脱毛当日に適した服装の特徴は?脱毛部位・季節別でそれぞれ解説

脱毛に初めて通う際に、どのような服装で行けば良いのか分からないと悩む方もいるでしょう。この記事では、脱毛の施術に通うときの服装の決まりや適した服装の特徴、脱毛部位別のおすすめの服装などを解説していきます。季節別のおすすめの服装なども紹介していくので、施術時の服装にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

脱毛へ行く時の服装に決まりがあるのかについて言及し、適した服装に整えられる5つのポイントを解説します。脱毛部位別のおすすめの服装を紹介するほか、季節の変化で注意したい服装のポイントやメイク、髪型、アクセサリーの対応についても解説しています。

目次

脱毛の施術当日の服装に決まりはある?

脱毛の施術当日の服装に決まりはなく、どのような服装で行ってもかまいません。仕事帰りなら通勤服でも、買い物ついでならカジュアルな服装でも、どんな服を着ていても脱毛施術も受けられます。

とはいうものの、本当にいつも通りの服装で行って良いのかという点に不安を感じてしまう方もいるかもしれません。ここでは、脱毛当日にどのような服装を着ていても良い理由を見ていきましょう。

サロンで着替えが用意されているので問題ない

一般的に、サロンやクリニックには、脱毛施術を行いやすい専用着が用意されています。

サロンやクリニックによって多少違いはありますが、胸元から膝辺りまで隠れるラップタオルや体をすっぽりと覆えるガウンなどがあります。どんな服装でも着替えられれば問題なく施術を進められます。

施術部位が露出できる服装なら着替えなしで施術できる

サロンやクリニックには専用着が用意されていますが、中には着替えなくても良いケースがあります。それは、施術予定の部位が露出できる服装であるケースです。脱毛施術において支障がない場合は着替えなしで施術できます。

例えば顔脱毛の場合、タートルネックなどの顔近くに干渉する服装でなければ、着替える必要はありません。同様に、脇脱毛の場合はノースリーブやベアトップ、膝下脱毛の場合はミニスカートやショートパンツであれば、そのままの服装で脱毛施術を受けられます。

ただし、サロンやクリニックによって多少ルールが違い、衛生面や衣類の汚損を避けるため、専用着への着替えを必須としているケースもあるようです。

施術に影響がなければ下着もそのままで問題ない

専用着に着替える場合、どこまでの衣類を脱ぐ必要があるかという点ですが、施術に影響がない服装になるまでです。

もし、腕やワキの脱毛なら、キャミソールやタンクトップを着ていても構いません。足の脱毛なら、ボトムスを脱ぐのみで下着を履いていても構いません。

VIOの脱毛なら上半身はそのままに、ボトムスと下着を着替えるのみで、靴下は履いていても良いでしょう。このように、施術に影響がない部分の衣類は、そのまま着ていても問題ありません。

脱毛当日に適した服装の特徴

脱毛の施術当日の服装に決まりは特になく、どのような服装で行っても構いませんが、以下に取り上げるポイントを意識した服装を選ぶと、スムーズに脱毛施術を受けられるほか、脱毛後の肌にも優しいです。

  • 脱ぎ着がしやすいゆったりとした服
  • 肌への負担が少ない天然素材の服
  • 通気性が良く蒸れない服
  • 上下が分かれている服
  • 露出が少ない服

それぞれについて、脱毛に適しているとされるポイントを解説していきましょう。

脱ぎ着がしやすいゆったりした服

脱毛当日は、できれば脱ぎ着がしやすいゆったりした服を選ぶのがおすすめです。というのは、脱毛施術は1人1人予約枠が決まっており、受付から着替え、施術までをその時間枠の中で済まさなければいけません。

そのため、ボタンが多い服やタイツやストッキングといった締め付けの強い服は着替えに時間がかかり、施術を受ける時間に影響を及ぼす可能性があります。また、締め付けが強い服は脱毛後の敏感になった肌に負担を与えてしまう恐れがあるので注意が必要です。

施術をスムーズに受けるため、肌トラブルのリスクを軽減するためには、脱ぎ着しやすいゆったりとした服装で行くのがおすすめです。

肌への負担が少ない天然素材の服

脱毛施術を受ける際は、肌に負担が少ない素材の服を選ぶことも重要です。脱毛施術は肌に大きな負担を与える行為であり、肌のコンディションを整えておくことが肌トラブルリスクを軽減します。そのため、肌への負担が少ない天然素材を使用しているかどうかにこだわって、服を選ぶのがおすすめです。

天然素材とは、例えば動物繊維の場合はウールやシルク、植物繊維の場合はリネンやコットンが該当します。これらの天然素材は肌に優しく、負担となりません。

逆に、ナイロンやポリエステル、ポリウレタン、アクリルといった化学繊維の服は、肌に負担をかける可能性があるため、脱毛施術期間中は避けたほうが良いでしょう。

通気性が良く蒸れない服

肌に負担をかける要因は、摩擦だけでなくムレも考慮する必要があります。そのため、通気性が良く蒸れない服を選ぶことも重要です。脱毛後の肌は熱が溜まっているので、さらに熱を溜めてしまうと肌トラブルにつながりやすくなります。

例えば、襟元や袖口が広めに空いている服や、ふんわりとしたシルエットの服、オーバーサイズの服などは、衣服内に空気が通りやすい服となっています。通気性が良く蒸れない服の特徴は、素材が肌に触れにくい魅力があり、肌に負担をかけない形状の服装選びにつながります。この点からも、強く意識してほしいポイントとなっています。

上下が分かれている服

部位ごとの脱毛を検討している方は、上下が分かれている服を着用すると、必要な服を数枚脱ぐだけで施術を受けられます

もし、上下がつながっているワンピースやオーバーオールタイプの洋服を選んでしまうと、足脱毛や脇脱毛といった、一部のみの脱毛施術を受ける場合でも、すべて着替えることになってしまいます。

ちなみに、着替えをすることに抵抗がない場合は、もちろんワンピースなどを着て行っても何の問題はありません。ただし、肌寒い季節に施術を受ける場合は、薄着になるほど寒いと感じやすいため注意してください。

露出が少ない服

脱毛期間中は、肌の露出が少ない服を選ぶと良いとされています。肌が直射日光にさらされると、紫外線によって肌がダメージを受けるためです。施術前の肌に紫外線をあびると、脱毛施術でさらに強いダメージを与えてしまい、肌トラブルを引き起こすリスクが高くなってしまいます。

脱毛施術後に肌に紫外線をあびると、脱毛施術でダメージを受けた肌が熱を持ってしまい、肌トラブルにつながりやすいです。

注意すべきは夏だけでなく、軽装になり始める春、残暑が厳しい秋、紫外線量が少なくなるとはいえ油断できない冬、どの季節においても肌の露出が少ない服を着た方が脱毛には良いでしょう。

脱毛部位別のおすすめの服装

ここからは、脱毛に行く際の服をイメージしてもらいやすいように、脱毛別におすすめの服装を紹介します。服装に関する不安の解消につながるだけでなく、脱毛施術にスムーズに入れるポイントともなりますので、ぜひ参考にしてください。

顔脱毛

顔脱毛を受ける際の服装は、首回りが空いている服がおすすめです。施術に支障がないと判断してもらえれば、そのままの服で脱毛施術を受けられます。顔脱毛で注意すべき服をあげるとすれば、タートルネックや立ち襟タイプの服装です。施術しにくいと判断された場合は脱ぐ必要があります。服装に不安がある場合は、キャミソールを着ておくと対応しやすいでしょう。

腕脱毛・ワキ脱毛

腕脱毛と脇脱毛の場合は、ノースリーブタイプやベアトップタイプの服装がおすすめです。ただし、肩にあたる素材が幅広だったり、脇まわりがキュッと締まっていたりするタイプのノースリーブは、施術を進めにくいことから着替えが必要となるかもしれません。

顔脱毛のケースと同様に、下にキャミソールを着ておくと露出を最小限に抑えることができ、安心して施術を受けられるでしょう。

足脱毛

足脱毛の場合は、丈の短いスカートやショートパンツ、足を締めつけない服装がおすすめです。ひざ下までの脱毛の場合は、丈の短いスカートやショートパンツを履いていけば着替える必要がありません。

足全体を脱毛する場合や丈の短い服に抵抗がある方は、リネンやニットなどの天然素材で、ワイドやふんわりといったゆるいシルエットのボトムスなどを選ぶと良いでしょう。避けるべき服としては、スキニーパンツ、レギンス、タイツなどが挙げられます。

VIO脱毛

VIO脱毛の場合は、肌に優しい素材の下着と、VIOを締めつけないシルエットのボトムスを選ぶのがおすすめです。ウエストのみキュッと締まるワイドパンツやオーバーオール、フレアスカートなどを選ぶと良いでしょう。

歩いたり座ったりといった動作でパンツやスカートがVIOに触れる点も考慮すると、柔らかい素材を選ぶのがおすすめです。

上半身脱毛

上半身脱毛の場合は、着替えやすいように上下が分かれており、脱ぎ着しやすいシンプルな服を選ぶのがおすすめです。

肌に負担をかけるような素材やタイトな形状に気を付けるのはもちろん、服の縫目も刺激になるため、季節がら対応できない場合はやむを得ませんが、できれば長袖の肌にやさしい下着を1枚用意するのがおすすめです。

全身脱毛

全身脱毛は、施術によって全身の肌がダメージを受けることから、服装選びには特に注意が必要です。まず、全身脱毛の場合は着てきた服を全て脱ぐため、ワンピースなど上下が分かれていなくても問題ありません。

ただし、「脱ぎ着がしやすい」「肌への負担が少ない天然素材」「通気性が良く蒸れない」「露出が少ない」の4つのポイントをクリアしている服装を選ぶ点に注意してください。

脱毛施術を受けるタイミングは仕事帰りや学校帰りなどさまざまですが、下着だけは脱毛に適したものを用意する、施術後だけは適した服装に着替えるなど、できる範囲で良いので心がけてみてください。

季節別のおすすめの服装

服装は、季節によって変えるのが一般的であり、着る服の袖や丈の長さ、枚数、プラスするファッションアイテムに違いがあります。脱毛は季節をまたいで長期間行うことから、その季節に合った服装を意識しつつ、脱毛に適した服を用意しなくてはいけません。

そこで、以下では肌の露出が多くなる春と夏、着る服の枚数が多くなる秋と冬に分けておすすめの服装を紹介します。ちょっとしたアイデアも取り上げていくので、ご自身が行う脱毛に使えるものは、ぜひ取り入れてみてください。

春・夏

脱毛期間中の春・夏は気温が高くなることから、特に上半身は肌の露出が多い服装になりやすいです。肌を露出すると紫外線を強く浴びてしまうので、春・夏に施術を行う際は、ぜひ以下のアイテムを取り入れてみてください。

  • ツバの広い帽子
  • 長袖のカーディガン
  • 長袖シャツ
  • アームカバー

もし、身につけるのが難しい場合は、日傘を用意すると良いでしょう。下半身については、足首まで隠せるボトムスの着用が好ましいです。リネン素材でふんわりとした形状のボトムスにこだわって選ぶと通気性が良く、衣類の中に空気が通りやすいため春・夏でも快適に過ごしやすいでしょう。

秋・冬

脱毛期間中の秋・冬は気温が低くなることから、防寒を意識しすぎてしまうことがあります。通気性が悪くなることから蒸れて汗をかきやすくなるので、肌にとって良い環境とはいえません。

中には、肌から蒸発する水分を利用して発熱する下着など機能性に長けたインナーもありますが、化学繊維を使用している点と肌の乾燥を進めてしまう可能性がある点で、脱毛期間中の肌にはおすすめできません。

そのため、下着と肌着に関しては、機能性にこだわるよりも天然素材の肌に優しいものを選んでください。

冬に脱毛を行う場合の注意点に関しては、「脱毛に通うのは冬がおすすめ!メリットデメリットや注意点を解説」の記事をご参照ください。

脱毛当日の服装以外のよくある質問

脱毛施術を受ける際、服装だけでなく、メイク、髪型、アクセサリーに関してどのように対応すれば良いのかを不安に感じる方も多いでしょう。服装に関しては決まりがないと紹介しましたが、適した服装で行くとスムーズに施術を始めることができ、肌への負担も軽減できます。

メイク、髪型、アクセサリーに関しても服装同様で、適した対応法があり、守ることで脱毛をするにあたって快適に過ごしやすいです。以下ではそれぞれにおいて適した対応法を解説します。

また、カウンセリングを受ける時の服装についても言及していくので、ぜひ参考にしてください。

脱毛当日はメイクをしても良い?

脱毛当日はメイクをしていても構いません。顔の脱毛施術を受けないケースはもちろん、顔脱毛を受ける場合もメイクは可能です。ただし、顔脱毛を受ける場合は、肌への刺激を最小限に抑えることが重要なので、軽い仕上がりのメイクにとどめておくのが適しています。

顔脱毛を行う場合は、施術前にメイクを落として施術を行い、終わったらメイクルームなどで軽くメイクをして帰るという方が多いようです。

脱毛当日の髪型は?

脱毛当日の髪型に関して特に指定はありませんが、あまり複雑なアレンジはおすすめしません。脱毛の施術は基本的に寝た状態で行うので、複雑なアレンジをしていると崩れてしまう可能性があります。

また、顔脱毛の場合はタオルやヘアバンドなどでまとめられるケースが多いため、前髪などにクセが付きやすい点は覚えておくと良いでしょう。サロンやクリニックにはパウダールームが用意されているため、施術前は簡単にすませ、施術後に整えるのがおすすめです。

脱毛当日はアクセサリーをつけても良い?

アクセサリーに関しては、脱毛施術を受ける部位とサロンやクリニックの方針によって、つけていても良いかが変わります。基本的に、足脱毛やVIO脱毛の場合、ネックレスやピアスをつけたままでいいケースがほとんどです。

不安な場合は、着替える前にスタッフに聞いておくと安心です。ただ、紛失する可能性を考慮すると、脱毛サロンへ行く前に外し、締まっておくことをおすすめします。

カウンセリングに行くときの服装は?

カウンセリングに行く時の服装は、以下の2つのパターンが考えられるでしょう。

  • 話を聞くのみの場合:どのような服装でも良い
  • 試し打ちを希望している場合:部位を露出しやすい服装

試し打ちに関しては、サロンやクリニックによって違いはありますが、ひじ下の腕やひざ下の足など、部位を限定して行われているケースが多いです。そのため、肌が露出している、あるいはサッと衣類をまくる程度で露出できる服装で良いでしょう。

試し打ちでも肌にはダメージを与えるため、衣類の素材や日焼け対策などには十分注意してください。

まとめ

脱毛施術を受ける際の服に決まりはありませんが、以下の5つのポイントに注意すると、脱毛中の肌に優しく、脱毛施術を受けやすい適した服装を意識できます。

  • 脱ぎ着がしやすいゆったりした服
  • 肌への負担が少ない天然素材の服
  • 通気性が良く蒸れない服
  • 上下が分かれている服
  • 露出が少ない服

このポイントと、ご自身が希望している脱毛の種類、季節の特徴も加味しながら、服装を決めていくと良いでしょう。

メイクやアクセサリーに関しては比較的柔軟に対応できますが、必要性が高くないのであればメイクをせず、アクセサリーをつけない方が、肌にも精神的にもストレスフリーに脱毛と向き合えるのではないでしょうか。

この記事で紹介した情報を参考に、ご自身にとってベストな服装を見つけてみてください。

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