乾燥肌でも脱毛はできる?脱毛のリスクと脱毛前後のケア方法とは?

乾燥肌にお悩みの方は多いですが、そんな方の中には「脱毛をしたいけど乾燥肌でも脱毛はできるのか」といった疑問を抱えている人も少なくないでしょう。この記事では、乾燥肌の人が脱毛をするときのリスク、乾燥肌の人におすすめの脱毛方法、脱毛前後に行っておくべきことなどを解説していきます。

目次

乾燥肌とは?

乾燥肌は水分や油分が足りずに刺激などに弱い肌のことを指します。肌の水分が不足しているため、お風呂上りなどに強い肌のつっぱり感を覚えたり、肌がカサついたりごわついたりする症状があります。

また、化粧をする人は、化粧のノリが悪くなる、短時間で粉が吹いてしまうといった症状でお悩みの方も多いです。

乾燥肌の人が脱毛をするときのリスク 

乾燥肌の人が脱毛をするときにリスクはあるのでしょうか。ここでは、乾燥肌の人が脱毛をするときの主なリスクを4つ解説していきます。

  • 事前の自己処理で肌を傷つけてしまう
  • 施術の痛みが強い
  • 肌トラブルの危険性が高い
  • 施術を断られる可能性がある

以下にて、詳しい内容を見ていきましょう。

事前の自己処理でも肌を傷つけてしまう 

サロンで行う脱毛の前には、毛の自己処理をしておく必要があります。自己処理の際にカミソリや毛抜きなどで肌に傷ができてしまう人も少なくありません。毛を自己処理する際にはカミソリや毛抜きなどは使用せずに、電動シェーバーを利用するようにしましょう。他の自己処理方法よりも肌への負担が少なく、肌トラブルのリスクを軽減できます。

電動シェーバーは産毛などを剃る小型の物で十分な効果を出してくれるので、サロンで脱毛処置を受ける前に購入するのがおすすめです。

施術の痛みが強い

肌が乾燥していると、施術の痛みを感じやすいです。

水分や油分などは、肌を刺激から守ってくれる力があります。また、肌のバリア機能も兼ねているため、サロンで行う脱毛の刺激を緩和しやすくなるのです。

肌の乾燥が気になる場合には、サロンの施術契約前に乾燥肌であることを伝えることで、肌にあったケアの提案を受けられることも多いです。

また、実際に自分も肌にどれくらいの刺激や痛み、乾燥が出るのかなどのテストを受けることもできます。一度受けてみて、施術ができるかどうかを判断するのもおすすめです。

肌トラブルの危険性が高い 

乾燥肌の人が脱毛サロンを利用せず、自分で脱毛処理をすると、肌トラブルを起こしやすくなります。これは毛抜きやカミソリなどで細かい傷ができたり、その傷から雑菌などが入り、かぶれや皮膚炎などを起こしたりしてしまうことがあるからです。

また、家庭用の脱毛マシーンなどを使用しても、施術後のケアが適切でないと、乾燥肌を悪化させてしまいかねません。脱毛サロンを使わない毛の自己処理やセルフ脱毛は、乾燥肌の人は注意が必要でしょう。

施術を断られることもある

サロンで脱毛をする場合、乾燥肌でもさまざまな工夫をしながら脱毛の施術を受けることができます。しかし、サロンに行く前に行った毛の自己処理により肌荒れが起こり、あまりにも肌の状態が悪い場合は、施術を断られることもあるのです。

このような事態を回避するためにも、サロン脱毛を契約する前に、一度カウンセリングを受けて肌の状態をチェックしてもらうことが大事になります。脱毛を行うスタッフは肌に関する知識が豊富です。分からないことを解消してから、契約を行いましょう。

乾燥肌の人はサロン脱毛がおすすめ

乾燥肌でも脱毛をしたいというときにおすすめなのは、サロン脱毛です。サロン脱毛は施術後に、肌への保水・保湿をしっかりと行ってくれるため、乾燥肌を悪化させることがありません。

サロン脱毛ではスキンケアの方法を教えてくれるので、はじめて脱毛を受けたり、スキンケアを普段からあまりしていなかったりする人も安心です。スキンケア用品は、サロンやクリニックで販売している物を購入することも可能な場合があります。

肌への負担が少ない 

脱毛サロンの脱毛マシーンは、肌の状態や肌質などに合わせて強さをコントロールができます。自分の肌に合った脱毛処置を受けることができるので、乾燥肌でも肌への負担を最小限にすることができるのです。

また、前述したように、カウンセリングの際に脱毛の肌への負担がどの程度なのかを体験できるサロンも多いので、一度施術を受けておくことで実際の肌の負担を体験することができるでしょう。

美肌効果も期待できる 

脱毛サロンでは毛が持っているメラニン色素に専用の光を当て、メラニン色素を分解することで脱毛を行います。自己処理などでできてしまったシミや黒ずみなどに専用の光を充てることで、メラニン色素が一緒に分解されていき、脱毛のコースが終わるころには施術した箇所の黒ずみがほぼなくなる人も珍しくありません。

また、フェイス脱毛の場合には光を当てることにより肌細胞の活性化も期待できます。もちろん、肌のシミなどの分解も期待できることから、脱毛は美肌効果が期待できるのです。

アフターケアが充実している 

脱毛サロンでは施術後に皮膚のケアも一緒に行ってくれることがほとんどです。施術直後でしっかりとしたスキンケアが必要なときでも、サロンでスキンケアを受けてから帰宅できるので自分で難しいケアをしなくて済むのです。

施術後にサロンで行ってもらえるスキンケアがあれば、乾燥肌の人も安心して脱毛を受けられます。また、ビタミンスキンケアなどの特別なスキンケアを行ってくれるところもあります。

乾燥肌の人が脱毛前に行うべきこと

では、乾燥肌の人がサロン脱毛をする前に行うべきことには何があるのでしょうか。主な内容としては、下記の4つがあります。

  • 自己処理は電気シェーバーでする
  • お風呂の入り方を見直す
  • 汗や紫外線の対策を行う
  • 肌の保湿ケアをしっかり行う

以下にて、詳しい内容を見ていきましょう。

自己処理は電気シェーバーで行う 

前述したように、毛の自己処理の基本は電動シェーバーをおすすめします。これはムダ毛の発毛周期を管理することにもつながるからです。毛抜きなどを使うと毛根も一緒に引き抜かれてしまい、発毛周期がずれてしまいます。

また、毛抜きやカミソリなどは肌に見えない傷をつくりやすく、そこに脱毛の専用の光を充てることで、乾燥肌を促進してしまう可能性もあるのです。脱毛中や脱毛前の自己処理は電気シェーバーを使うようにしましょう。

お風呂の入り方を見直す 

入浴の際にナイロンのタオルなどで強めに肌をこすってしまうと肌に傷ができるおそれがあります。あかすりなど、肌に強い摩擦を起こす物は脱毛前には厳禁です。また、脱毛の前後は熱すぎるお風呂への入浴も控えるといいかもしれません。乾燥肌を悪化させないために、施術の1週間程前から注意をするようにしましょう。

汗や紫外線対策を行う 

前述したように、脱毛は毛のメラニン色素に専用の光を反応させて脱毛を行います。このためにほくろのある部分や、タトゥーが入っている部分などは脱毛の施術ができないこともあるでしょう。日焼けも、メラニン色素として専用の光が反応してしまいます。脱毛の前や期間中は、日焼けに気をつけるようにしましょう。

また、汗を放置した状態で脱毛ケアを受けると、雑菌が原因で肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。乾燥肌を悪化させる原因にもなりかねませんので、脱毛前後の運動などは控えるようにしましょう。

肌の保湿ケアをしっかりと行う 

脱毛は専用の強い光を肌にしっかりと細かく当てていきます。光が強いので表面に熱を感じることも多く、施術後は肌が乾燥しやすくなるでしょう。特に乾燥肌の人は、強く乾燥を感じやすいです。

脱毛後は、脱毛した部分に保水や保湿ケアをするようにしましょう。

部位ごとの保湿ケア 

「脱毛後はどんなふうに保湿ケアをしたら良いの?」という悩みを抱えている人も多いでしょう。ここからは、体の部位ごとに異なる保湿ケアについてまとめていきます。

顔のケア

顔の産毛などの脱毛を受けた場合には、顔の保湿ケアが重要になります。脱毛を受けた場合には、美容液や美容クリーム、オールインワンジェルなどを使用して保湿を徹底しましょう。

特にオールインワンジェルは、ハーフサイズやミニサイズなどでも十分脱毛の施術後に効果を発揮してくれるのでフルサイズが大きいと思う際にはサイズダウンがおすすめです。

化粧水をよりしっかりと浸透させたい場合にはシートパックなどを活用し、追加で美容液や美容クリームを使うことがおすすめです。普段乳液はあまり使わない、という人でも脱毛後は乳液を使用した方が効果を感じやすくなるでしょう。乾燥肌の場合は、これらのケアを面倒くさがらずに行ってください。行わないと、乾燥肌を悪化させてしまう原因になります。

体のケア

体のケアも手持ちの化粧水やクリームなどで問題はありません。全身脱毛の際に背中の脱毛をする人も多いですが、そのときにはスプレー式の化粧水などを使うことで背中にも保湿ケアを行えるでしょう。

普段の化粧水などでも問題はありませんが、買い足す場合には保水効果の高い物やオールインワンタイプの化粧水のスプレー式の物を選ぶことで全身や顔にもしっかりと使うことができます。

体は、面積が大きいことからケアが面倒くさいと感じる人も多くいる部位です。しかし、乾燥肌の場合しっかりと保湿ケアをしてあげないと、肌の角質がはがれてしまったり、かゆみが発生してしまったりすることもあります。顔と同じくらい丁寧な保湿をするように気をつけましょう。

VIOのケア

VIOのケアも基本的には体と同じになります。顔用のケア用品をそのまま使っても問題はありませんし、体用にオールインワンスタイルの物を購入した場合にはVIOも一緒にケアして問題はありません。

VIOは粘膜の近くになるのでコットンなどで化粧水を重ねづけするか、オールインワンスタイルで栄養と保湿保水を一気に行うことがおすすめです。

乾燥肌でもVIOだけは大丈夫と考えている人もいるかもしれません。それは間違いで、VIOもしっかりと保湿しないと肌トラブルにつながってしまうのです。VIOの毛は他と比べて太いことが多く、その分肌へのダメージも大きくなります。乾燥肌であってもなくても、しっかりとしたケアが必要になってくるのです。

乾燥肌の人が脱毛後に行うべきこと

次に、乾燥肌の人が脱毛後に行うべきことについて解説していきます。乾燥肌の人は、脱毛後に下記の3つを行うようにしてください。

  • 脱毛後も肌の保湿は欠かさない
  • 刺激・摩擦は避ける
  • 体温を上げるような行動はしない

では、以下にて詳しい内容を見ていきましょう。

脱毛後も肌の保湿は欠かさない

施術後の肌の保湿は、乾燥肌の人にとって非常に大事な物です。保湿を行わないと、肌トラブルが起こりやすくなり、最悪の場合は赤みやかゆみ、痛みなどが出て、病院に行かなくてはいけなくなる可能性があります。

スキンケア用品などが分からない場合には、刺激が少ない敏感肌用の化粧水、美容クリーム、乳液などを使用しましょう。

背中の脱毛を受けている場合にはスプレー式の化粧水や、普段使っている化粧水などをスプレーに入れてケアをすると良いです。スキンケアは難しくありません。

刺激、摩擦は避ける

脱毛直後は肌は非常にデリケートな状態になっています。そのため、当日の入浴やボディケアの注意点などが契約書類に書かれていることが多いです。特に「刺激・摩擦」に関しては注意が必要です。刺激・摩擦とは、入浴時にボディスポンジやナイロンのボディタオルなどで施術を受けた場所をこすり洗いすることです。脱毛の施術を受けた当日はシャワーなどで体の汚れを落とし、ナイロンタオルやボディスポンジを利用する場合にはこすり洗いをしないように心がけましょう。

体温を上げるような行動はしない

体温を上げる行動というと、運動やジムなどを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。その他にも、サウナに行く、熱めの湯船に長くつかる、アルコールの接種なども体温を上げる行為につながります。

脱毛後は肌が敏感な状態になっているので体温を上げることで発汗効果を促して、脱毛で開いている毛穴に汗が詰まりやすくなり肌荒れの原因をつくりやすくなるのです。辛い物やアルコールなどは血行を促進して汗をかきやすい状態をつくるので、これらも控えましょう。 

まとめ

乾燥肌の人は、脱毛前のカウンセリングでも乾燥肌であることを伝えることで不安を少なくして施術を受けることができるでしょう。「乾燥肌だから脱毛効果が期待できない」という人ほど、スキンケアでコンディションを整えることでしっかりと効果を感じられるのです。

まずはサロンでカウンセリングを受けることで、不安を少なくし脱毛当日までの過ごし方を知ることができます。乾燥肌の人で脱毛を考えているなら、まずは気になるサロンに相談をしてみてはいかがでしょうか。

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