除毛クリームで短い毛が残る理由は?綺麗に処理する方法を紹介

塗るだけで簡単にムダ毛の処理ができることから人気のアイテムが除毛クリームです。しかし、除毛クリームを使用していても綺麗に処理できない、短い毛が残ってしまうなどの悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、除毛クリームで短い毛が残る原因や正しい使用方法、除毛クリームのメリットやデメリットなどを紹介していきます。除毛クリームの処理にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

除毛クリームで短い毛が残る原因

除毛クリームで短い毛が残ってしまうという人のために、その原因について解説していきます。

  • 下処理をしていない
  • 放置する時間が短い
  • 塗布量が少ない
  • 塗布した部位に水分が付着していた

それぞれの内容について紹介するので、参考にしてみてください。

下処理をしていない

さまざまなムダ毛処理の方法の中でも、手軽で便利な方法として人気となっている除毛クリームを使った処理方法ですが、その効果を実感するためには正しい使い方を知る必要があります。

除毛クリームを使っても短い毛が残ってしまうという声も聞きますが、これは正しい使い方をすれば防ぐことができるでしょう。

短い毛が残ってしまう原因の1つは、下処理をしていないことです。除毛クリームは、ムダ毛を「溶かす」ことで毛を取り除くアイテムです。そのため、下処理をしていない長い毛に除毛クリームを使用しても、クリームが行き渡らずに、根本の毛が除毛されず残ってしまうことがあります。

放置する時間が短い

除毛クリームを使用する際の待ち時間は、「有効成分をじっくり肌の角質層まで浸透させるための時間」です。市販の除毛クリームには、それぞれの有効成分に応じて放置時間が定められており、表記されている通りの時間、毛が解けるのを待つ必要があります。表記されている放置時間に満たないままクリームを取り除いてしまうと、毛が溶けきらず残ってしまう原因になるので、注意してください。

除毛効果を高めるためにも、除毛クリームを塗ってから拭き取るまでの時間は絶対に守りましょう。

塗布量が少ない

クリームの塗布量が少ない、均一に塗れていないという場合にも、毛の根元にクリームが行き届かず、短い毛が残ってしまう原因となります。クリームを使う量を節約したいからと少なく塗布してしまうとやり直しが必要になって、逆に多く塗らなければいけなくなってしまうため、塗布量には気をつけるようにしてください。

塗布した部位に水分が付着していた

肌に水分や油分、汚れなどが付着しているとクリームが綺麗になじまず、除毛効果が薄れてしまいます。使用する際には、肌に付着している水分や汗、汚れなどに注意してください。

除毛クリームで短い毛を残さないためには?

除毛クリームで短い毛が残ってしまう原因について解説しましたが、ここからは短い毛を残さないためのポイントについて解説していきます。

  • 体を清潔にして水分は拭き取る
  • 長い毛はカットしておく
  • 毛の流れに逆らってムラのないように塗る
  • 放置時間は使用方法を守る
  • 除毛をした後は保湿も忘れない

除毛クリームの使い方でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

体を清潔にして水分は拭き取る

除毛クリームで綺麗に除毛するためには、クリームを塗る前に、肌に何もついていない状態にしておく必要があります。

先ほども解説した通り、肌に水分や油分が付着していると、クリームが綺麗になじみません。また、肌が汚れていても効果を妨げる原因となりますので、清潔な肌の上に使用するようにしましょう。ボディクリームやオイル、日焼け止めなどを塗っている場合は、落としてからクリームを塗るようにしてください。

シャワーなどで汚れを落としたときは、水気をしっかり拭き取ることを忘れないようにしましょう。入浴後は肌がやわらかくなり毛穴が開きやすくなりますので、効果を上げるのにおすすめです。しかし、肌が濡れていると効果を得にくくなるため、拭き取るのを忘れないようにしてください。

長い毛はカットしておく

毛の根元にまでしっかりクリームが行き届かせるためには、除毛をする前に長い毛を短くカットすることが大切です。ここでカミソリを使うと、刃が直接肌に当たることで目には見えない細かい傷がついてしまう可能性があります。傷があるまま除毛クリームを使用すると肌トラブルが起こる可能性が高くなるため、ハサミなどを使って短くカットするのがおすすめです。

毛の流れに逆らってムラのないように塗る

塗布量は一般的に「1mm~3mmほどの厚さ」といわれています。目安としては、毛がしっかり隠れるようにたっぷり塗るのを意識すると良いです。そうすることで毛の根元までクリームが届き、短い毛が残ることなくしっかり除毛できます。

クリームはあまっても次の処理にまた使えるので、広範囲の除毛を考えている場合は少し多めに購入しておいても良いでしょう。

商品によっては、手で塗布できるタイプのものもありますが、市販の除毛クリームに付属されているヘラやスポンジを使うとムラなく塗布できます。効率良く処理をしたいならヘラやスポンジを活用してみてください。このとき、毛の流れに逆らって塗ると、塗り残しを防ぐことが可能です。

使用後の専用ヘラやスポンジは水でよくすすぎ、風通しの良い場所で乾かしましょう。

放置時間は使用方法を守る

使用方法をよく読み、表記されている放置時間を守って放置してください。放置時間が経過したら、一部のクリームを付属のヘラやスポンジで取り除き、除毛ができていることを確認します。除毛効果が確認できたら、残りのクリームも取り除きましょう。

除毛時間はムダ毛の量や毛質により個人差もありますが、表記されている放置時間を超えて放置しないようにしてください。過剰な放置は、かゆみや痛みなどの肌トラブルを引き起こす原因になる可能性が高いです。

放置している間、クリームがどこかに付着してしまうのが心配な場合は、塗った箇所にラップを巻くのも良いでしょう。クリームが乾燥するのを防ぎ、有効成分が浸透しやすくなる効果もあります。

除毛をした後は保湿も忘れない

除毛した後、クリームが肌に残ったままだと、肌荒れが起きる可能性があります。肌を刺激しないように、ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。また、除毛後の肌は薬剤により、いつもよりデリケートになっています。摩擦により肌を痛めてしまう可能性もあるため、強くこすらず、優しく丁寧に洗ってください。

除毛後の肌は普段よりも乾燥しているため、水分を拭き取った後は、ローションやクリームでしっかり保湿することを忘れないようにしましょう。除毛のみでなく、アフターケアもしっかりすることで肌トラブルを減らし、お肌を綺麗に保つことができます。

除毛クリームのメリット

除毛クリームは正しく使えば綺麗に処理ができる自己処理方法ですが、そのほかにどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは除毛クリームのメリットについて解説していきます。

手軽に処理できる

除毛クリームのメリットは、なんといってもその手軽さでしょう。ドラッグストアやスーパーマーケットで購入できて、さっと塗って洗い流すだけなので、30分程度の時間があればムダ毛をなくすことが可能です。

また、カミソリや毛抜き、シェーバーなどは広範囲の処理をするのに時間がかかりますが、除毛クリームなら塗るだけなので時間も手間もあまりかかりません。背中などの手が届きにくい部位も処理しやすいというのもメリットです。

忙しい学生さんやキャリアウーマン、子育て中のママにもピッタリな処理方法といえます。

処理した後も毛がチクチクしない

カミソリなどでムダ毛を処理すると、剃った後の毛がチクチクして気になるという人は少なくないでしょう。しかし、除毛クリームは毛を溶かすことで処理するので、処理後の毛がチクチクするといったような不快感がありません

除毛クリームのデメリット

除毛クリームにはメリットもありますがデメリットもあります。ここからは、除毛クリームのデメリットについても確認していきましょう。

肌に合わないことがある

除毛クリームは肌トラブルを引き起こしてしまうリスクがあります。前述した通り、毛を溶かすことで処理をする除毛クリームは、手軽ですが肌への負担が大きいです。

除毛クリームには毛の主成分であるタンパク質を溶かす成分が含まれているのですが、そのタンパク質は肌の主成分でもあります。そのため、除毛クリームはときに肌の表面を溶かし、肌荒れを引き起こしてしまうことがあるのです。

特に敏感肌の人は毛を溶かす成分が肌に合わない場合、炎症を起こしてしまうリスクが高く、肌荒れがひどくなると、皮膚科などで診察を受けなくてはいけない可能性もあります。ひどい炎症を避けるためには、使用する前に必ずパッチテストを行うようにしましょう。

使用できない部位がある

顔やデリケートゾーン(VIOライン)など、除毛クリームを使用できない部分もあります。これは、配合成分が肌に刺激を与えるため、顔やデリケートゾーンなどの皮膚の薄い部分は炎症を起こしやすく、使用が難しいのです。また、背中などの手が届きにくい部分は、自分で処理しようとすると塗りムラができてしまって、効果が出ないこともあります。

脱毛効果は得られない

除毛クリームは、あくまで「除毛」です。肌の表面に出ている毛を一時的になくすだけで、毛根には影響を与えません。いくら手軽に綺麗に処理できるとはいえ、「脱毛」ではないので、除毛しても一定期間が立つとまたすぐに毛を処理しなくてはなりません。つまり、繰り返し半永久的に処理し続けなければいけないのです。

除毛クリームの選び方

除毛クリームのメリットデメリットについて解説しましたが、ここからは除毛クリームの選び方について解説していきます。

  • 肌に合っているかどうか
  • 使用できる部位
  • 匂いの有無

選び方のポイントについて見ていきましょう。

肌に合っているかどうか

除毛クリームを選ぶ際は、配合されている成分や使用できる部位などの特徴をチェックし、自分の肌にあったものかどうか確認してから購入しましょう。

ドラッグストアには、さまざまな除毛クリームが販売されています。例えば、天然由来成分比率が高いもの、保湿成分が配合されているもの、肌が弱い人向けの敏感肌用のものなど、多種に及びます。

例えば乾燥肌で、保湿を重視したい人は「ヒアルロン酸」や「シアバター」「アロエエキス」「海藻エキス」「ローヤルゼリー」などが配合されているものを選ぶと良いでしょう。

敏感肌の人は、「敏感肌用」として販売されているものがおすすめです。ハーブが配合されている、天然由来の成分が配合されている、など比較的肌に優しく作られています。

とにかく除毛効果を重視したいという人には、「水酸化ナトリウム」「水酸化カルシウム」といった成分が多く含まれているものがおすすめです。ただ、敏感肌の人が効果の高いクリームを使用すると、ヒリヒリしたり痒みが出たりする可能性もあるので注意が必要です。

使用できる部位

除毛クリームは、製品によって使用可能な箇所が決められていることが多いため、「どの部位を脱毛したいか」を念頭に置いて選ぶと良いでしょう。特に顔やデリケートゾーンへの使用を考えている場合は、「その部位に対応しているか」をしっかりチェックして選ぶようにしてください。

匂いの有無

除毛クリームには、特有のツンとした匂いがあります。特に、お風呂などのこもった場所で処理するとき、苦手な匂いで体調が悪くなってしまうのは避けたいところですよね。

そのような特有の香りが苦手な人は、香り付きのものを選ぶとよいでしょう。ラベンダーやジャスミン、ローズや柑橘系の香りなど、気に入ったものを選ぶとリラックス効果も高まります。

ムダ毛を綺麗に処理したいならサロン脱毛がおすすめ

ここまで除毛クリームについて解説しましたが、ムダ毛をなくして綺麗な肌にしたいという方は、サロンの脱毛がおすすめです。なぜサロンの脱毛がおすすめなのか、見ていきましょう。

脱毛効果が得られる

「脱毛」は、除毛のように表面に生えている毛だけを処理するのではなく、毛根のメラニン組織にまで直接ダメージを与えるので、確実な脱毛効果が期待できます。

サロンに通う必要があるため費用と時間はかかってしまいますが、一度脱毛が完了してしまえば自己処理する必要がなくなり、カミソリ負けや剃り残しなどの毛トラブルに悩まされることもなくなります。

一生の間に、ムダ毛処理に要する時間や、肌トラブルに悩む時間、また、友達や彼に処理残しを発見されてしまう、などのリスクを考えると必要な投資ともいえますね。これから、ムダ毛に煩わされることがなくなるというのは魅力的でしょう。

美肌効果も期待できる

トラブルを気にせず、安心してムダ毛のお手入れをしたい人にもサロン脱毛がピッタリです。「カミソリ負けがひどい」「除毛クリームで肌荒れが起きた」など、ムダ毛処理に関する悩みを経験している方は、特にサロンでの脱毛がおすすめです。

サロンでは脱毛の施術をしながら、ジェルやローションで保湿ケアを行ってくれます。その丁寧な保湿が、毛穴のゆるみや黒ずみの改善につながることもあります。

また、徐々にムダ毛が少なくなることで、毛穴から排出される皮脂や汗、汚れなどが溜まりにくくなって、クリアな毛穴を保つことも可能です。つまり、サロン脱毛を行うことで、脱毛だけではなく、毛穴を目立たせなくすることもできます。

全身の脱毛ができる

もう1つのメリットは、サロンでは全身の脱毛ができることです。自己処理が難しい背中や顔、うなじ、デリケートゾーンも処理してもらえるので、文字通り全身を脱毛してもらえます。水着などの露出が多い格好をしたときでも、剃り残しなどの心配がなくなるでしょう。

まとめ

この記事では、ムダ毛処理の方法として人気の高い除毛クリームの効果的な使い方、また、除毛クリームと比較したサロン脱毛のおすすめポイントなどについて紹介してきました。除毛クリームは使い方次第で短い毛なども残ってしまいますが、正しく使えば簡単にムダ毛を綺麗に処理できるアイテムです。

しかし、手が届きにくい部位なども綺麗に処理したい場合はサロンでの脱毛がおすすめです。除毛クリームでは処理できない顔やVIOも処理できるので、ぜひ検討してみてください。

 

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