毛穴ケアに最適なクレンジングの選び方は?正しい使用方法も紹介

毛穴の開きによる肌トラブルに悩む人は多いのではないでしょうか。年齢ごとに適した肌のケアは異なるため、何歳になっても毛穴の悩みを解消できないというケースも少なくありません。

この記事では、毛穴のトラブルに悩んでいる、最適な毛穴ケア方法を知りたいという人に向けて、毛穴ケアに最適なクレンジングの選び方や正しい使用方法について紹介していきます。

目次

クレンジングで毛穴ケアはできる?

毛穴のつまりや黒ずみを気にする女性は多いのではないでしょうか。しかし、こういった肌悩みは、クレンジング方法を見直すことで解決できます。今使っているクレンジングは肌悩みに合ったものか、化粧を十分落とせているかなど根本的な原因を見つけましょう。また、クレンジング効果を高めたいからといって、強く肌をこする、クレンジング剤を多く使うと乾燥などの肌荒れにつながるので注意してください。

クレンジングで効果のある毛穴のトラブル

つまり毛穴や黒ずみ毛穴はクレンジングで解決できます。それぞれの悩みを解決する具体的なクレンジングケアについて見ていきましょう。

つまり毛穴

つまり毛穴は角栓が毛穴につまっている状態を指します。これは、化粧を落としきれていない、肌をこすりすぎて皮脂の分泌が過剰になっているなどの原因が考えられます。化粧の濃さに合わせてクレンジングを見直す、よく泡立てたクレンジング剤で肌を優しく包み込むように洗顔することでつまり毛穴の改善が期待できます。

また、ムダ毛を気にして無理に自己処理すると、毛穴が開く、埋没毛になるといった肌トラブルにつながります。開いた毛穴には汚れが吸着しやすく、化粧以外にもホコリや花粉が付きやすくなるでしょう。また、埋没毛は毛穴を塞ぎ、無理に抜こうとすると毛穴が開いたまま閉じないことがあるので注意が必要です。

黒ずみ毛穴

黒ずみ毛穴は、毛穴につまった角栓やホコリ・花粉などの汚れが酸化することで発生します。黒ずんだぽつぽつ毛穴から無理に角栓や汚れを取ろうとするとさらに毛穴が広がり、黒ずみ毛穴が悪化するという悪循環に陥ることがあるので注意しましょう。

黒ずみ毛穴は、つまり毛穴と同様にクレンジングを見直すことで改善が見込めます。また、乾燥した肌にも黒ずみ毛穴ができやすいので、化粧水や乳液で保湿し、常に肌の潤いをキープすることが大切です。

毛穴ケア向けのクレンジングの選び方は?

クレンジングと一言でいっても、その種類はさまざまです。自分に合ったクレンジングを選べていないと、化粧を落としきれない、肌に合っていないなどの理由から、肌荒れや毛穴トラブルにつながる可能性が高くなります。

では、自分に合ったクレンジングを選ぶためには、どのようなポイントに注目すれば良いのでしょうか。ここでは、毛穴ケア向けのクレンジングの選び方を紹介します。

  • 種類
  • タイプ
  • 年齢
  • 洗浄力
  • 成分

毛穴トラブルへの効果が期待できるクレンジングをお探しの方は、上記のポイントを確認しながら選ぶと良いでしょう。それぞれのポイントについて解説していきます。

種類

クレンジングには、オイルタイプやジェルタイプ、クリームタイプなどのさまざまな種類があります。

一般的に、オイルやリキッドジェル、バームなどのこっくりしたテクスチャーのクレンジングは、濃いメイクをしっかり落とすのに効果的といわれています。クリームやミルクなどのさらさらしたテクスチャーのクレンジングは化粧が比較的薄い人におすすめです。

タイプ

クレンジングには、ふき取りタイプやダブル洗顔タイプのものもあります。

ふき取りタイプは化粧を落とすのが面倒なときでもさっと落とすことができるので、一つ持っておくと便利でしょう。しかし、化粧の落とし残しが多い、しっかり落とそうとしてごしごし肌をこすってしまうなどの摩擦が生じやすいといったデメリットがあるので、日常的な使用はあまりおすすめできません。

ダブル洗顔タイプは、クレンジング効果と洗顔効果の2つを同時に感じられます。一般的なクレンジングは化粧を落とす効果のみで、それ以外の保湿・洗浄効果が低いです。ダブル洗顔タイプは化粧も落とせて、保湿洗浄しながら肌ケアができる便利なアイテムなので使っている女性が多いようです。「1本ですべてのケアを終わらせたい」「疲れているときにスキンケアを時短したい」という人はぜひ使ってみましょう。

年齢

肌状態や化粧ノリは年齢によっても変わってくるので、年齢に合ったクレンジングを選びましょう。年齢ごとのクレンジングの選び方は下記のポイントを抑えることが大切です。

  • 10代

皮脂の分泌が盛んでニキビができやすいため、ニキビケアに特化したクレンジング・洗顔などのスキンケアを選ぶと良いです。

  • 20代

10代の頃よりニキビができにくくなり、化粧が濃くなります。ニキビケアよりも、化粧の落ち方や保湿効果に重点を置いたクレンジングを選択しましょう。

  • 30代

肌のボーダーラインといわれる年齢です。40代~50代に向けてアンチエイジングを意識したクレンジングを選ぶことが、将来の肌状態を左右します。

  • 40代

若いときより皮脂の分泌が少なくなり、乾燥による肌のツッパリ感や小じわが気になる年齢です。ミルクタイプやクリームタイプのような保実効果の高いクレンジングを選びましょう。

  • 50代

肌のくすみや古い角質が気になる年齢です。また、1本でケアを終わらせたいと感じる50代以上の女性が多いので、ダブル洗顔不要、角質やくすみを落とし肌を明るく見せる効果があるクレンジングがおすすめです。

洗浄力

クレンジングによって、洗浄力も大きく異なります。ここでは、洗浄力が高い順に見ていきましょう。まず、オイルクレンジングは強い力をかけなくても化粧が落ちやすく、洗浄力が非常に高いです。日常的に濃い化粧をしている人はオイルタイプを選ぶのが安心といえます。乾燥肌や敏感肌の場合、洗浄力が高すぎて乾燥しやすいため、そういった人はオイルクレンジングの中でも保湿成分をたっぷり配合しているものを選びましょう。

リキッドやバームタイプのクレンジングも洗浄力が高いですが、リキッドはオイルよりさらさらしたテクスチャーで洗い上がりがさっぱりします。バームは肌に溶けていくようなテクスチャーで毛穴につまった化粧や汚れまで落とす効果があります。

ジェルタイプのクレンジングはオイルよりも肌に優しい洗浄力で、クリームのようなべたべた感を感じたくない人におすすめです。洗浄力がやや落ちてしまう、ダブル洗顔が必要といったデメリットがありますが、さらっとした洗い上がりにしたい人はぜひ使ってみましょう。

最後に比較的洗浄力の低いミルクタイプは、ナチュラルメイクで毛穴悩みがあまりない人にぴったりのクレンジングです。洗浄力より保湿効果が高いものが多いので、乾燥が気になるときにも使いやすいでしょう。洗浄力が高すぎると肌荒れにつながる可能性も高いので、感想肌や敏感肌の人はジェルタイプやミルクタイプのクレンジングがおすすめです。

成分

クレンジングの後は、乾燥や肌のツッパリ感が気になるという人も多いでしょう。高い保湿効果のある成分を含んだクレンジングを選べば、こういった悩みを解決できます。代表的な保湿成分として、セラミド、スフィンゴ脂質、アミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが挙げられます。クレンジングのパッケージに記載してある成分表記を確認して、保湿効果の有無を判断しましょう。

毛穴ケアのためのクレンジングの正しい使用方法

つまり毛穴や黒ずみ毛穴といった悩みを解決するには、毛穴ケアを目的とした正しいクレンジング方法を知ることが大切です。間違ったクレンジング方法は毛穴悩みの悪化や肌トラブルにつながるため、すぐに改善してください。

乾いた手に適量を手に取る

清潔な状態の乾いた手に適量のクレンジングを取ります。濡れた手でクレンジングを行うと、洗浄力が落ちる原因になるので注意してください。お風呂に入りながらクレンジングを行う場合は、一度タオルで手を拭いてからクレンジングしましょう。

手の上で柔らかくしてから顔全体に広げる

クレンジングを手の上に取ったら、手のひらで温めて柔らかい状態にしてから顔全体に広げましょう。柔らかい状態のクレンジングは肌を強くこすらなくても顔全体に広がりやすく、化粧も落としやすくなります。また、手のひらの温度で暖かくなったクレンジングは、毛穴から余分な汚れや皮脂を浮かせてくれるでしょう。

ポイントごとに気を付けながらメイクを落とす

化粧が濃い目元や、コンシーラーでニキビやシミ、クマなどをカバーしている場所は、先にポイントリムーバーで落としてから顔全体をクレンジングしましょう。皮脂の分泌が盛んなTゾーンや小鼻、毛穴の開きが気になる鼻や頬のあたりは、ゆっくり馴染ませるようにクレンジングし、強くこすらないことがポイントです。

フェイスラインやおでこの生え際周辺は洗い忘れが多いので意識してクレンジングすると良いでしょう、このように、ポイントごとに気を付けながらメイクを落とすことが効果的な毛穴ケアにつながります。

ぬるま湯ですすぐ

クレンジングをすすぐ際は、30~32度のぬるま湯で優しくすすぎましょう。暑すぎる温度のお湯は、肌に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥につながります。また、皮脂や汚れが毛穴から浮き出る温度が約30~32度といわれているので、目安として覚えておきましょう。少し温いかなと感じるぐらいの温度が毛穴ケアにぴったりの温度です。

洗顔もしくは保湿

ダブル洗顔が必要なタイプのクレンジングは、落とした後にさらに洗顔する必要があります。洗顔をしないでクレンジングのみの状態だと、肌を綺麗にすることができません。

ダブル洗顔が不要なタイプは洗顔する必要はありませんが、保湿を忘れないようにしましょう。確かにクレンジングは毛穴ケアに効果的な方法ですが、クレンジング後のケアを怠ると、逆に乾燥して肌荒れが気になるようになった、といった事態になりかねません。ダブル洗顔が必要なタイプは洗顔後に、ダブル洗顔不要なタイプはクレンジング後に、必ず保湿を行ってください。

毛穴の悩みにはサロン脱毛もおすすめ

顔には意外と産毛が多いですが、産毛は水分や油分をはじく働きがあるため、クレンジングや洗顔の効果が落ちる心配があります。また、産毛が生えていると保湿成分が浸透しにくい、化粧ノリが悪くなりやすいなどのデメリットもあります。そのため、毛穴のトラブルにはサロン脱毛も効果的です。

ムダ毛がなくなって毛穴が閉じる

顔脱毛を行うことで、産毛と一緒に毛穴につまった角質や皮脂などの汚れを取り除くことができます。角質や皮脂は毛穴が開く原因になりますし、ムダ毛が生えていることで毛穴がつまりやすくなってしまう可能性が高いです。ムダ毛がなくなることで、徐々に毛穴が閉じていくでしょう。

アフターケアで肌が綺麗になる

脱毛の施術で産毛がなくなると、肌がワントーンアップします。さらに、アフターケアでは、サロン独自の美容成分が含まれたジェルやローションなどを塗布してくれるので、アフターケアで潤いをチャージすればより肌が綺麗になります。

自己処理による肌トラブルがなくなる

顔の産毛を定期的にカミソリやシェーバーで処理する女性は多いと思いますが、カミソリは肌を傷付けてしまう可能性があります。特に敏感肌の人は、自己処理で皮膚の薄い部分が赤くなってしまったという人もいるのではないでしょうか。

また、自己処理は肌にかける負担が大きいので、ニキビなどの肌トラブルにもつながります。脱毛施術を受けることで自己処理の回数が減れば、それに伴って肌トラブルの軽減が期待できるでしょう。

化粧水の浸透が良くなる

産毛の水分や油分をはじく働きにより、保湿ケアとして化粧水や美容液を塗っても、浸透が妨げられてしまう場合があります。入念にスキンケアをしているにも関わらず、乾燥がひどい、肌荒れが治らないといった経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。これは産毛が原因であると考えられます。脱毛で産毛がなくなれば化粧水の浸透力が高まるので、スキンケアの高い効果を実感できるでしょう。

メイクノリが良くなる

産毛は肌に凹凸を作ってメイクノリを悪くしてしまいます。ファンデーションの色を肌色に合わせているのになんとなく浮いて見える、ファンデーションが落ちやすく密着している感じがしないなどの悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。そういった悩みは、顔脱毛をすることで解消できる可能性が高いです。脱毛をしてメイクが肌に馴染むようになれば、より華やかな印象になって雰囲気も明るくなるはずです。

顔脱毛が完了するまでの回数や期間

顔脱毛が完了するまでの回数や期間は、個人差があります。一般的に、自己処理が楽に感じるようになるまで平均で4~6回、ほとんど自己処理しなくてもいい状態にするには平均8~12回の施術が必要とされています。しかし、毛量や毛質によっては12回以上の施術が必要になる場合もあるので、注意してください。顔の産毛にコンプレックスを感じている人は、サロンスタッフに相談して施術回数を決めましょう。

また、施術回数によってかかる期間は大きく異なります。脱毛は毛周期に合わせて行うので、2~3ヶ月に1回の頻度で施術を行うのがベストです。つまり、自己処理が楽になったと感じるまで1年~1年半、ほとんど処理が必要がなくなるまでは2年~2年半の期間がかかります。12回以上の施術となるとさらに長い期間がかかってしまうでしょう。

また、妊娠中はホルモンバランスの影響で肌が炎症を起こしやすいため、脱毛の施術を行うことができません。プランの途中で妊娠が分かった場合には、一旦休止し、再び脱毛を再開できるようになるまで待たなければいけないので、脱毛をする際には妊娠の予定がない期間に行うようにした方が良いでしょう。脱毛の途中で妊娠してしまったことから、脱毛完了までに5年近くかかったという女性もいるので、注意してください。

顔脱毛のお手入れの流れ

顔脱毛ではまず、施術の前日までに顔のムダ毛を自分で処理しておく必要があります。事前の自己処理は、顔の皮膚を傷付けないように電気シェーバーで行うのがおすすめです。当日は、施術前にサロンのスタッフが剃り残しがないかをチェックして、必要であればシェービング対応となります。サロンによっては有料であったり、剃り残し部分を避けての照射の可能性もあるので、カウンセリングでチェックしておきましょう。

剃り残しの問題がなければ照射開始です。顔脱毛の範囲はサロンによって異なるので、自分が脱毛したい部分が含まれているサロンを選んでください。照射が完了したら、アフターケアとしてジェルやローションを塗布して終了です。

まとめ

この記事では、毛穴トラブルを解決するためのクレンジング方法を紹介しました。つまり毛穴や黒ずみ毛穴などの毛穴トラブルは、クレンジング方法を見直すことで解決できるでしょう。クレンジングをする際には、下記の流れで行うようにしてください。

  • 乾いた手に適量を手に取る
  • 手の上で柔らかくしてから顔全体に広げる
  • ポイントごとに気を付けながらメイクを落とす
  • ぬるま湯ですすぐ
  • 洗顔もしくは保湿

また、毛穴トラブルの解消には脱毛も効果的です。ムダ毛がなくなって綺麗な肌を保ちやすくなるので、ぜひ検討してみてください。

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