手足脱毛が人気の理由は?施術の効果やサロンの選び方を解説

夏が近づき、半袖の季節になると気になるのが、腕や足のムダ毛です。毎年の自己処理が面倒で「今年こそは脱毛サロンに通いたい」と考えている人も多いと思います。

この記事では、「全身脱毛は高いし露出が多い手足だけ脱毛したい」など、手足だけ脱毛をしたいという方のために、手足脱毛について解説していきます。

手足脱毛が人気の理由、手足脱毛の範囲、手足脱毛をするメリットデメリット、サロンを選ぶ際のポイントなどを詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

手足脱毛が人気の理由

夏場などに露出する機会が多い手や足の脱毛をまとめてできる手足脱毛は、部位ごとの脱毛でとても人気があります。ここでは、そんな手足脱毛が人気の理由を詳しく見ていきましょう。

人に見られる機会が多い

手足脱毛が人気の理由としては、やはり体の中で人に見られる機会が多い部位というのが挙げられます。夏場は特に、半そでやノースリーブ、ショートパンツ、ミニスカートなど、腕や足を出すファッションが増えます。自己処理をすればチクチクとした毛が目立ち、薄手のストッキングなども履きづらいです。

もともとムダ毛が濃いことでコンプレックスを持っていた人、手足を露出するファッションをすることが多い方にとっては、「とにかく人の目に入る手足だけでもキレイにケアしたい」と感じますよね。手足がツルツルになれば気持ちも変わり、自信を持って人前に立てるでしょう。

スタッフに見られるのも恥ずかしくない

脱毛を初めてする人の中には、ムダ毛が気になっていたとしても、VIOや胸などの部位が含まれた全身脱毛をするのはハードルが高いという人も少なくありませんよね。VIOや胸は普段人にあまり見られる部位ではありませんし、スタッフに見られながら施術をされることに抵抗がある人も少なくありません。いくらスタッフが女性だといっても、恥ずかしさはありますよね。

手足脱毛は、VIOなどの部位に比べたらスタッフに見られるのも恥ずかしくありませんし、気軽に挑戦しやすいです。とりあえず人目につきやすい部位を優先的に脱毛したいという方は、手足脱毛を検討してみてください。

手足脱毛の範囲

「手足脱毛」と一言でいっても、それぞれパーツごとに分かれています。ここでは、手足脱毛の範囲について紹介します。サロンやクリニックによって、指や甲などの細かいパーツの分け方は少しずつ違います。気になるサロンやクリニックが見つかったら、自分が希望する部位が含まれているか、しっかり確認しておきましょう。

腕・手

腕・手の脱毛は一般的に、「ひじ上(上腕)、ひじ下(前腕)、手(甲、指)」のパーツに分かれることが多いです。サロンやクリニックによっては、これに加え「ひじ」だけ分けられることもあります。「ひじ上」はひじの上から肩までの範囲をさし、ワキは基本的に別のパーツとされています。「ひじ下」はひじの下から手首まで、「手」は手首から指先までを指しています。

足脱毛の範囲は主に太ももから足先までを指し、「ひざ上、ひざ下、ひざ、足の甲や指」などのパーツに分かれることが多いです。「ひざ上」は足の付け根から太もも、ひざまでの範囲をさし、「ひざ下」はすねからふくらはぎ、くるぶしなどの足首までをさします。足の甲や指は上の面だけで、足の裏は含まれません。

足脱毛については、「足脱毛をするメリットデメリットを紹介|脱毛にかかる回数や期間は?」の記事をご参照ください。

手足脱毛をするメリット

手足脱毛が人気の理由や範囲を解説しましたが、ここからは手足脱毛をするメリットについて見ていきましょう。手足脱毛には、「ムダ毛がなくなる」以外にもたくさんのメリットがあります。手足脱毛の意外なメリットを紹介していきます。

自分の着たい服を楽しめる

手足脱毛をしてムダ毛がなくなれば、自分の着たい服を好きなように楽しめるようになります。自己処理をしたとしても、手足は範囲が広いので剃り残しをしやすく、外で剃り残しに気付くとその日一日気になって仕方ありませんよね。さらに、自己処理をした肌はポツポツと黒く見えて逆に目立ってしまうこともあるので、自己処理によって肌が汚く見えてしまうケースも少なくありません。

ずっとツルツルの肌を維持できれば、剃り残しや毛穴のポツポツを気にすることなく、大好きな服を着て、安心して遊びに行けるでしょう。今まではムダ毛の処理が面倒で避けていたという思い切った服にも挑戦しやすくなります。

自己処理による肌トラブルのリスクを軽減できる

手足脱毛をして自己処理をする必要がなくなると、自己処理が原因で起こる肌トラブルのリスクを軽減できます。カミソリや毛抜きなどで処理をすると、かゆみ、赤み、乾燥、炎症、毛嚢炎、埋没毛などのさまざまな肌トラブルが起こるリスクが高く、処理を繰り返すことで肌へのダメージが蓄積して黒ずみや色素沈着をしてしまう可能性もあります。

日々くりかえすムダ毛の自己処理は、非常に肌の負担となるのです。手足脱毛をして自己処理の回数を減らせば、これらのリスクを軽減できて、キレイなツルツルの肌をキープしやすくなるでしょう。

肌のトーンが上がって綺麗になる

日本人の毛は黒いため、肌に産毛が生えていると、毛の黒い色が原因で全体的に色がくすんで見えてしまいます。脱毛をして産毛もキレイになくなれば、肌の色がワントーン上がり、ツルツルでキレイな素肌になれるのです。

また、毛がなくなると毛穴も締まっていくので、皮脂などで黒ずんだポツポツ毛穴なども解消され、スベスベになります。エステ効果の高いサロンなどを利用すれば、黒ずみやシミの解消も期待できて、さらにツルツルの肌が目指せるでしょう。

気になる部分だけ脱毛ができる

全身脱毛は全身丸ごとムダ毛がなくなるという大きなメリットがありますが、一方で費用が高いというデメリットも大きいです。しかし、手足脱毛は特に露出が多くムダ毛が気になりやすい部位だけを選んで施術できるので、リーズナブルに脱毛ができます。

サロンやクリニックによって費用は異なりますが、全身脱毛と比較すると大幅に安い料金で脱毛が完了します。露出が多い部分だけ脱毛ができれば良いという方は、手足脱毛を検討してみると良いでしょう。

手足脱毛をするデメリット

さまざまなメリットがある手足脱毛ですが、やはりどんなことにもデメリットはあります。手足だけの脱毛といってもある程度の金額はかかりますから、お金を無駄にしないように、どんなリスクがあるのかを事前に確認しておきましょう。ここからは、手足脱毛のデメリットについて紹介します。

部位によっては痛みがある

脱毛初心者の方にとって、施術の痛みは大きな不安要素となりますよね。手足脱毛はVIO脱毛ほどではありませんが、部位によっては痛みが強いところもあります。脱毛の施術は、脂肪が少なく、すぐ下に骨がある部位の痛みが特に強いとされています。

そのため、手足脱毛では、ひじ、ひざ、指、手足の甲などが特に痛みが強い傾向です。我慢できないほど痛みが強ければ、照射のパワーを落とすなどの対応をしてもらえるので、スタッフに相談してみましょう。サロンの脱毛はクリニックの脱毛に比べて痛みが少ないのが特徴なので、痛みに不安がある方はサロン脱毛を検討してみてください。

肌トラブルのリスクがある

肌がキレイになるというメリットを紹介しましたが、場合によっては施術による肌トラブルのリスクもあるので注意しましょう。脱毛施術を受けた肌は、施術部位に熱を持っていて非常に敏感な状態です。この状態のまま放置していると、かゆみ・赤み・火傷などのさまざまな肌トラブルにつながる可能性があるため、施術前後はできるだけ刺激を与えずに十分な保湿を心がけましょう。

他の部位が脱毛したくなる場合がある

手足脱毛を選んだ方の中には、「全身脱毛をするほど金銭的に余裕がない」という理由の方も多いと思います。しかし、手足の脱毛をしたことで、他の部位のムダ毛も気になり始めて脱毛をしたくなってしまうというデメリットもあります。

施術の回数を重ねるごとに肌はどんどんキレイになり、手入れが楽になっていきます。足や手がツルツルになったことで、他の部位のムダ毛にも意識がいくようになり、結局追加で施術をしてしまうという人も多いようです。すると、合計金額がかさんで「これなら初めから全身脱毛をすれば良かった」と思ってしまう可能性もあります。手足脱毛を契約するときは、本当に他の部位の脱毛は必要ないのかという点も考えてみると良いでしょう。

手足脱毛が完了するまでの回数・期間は?

手足脱毛をしたいという方の中には、次の夏までにどうにかしたいという方もいますよね。しかし、脱毛の施術はすぐに終わるものではないので、しっかりと回数や期間を把握しておかなければいけません。ここでは、手足脱毛が完了するまでの回数や期間を紹介します。

回数

脱毛は1度で効果を発揮するものではありません。では、どのくらいで効果を得られるのでしょうか。ここでは、表で解説していきます。

 

医療脱毛 サロン脱毛
効果を感じるまで 3回ほど 5回ほど
自己処理が楽になるまで 5回ほど 8〜10回ほど
完璧にツルツルになるまで 8回ほど 12〜18回ほど

 

脱毛完了までの回数は、毛量や毛質、どこまでの脱毛を目標にしているのかによって異なります。例えば、「自己処理が楽になれば良い」という人がいれば「産毛もなくなるくらいまで完璧にツルツルにしたい」という人もいます。どこまでを目標にするのかによって、必要な回数も変わるため、自分がどこまで脱毛をしたいのかも事前に考えておきましょう。

期間

脱毛は基本的に、毛が生えるサイクルである「毛周期」を基準にして施術を行う方法です。毛周期は、成長期・退行期・休止期の3つの段階を繰り返しながら、自然と毛の生え代わりをしています。

脱毛では、毛周期の中の成長期の毛にアプローチをするので、2~3ヵ月に1回、成長期の毛が生えそろうタイミングで照射を行う必要があります。脱毛方法や毛質によりますが、完全に脱毛が終了するまでにはサロン脱毛で2〜3年、医療脱毛で1年〜1年半ほどかかると考えておきましょう。

サロン脱毛の場合は、SHR脱毛やハイパースキン脱毛と呼ばれる脱毛方法であれば、2週間に1回程度の頻度で通うことができるので、早く脱毛を完了させたい人におすすめです。

手足脱毛の施術の流れ

初めて脱毛をするとなると、どのように施術を行うのか、施術前には何かしておくべきことがあるのかといった点に疑問を持ってしまいますよね。ここでは、手足脱毛の施術の流れを解説していきます。

事前準備

サロンやクリニックでは、脱毛の施術前に自己処理をしておく必要があります。なぜなら、脱毛の施術はムダ毛が長い状態で行うと、火傷のリスクが高くなる、照射の光が毛根まで届きにくくなって効果が薄くなるといったデメリットがあるからです。

しかし、当日に処理をすると、施術時の肌への負担が大きくなってしまう可能性があるため、前日に行うようにすると安心です。自己処理は少なからず肌への負担があるため、肌への負担が比較的少ないシェーバーでの処理をしたとしても、当日の処理はおすすめできません。前日までに施術を行う部位のムダ毛を処理をしておくことを忘れないようにしてください。

受付・着替え

予約当日になったら、少し余裕を持ってサロンやクリニックを訪れて、受付を済ませましょう。基本的には、予約時間の前に着替えをするので、早めに来店すると良いです。

腕の脱毛は、ノースリーブの服であれば着替えの必要がありません。着替えが面倒な方は、中にノースリーブの服を着ていくと良いでしょう。また、足の脱毛はボトムスを脱いで紙ショーツに着替え、腰にタオルを巻いて施術を受けます。

上下つながった服装では全部脱ぐことになってしまうので、下だけ脱げるものを着用していくと良いでしょう。施術後は肌がデリケートになります。刺激が少ない柔らかい素材の服を着るのもおすすめです。

施術

手足脱毛は、ベッドに横になって施術を受けます。腕、足、甲、指は仰向けの状態で施術を受け、足の裏側などを施術する際はうつぶせになります。寝転がっているだけで、スタッフが綺麗に照射漏れのないように綺麗に脱毛をしてくれます。

手足脱毛は全身脱毛よりも手軽に終了しますが、30〜60分程度は見ておくと良いでしょう。サロンでは30分〜50分、クリニックでは40~60分ほどになります。これは施術にかかる時間なので、着替えの時間は考慮されていません。

アフターケア

脱毛はどんな方法であれ、少なからず肌に負担がかかります。施術後の肌はとても敏感になっているので、肌への負担を軽減するためにサロンではアフターケアを行ってくれます。美容成分が含まれたサロン独自のローションやクリームなどを塗布してくれるので、むしろ美肌になる効果も期待できます。

医療脱毛の場合も、炎症を抑えるクリームなどを塗布してくれるところもあります。自分でもしっかりと保湿をしておくと良いです。

手足脱毛を行うサロン選びのポイント

手足脱毛をしたいと思っていても、どこで脱毛の契約をすれば良いのか悩んでしまう人もいますよね。そんな方のために、ここでは手足脱毛を行うサロン選びのポイントを解説していきます。

施術費用・追加料金

サロン選びで一番重要といえるのが、施術の費用です。自分がどこまで脱毛をしたいのかを検討した上で必要な回数を洗い出し、その回数の施術をするのにどのくらいの費用が必要なのかを比較すると良いです。

また、施術料金だけでなく、追加料金にも注目する必要があります。シェービング代、キャンセル料などの追加料金も、重なれば大きな出費です。シェービング代、キャンセル料がかかる条件は、サロン・クリニックによって異なります。追加料金も含めた費用を比較すると、契約をしてから「思ったより費用がかかってしまった」という後悔をする可能性も少なくなります。

キャンペーン・割引の有無

クリニックではあまりありませんが、サロンではキャンペーンや割引制度を行っているところも多いです。「学割」「のりかえ割」「ペア割」「はじめて割」「母娘割」などのさまざまな割引制度があるため、自分がどの割引制度を活用できるのかも合わせてチェックしておくと良いでしょう。

また、キャンペーンは1部位数百円でできるほど安くなっていることも多い上に、月ごとに内容が変わるサロンも多いです。そのため、どんなキャンペーンを行っているのか、キャンペーン内容に自分の脱毛したい部位が含まれているのかなども調べておくと良いです。

店舗数・店舗の場所

脱毛完了までは何度も店舗に通うことになります。そのため、店舗が通いやすい場所にあるかどうかもサロン選びの大きなポイントです。家から通いやすいか、学校や仕事場から通いやすいかなどを確認しておきましょう。

また、仕事をしている人には営業時間も重要です。遅い時間でも通えるサロンであれば仕事との両立をしやすく、通いやすいでしょう。

手足脱毛におすすめのサロン

実際に施術を受ける際にどのサロンを選べば良いのか、詳しく紹介していきます。サロン選びにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • ビーエスコート
  • ミュゼプラチナム
  • ジェイエステ
  • ディオーネ

それぞれのサロンの特徴なども解説していきます。

ビーエスコート

ビーエスコートは、創業22年で全国約50店舗以上展開している脱毛サロンです。施術を始める前に無料テスト脱毛を実施しており、肌の状態に問題はないか、脱毛がしっかりと行えるかといったチェックを行っているため、安心して施術を受けられます。パーツごとの脱毛ができるので、手や足のパーツのみを選んで脱毛をすることが可能です。足全体を脱毛したい人も、ひざ下だけを脱毛したい人も、自分の脱毛したい範囲を選べます。

ミュゼプラチナム

引用:ミュゼプラチナム 公式サイト

ミュゼプラチナムは全国に169店舗展開しており、休日だけでなく仕事帰りなどにも通いやすい脱毛サロンとなっています。一方で、平日の12時から18時に施術をする場合に安くなる料金プランなどもあるため、平日の昼間に通いたいという人にもおすすめです。

ジェイエステ

引用:ジェイエステ 公式サイト

ジェイエステは部分脱毛が安い脱毛サロンで、創業45年と長く愛されているサロンです。初めて来店をする方に向けたさまざまなキャンペーンを行っているのが特徴です。全身32箇所の部位(Lパーツ12部位、Sパーツ20部位)から、自由にカスタマイズして施術箇所を選べるので、自分の脱毛したい部位だけを効率的に施術できます。

ディオーネ

引用:ディオーネ 公式サイト

ディオーネは、ハイパースキン脱毛を採用しているサロンです。ハイパースキン脱毛を採用していることにより、アトピー肌で他店では施術を断られたという方も、ディオーネであれば施術可能の場合があります。

また、ひじやひざは痛みを感じやすいので、痛みを不安に思ってしまう方も多いでしょう。脇脱毛をする際の痛みが気になる方は、通える範囲に店舗があるかチェックしてみると良いでしょう。

まとめ

手足脱毛は、人に見られる機会が多い部位をまとめて脱毛できることから、人気の脱毛部位です。手足脱毛をすることによって、自分の着たい服を楽しめる、自己処理による肌トラブルのリスクを軽減できる、肌のトーンが上がって綺麗になる、気になる部分だけ脱毛ができるなどのさまざまなメリットがあります。

部位によっては痛みがある、肌トラブルのリスクがあるなどのデメリットもあるので、自分にとってメリットとデメリットのどちらが大きいのかを検討した上で、手足脱毛に挑戦してみてください。

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