胸の産毛は意外と気になる?みんなのムダ毛処理事情と処理方法を解説

胸の産毛は目立ちにくいように見えるかもしれませんが、意外に気にしている人は多く、処理方法に悩んでいる人も少なくありません。この記事では、胸の産毛を処理したいと思っている方のために、綺麗な胸元を目指せる正しい自己処理方法を解説します。自己処理を負担に感じる方のために、サロン脱毛の回数や期間、痛みなどについても解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

胸の産毛に関する実態

毛が気になる部位といえば、脇や腕などを思い浮かべますが、胸の産毛も気にしている人は9割を超えるといわれています。そのうち、実際に何らかの処理をしている人は6割以上です。

気にしている理由としては、産毛の濃さや量、一部に生えている濃い毛が目につくから、などが挙げられます。また、恥ずかしい経験をしたことを理由に気になりはじめて、処理をするようになった人もいるようです。

ここでは、昨今の胸の産毛事情はどうなっているのか、実態を解説します。

胸の産毛が気になっている人は多い

胸の産毛が気になっている人は、サロンが行った調査95%以上という結果が報告されています。量の多さや濃さ、胸の一部や乳輪周りに濃い毛が生えているからという理由だけでなく、うっすら産毛が生えている状態でも気にしている人が多いようです。

胸の産毛を気にする理由を見てみると、大きく分けて以下の3つがあります。

  • 着用する衣類やシーンによって胸を露出することがある
  • 海水浴やプール、温泉旅行、健康診断など、明るい場所で胸を見られて恥ずかしい思いをした
  • 友人の綺麗な胸を見て、自分の胸の状況が気になり出した

理由に共感できる方もいれば、ハッとさせられた方もいるのではないでしょうか。

胸の産毛が気になっている人は処理している?

胸の産毛が気になっている人のうち、62%以上の人が処理をしているといわれています。20代前半から胸の毛の処理をしはじめる人がもっとも多く、次いで多いのは高校生の頃です。

処理をはじめたきっかけを見てみると、3つのタイミングがあるようです。

  • パートナーができたタイミング
  • 他の部位の脱毛をはじめたタイミング
  • 目につきやすい着替えや入浴のタイミング

気になっている人と処理をしている人の割合を紹介しましたが、気になっている人に対して処理している人が、少ないことにお気づきでしょうか。これは、気になっているけど処理をしていない人もいるということです。

この背景には、すでに処理済みであるという理由の他に、適切な胸の産毛の脱毛方法が分からないという理由も少なからずあるでしょう。次に、胸の産毛を処理する方法を解説していきます。

胸の産毛を処理する方法

胸の産毛は、電気シェーバーを使用すれば自己処理が可能です。電気シェーバーはカミソリと違って刃が肌に直接触れないため、肌に大きな負担をかけずに産毛を剃れます

電気シェーバーといってもさまざまな種類があるので、もし胸の産毛処理が目的なら、肌に優しい刃先が丸いモデルを選ぶのがおすすめです。防水モデルを選べば入浴のタイミングで行いやすく、誰にも見られずに産毛の処理を完了させられるでしょう。

ここからは、電気シェーバーによる胸の産毛を処理する方法を紹介します。処理の仕方が分からない方はもちろん、正しく処理ができているかの見直しとしても、参考にしてください。

正しい胸の産毛の剃り方

胸の産毛の処理は、以下の3ステップで進めます。

  • 鎖骨の下は胸元から外側に向かってシェービング

鎖骨の下の胸元は、骨の凹凸に合わせてさまざまな方向からシェービングを行ってください。

  • 乳輪を中心とした胸周りを、電気シェーバーを乳輪に向かって上下、左右に往復させて剃る 

乳輪周りの皮膚は特に薄いため、慎重にシェーバーを動かすようにしてください。

  • 胸の下は、胸を持ち上げて、下から上に向かって電気シェーバーを動かす

柔らかい場所に関しては、肌を伸ばしながら行うと剃りやすいです。

肌が乾燥していると肌トラブルにつながりやすいため、保湿などで肌の調子を整えた上で行う点に注意してください。

胸の産毛を自己処理するリスク

胸の産毛は自己処理できますが、下記の2つの大きなリスクが伴います。

  • 皮膚が傷つく可能性がある
  • 色素沈着が起こる可能性がある

ここで、綺麗な肌を目指すなら知っておきたい、自己処理のリスクについて詳しく解説します。

皮膚が傷つく可能性がある

胸の肌は薄くて柔らかい特徴があるため、胸の産毛の自己処理は、皮膚に傷をつけるリスクが伴います。

また、目に見える肌トラブルがなくても、シェーバーによる自己処理が肌のバリア機能を低下させてしまう点にも注意が必要です。傷がつくリスクを軽減するためには、十分な保湿で事前に肌の調子を整えて、正しい処理方法を守ることが重要といえます。

そして、バリア機能低下による肌トラブルリスクの軽減には、処理前後の十分な保湿ケアが効果的です。

色素沈着が起こる可能性がある

胸の産毛の自己処理は、色素沈着を起こす可能性もあります。シェーバーによる摩擦によって炎症が起こり、肌を守るためにメラニン色素が多量に生成されるためです。

新陳代謝でメラニン色素がうまく排出できない場合、残った分が沈着してしまい、黒ずみやくすみとなって残ります。処理を行う際には、保湿、正しい方法、摩擦などに注意し、処理後は紫外線などの刺激にも注意したほうが良いでしょう。

胸の産毛を処理するならサロン脱毛がおすすめ

胸の産毛を処理するなら、サロン脱毛を検討してみるのもおすすめです。サロン脱毛とは、毛のメラニン色素に反応する光を照射してムダ毛にダメージを与え、毛根を弱らせる脱毛方法です。

胸の産毛の減毛や抑毛が期待できるため、自己処理に追われることがなくなり、綺麗な胸元を維持しやすくなります。

自己処理が減ることで手間暇をかける必要がなくなるのはもちろん、傷がつく、色素沈着が起こるリスクも軽減することが可能です。海水浴や温泉旅行などの予定が急に入っても、産毛の処理に慌てなくて良いという点を魅力に感じる方も多いのではないでしょうか。

脱毛サロンで胸の産毛をスッキリさせてしまえば、胸元の開いたファッションも、水着も、自信をもって着こなすことができるでしょう。

サロンの胸脱毛とは

ここでは、サロンの胸脱毛における、脱毛範囲、回数、期間、痛みについて詳しく解説していきます。脱毛を考えてみたい方はぜひ参考にしてください。

脱毛範囲

胸脱毛の脱毛範囲は、鎖骨の下から胸の下までです。この脱毛範囲に関しては、3つ注意したい点があります。

  • 乳輪部分に生えている毛は脱毛できない

乳輪の色はメラニン色素によるものなので、光が強く反応してしまう可能性が高く、火傷や肌トラブルのリスクを避けるために、乳輪部分の脱毛は基本的に行われません。

  • サロンによって脱毛範囲が異なるケースがある

満足いく脱毛となるよう、ホームページ上だけでなく、カウンセリング時にしっかり確認しておくことをおすすめします。

  • 胸のムダ毛がなくなることで他の部位の産毛が目立ちやすくなる

胸の毛だけがなくなると、特に首や肩、お腹、背中の産毛は目立ちやすくなります。胸脱毛のタイミングで、他の部位の脱毛も検討するのがおすすめです。

脱毛回数

胸脱毛で満足いく効果を得るためには、約12〜18回の施術が必要です。医療脱毛に比べると回数が多いのですが、これは医療従事者のみが施術を行うクリニックとは異なり、サロンの脱毛機は光の出力が低く、回数を増やすことで効果的な脱毛を促しているためです。

また、産毛はメラニン色素が薄いため、効果が現れにくい点も回数の多さにつながっています。

目安ではありますが、6回目あたりから生えてくるペースが遅くなり、効果を実感できるようです。10回目あたりで、自己処理が必要なくなってくるでしょう。12〜18回目にもなると、産毛が気にならない、満足度の高い胸元を手に入れられるでしょう。

脱毛期間

サロン脱毛で理想の効果を得られるまでにかかる期間は約3年です。期間が長いのは、下記の2つの要因が挙げられます。

  • 毛周期に合わせて2〜3ヶ月に1回の間隔で脱毛施術が行われる

サロンの脱毛は一般的に、「毛周期」と呼ばれるサイクルに合わせて脱毛の施術を行います。毛周期の中の「成長期」の毛にのみ効果を発揮するので、2〜3ヶ月の期間を空けなければいけません

  • 脱毛が終盤になると毛の生えるスピードが遅くなる

脱毛が終盤になって毛が薄くなってくると、生えるスピードが遅くなってくるため、施術の間隔がさらに長くなりやすいです。

しかし、昨今は毛周期に関係なく施術を行える、SHR脱毛やハイパースキン脱毛を取り入れているサロンもあり、短期間で終わらせることも可能とされています。少しでも早く施術を繰り返したい場合は、脱毛方法に注目してサロンを選んでみてください。

SHR脱毛やハイパースキン脱毛については、「光脱毛の種類を徹底解説|従来の方法から最新の脱毛方法まで網羅!」の記事で解説しています。

施術の痛み

胸は、痛みを強く感じることなく施術ができる部位とされています。胸は脂肪が多い部位である上に、産毛はメラニン色素が薄いため、光の反応が弱く痛みにつながりにくいのが理由です。

皮膚が薄くて骨が近いデコルテ部分は痛みを感じる可能性がありますが、痛みが少ないサロン脱毛であればそこまで心配することはないでしょう。

もし痛みが怖い場合、あるいは痛みがあった場合は、出力を低くしてもらえます。痛みに弱い人、敏感肌の人でも、サロン脱毛ならスムーズに胸脱毛をすすめられるでしょう。

サロンで胸脱毛をするメリット

サロンで脱毛には、ムダ毛がなくなるというメリットの他に、下記のようなメリットがあります。

  • 自己処理をする必要がなくなる
  • 胸元が開いたファッションも楽しめる
  • 毛穴が締まって肌が綺麗に見える
  • 美肌効果も期待できる

医療レーザー脱毛やニードル脱毛と比較すると、痛みが少なく、ハードルが低い点も大きなメリットといえるでしょう。ここでは、サロンで胸脱毛をする4つの魅力について、詳しく解説します。

自己処理をする必要がなくなる

サロンで脱毛をすると、抑毛や減耗効果が期待できるため、徐々に自己処理する回数が減ります。一定回数の施術をこなせば、自己処理に追われない、ストレスフリーな生活が送れるようになるでしょう。

また、自己処理をする必要がなくなるということは、肌トラブルを起こすリスクも少なくなるということです。より綺麗な胸元を目指せるようになり、バストケアに集中できるのではないでしょうか。

胸元が開いたファッションも楽しめる

綺麗な胸元を手に入れられれば、胸元が開いたファッションが楽しめます。どんなに近くで見られても、恥ずかしい思いをすることがありません。

ネックラインが深く大きくカットされたトップスやワンピース、ドレス、水着も、自信満々に着こなせるようになるでしょう。選べるファッションアイテムの幅が広がるため、新しいコーディネートにも挑戦しやすくなるのではないでしょうか。

毛穴が締まって肌が綺麗に見える

サロンで脱毛をすると、ムダ毛がなくなることで毛穴が締まっていき、肌が綺麗に見えるという嬉しいメリットがあります。また、ムダ毛がなくなると同時に毛穴に詰まりやすい皮脂や汚れが落ちやすくなり、毛穴が閉まれば毛穴に皮脂や汚れが詰まるのを予防できます。

サロン脱毛で、毛穴やくすみが気にならない、キメ細やかな綺麗肌を目指してみてはいかがでしょうか。

美肌効果も期待できる

サロンが導入している脱毛方式によっては、毛が抜けることによる美肌効果だけでなく、黒ずみ解消や、血色の良い肌の実現も同時に目指すことができるのです。黒ずみの解消が期待できるターンオーバーの促進は、IPL脱毛やSHR脱毛、THR脱毛に期待できます。

光フェイシャルにも使用されているIPL脱毛の光は、肌のターンオーバーを促すとされており、黒ずみやシミの原因となっている色素が排出されやすくなる効果が期待できるのです。

血色の良い肌の実現をサポートしてくれる血行の促進は、SHR脱毛やTHR脱毛に期待できます。じんわりと熱をためる脱毛方式なので肌が温まりやすく、美肌の維持に欠かせない血液の流れが良くなるといわれています。

胸脱毛をする際の注意点

サロンで胸脱毛をするなら、下記の4つのポイントに注意しましょう。

  • 自己処理方法に気をつける
  • 施術の前日までに自己処理をする
  • 脱毛後は体温が上がる行動を控える
  • しっかりと肌を保湿する

サロンで胸脱毛をはじめるなら守りたい、4つの注意点について詳しく解説します。

自己処理方法に気をつける

サロン脱毛は、自己処理によるトラブルがあると、部分的な施術になったり施術ができなかったりする可能性があります。例えば、毛抜き、脱毛ワックス、脱毛クリーム、カミソリなどでも自己処理はできますが、どれも毛穴や皮膚へのダメージが大きいため、脱毛前に使用しないのがおすすめです。

特に、毛抜きや脱毛ワックスは根元から毛を抜くせいで、脱毛機の光が反応するメラニン色素がなくなってしまうため、効果が得られなくなってしまうので注意してください。

このようなリスクを避けるため、胸脱毛をする前の自己処理は、肌へのダメージが少ない電気シェーバーを使用するのがおすすめです。とはいえ、電気シェーバーにも肌を傷つけるリスクがあるため、上記で紹介した注意点や正しい方法を守り、慎重に行ってください。

施術の前日までに自己処理をする

脱毛前の自己処理は、前日までに行うという点に注意してください。処理日に悩む場合は前日の自己処理がおすすめですが、スケジュールに余裕がない場合は2日前でも問題ありません。

ただし、脱毛施術の予定日から3日以上前に自己処理をしてしまうと、施術当日に毛が生えてくる可能性があります。2度手間になったり、シェービング代を取られたりしないよう、計画的に行うのがおすすめです。

ちなみに、施術当日に自己処理を行うと、自己処理でダメージを受けている肌に、脱毛施術をすることになります。肌トラブルが起きやすく、痛みも感じやすくなる可能性があるため、避けるのが賢明です。

脱毛後は体温が上がる行動を控える

脱毛後は、体温が上がる行動を控える点にも注意してください。脱毛施術によってダメージを受けているため、血行が良くなると炎症につながり、肌トラブルを起こしやすくなるためです。

例えば、血流が促される運動や飲酒は控える必要があります。湯船に浸かる行為も避けるべき行動の1つですが、シャワーは浴びても構いません。シャワーを浴びる際は、タオルなどでゴシゴシと肌を擦らないように注意してください。

肌トラブルを防ぐという点では、締めつけない服装も心がけておくと良いでしょう。

しっかりと肌を保湿する

脱毛は光を照射することによる熱によって毛根にダメージを与えるため、脱毛後の肌は乾燥しやすく、バリア機能が低下しています。肌の調子を整えてバリア機能を正常化するためには、入念な保湿を心がけてください。施術後はサロンで保湿ケアをしてもらえますが、それだけでは十分といえません。自宅に戻ってからも、保湿を継続して行いましょう。

また、肌をしっかりと保湿して水分量をキープしていると、施術時の痛みを避けることにもつながります。脱毛期間中は保湿を心がけるようにしてください。

まとめ

胸の産毛は、電気シェーバーを使うと綺麗に処理できます。自己処理前の保湿に注意し、正しい剃り方を守ることで、近くで見られても恥ずかしくない綺麗な胸元が手に入れられるでしょう。

ただし、自己処理は定期的に行う必要があり、傷がついたり色素沈着が起こったりする可能性も高いです。

サロン脱毛なら、自己処理をする必要がなくなり、毛穴の締まった綺麗な胸元を維持できます。胸の産毛が気になっているなら、自己処理に追われることがなくなる、サロン脱毛を検討してみるのはいかがでしょうか。

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