足脱毛をするメリットデメリットを紹介|脱毛にかかる回数や期間は?

「足脱毛」は、全身脱毛よりも料金が安いので比較的気軽に挑戦しやすく、露出しやすく範囲が広い目立つ部位をキレイにできることから、部位脱毛の中では常に上位に入る人気を誇っています。

今回は、そんな足脱毛の範囲やメリットデメリット、足脱毛の方法などを詳しく解説していきます。足脱毛をしようか悩んでいる、足脱毛に興味があるけど不安という方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

足脱毛の範囲は?

足脱毛と一言でいっても、施術はいくつかの部位に分けられます。自分の足を見てみると、ひざ下とひざ上では生えている毛の太さや毛質が異なりますよね。そのため、脱毛サロンや医療クリニックでは、足を「ひざ上」「ひざ」「ひざ下」「足の指」「足の甲」などに分けていることがほとんどです。

ここでは、足脱毛の範囲について解説します。あなたの気になる部位はどのエリアかを検討する際の参考にしてみてください。

ひざ上

「ひざ上」は、文字通りひざの上から足の付け根までの、いわゆる太もものエリアを指します。夏場に「ミニスカートやショートパンツを着たい」と思う方ならば、絶対にキレイにしておきたい部位でしょう。

ひざ上は細い毛が多く、気にしていない方も多いかもしれません。しかし、肌の白い人や太ももを露出する服装が多い人、ひざ下脱毛をした人などにとっては、意外と目立ちやすいため、しっかりケアしたい部位といえるでしょう。

ひざ

実は「ひざ」も、美脚を目指す女性にとって、とても気になる部位といわれています。ひざの毛は、ひざをついたりひざ立ちをしたりしたときの刺激を受けやすく、濃く太くなりがちです。

ひざは平面ではないので、カミソリなどの自己処理ではムダ毛が残ってしまうこともあるでしょう。だからといって、毛抜きなどで処理をすると、色素沈着や毛穴の開き、埋没毛などを招いてしまうので、自分でのケアがとても難しい部位です。

キレイにムダ毛を処理して恥ずかしくないひざにするためにも、プロに任せて、自己処理の必要がない肌を手に入れたいパーツといえるでしょう。

ひざ下

「ひざ下」は、すねやふくらはぎ、足首、くるぶしまでのエリアをさします。この部位は太くハッキリとした毛が生えやすいので、気にしている方も多いのではないでしょうか。

カミソリなどで自己処理を重ねると、肌が乾燥してガサガサになったり、炎症や色素沈着などを引き起こして肌が汚くなってしまったりします。ハーフパンツやひざ丈のスカートでも目立つ部位なので、ツルツルにしておきたいエリアです。

足指・甲

「足の指や甲」も、とても人気の脱毛部位です。「脱毛で指?」と思う方もいるかもしれませんが、指や甲に生える毛は、夏場にサンダルなどを履いたときなどに目立ってしまいます。細かい場所なので、自己処理も見落としがちです。

処理をし忘れた足指の毛は、ワキなどと並んで、男性などに見られたら非常に恥ずかしい部位の1つです。足脱毛をするならば、足の先まで完璧にツルツルにしましょう。

足脱毛のメリット

足脱毛には費用がかかりますし、サロンまで通う手間もかかります。そのため、「サロンに通ってまで脱毛をする必要があるのか」と悩んでしまうかもしれません。しかし、足脱毛にはメリットも多いので、メリットとデメリットを比較した上で選ぶようにしましょう。ここではまず、足脱毛のメリットについて解説していきます。

自己処理にかかる手間や時間がなくなる

足脱毛の大きなメリットは、自己処理にかかる手間や時間がなくなることです。特に夏場など露出の多い季節は、お風呂やおでかけ前のタイミングで、入念に自己処理をされている方も多いと思います。

足脱毛の範囲はとても広く、細かい部位や目立つ毛もあるので、剃り残しをしないように丁寧に処理をすると時間がかかってしまいます。いつもツルツルの肌を保てれば、自己処理に使っていた時間で、ゆっくりしたりメイクに力を入れたりできるでしょう。「剃り残しをしていないか」などと心配することもなくなります。

肌がキレイになる

間違った自己処理は、肌の乾燥や炎症などを引き起こします。脱毛でムダ毛がなくなり、自己処理の必要性がなくなれば肌への負担もなくなるので、よりキレイな素肌を保てるでしょう。

足脱毛をすることで毛がなくなると、毛穴が締まって、汚れや皮脂が詰まりにくくなります。徐々に毛穴が目立たなくなっていくので、肌全体が明るくキレイに見えるようになるでしょう。

さらに、足に生えている産毛もキレイに脱毛できれば、肌のトーンが上がる効果も期待できます。産毛はそのままにしておくと、全体的なくすみの原因となってしまい、足全体がなんとなく冴えない印象となってしまいます。産毛がなくなり毛穴も目立たなくなると、肌全体が明るくキレイに見えるようになるでしょう。

足脱毛のデメリット

足脱毛にはツルツルの美脚を目指せるという大きなメリットがありますが、当然デメリットもあります。続いては、足脱毛のデメリットについて見ていきましょう。

肌トラブルのリスクがある

脱毛の施術はプロが安全な方法で行ってくれますが、肌トラブルのリスクが全くないわけではありません。脱毛サロンならば光、医療脱毛ならば主にレーザーを毛根に照射して、熱によってダメージを与えるのが基本的な脱毛方法です。施術後は、その熱エネルギーによって肌が乾燥状態になります。

場合によっては、かゆみや赤みなどの炎症を起こしてしまうこともあるので、施術前後は乾燥を防ぐためにしっかりと保湿をしましょう。サロンでは施術後にアフターケアとして保湿を行ってくれますが、自分でも保湿に気を使っておくと肌トラブルのリスクが軽減します。

通う手間と費用がかかる

足だけの脱毛と聞くと手軽に感じるかもしれませんが、足脱毛は範囲が広いため、ある程度の費用や手間がかかります。狭い範囲のワキなどに比べると、施術時間も長くなりがちです。予定をその分長く空けなければいけないなど、人によっては通うことに手間を感じてしまいます。

また、サロンやクリニック、部位の数などによって変わりますが、足脱毛の費用は6万円~15万円程度はかかります。全身脱毛ほどではありませんが、やはり負担となるので、各サロンのキャンペーンや割引制度などをうまく活用すると、費用を抑えられるでしょう。クリニックではキャンペーンなどを行っているところがあまりないので、各社の違いをよく見比べてみてください。

足脱毛の方法

今年こそは足脱毛をしようと決意をしても、世の中にはサロンやクリニックが無数にあり、どれを選べば良いのか分からないこともあると思います。ここでは、サロンの光脱毛とクリニックの医療レーザー脱毛の、それぞれの特徴などを解説していくので、自分に合っているのはどちらなのか、チェックしてみてください。

サロン脱毛

サロン脱毛では、主に光脱毛と呼ばれる脱毛方法が採用されています。毛の黒いメラニン色素に反応する光を照射することでダメージを与えて、毛を生えにくくするという方法が主流です。IPL脱毛やSSC脱毛がこの方法に当てはまり、脱毛と同時に美肌も目指せるのが特徴的です。

近年では、肌の弱い人や日焼け肌の人でも脱毛ができて、痛みや肌への負担が少ないSHR脱毛やハイパースキン脱毛なども人気の脱毛方法となっています。

光脱毛は1回あたりの施術の効果が医療レーザー脱毛よりも弱いため、その分照射回数が必要になり、期間が長くなりがちです。しかし、その分照射の痛みが少なく、料金が安いというメリットもあります。

光脱毛の種類については、「光脱毛の種類を徹底解説|従来の方法から最新の脱毛方法まで網羅!」をご参照ください。

医療脱毛

医療脱毛は、美容皮膚科やクリニックで行う、主にレーザーを使用した脱毛施術のことを指します。基本的な脱毛方法は、サロンのIPL脱毛やSSC脱毛とほとんど変わりませんが、医療従事者が照射を行うことから照射のパワーが強く設定されており、高い効果を期待できます。

医療レーザー脱毛は効果が高いので、短期間で効果を発揮できるのが大きなメリットです。その一方で、強い痛みを感じやすく、料金が高いというデメリットもあります。

足脱毛にかかる費用

足脱毛にかかる費用は、サロンとクリニックのどちらで脱毛をするのか、足全体を脱毛をするのか一部の部位だけ脱毛をするのかなどによって、金額は大きく異なります。ここでは大体の相場を紹介しますが、自分の希望や条件に合わせて選択をするようにしてください。

医療クリニックで足全体の脱毛を5回すると、相場は9~15万円ほどです。ひざ下などの一部位のみであれば5~7万円ほどでしょう。

サロンの場合、足全体の脱毛を10回すると相場は10~15万円、ひざ下などの一部位のみであれば4~6万円ほどとなります。サロンの場合は、キャンペーンや割引制度によって安くなる可能性があるので、これよりも安い値段で脱毛が完了することも珍しくないでしょう。

条件などによって脱毛にかかる費用は異なるので、さまざまなサロンやクリニックを比較してみてください。

足脱毛が完了するまでの回数・期間

足脱毛をする際に「早く効果を感じたい」「早く脱毛を終わらせたい」と思う方は多いでしょう。しかし、脱毛はすぐに効果を感じられるものではありませんし、それぞれの毛質や受けている脱毛方式などによっても完了期間が変わってきます。

ここでは、サロンやクリニックで足脱毛をした場合の、平均的な期間や施術回数について紹介していきます。脱毛計画の目安にしてみてください。

回数

脱毛完了までにかかる回数は、毛量や毛質、個人の目標によって異なります。個人の目標というのは、「どこまで脱毛をしたいのか」です。例えば、同じ足脱毛をしたいという思いを持っている人でも、「自己処理が楽になるくらいになれば良い」という人がいれば「産毛もなくなるまで完璧にツルツルにしたい」という人もいるでしょう。このように、目標の違いによっても脱毛完了までの回数は異なるため、まずは自分の目標を明確にしてみてください。

脱毛で効果を感じるまでは、医療脱毛で3回・サロン脱毛で5回ほどです。自己処理が楽になるまでは、医療脱毛で5回・サロン脱毛で8〜10回ほどになるでしょう。完璧にツルツルにするなら、医療脱毛で8回・サロン脱毛で12〜18回程度と考えておくと良いです。

期間

IPL脱毛やSSC脱毛などで行う光脱毛や一般的なレーザー脱毛は、脱毛の施術を毛周期に合わせて行います。毛周期とは、毛の生えかわるサイクルのことです。人間の毛は、成長期、退行期、休止期という流れを辿り、何もしなくても自然に伸びたり抜けたりをくりかえしてます。

一般的な脱毛では、この毛周期の中の「成長期」の毛にアプローチをして、ムダ毛を生えないようにしていきます。そのため、一度施術をしたら、また成長期の毛が生えそろうまでに期間を空けなければいけません。成長期の毛が生えそろうまでの期間は部位によって多少異なりますが、大体2〜3ヶ月です。2〜3ヶ月ごとに照射をするとなると、5回の施術でも1年程度はかかることになります。

脱毛完了するまでは、医療脱毛では1年から1年半、サロン脱毛では2〜3年ほどかかると考えておくと良いです。しかし、サロン脱毛の一種であるSHR脱毛やハイパースキン脱毛は毛周期に関係なく脱毛の施術ができるため、2週間に1回程度の頻度で通うことも可能です。

早く脱毛を完了させたい方は、医療脱毛やSHR脱毛・ハイパースキン脱毛を検討してみると良いでしょう。

足脱毛の施術の流れ

脱毛をするのが初めてという人は、「脱毛の施術前にしておくべきことはあるのか」「脱毛当日はどのような流れで施術が進むのか」という点が気になりますよね。ここでは、足脱毛の施術の流れについて解説していきます。

事前準備

脱毛サロンでも医療クリニックでも、施術に行く前に照射したい部位のムダ毛を自分でシェーバーを使って処理しておく必要があります。ムダ毛が長い状態のまま照射をすると、肌表面に出ているムダ毛のメラニン色素にも反応してしまい、光が強く反応して肌を火傷してしまう可能性があります。

そのため、施術前日の夜などに、自分で施術部位のムダ毛を2〜3mm程度まで短くしておかなければいけません。肌を傷めると施術が受けられなくなることもあるので、カミソリなどは使わず、電気シェーバーを使用して処理をして、しっかりと保湿をして肌の状態を安定させておきましょう。当日の朝に処理をして炎症があったりすると、施術を断られるケースもあるため、注意してください。

施術当日

施術当日は予約時間よりも少し早めに店舗に出向いて、受付をしてから着替えを済ませておきましょう。サロンやクリニックによって異なりますが、足脱毛の場合はボトムスだけを脱いでタオルやガウンを着用する、または専用の紙ショーツを着用するなどの場合があります。

施術の際はベッドの上に仰向け、裏面のケアをするときはうつぶせの姿勢になります。施術後はとても肌が繊細な状態になるので、刺激を与えないように自宅でもしっかりと保湿をしてケアしましょう。

足脱毛におすすめのサロン

実際に施術を受ける際にどのサロンを選べば良いのか、詳しく紹介していきます。サロン選びにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • ビーエスコート
  • ミュゼプラチナム
  • ジェイエステ
  • ディオーネ

それぞれのサロンの特徴なども解説していきます。

ビーエスコート

ビーエスコートは、創業22年で全国約50店舗以上展開している脱毛サロンです。施術を始める前に無料テスト脱毛を実施しており、肌の状態に問題はないか、脱毛がしっかりと行えるかといったチェックを行っているため、安心して施術を受けられます。パーツごとの脱毛ができるので、足のパーツのみを選んで脱毛をすることが可能です。足全体を脱毛したい人も、ひざ下だけを脱毛したい人も、自分の脱毛したい範囲を選べます。

ミュゼプラチナム

引用:ミュゼプラチナム 公式サイト

ミュゼプラチナムは全国に169店舗展開しており、休日だけでなく仕事帰りなどにも通いやすい脱毛サロンとなっています。一方で、平日の12時から18時に施術をする場合に安くなる料金プランなどもあるため、平日の昼間に通いたいという人にもおすすめです。

ジェイエステ

引用:ジェイエステ 公式サイト

ジェイエステは部分脱毛が安い脱毛サロンで、創業45年と長く愛されているサロンです。初めて来店をする方に向けたさまざまなキャンペーンを行っているのが特徴です。全身32箇所の部位(Lパーツ12部位、Sパーツ20部位)から、自由にカスタマイズして施術箇所を選べるので、自分の脱毛したい部位だけを効率的に施術できます。

ディオーネ

引用:ディオーネ 公式サイト

ディオーネは、ハイパースキン脱毛を採用しているサロンです。ハイパースキン脱毛を採用していることにより、アトピー肌で他店では施術を断られたという方も、ディオーネであれば施術可能の場合があります。

また、ひざは痛みを感じやすいので、痛みを不安に思ってしまう方も多いでしょう。脇脱毛をする際の痛みが気になる方は、通える範囲に店舗があるかチェックしてみると良いでしょう。

足脱毛に関するよくあるQ&A

ここまで足脱毛について詳しく解説しましたが、いざ通うとなるとさまざまな点に不安を感じてしまう方もいるでしょう。そんな方のために、ここでは足脱毛に関するよくあるQ&Aをまとめて紹介していきます。

足脱毛の施術は痛い?

脱毛の施術は、神経の多い部位、脂肪が少なく骨に近い部位などが特に痛みが強いとされています。そのため、一般的には太ももは痛みが少なく、ひざや指は痛みが強い傾向です。痛みが不安な人は、カウンセリング時に体験をさせてもらい、確認しておきましょう。

医療脱毛は特に痛みが強く、脱毛部位によっては麻酔を使用する人がいるほどです。痛みに弱い方などは、施術の痛みも考慮して脱毛方法を検討すると安心です。

足脱毛の施術に行く際の服装は?

足脱毛の施術の際の服装は、ボトムスだけを脱いで下着でタオルを巻く、または専用の紙ショーツに履きかえてタオルを巻く、などのスタイルになります。そのため、ワンピースなどのつながった服装ではなく、下だけを脱げるスカートやパンツなどで施術に行くのがおすすめです。また、施術後の肌に刺激を与えないように、柔らかい素材の服や肌に触れないスカートなどを着用していくと良いでしょう。

足脱毛は学生でもできる?

足のムダ毛が気になっている学生の方は少なくないでしょう。特に、学生は制服でスカートを着る機会が多いですし、周りの視線が気になるという方もいますよね。

脱毛ができる年齢はサロンやクリニックによって異なりますが、高校生はほとんどのサロン・クリニックで脱毛の施術を受けられるでしょう。しかし、未成年の契約には保護者の同伴や親権者同意書などが必要となります。自分一人で契約をすることはできないので、しっかりと親に相談するようにしてください。

中学生は脱毛自体はできますが、ホルモンバランスが乱れやすい思春期なので、ホルモンバランスが安定してくる15・16歳程度からの脱毛を推奨しているところが多い傾向にあります。

足脱毛を行う際の注意点は?

「足脱毛の施術の流れ」でも解説した通り、脱毛の施術を受ける際は事前に自分でムダ毛の処理をしていく必要があります。事前の処理を忘れたり適当に処理をして剃り残しがたくさんあったりすると、シェービング代が追加費用としてかかる、施術を断られるなどの事態になる可能性もあります。

足脱毛にかかる費用が高くなったり、せっかく予約を取った時間に施術ができなくなったりしないように、事前の自己処理は丁寧に行うようにしましょう。

まとめ

足脱毛と一言でいっても、その範囲は「ひざ上」「ひざ」「ひざ下」「足の指」「足の甲」などさまざまです。足全体を脱毛するのも良いですが、ひざ下の毛がなくなれば良いという形であれば部位ごとに契約をするのも良いでしょう。

足脱毛には、自己処理にかかる手間や時間がなくなる、肌がキレイになるなどの多数のメリットがあります。足のムダ毛に悩んでいる方は、ぜひ記事を参考に足脱毛を検討してみてください。

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