家でもできるハンドケアは?手を美しくするためのケア方法を紹介

ホームケアとしてできるハンドケアは種類が豊富です。どのようなハンドケア方法があるのか、日常でどんな点に注意すべきなのか、気になっているという人も多いでしょう。

この記事では、基本的なハンドケアやスペシャルハンドケアの方法、日常で注意すべき点などを解説していきます。手を綺麗に保ちたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ハンドケアとは

文字通り、手のお手入れをするのがハンドケアです。1日を通して働き続ける手は、とても乾燥をするため、適度な水分と油分を与えてあげる必要があります。洗顔後に化粧品などで顔のお手入れをするように、ハンドケアも大切なのです。ハンドケアを習慣にすることで、乾燥から手の肌を守り、見た目も良い状態を保つことができます。

ハンドケアが重要な理由

働き続ける手は常に乾燥と戦っているようなものです。手荒れをすることもあるため、ハンドケアでの保湿が必要になります。体には毛穴から皮脂が分泌をされることで肌の潤いを保つ働きがありますが、皮脂分泌の器官が少ないのが手です。

角質には厚みがあり発汗量も多い上に、手の肌は露出をしていることから紫外線や洗剤・洗浄成分などの外部からの刺激を受けやすい部分です。常に何かしらのダメージを受けているため、ハンドケアが欠かせません。

基本的なハンドケア方法

人は1日のうちに何回も手を洗っていて、その度に手の肌の水分は失われています。何度も水で手を洗うと乾燥が進んでしまうため、水を使った後には毎回ハンドクリームを手に塗ることが基本のケアです。

また、濡れたままだと乾燥が加速するので、水で手が濡れた後は清潔で柔らかいタオルやハンカチで水分を拭き取るのも大事です。水分をしっかりオフしてから、ハンドクリームで手を保湿してください。その他のケアについても見ていきましょう。

化粧水やハンドクリームで保湿

洗顔後のスキンケアは化粧水と乳液やクリームなどのケアがスタンダードですが、ハンドケアも同じような方法でお手入れをすることができます。

水を使う度に肌の必要な水分が失われていくため、化粧水で水分補給をしてあげましょう。ただ、水分はそのままだと蒸発をするので、顔のケアと同じように油分を与えてあげます。流れとしては化粧水を手に付けて、ハンドクリームの油分でふたをするイメージです。ハンドクリームはほぼ油分なので、水分蒸発を防いでくれます。手洗い後のハンドクリームでのケアだけでなく、普段からケアを行うようにしましょう。

ハンドクリームでマッサージ

ハンドケアとして、マッサージをする方法もあります。マッサージを行うと、血行が良くなって肌のコンディションを良い状態に保てます。何もつけないまま肌が乾燥している状態でマッサージをすると、摩擦などで逆に肌に負担がかかるため、ハンドクリームを塗って行うのがポイントです。

ハンドクリームの油分がマッサージをするときに肌の摩擦から守ってくれて、マッサージをする際にも滑らかに行えます。また、マッサージをすることで、手の肌にハンドクリームの保湿成分も浸透をしやすいです。化粧水を塗ってからハンドクリームを塗って、そのままハンドマッサージを行うと一度にケアができて良いでしょう。

ハンドクリームを選ぶときのポイント

ハンドクリームにはさまざまな種類があるため、目的別に選ぶと良いでしょう。手の乾燥が気になるなら、保湿が得意な成分を配合している保湿系のハンドクリームがマストです。水分保持に優れているセラミドや、外部刺激から手の肌を守り保湿効果も高いコラーゲン、肌馴染みも良いホホバオイル等もあります。

あかぎれやひび割れにお悩みの方は、ビタミンE配合のタイプがおすすめです。ビタミンEは抗酸化作用があるため、エイジング効果の期待を期待できます。ゴワつく肌が気になるのであれば、尿素系のクリームが良いです。このように、自分の悩みにあったハンドクリームを選ぶと良いでしょう。

さらに手を綺麗にするスペシャルエア

週末のお休みなどの時間にも余裕が持てるときには、スペシャルケアで手の美しさをレベルアップさせられます。スペシャルケアには、下記のような方法があります。

  • ハンドスクラブ
  • ハンドトリートメント
  • ハンドマスク
  • スチームパック
  • リンパマッサージ

それぞれの方法について見ていきましょう。

ハンドスクラブ

手の肌が乾燥をするときには、ハンドクリームが手軽にできるケア方法としておすすめですが、ハンドクリームだけでは若干力不足です。こまめなハンドクリームを塗るお手入れは大事ですが、その前に古い角質を除去することで、よりハンドクリームの効果を高められるのです。

古い角質をそのままにすると、せっかく塗ったハンドクリームの成分が浸透しにくくなります。ハンドスクラブを使えば、古い角質を無理なくオフすることができます。適量のハンドスクラブを手の肌にのせ、クルクルと軽くマッサージをして洗い流すだけと、使用方法も簡単です。ハンドスクラブを使う頻度は使用する製品にもよりますが、週に1回くらいが良いでしょう。

ハンドトリートメント

手のスペシャルケアとしては、ハンドトリートメントもおすすめです。手はたくさんの神経が集まっていて敏感なので、優しい力でトリートメントをしていきましょう。肌の滑りをよくするためにも、ハンドクリームやオイル、ローションなどを使うのもポイントです。

両手で少し温めてから手全体へ伸ばして馴染ませたら、包み込むようにトリートメントを行います。手のひらをもみほぐし、指の間も圧迫するなど、ゆったり行うとリラックス効果も抜群です。

ハンドマスク

手のケアにはハンドマスクもおすすめです。市販のハンドマスクを使えば、簡単にできます。ハンドマスクは手袋型のシートマスクになっていて、たっぷりと美容液がしみ込んでいます。

手にはめると美容成分は浸透する仕組みになっており、ケアをするときにはビニールの手袋をするので美容液が流れてしまう心配もありません。ハンドマスクなら10分程度専用手袋をして時間が過ぎるのを待つだけなので、気軽にスペシャルケアができる方法です。

スチームパック

顔だけではなく、手のケアにも取り入れたいのがスチームパックです。スチーマーとパックの使い方について解説していくと、手を清潔な状態にして十分に保湿を行い、パックを手に付けたらスチームをあてます。流れとしては顔のスチームパックと同じです。

パックを手にのせたらスチーマーをオンにして、水蒸気をあてればパックの効果もパワーアップです。スチーマーを使うことで、化粧水や美容席などの成分も、角質層までしっかりと浸透をしていきます。乾燥をしやすい手の肌にも、たっぷりの潤いを与えることができるのもメリットです。

リンパマッサージ

痩身エステなどでは、老廃物や余分な水分の流れを良くするためにも、ボディのリンパマッサージを行うことがあります。自分でできるハンドケアとしても、リンパマッサージは有効です。手のリンパマッサージはリンパの流れを良くすることができて、老廃物なども出ていくのでデトックス効果も期待できます。むくみにも効果があるのがリンパマッサージです.。先ほど解説した基本的なケアでのハンドマッサージに加えて、リンパマッサージも行ってみてはいかがでしょうか。

綺麗な手を保つために日常で注意すべきこと

美しく健やかな手の状態を維持するためには、日常でもさまざまな点に気を付けなければいけません。ここでは、綺麗な手を保つために日常で注意すべきポイントについて解説していきます。

  • 手を洗いすぎないようにする
  • 水仕事では手袋を使用する
  • 自然乾燥はしない
  • 日焼けクリームをしっかりと塗る

各ポイントを見ていきましょう。

手を洗いすぎないようにする

皮脂膜は皮膚の水分を失わせないためにも存在しますが、手を洗いすぎると皮膚常在菌も汚れや洗浄成分と一緒に流れていきます。皮膚常在菌や皮脂膜は、肌の潤いを守るために必要なものです。何度も手を洗うと洗い流してなくなってしまうため、肌は潤いを維持できません。

皮膚常在菌は弱酸性バリアを作り、肌の艶も作る存在です。善玉菌は洗いすぎで減少して、悪玉菌が優位になると手荒れもしやすくなります。適度な手洗いを心がけましょう。

水仕事では手袋を使用する

食器洗いや掃除などで水を使う作業は多いものです。そういった水仕事をするときに手を保護するアイテムとして、ゴム手袋が大活躍します。洗剤や水仕事で水を直接使うと、皮脂膜でバリアされている皮膚もダメージを受けます。バリア機能が低下して水分蒸発が激しくなると、手は乾燥してしまいます。

水仕事を行う際には、手荒れを防ぐためにも手袋をするのがおすすめです。手袋をすれば直接水や洗剤に触れることにはならないので、肌荒れの心配が低下します。ハンドクリームを塗って、布手袋をはめてからその上にゴム手袋をすると、より肌への負担を軽減できるでしょう。

自然乾燥はしない

タオルやハンカチを使うことなく、手洗い後はそのまま自然乾燥をしてしまうという人もいますが、手の肌にとって良いことではありません。自然乾燥は皮膚から水分がどんどん蒸発をする状態で、その際には潤いも一緒に失われてしまいます

手洗いをするときにはハンドソープや石鹸を使うので、洗浄成分で皮脂も流れていきます。手洗いで適度な油分がなくなった状態で自然乾燥をすると、水分の蒸発を防ぐことができません。自然乾燥が習慣化すると手が乾燥をして手荒れをしたり、くすみが出てくることもあります。

日焼けクリームをしっかり塗る

肌トラブルの原因として、紫外線も挙げられます。常に露出している手は、常に紫外線のターゲットです。真夏だけではなく年間を通して紫外線が降り注ぐため、手にも日焼けクリームをきちんと塗るようにしましょう。

顔や腕などに日焼け止めを塗る人は多いと思いますが、出かけるときには手にもUVケアが必要です。塗り忘れがないように注意してください。また、夏は日除けのための薄手の手袋なども販売しているので、そういった製品を使用するのも良いでしょう。

ムダ毛が生えているとハンドケアも無意味に

毎日のこまめなハンドケアを続けて、時間があるときにはスペシャルケアをするのが、美しい手を守るために重要です。しかし、どれだけ手を綺麗にしていても、指や手の甲にムダ毛が生えてしまっていると無意味になってしまいます。

見た目の問題ももちろんですが、ムダ毛が生えていると優れた美容成分や潤いが十分に浸透しません。ムダ毛は素肌との間にワンクッションおくようなもので、ダイレクトに肌に良い成分を届けたくても、邪魔をしてしまうのです。効果的なハンドケアを行うためにも、ムダ毛は処理をしておくべきといえるでしょう。

手のムダ毛を処理するならサロン脱毛

ムダ毛を処理するのなら、サロンでの脱毛がおすすめです。自己処理による肌の負担を減らせますし、サロンのアフターケアによって肌が綺麗になるでしょう。施術の痛みも少ないため、脱毛初心者の方でも挑戦しやすいです。また、料金が安くさらにキャンペーンなども行っているため、あまりお金をかけたくないという人にもおすすめできます。

手の脱毛に関するQ&A

先端という場所で常に働き続ける手は、人の目にもとまりやすい場所、綺麗な状態で保つことで人からの印象も良くなります。そんな手の脱毛に関して、疑問はすっきりとさせておくと、サロン脱毛を受ける際にも安心できるでしょう。

  • 手の脱毛で効果は得られる?
  • 手の脱毛は何回くらい通う必要がある?
  • 手の脱毛の痛みは強い?
  • 事前の準備やアフターケアは?
  • 施術の流れは?

気になることがある人は、ぜひ参考にしてみてください。

手の脱毛で効果は得られる?

1回で完全にムダ毛が無くなるわけではありませんが、複数回施術を受ければ脱毛効果を得られます。サロンで導入している脱毛器は、特殊な光を照射して成長期の毛にアプローチする方法です。照射して1週間から10日もするとムダ毛は自然に抜けるので、次の成長期を待って繰り返し施術を受けることで、だんだんと効果を実感できるでしょう。

手の脱毛は何回くらい通う必要がある?

手にどれくらいのムダ毛の量があるかや毛質などによって個人差はありますが、平均回数としては12回から18回くらいが目安です。通う期間としては1年半から2年くらいですが、頻繁にサロンへ行くわけではありません。毛周期を基準にして予約をするので、3ヶ月に1回程度と年間で通う回数はそれほど多くはないです。サロンの脱毛は成長期の毛にアプローチするものですが、すべての毛が成長期を迎えているわけではないため、複数回の施術が必要になります。

手の脱毛の痛みは強い?

顔やボディの部位によっては痛みを強く感じるところもありますが、手の場合はそれほど痛みを感じることはありません。むしろ刺激をあまり感じない方ですから、痛みに関してはそれほど心配をする必要はないでしょう。脱毛は濃くて太い毛だと痛みが強い傾向がありますが、手に生えているのは細い毛が多いです。

普段から痛みに弱い人だと、若干軽度の刺激を感じるかもしれません。細い輪ゴムで軽くはじかれる程度ですが、痛みが心配ならスタッフに伝えるようにしてください。痛みが強い場合は脱毛マシンのパワーを調整してもらえます。

事前の準備やアフターケアは?

手の脱毛をサロンで受ける前の準備としては、シェービングでの自己処理を済ませておくことです。自己処理に毛抜きや脱毛ワックスを使用するという方もいると思いますが、脱毛前の自己処理には使用しないようにしてください。

サロンでの脱毛は毛根に作用するため、ムダ毛を根元から抜くとサロン脱毛での効果が発揮できなくなってしまうのです。

また、アフターケアとして必須なのは、UVケアと保湿ケアです。照射した肌はとても乾燥をしやすいため、ローションやミルクでの徹底保湿を心がけます。一時的に肌はとても弱くなっていて日焼けもしやすいので、日焼け止めクリームを塗るなどのUVケアも必要です。日焼けをすると脱毛効果を得られなくなってしまう可能性もあるので注意してください。

施術の流れは?

施術の際は、サロンのスタッフが肌の状態を確認し、剃り残しなどもないかをチェックした上で照射が開始されます。サロンによっては、照射前にジェルを塗布されて、照射後に残ったジェルの拭き取りなどの工程もあります。

照射が終わればクールダウンとアフターケアです。照射後の肌はとても乾燥をしているので、ローションやミルクなどでの保湿トリートメントがあります。サロンごとにアフターケアは異なるため、選ぶ際の参考にしてみるのも良いでしょう。

まとめ

日常的にハンドケアを行うことによって、手を美しく保つことができます。さらに、ハンドスクラブやハンドトリートメントなどのスペシャルケアを行うと、より綺麗な手になるでしょう。

しかし、いくら手が綺麗になったとしても、ムダ毛が生えてしまっていては無意味になってしまいます。手を美しく保ちたい、ムダ毛をなくしたいという方は、手の脱毛を検討してみてください。

 

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