毛穴トラブルを解決できる毛穴ケア方法は?トラブルごとに解説

肌の悩みというのは尽きることがありませんが、その中の1つとしてあげられるのが、毛穴トラブルです。顔の毛穴が目立っていると本来の年齢よりも老けて見えるなどのデメリットがありますし、その他の部位でも毛穴が目立っていると肌の印象は大きく変わってしまいます。

この記事では、毛穴トラブルにお悩みの方のために、毛穴のトラブルやトラブルに合わせたケア方法、やってはいけないケアなどを解説していきます。毛穴のトラブルにお悩みの方は、ぜひご覧ください。

目次

そもそも毛穴はどうしてあるの?

毛穴のトラブルに悩んでいると、「そもそもどうして毛穴があるのか」と思ってしまいますよね。しかし、毛穴は肌の水分量を保つために必要なものなのです。

肌をアップにしてよく見てみると、皮丘(ひきゅう)という盛り上がった部分と皮溝(ひこう)という溝が確認できます。サロンなどで肌の乾燥状態をチェックするためにカメラを使って肌をアップにした状態を撮影した経験がある方などは見覚えがあるでしょう。

毛穴は、この皮丘と皮溝の交わる部分にあります。毛穴から皮脂を出すことで肌の水分量を調節して、肌の潤いを維持できるのです。

毛穴のトラブル

毛穴のトラブルにはさまざまな種類があります。トラブルに合わせたケアをしなければ意味がなくなってしまうため、そもそも毛穴のトラブルにはどのようなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

  • 開き毛穴
  • すり鉢状毛穴
  • たるみ毛穴
  • 黒ずみ毛穴
  • つまり毛穴

それぞれ、どのようなトラブルなのか解説していきます。毛穴のトラブルに悩んでいる方は、自分の毛穴の悩みがどれに該当するのか、参考にしてみてください。

開き毛穴

開き毛穴は文字通り毛穴の開いた状態を指します。過剰に分泌された皮脂や古い角質が原因でできる角栓が毛穴に詰まって押し広げられてしまったり、紫外線によるダメージで肌のキメが荒くなってしまったりすると毛穴が広がってしまうのです。

皮脂の分泌が過剰になっているときに起こりやすく、皮脂が過剰に分泌されやすいTゾーンにできやすいという傾向にあります。

すり鉢状毛穴

すり鉢状毛穴は開き毛穴の一種です。毛穴が開くだけでなく、毛穴周辺の肌が荒れることで余計に肌が目立ってしまいます。本来は、ターンオーバーの周期によって角質は剥がれ落ちます。

しかし、乾燥や肌荒れが原因でターンオーバーが乱れてしまうと、角質は剥がれ落ちずにどんどん積み重なって、皮膚が厚く硬くなっていくのです。正常な肌であれば毛穴は収縮しますが、皮膚が硬くなっていると開いた毛穴が閉じないまま、すり鉢状毛穴になってしまいます。

たるみ毛穴

毛穴は本来円の形をしていますが、加齢などが原因で皮膚がたるむと、毛穴も引っ張られて

たるんで目立ってしまうのです。これを、たるみ毛穴といい、しずく毛穴と呼ばれ得ることもあります。加齢の他にも、紫外線によるダメージやコラーゲン不足、皮膚の筋力の低下などが原因として挙げられます。

皮膚を軽く引っ張った際に一時的に目立たなくなれば、たるみ毛穴である可能性が高いでしょう。

黒ずみ毛穴

鼻の毛穴に黒くなるいちご鼻にお悩みの方も少なくないでしょう。これらは黒ずみ毛穴によるものです。皮膚の黒ずみは、皮脂の過剰分泌によって起こります。過剰に発生した皮脂が毛穴に詰まって酸化して黒くなり、目立ってしまうのです。黒ずみ毛穴も開き毛穴と同様に、皮脂の分泌が過剰になっているときに起こりやすく、Tゾーンにできやすいです。

つまり毛穴

つまり毛穴も黒ずみ毛穴と少し似ていますが、毛穴に角栓が詰まっている状態を指します。黒ずみ毛穴は毛穴に詰まった皮脂が酸化して黒くなっている状態ですが、つまり毛穴は角栓が詰まっている状態という点で、異なります。

毛穴のトラブルに合わせた毛穴ケア方法

毛穴のトラブルを解決するためには、トラブルに合わせたケアをすることが大切です。先ほど紹介した毛穴トラブルごとのケア方法について解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 開き毛穴
  • すり鉢状毛穴
  • たるみ毛穴
  • 黒ずみ毛穴
  • つまり毛穴

これらの毛穴トラブルにお悩みの方は、それぞれのケア方法を参考に対処してみてください。

開き毛穴

先ほども解説した通り、開き毛穴は角栓の詰まりなどが原因なので、その原因を排除する必要があります。しかし、だからといって角栓を無理やり押し出してしまうと皮膚にダメージを与えてしまう可能性が高いので、控えるようにしましょう。

クレンジングで余計な皮脂を落として、乾燥から余計な皮脂が分泌されないようにしっかりと保湿をすることが大切です。また、皮脂の過剰な分泌を防ぐためには、生活習慣にも気を付けると良いでしょう。開き毛穴にお悩みの方は、食生活や睡眠時間、日常的な運動など、日頃の生活習慣にも注目してみてください。

また、紫外線によるダメージを軽減させるためには、普段から日焼け止めを使用してUV対策を行うようにしましょう。

すり鉢状毛穴

すり鉢状毛穴はターンオーバーが正常に働いていれば避けられます。すでにすり鉢状毛穴になっている状態を解決する際にも、ターンオーバーは大切です。ターンオーバーを整えるためには、生活習慣や食生活を見直して、健康な状態を保てるようにしましょう。

また、すり鉢状になっている毛穴はその毛穴の開いた部分に汚れが溜まりやすい傾向にあります。そのため、汚れがたまらないようにクレンジングや洗顔を徹底してください。洗顔後の保湿も心がけるようにしてください。

たるみ毛穴

前述したように、たるみ毛穴は加齢やコラーゲン不足などが原因で起こります。そのため、肌のハリを保つためのケアが重要になるのです。化粧水で肌に水分を与えて、クリームで蓋をすることを意識してください。この際に、コラーゲンやビタミンが含まれた化粧水やクリームを利用するとより高い効果が期待できます。

また、紫外線によるダメージが原因となる可能性もあるため、紫外線対策も行うようにしましょう。紫外線や夏や晴れの日だけに降り注ぐわけでないので、常に気を付けてください。

黒ずみ毛穴

黒ずみ毛穴も開き毛穴と同様に、角栓が詰まらないようにクレンジングで余計な皮脂を落として保湿をすることが大切です。クレンジングを行う際には、事前にホットタオルで温めると角栓が浮き上がって落としやすくなります。すでに酸化してしまっているほど毛穴に詰まっている角栓も綺麗に落とせるでしょう。

つまり毛穴

つまり毛穴も角栓が詰まっている状態なので、クレンジングや洗顔が有効です。クレンジングと洗顔で余分な皮脂を落としたら、しっかりと保湿をするようにしてください。乾燥すると皮脂が分泌されて、角栓が詰まる原因になりやすいため、保湿にも力を入れましょう。

また、ファストフードなどを日常的に食べていると栄養バランスが偏って、皮脂の過剰分泌につながる可能性があります。つまり毛穴にお悩みの場合は、食生活にも注意してください。

やってはいけない毛穴ケアは?

肌トラブルに合わせた毛穴ケアについて解説しましたが、ここではやってはいけない毛穴ケアを紹介していきます。

しっかりとケアをしないと角栓を綺麗に取り除くのが難しいですが、すぐに効果を実感したい、ケアをするのが面倒くさいという人もいるでしょう。そういった人にありがちな対策方法として、角栓を爪で押し出す、剥がすタイプのパックを使用するなどが挙げられます。しかし、そういった対策は肌や毛穴へのダメージが強く、逆に肌トラブルが悪化する可能性があるので、行わないようにしてください。

また、毛穴の角栓を落とすためにゴシゴシ洗顔をするのも禁止です。しっかりと泡立てて撫でるように洗いましょう。

毛穴を目立たなくするにはサロン脱毛もおすすめ

毛穴のトラブルは自己処理が原因で起こるケースも多いです。そのため、毛穴を目立たなくするためには脱毛も検討してみると良いでしょう。脱毛を行えば、自己処理の必要がなくなりますし、ムダ毛がなくなるので毛穴が閉じて目立たなくなるのです。

特に、サロンでの脱毛は肌への負担が少なく、敏感肌の人にもおすすめできます。ここでは、サロンの光脱毛の仕組みや脱毛によって毛穴が目立たなくなる理由について解説していきます。

サロンの光脱毛の仕組み

サロンの光脱毛は一般的に、毛のメラニン色素に反応して高出力のライトを肌に照射して、ムダ毛を弱らせる方法です。現在では、主に3つの方式が使用されており、それぞれで少しずつ脱毛方法や脱毛機が異なるため、自分に合った方法を選びましょう。

  • IPL脱毛

毛の黒いメラニン色素に反応して光を照射し、毛の生える働きを抑制する

  • SHR脱毛

バルジ領域という発毛を促進する部分に働きかけて弱体化させる

  • SSC脱毛

毛の発育を制限させる効果を持つジェルとライトを活用して毛を生えてこなくする

サロンを選ぶ際には、脱毛方法にも注目してみてください。

脱毛によって毛穴が目立たなくなる理由

サロンで脱毛をすれば、ムダ毛を自分で処理する必要がなくなり、自己処理が原因で起こる肌トラブルのリスクがなくなるのです。カミソリや毛抜きは簡単にムダ毛を処理できますが、同時に肌への負担が大きいというデメリットも抱えています。

しかも、定期的に処理をする必要があるため、少し良くなってもまた肌荒れにつながるといった負のループから抜け出せないのです。しかし、脱毛をすれば自己処理をする必要がなくなるので、負のループから抜け出せるようになります。

また、脱毛が完了すれば、ムダ毛そのものが生えてこなくなります。ムダ毛が生えてこなくなった毛穴は、しっかりと保湿をして健康な肌を保てばどんどん閉じて目立たなくなっていくでしょう。

ムダ毛を自己処理すると肌に負担がかかる

ムダ毛を自己処理すると肌に負担がかかると解説しましたが、具体的にはどのような負担があるのでしょうか。ここでは、自己処理の方法ごとに解説していきます。

  • カミソリ
  • 毛抜き
  • 除毛クリーム

すでに自分で行っている処理方法がある方などは、肌や毛穴にどのような負担がかかっているのか、確認してみてはいかがでしょうか。

カミソリ

カミソリは、ムダ毛を剃るだけの簡単な処理方法ですが、毛を剃るのと同時に毛の表面の必要な角質を削ってしまう可能性が高いのです。その結果、肌が乾燥しやすくなる、肌表面に細かな傷が入って赤くなる、かゆみやヒリヒリとした痛みが出るなどの肌トラブルにつながります。

カミソリを使用した後に肌が荒れてしまうという人は少なくないと思いますが、それは肌にも負担がかかってしまっていることが原因です。

毛抜き

毛抜きは毛を無理やり引っこ抜いているため、毛穴へのダメージが大きいです。そのため、毛穴が炎症を起こす毛嚢炎やムダ毛が皮膚の中に埋もれてしまう埋没毛などのリスクがあります。これらの肌トラブルは、毛穴が開いたり、毛穴が詰まったりする原因にもつながりますので、毛抜きで自己処理をしている、毛抜きでの自己処理を検討しているという方は、注意してください。

除毛クリーム

除毛クリームは塗るだけで簡単にムダ毛の処理ができます。それは、除毛クリームに含まれるチオグリコール酸カルシウムという成分が毛を溶かすことで可能としています。しかし、この成分は肌にもダメージを与えかねません。

そのため、肌が炎症してしまう、かゆみや痛みが出る、肌が通常よりも乾燥するという人もいます。これらの肌荒れや乾燥は毛穴の開きにつながるリスクが高いです。自己処理による肌トラブルが気になる方は、サロンの脱毛を検討してみてください。

肌に負担をかけないサロン脱毛なら毛穴も綺麗に

サロンの脱毛であれば、肌に負担をかけずにムダ毛を処理できて、毛穴が綺麗になる効果も期待できます。ここでは、サロン脱毛のメリットについて見ていきましょう。

  • 自己処理よりも肌に優しい
  • アフターケアも充実
  • ムダ毛がなくなって肌がツルツルになる

それぞれ詳しく解説していきます。

自己処理よりも肌に優しい

先ほども解説した通り、自己処理は肌への負担が大きく、毛穴トラブルにつながる可能性が高いです。しかし、サロンでの脱毛は光を照射することでムダ毛が生える部分に集中して効果を発揮するため、肌への負担が少ないといえます。

子供や敏感肌の人でも脱毛できるサロンなどもあるので、肌が弱い人や肌トラブルが心配な人も安心です。

先ほど解説した、IPL脱毛・SHR脱毛・SSC脱毛の3つの脱毛方式によっても肌への影響が異なるので、サロンのカウンセリングでテスト照射をしてもらう、スタッフに肌の状態に関して相談をするなどをしておくと、より安心して施術を受けられるでしょう。

アフターケアも充実

サロンではアフターケアも充実しています。脱毛をした後は肌が乾燥しやすいですが、美肌効果があるローションやクリームなどを塗布してくれるサロンも多いため、肌トラブルのリスクを軽減できるのです。

むしろ、脱毛前よりも肌が綺麗になったという声もあるほどなので、美肌を手に入れたい、毛穴のトラブルに悩んでいるという方におすすめできます。開き毛穴やたるみ毛穴などにお悩みの方は、コラーゲンやビタミンが含まれた化粧水やクリームを使用してくれるサロンを検討するといった選び方もあるでしょう。

ムダ毛がなくなって肌がツルツルになる

自己処理と違って、サロンの光脱毛は脱毛効果が得られます。施術を繰り返すことで、だんだんとムダ毛が薄くなって、次第に生えてこなくなるのです。ムダ毛がなくなれば時期に毛穴も閉じていき、目立たなくなっていくでしょう。

現在毛穴のトラブルにお悩みの方も、クレンジングや洗顔をしっかりとする、保湿に念入りに行う、日焼けに注意するなどの対策と合わせて脱毛を行えば、毛穴が綺麗になることが期待できます。その際には、睡眠や食生活など、普段の生活習慣にも目を向けるとより高い効果が得られるでしょう。

まとめ

毛穴は肌の潤いを維持するために必要なものです。毛穴から皮脂を出すことで肌の水分量を調節して、艶のある綺麗な肌を保ってくれます。しかし、肌の乾燥などが原因で、下記のようなさまざまな毛穴トラブルに悩んでいる人は多いです。

  • 開き毛穴
  • すり鉢状毛穴
  • たるみ毛穴
  • 黒ずみ毛穴
  • つまり毛穴

これらの毛穴トラブルの対策としては、洗顔やクレンジングを徹底する、保湿を心がけるといった方法が有効です。また、自己処理が原因の場合にはサロンでの脱毛も有効です。

施術を繰り返すことで次第にムダ毛が生えなくなるので、だんだんと自己処理を行う必要がなくなっていくでしょう。サロンの光脱毛は肌への負担が少なく、アフターケアも充実しているため、施術が原因で起こる肌トラブルのリスクも軽減できます。

毛穴トラブルにお悩みの方は、サロンでの脱毛も検討してみてはいかがでしょうか。

 

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