顔脱毛当日の化粧はOK?メイクに関する注意点をまとめて解説

顔脱毛の施術を行う日は化粧をしたまま店舗に向かっても良いのか気になっているという方も多いのではないでしょうか。

仕事の後や1日の予定の最後に脱毛の施術を受けたい方は化粧をしているケースが多いでしょうし、最近ではマスクをつけた外出も珍しくないとしても、すっぴんのまま出かけるのには勇気がいりますよね。

この記事では、顔脱毛当日に化粧をして行っても良いのか、顔脱毛の施術時に化粧を落とす理由、顔脱毛当日の化粧に関する注意点などを解説していきます。

目次

顔脱毛当日は化粧をして行っても良い?

実際のところ、顔脱毛当日は化粧をしてサロンや店舗に行っても良いのでしょうか。顔はその人の印象を大きく左右する非常に大切な部位で、外出の際にはメイクをしている女性がほとんどかと思います。

化粧をして行っても構わないということであれば、日常生活の中でもスケジュールしやすいですし、初めて脱毛に通う方にとってもハードルが下がることでしょう。注意事項など理解しておけば、初めての方でもスムーズに施術を受けられます。

化粧は施術前に落とせばOK

顔脱毛の当日は化粧をしていても構わないというサロンが多いです。しかし、施術前にはしっかりとメイクを落とす必要があります。サロンによってはメイクルームを完備しており、クレンジングなどのアメニティが充実しているところもあるので、顔脱毛を行う際にはサロンの設備をあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

施術範囲以外はそのままでも可能な場合も

顔脱毛といっても、必ずしも顔全体の脱毛を行うわけではありません。サロンの脱毛範囲や個人の希望によって、鼻下やフェイスラインの脱毛だけ行うなど、目元より下の顔部分のみ施術する場合は、目元や眉毛の化粧はそのままでも良いケースもあります。

しかし、サロンによって対応はさまざまなので、事前に確認をしておきましょう。

顔脱毛の施術時に化粧を落とす理由

顔脱毛の施術時は化粧を落とす必要があると解説しましたが、なぜ化粧を落とす必要があるのでしょうか。理由としては、主に下記の3つが挙げられます。

  • 脱毛効果が減少する可能性がある
  • 肌の状態が衛生的ではなくなる
  • 肌トラブルにつながるリスクがある

化粧を落とすべき理由について、それぞれ解説していきます。

脱毛効果が減少する可能性がある

まず一番のポイントは、脱毛の効果を十分に得られなくなる可能性があるということです。サロンでの脱毛は基本的に、毛根に光を照射することで毛の黒いメラニン色素に反応して刺激を与えていくという方法です。

化粧をしていると、皮膚の上にもう一つ層があり、毛穴もファンデーションで蓋をされている状態なので、照射の光が毛根まで届かなくなって効果を得にくくなります。

部位によって化粧の濃さに差がある状態だと照射にムラが生まれ、脱毛効果も同じようにムラが発生する事態となってしまうのです。

十分な効果を得るためにも化粧はしっかりと落としてから施術を受けるようにしましょう。

肌の状態が衛生的ではなくなる

化粧をしたままの状態は衛生的ではない可能性があります。化粧品は手で触れる機会も多く、知らぬ間に雑菌が付着しているというケースも少なくありません。

脱毛施術後は光を照射したことによる刺激や熱によって肌が乾燥しやすくなっており、非常にデリケートな状態です。衛生的に不安がある状態で施術をすると、肌トラブルが起こりやすくなります。肌に余計な負担をかけたり肌トラブルを引き起こしたりしないためにも化粧は必ず落としてから施術を受けましょう。

肌トラブルにつながるリスクがある

上記にも解説しましたが、メイクをしたままの施術は衛生的に不安があり、肌トラブルにつながるリスクがあります。脱毛は照射する光の熱によって毛根にダメージを与えるのが一般的な方法なので、施術後は照射の熱によって肌が乾燥しやすく、肌バリア機能が低下している非常にデリケートな状態になります。

注意しなければならないのは、デリケートになった状態の肌だと、普段は普通に使用できている化粧品の刺激にも耐えられなくなり、肌トラブルを起こしてしまうリスクです。デリケートな状態の肌だと、普段使用している化粧品にも強く反応する可能性があります。

そのため、化粧品の成分によって肌荒れを引き起こすリスクがあるという点も頭に入れておきましょう。

顔脱毛当日の化粧に関する注意点

顔脱毛当日の理想はすっぴんでいることです。すっぴんの状態は肌へのストレスもフリーですし、施術もスムーズに行うことができます。しかし、すっぴんで出かけるのは抵抗があるという人も多いですよね。ここでは、顔脱毛の施術日も化粧をしていきたいという方のために、顔脱毛当日の化粧に関する注意点を解説していきます。

  • 施術当日は薄化粧で行くと安心
  • 日焼け止めや制汗剤も洗い流す
  • 化粧を落とす場合は早めに来店する
  • 施術後もできるだけ化粧は控える
  • マスクや眼鏡を持参がおすすめ
  • 保湿は当日からしても良い
  • 日焼け対策はしっかりと行う

それぞれ詳しく解説していきます。

施術当日は薄化粧で行くと安心

施術前には化粧を落とす必要があるので、落としやすいようにできるだけ薄化粧で行くようにしましょう。しっかりと化粧をすると落とすのに時間がかかるため、その分早く来店しなければいけなかったり、クレンジングによる肌への刺激が大きくなってしまったりします。

極力肌に負担をかけないためにも、当日は薄化粧で行くことをおすすめします。

日焼け止めや制汗剤も洗い流す

日焼け止めや制汗剤も、化粧と同じように皮膚の上から層を重ねた状態で、毛穴に蓋をしてしまいます。そのため、これらが肌に付着している状態のまま施術をすると、脱毛の効果が半減したり肌トラブルの原因となったりすることがあります。

施術を受ける際には化粧と同じく、日焼け止めや制汗剤の成分も落とすようにしましょう。日焼け止めだけ塗ってすっぴんで来店したという場合でも、クレンジングを使って落とすと良いです。

化粧を落とす場合は早めに来店する

脱毛は予約制となっており、施術を行う時間が決められております。事前に化粧を落とす必要がある場合、予約時間に来店するのではなく、予約時間には化粧を落としてすぐ偽術を始められる状態にしておきましょう。

そのため、化粧を落とす時間も考慮して早めに来店するようにしてください。サロンによってはメイクルームがあったり、化粧落としや化粧水などのアメニティがあったりするので、事前に確認しておくと良いでしょう。

施術後もできるだけ化粧は控える

これまでに解説した通り、施術後は肌は乾燥していて、非常にデリケートな状態です。そのような状態で再度化粧をすると肌に負担をかけてしまい、肌トラブルの原因になる可能性もあります。施術後もできるだけ化粧は控えるようにしましょう。化粧をする場合は、薄化粧に留めておくことを意識すると良いです。

マスクや眼鏡を持参がおすすめ

上記でも解説しましたが、脱毛当日はすっぴんで行くことが好ましいですし、施術後もできれば化粧をしないほうが良いです。

すっぴんに抵抗があるという方は、マスクや眼鏡をうまく活用してみてください。マスクや眼鏡を使えばすっぴんの印象も和らぎ、人の視線も気になりにくくなって、比較的安心して過ごせるでしょう。

当日化粧をしたままサロンや店舗に向かい、施術後には持参したマスクや眼鏡を使いすっぴんで帰るという方法もおすすめです。極力肌に負担のかからない方法を選択しましょう。

保湿は当日からしても良い

先ほども解説した通り、脱毛は照射の光によって肌が乾燥した状態になります。肌が乾燥していると肌バリア機能が低下してデリケートな状態になるので、そのまま放置しておくと肌トラブルにつながるリスクが考えられます。

その状態を解消するためには、肌の保湿が重要です。サロンでも施術後にアフターケアとして保湿をしてくれますが、より負担を軽減するためには自分でも保湿をすることを心がけましょう。保湿は当日からしても良いので、施術後は特に保湿に気を使うようにしてください。

顔脱毛をするときの保湿方法

顔脱毛の施術後は肌が軽いやけどを負っているような状態なので、刺激の少ない敏感肌用の化粧水やクリームを使用すると良いでしょう。

また、脱毛期間中は施術後だけでなく日頃から保湿をしておくと良いです。なぜなら、肌の水分量が高くなっていれば照射の熱による乾燥が起こりにくくなって、施術時の痛みや肌トラブルのリスクを軽減できるからです。

基本的には日頃から化粧水やクリームで保湿力を高めておき、脱毛後は化粧水やパックで潤いを与えることを意識します。油分が含まれているクリームは脱毛後の肌へは負担が懸念されるため、あまりたくさん塗りすぎるのは良くないでしょう。

日焼け対策はしっかりと行う

施術後は日焼け対策も重要です。脱毛後は軽いやけど状態なので、そのまま日焼けをするとその状態が酷くなってしまいます。日焼け対策をせずにいると、腫れや赤みなどの炎症や色素沈着などの肌トラブルの原因となる可能性があるのです。

さらに、日焼けをすると次の施術を受けられないというリスクもあります。光脱毛は毛の黒いメラニン色素に反応して照射をすると解説しましたが、日焼けをした肌は肌表面にメラニン色素が沈着した状態です。

そのため、日焼け肌に脱毛の光を照射すると、肌表面のメラニン色素に強く反応してやけどをしやすくなったり、肌に強く反応したせいで毛根まで届かなくなってしまったりします。より肌トラブルのリスクを少なくして、しっかりと脱毛の効果を得るためには、日頃からこまめに日焼けクリームなどを活用して対策をしましょう。

脱毛と日焼けの関係性については、「日焼けをすると脱毛できない理由と日焼けの対処と対策」の記事をご参照ください。

顔脱毛当日にしてはいけないことは?

顔脱毛当日に注意しておきたいポイントについて解説してきましたが、当日にしてはいけないことについても解説していきます。

  • ムダ毛のシェービング
  • 体温が上がるような行動
  • 予防接種
  • 薬の服用

これらは顔脱毛に限った話ではありませんが、脱毛をする際には行わないように注意してください。

ムダ毛のシェービング

脱毛の施術前にはムダ毛をシェービングしていく必要がありますが、当日に行うのは避けましょう。

シェービングはムダ毛と共に表面の皮膚や角質を削ってしまう可能性があるため、肌に負担のかかる行為です。他のムダ毛の自己処理方法と比べると肌への負担は少ないですが、それでも脱毛当日は避けておきたいところです。

肌に負担のある状態での施術は肌トラブルの危険性も高まってしまうため、シェービングは前日までに行うようにしましょう。

体温が上がるような行動

これまでに解説した通り、脱毛の施術をすると照射の熱によって肌が軽いやけど状態になります。施術後に血行が上がると赤みや腫れ、かゆみなどの肌トラブルが起こりやすくなるというリスクがあります。

飲酒、運動、サウナ、入浴などの血行が良くなるような行動は基本的には避けておきましょう。体内に水分が少ない状態は肌の乾燥を招くので、肌の保湿のためにもこれらの行動はおすすめできません。

予防接種

顔脱毛当日に予防接種を受けるのは避けましょう。予防接種を受けると体調に変化が現れる方が多いです。普段は脱毛の施術で何も問題が起きていなかったとしても、予防接種で体調が変化している中で施術をすると、肌トラブルの危険性がより高まります

体調に変化が表れる可能性のある行為なので、別日でスケジュールすることをおすすめします。実際に、サロンでも禁止事項としているところが多いです。

薬の服用

脱毛当日に薬を服用するのは控えましょう。場合によりますが、薬を服用していると脱毛の施術が受けられなくなる可能性があります。これは、「光過敏症」という、薬に含まれる成分によって脱毛機の光に強く反応して炎症を起こしてしまう症状のリスクが考えられるためです。光過敏症は皮膚が赤く腫れたり、かゆみを伴ったり、深刻な皮膚炎になることもあります。

注意が必要なものは特別な薬だけではなく、気軽に使えるような頭痛薬や風邪薬なども挙げられます。どうしても服用しなければならない薬や、病院で処方してもらっている薬がある方は必ず医師に相談してから施術を受けるようにしてください。

顔脱毛当日の服装や持ち物は?

最後に、顔脱毛当日の服装や持ち物について解説していきます。「失敗した」「持ってくれば良かった」などの後悔をしないためにも、ぜひチェックしてみてください。

服装

服装は襟ぐりの広い洋服がおすすめです。サロンの光脱毛では、アフターケアとしてローションやクリームを塗布しますし、脱毛方法によっては施術時にジェルを塗ることもあります。

このとき、パーカーやタートルネックのような首周りに干渉のある服装だと、ジェルが付着してしまったり施術時の邪魔になってしまったりする可能性も考えられます。

襟ぐりの広い服装であれば施術中に洋服が邪魔になることもなく、施術後にジェルを拭き取るのも簡単です。夏場は薄着なのであまり気にすることはありませんが、冬場などの厚着をする時期は特に服装に気をつけましょう。

持ち物

次に、施術当日に必要なものや持っておくと良いものを解説します。

 

会員証、現金やクレジットカード

サロンでの脱毛は、会員証が発行されて毎回持参を促される場合もあります。何かあったときにも会員証があるとスムーズなので、発行された場合は基本的に持参するようにしましょう。

また、多くのサロンでは契約時にお金を払う、もしくは現金引き落としやクレジットカード支払いなどの契約を行います。そのため、施術時はカードや現金があまりなくても良いだろうと思う方も多いです。しかし、オプションや化粧水などの商品購入で追加料金が発生する可能性もあるので、複数回プランで契約した方でもカードや現金は必ず持参しましょう。

メイク道具やスキンケアアイテム

顔脱毛の場合、当日メイクをしていく方は化粧落としなどのアイテムが必要ですし、施術後にメイク直しをしたい方はメイク道具が必要です。

サロンによって化粧水などアメニティが置いてあるところもありますが、サロンによってはアメニティが充実していないところもありますし、普段から使い慣れているアイテムのほうが肌荒れのリスクは少ないでしょう。

施術後の乾燥をできるだけ防ぐために保湿もしたいという方は、セルフでもケアできるアイテムがあると心強いです。

帽子やマスク、眼鏡

施術後はすっぴんでいることが理想です。すっぴんでの外出に抵抗がある方は、帽子やマスク、眼鏡などのアイテムがあると安心できるでしょう。これらは日焼け対策にもなるので、荷物がかさばらないのであれば持参することをおすすめします。 

顔用シェーバー

基本的に自己処理は前日までに済ませておく必要がありますが、剃り残しなどがあった場合にあると助かるでしょう。

サロンによっては、剃り残しがあった場合に、少量であればサービスで剃ってくれるところもあります。しかし、剃り残し箇所は照射を避けるサロンや、追加料金が発生するサロンもあります。柔軟に対応できるように、シェーバーを持参しておくことをおすすめします。

まとめ

顔脱毛当日は化粧をして行っても構いませんが、施術時には落とす必要があります。施術の予約時間までには、来店をして化粧も落としてすぐに照射を始められる状態にしておきましょう。

サロンによってはメイクルームやアメニティが完備されているところもあるので、気になる方はサロンの設備についてもチェックしておくと良いです。

また、帰宅時もできればすっぴんのほうが良いとされています。すっぴんでの外出に抵抗がある方は、帽子やマスク、眼鏡などを持参しておくと安心です。

無料カウンセリング予約 一部店舗でオンラインカウンセリング実施中