸や背中、VIO脱毛も、サロンなら検討できるのではないでしょうか。

施術の痛みが少ない

サロンが導入している光脱毛は、施術時の痛みが少ないというのが大きな魅力です。ちなみに、光脱毛にはいくつか種類があり、選ぶ方法によって痛みの感じ方が違います。

例えば、毛根にダメージを与えるIPL脱毛に比べると、ジェルに含まれた抑毛成分で脱毛効果を促すSSC脱毛や、熱をため込んでバルジ領域にダメージを与えるSHR脱毛は痛みを感じにくいです。

クリニックに比べるとサロンはさまざまな脱毛方法に対応しているため、痛みに敏感な方や肌が弱い方でも脱毛に挑戦しやすいでしょう。

サロンの光脱毛の種類については「光脱毛の種類を徹底解説|従来の方法から最新の脱毛方法まで網羅!」の記事を参考にしてください。

産毛にも効果的な脱毛方法もある

光脱毛にはいくつか種類があると紹介しましたが、痛みに違いがあるだけでなく得意とする毛質にも違いがあります。

熱をため込んでバルジ領域にダメージを与えるSHR脱毛という方法は、メラニン色素の有無に左右されにくいため、濃い毛はもちろん産毛に対しても効果的な施術が可能です。さまざまな種類の毛が混在しているお腹の毛の脱毛に、もってこいの方法といえるのではないでしょうか。

脱毛が完了したら自己処理が必要なくなる

サロンで脱毛を完了させれば、自己処理をほとんどする必要がなくなるのもメリットです。これは他の脱毛方法にもいえることではありますが、カミソリや電気シェーバーなどの処理は数日おきに処理をしなければいけませんし、その回数だけ肌トラブルのリスクが起こりやすくなります。

しかし、サロン脱毛は肌への負担が少なく優しいので肌トラブルのリスクが少なく、脱毛が完了すれば、切り傷や肌荒れ、くすみなどの肌トラブルに悩まされることもなくなるでしょう。

美肌効果も期待できる

サロンで行う光脱毛の中には、美肌効果が期待できるものもあります。特にIPL脱毛はフェイシャルエステでも使用される光を採用しているため、毛をなくす脱毛効果だけでなく美肌効果まで期待できるとされています。

ムダ毛のないお腹が手に入るとお腹を出したファッションを楽しみやすくなりますが、その際には次の段階として美肌を目指したくなるものです。美肌効果を期待できるサロンを選べば、改めてエステサロンなどに通う必要がなく、一度にムダ毛のないきめ細やかな艶肌を手に入れられるでしょう。

お腹の毛をサロンで脱毛するデメリット

お腹の毛をサロンで脱毛するデメリットには、下記の2つがあります。

  • 脱毛完了までに回数・期間がかかる
  • 肌トラブルが起こるリスクがある

サロン脱毛にはどのようなデメリットがあるのかに言及しつつ、解決方法や不安にならなくて良い理由を解説するので、1つの参考にしてください。

脱毛完了までに回数・期間がかかる

サロンの光脱毛は、脱毛を完了させられるまでに必要な施術回数が多く、脱毛期間も長くなりがちです。回数が多くなるのは、照射する光の出力設定が弱めで、回数を重ねることで脱毛効果を促す仕組みであるためです。

期間が長くなるのは、必要な回数が多い点と毛周期に合わせて施術を行うためにペースが遅くなってしまうという点が関係しています。ただ、後者のペースに関しては、選ぶ脱毛方法によって大幅な短縮が可能です。

SHR脱毛やハイパースキン脱毛などの蓄熱式の脱毛方法は毛周期に関係なくすべての毛に対してアプローチできるため、最短2週間に1回のペースで施術できます。脱毛方法に注意しながら選ぶことで、デメリットではなくなり、むしろ「サロンでも早く脱毛を完了させられる」というメリットを1つ増やすことができるでしょう。

肌トラブルが起こるリスクがある

サロンの光脱毛は、肌トラブルを起こすリスクが伴います。例えば、光脱毛を受けたことをきっかけに、今まで生えていなかったような太くて硬い毛が生えてきてしまう硬毛化を発症するかもしれません。お腹の毛が太くなることに不安を感じてしまうかもしれませんが、脱毛を繰り返したり脱毛方法を変えたりすることで解消できるとされています。

もし発症してしまった場合は、すぐにサロンに相談してみましょう。不安な方は、カウンセリングの段階で硬毛化への対処法について確認してみてください。

お腹脱毛を行う際の注意点

最後に、お腹脱毛を行う際の注意点を紹介します。

  • 脱毛期間中は保湿をより徹底する
  • お腹を出すときは日焼け対策を万全にする
  • 体温の急激な変化が起こる行動は控える
  • 妊娠中は脱毛の施術を控える
  • 生理期間中もできれば施術を控える

お腹の毛を薄くするために脱毛を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

脱毛期間中は保湿をより徹底する

脱毛期間中は、いつもに増して保湿ケアを徹底してください。脱毛期間中の保湿に注意する理由は、潤いのある肌を保っておくことで、施術時に痛みを感じにくくなり、角層が柔らかくなっていることで光がダメージを与えたい毛根にしっかり届くためです。

乾燥が進んでいる肌よりも光が効果的に作用するので、施術による効果を最大に引き出すことができるでしょう。

もちろん脱毛後の保湿ケアも重要です。熱を持っている肌を丁寧に保湿することで潤いを閉じ込められて、肌トラブルが起こりにくい、きめ細やかなツルスベ肌に整えられます。

お腹を出すときは日焼け対策を万全にする

お腹の毛がなくなってくるとお腹を出すようなファッションを楽しみたくなりますが、脱毛期間中はなるべく出さないのがおすすめです。

もしお腹を出す場合は、日焼け対策を万全にする点に注意してください。日焼けに注意することで、照射する光の出力を下げられたり脱毛施術を断られたりする心配がなくなります。施術ペースが乱れたり回数を増やしたりするといったケースに陥る心配もなく、計画通りに脱毛を進められるでしょう。

体温の急激な変化が起こる行動は控える

脱毛の施術を行った後は、体温の急激な変化が起こる行動は控えましょう。体温の上昇を抑えることで、脱毛後の肌が熱っぽくなるのを防ぎ、痛みやかゆみ、赤みといった肌トラブルにつながるリスクを抑えられるようになります。

脱毛後は、湯船につかる入浴や運動、飲酒などを一定期間避けるように注意してください。

妊娠中は脱毛の施術を控える

妊娠中は体内のホルモンバランスが乱れやすく、普段より肌トラブルが起きやすく、痛みも感じやすいです。

また、ホルモンバランスの乱れは毛周期の乱れにつながりやすく、施術を受けてもしっかり脱毛効果を得られるかは分かりません。せっかくの脱毛施術が無駄にならないように、妊娠を計画している場合は脱毛を見送る、妊娠が分かったらすぐに休会するなどの対策をしましょう。

生理期間中もできれば施術を控える

生理期間中も、できれば脱毛施術を控えてください。妊娠中と同様にホルモンバランスが乱れやすく、痛みやかゆみにつながりやすい他、期待するような脱毛効果を得られない可能性があるためです。

できるだけ早く施術回数をこなしたいかもしれませんが、肌トラブルを起こすリスクを抑えつつ効果的な脱毛施術を意識するなら、生理期間中は自主的に施術を控えると良いでしょう。

まとめ

お腹の毛を薄くする方法には「自己処理」「光脱毛」「レーザー脱毛」「ニードル脱毛」がありますが、おすすめはサロンで受けられる光脱毛です。サロンなら料金が安いため検討しやすいですし、キャンペーンや割引を利用すれば、想像以上に安い価格で契約できるかもしれません。

痛みが少なく、産毛に効果的な脱毛方法や美肌効果を期待できる方法を選べる点も、見逃せないサロンの魅力です。お腹の毛に悩まされたくないなら、自己処理の必要がなくなるサロンでの脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。

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