脱毛の施術当日に制汗剤を使用しても良い?脱毛時の注意点を解説

夏の暑い時期などは、汗の対策として制汗剤を使用する人は多いですよね。しかし、脱毛の施術前は制汗剤を使ってはいけません。

この記事では、なぜ脱毛当日に制汗剤を使用してはいけないのか、制汗剤を使わない汗への対処法、その他の脱毛に関する注意点について解説します。なぜ制汗剤を使用してはいけないのか知りたい、汗をかきやすいので制汗剤を使用できないのは大変という人は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもサロンの光脱毛とは

サロンの光脱毛は、毛の黒いメラニン色素に反応する光を照射することで毛根の奥にある毛乳頭にダメージを与えて、毛が生える働きを抑制させていく方法です。施術後は1〜2週間ほどで毛が抜け落ち、施術を繰り返していくと、だんだんムダ毛が生えにくくなっていきます。

しかし、黒い色素に反応するため、白髪や金髪などには反応しません。比較的薄い毛である産毛にも反応しにくく、効果が薄いというデメリットもあります。

また、肌が日焼けしていると効果が弱まってしまいます。日焼けは肌にメラニン色素が溜まっている状態なので、その状態で脱毛をすると、肌のメラニン色素に反応してしまって、毛根まで光が届きません。その結果、脱毛の効果が低くなってしまうのです。

脱毛当日に制汗剤がNGの理由

サロンの光脱毛の仕組みについて紹介しましたが、ではなぜ脱毛前に制汗剤を使ってはいけないのでしょうか。ここでは、脱毛当日の制汗剤の使用がNGな理由について紹介していきます。主な要因としては、下記の2つです。

  • 制汗剤が毛穴に詰まってしまう
  • 制汗剤の成分が脱毛に影響を与えてしまう

順番に見ていきましょう。

制汗剤が毛穴に詰まってしまう

制汗剤は、使用すると毛穴の中に詰まる可能性があるのです。毛穴に制汗剤の有効成分が入り込むと、毛根の奥の毛乳頭まで熱が十分に届かなくなってしまいます

毛乳頭はとても強いので、少し刺激を与えたくらいではまた生えてくる可能性が高いです。むしろ、少しの刺激だと毛乳頭が活性化してしまい、もっと濃い毛が生えてくるリスクも考えられます。

こういった理由から、脱毛前の制汗剤の使用はおすすめできません。制汗剤の中には、有効成分が汗の出口にふたをすることで汗を抑える効果を得ているものもあるので、注意してください。

制汗剤の成分が脱毛に影響を与えてしまう

制汗剤を使用すると毛穴に成分が詰まる可能性があると紹介しましたが、その他にも、制汗剤の成分が脱毛に影響を与えてしまうというリスクが考えられます。ここでは、制汗剤の成分が脱毛に与える影響を詳しく紹介していきます。

  • クロルヒドロキシアルミニウム
  • 塩化ベンザルコニウム
  • 銀含有ゼオライト

それぞれの成分ごとに見ていきましょう。

クロルヒドロキシアルミニウム

クロルヒドロキシアルミニウムは、毛穴に作用する成分です。この成分が毛穴に入り、汗そのものを出にくくすることで匂いのもとを抑える働きがあります。脱毛をするときにこの成分が入っている制汗剤を使うと、毛穴に入り込んでしまっている成分が光を通しにくくなって、脱毛の効果が半減するので注意してください。

塩化ベンザルコニウム

塩化ベンザルコニウムは細菌に作用する成分で、殺菌することで匂いの元になる雑菌に働きかけるものです。しかし、細菌のタンパク質を変化させて殺菌させる塩化ベンザルコニウムは、この効果が強すぎるのではないかといわれています。

細菌のタンパク質を変化させるというのは、匂いのもとになっている細菌だけでなく、肌を守ってくれている常在菌にも作用して殺菌してしまう可能性があるのです。

そのため、脱毛前にこの成分が含まれている制汗剤を使用すると、肌がダメージを受けていたり弱まっていたりする場合があります。それによって本来の出力での施術ができなくなると、出力を弱めて施術しなければいけません。

1回の施術で得られる効果が薄くなると、脱毛効果を実感するまでの時間や脱毛完了までの時間も伸びてしまうでしょう。

銀含有ゼオライト

銀含有ゼオライトも、匂いの元になる菌に作用することで匂いを抑える働きをする成分です。こちらも塩化ベンザルコニウムと同じで、強すぎる殺菌性に問題があるのではないかといわれています。

肌の常在菌にも作用するので、肌を守る働きのある細菌が少なくなる可能性があります。肌を守る菌がいなくなると、脱毛の施術時の痛みが強くなってしまったり脱毛後に毛嚢炎や炎症などの肌トラブルにつながってしまったりするなど、さまざまなリスクがあるのです。

このように、制汗剤を使用しているだけで脱毛に影響が出ることは珍しくありません。効果も薄れてしまいますので、脱毛中の期間、特に脱毛する1週間前から前日には使用しないようにしましょう。

制汗剤を使わない汗への対処法

「脱毛前は制汗剤を使用しないようにしてください」といわれても、汗の量が多くて匂いや汗染みが目立ってしまうという人もいますよね。特に、夏場は汗の対策に困ってしまうでしょう。そこで、ここでは制汗剤を使わない汗への対処法について解説していきます。

  • タオルやハンカチでこまめに拭く
  • 脇汗パッドを使用する
  • 脇汗対策インナーを着用する

それぞれの方法を解説していくので、汗にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

タオルやハンカチでこまめに拭く

まず基本的な方法としては、タオルやハンカチでこまめに拭くことが挙げられます。このときに、タオルやハンカチを水で濡らしておくと、汗を拭き取るのと同時に体温の低下によって汗が引く効果も期待できるでしょう。

しかし、デオドラントシートの使用はおすすめできません。デオドラントシートも制汗剤と同様に、毛穴に成分が詰まってしまう可能性があります。そのため、汗を拭き取る場合にはタオルやハンカチを使用するようにしてください。

また、ネッククーラーなどで体温を冷やすのも、汗の量を減らすのに効果的といえます。タオルやハンカチを濡らすと鞄にしまえなくて困るという方は、こういった冷感グッズを活用してみてください。

脇汗パッドを使用する

脇汗の匂いや汗染みが気になる方は、脇汗パッドの使用もおすすめです。脇汗パッド自体に消臭・防臭効果がある商品も多数存在するので、匂いが気になる方はそういったアイテムを選ぶと、脇汗の匂いに関する悩みを解消できるでしょう。

脇汗パッドは基本的に、服や下着に貼ることでパッドに汗を吸収させて、衣類につく汗染みや匂いを防ぐアイテムです。しかし、中には肌に直接貼るタイプ、下着の肩紐や肩に固定して繰り返し使えるタイプなどもあります。

直接貼るタイプや肩に固定するタイプは、服に貼るタイプよりも密着しやすく、貼りたい位置にフィットしやすいという点がメリットです。しかし、肌に直接触れるのでムレやすく、肌が弱い人は摩擦などの刺激で肌荒れを起こしてしまいます。

そのため、脱毛前に使用する場合は服に貼るタイプの脇汗パッドを使用するのが安心です。

脇汗対策インナーを着用する

脇汗対策としては、脇汗対策インナーも効果的です。脇汗対策インナーは、脇に汗取りパッドがついている下着のことで、脇汗パッドを自分で貼らなくても下着を着るだけで効果が得られます。うまく脇汗パッドを貼れない人などにおすすめです。

通常の下着よりも通気性や速乾性、吸水性などに優れており、汗の匂いや汗染みを抑えられるので、普段インナーを着用している方は、インナーの代わりに脇汗対策インナーを着てみてください。

汗染みが気になる人は汗取りパッドの面積が広いものや半袖タイプ、汗の匂いが気になる人は消臭・抗菌効果があるものを選ぶと良いでしょう。

その他の脱毛時に注意しなければいけない点

ここからは、「脱毛前に制汗剤を使用しないこと」以外の注意点を紹介していきます。汗対策をしっかりして制汗剤を使用しないようにしたのに、その他の理由で施術が断られたとなると、時間も手間も無駄になってしまうでしょう。

脱毛前後はこれらの注意点に気を付けて、スムーズに脱毛の施術を行えるように準備してください。

事前に自己処理を行う

脱毛前は、必ず自己処理を行うようにしてください。サロンの光脱毛は、毛の黒いメラニン色素に反応して照射を行い、毛根に作用して毛を成長させる組織を弱らせる脱毛方法です。ムダ毛が長いまま照射をしてしまうと、肌表面のムダ毛のメラニン色素に強く反応して、やけどなどの肌トラブルが起こるリスクが高くなります。

また、毛根まで光が届かなくなり、効果が弱まってしまうというデメリットもあります。自己処理を行っていないままサロンに行っても、施術を断られる場合があるため、しっかりと自分で脱毛部位の処理を行うようにしてください。

自己処理を行う際は、ムダ毛が毛根からなくなってしまう毛抜きやブラジリアンワックス、除毛クリームなどは使用しないようにしましょう。適度にムダ毛が残り肌への負担も少ない電気シェーバーがおすすめです。

脱毛部位を丁寧に保湿する

脱毛部位の肌を丁寧に保湿することも重要です。脱毛の施術は少なからず肌にダメージを与えますし、脱毛後の肌は施術時の熱によって乾燥しています。そのため、乾燥した状態のまま放置して肌のバリア機能が低下していると、肌トラブルを起こしやすくなるのです。

安全に脱毛を行うためにも、普段から保湿に気を使って、潤いのある肌を維持しておきましょう。

日焼けをしないように対策する

脱毛をするときは、日焼けにも注意が必要です。先ほども解説した通り、サロンの光脱毛はメラニン色素に反応します。日焼けは肌の表面にメラニン色素が沈着している状態なので、そのまま照射をすると肌に沈着しているメラニン色素に強く反応して、肌にやけどを負ってしまう可能性があるのです。

また、肌に強く反応するせいで毛根まで光が届かず、思うように効果を得られない可能性もあります。脱毛期間中は露出を減らして、日焼け止めや日傘を使用するなど、日焼け対策をしっかりと行うようにしてください。

生理中は施術をしない

生理期間中は、脱毛の施術は避けるようにしましょう。生理期間中は女性ホルモンの分泌の関係で肌が乾燥しやすいため、肌のバリア機能が低下して肌トラブルを起こしやすいだけでなく、施術の痛みも強くなりやすいです。

サロンによっては、生理期間中の施術をお断りしているところもあります。VIO脱毛以外では可能というところも多いですが、万が一のことを考えると避けておいたほうが良いでしょう。

直前でキャンセルをするとキャンセル料が取られる場合もあるので、生理でキャンセルをする場合のサロンの対応についても、事前にチェックしておくと安心です。

激しい運動や飲酒は控える

脱毛前後は、激しい運動や飲酒は控えるようにしましょう。激しい運動や飲酒をすると、血行が良くなって体温が上がります。一般的には、血行が良くなるのは体にとって良いことです。しかし、脱毛の照射は熱によって毛根にダメージを与えるので、体温が上がるとさらに熱が溜まって、肌トラブルの原因になります。

かゆみや赤み、湿疹などの肌トラブルにつながりやすくなってしまうことから、サロンで注意が促されているのです。

薬の服用や予防接種は避ける

脱毛前後は、体調に大きな変化をもたらしやすい薬の服用や、予防接種などは避けるのがおすすめです。脱毛を行う時期と同時、もしくは近いタイミングで薬の服用や摂取を行うと、思わぬ肌トラブルなどにつながる可能性があります。

脱毛前の予防接種は、副作用で体調が万全ではない状態で施術することになる場合もありますし、いつもよりも刺激を感じやすく痛みや肌トラブルのリスクが増加する場合もあるのです。施術の前後1週間から10日ほどは避けたほうが良いでしょう。

また、薬は種類によって「光線過敏症」の副作用があります。基本的に脱毛前の薬の服用はNGですが、下記のような薬は特に注意してください。

  • 抗生物質
  • 抗不安薬
  • 経口抗真菌薬
  • 糖尿病治療薬
  • 解熱消炎鎮痛薬
  • 抗アレルギー薬
  • ホルモン剤
  • ステロイド外用薬

施術の何日前までなら摂取しても良いのかは、薬の種類によって異なります。サロンやかかりつけの医師に相談するようにしてください。

施術後は入浴を控える

脱毛の施術当日は、入浴を控えるようにしましょう。激しい運動や飲酒がNGとなっているように、入浴も体温が上がってしまう行為です。脱毛による肌へのダメージを軽減するためにも、湯船に入るのは控えてください。

入浴をする際は、シャワーのみで済ませるようにしましょう。

脱毛の施術ができないことはある?

ここまで、脱毛の施術をする際の注意点について解説しました。これらの注意点を破って肌の状態が悪くなっていると、施術を断られるケースもあります。脱毛をスムーズに進めるためにも、ここでは脱毛の施術ができないのはどんなケースなのか、詳しく解説していきます。

肌荒れや乾燥が酷い

脱毛したい部位の肌荒れや乾燥が酷い場合は、サロンから施術を断られる場合があります。バリア機能が低下している状態だと脱毛施術による刺激が強くなり、痛みが生じやすくなるだけでなく、肌トラブルにつながる可能性が非常に高いです。

こういった事態を回避するためにも、普段からしっかりと保湿を心がけてください。

傷跡やタトゥーがある

脱毛したい部位に傷跡やタトゥーがあると、脱毛の施術はできません。脱毛の光が反応しやすいことから、肌トラブルにつながりやすい、効果的な脱毛ができないなどのデメリットにつながります。

傷跡に関しては、負傷する前の肌の状態に戻りそうな場合は、肌の状況を見て脱毛施術が可能となる場合もあるでしょう。ケロイドになっていると、断られる可能性が高いです。

また、タトゥーをしている場所に照射をすると、やけどの危険性が高いだけでなく、タトゥーが変色する場合もあります。タトゥーを避けて照射をしてくれるサロンが多いですが、タトゥーの範囲が大きいと断られてしまうこともあるでしょう。

健康状態が悪い

健康状態が悪いときも、施術を断られることがあります。健康状態が悪いと、思わぬ肌トラブルが起こる可能性もあるため、体調が優れないときは自分からキャンセルの連絡をしたほうが良いでしょう。店舗に行ってから施術を断られると無駄足になってしまいますし、無理をしないようにしてください。

体調が悪いことが原因でホルモンバランスが乱れて普段の施術よりも効果が下がったり、自分が原因でサロンのスタッフや他のお客様に感染したりすることも考えられます。施術前に体調が悪くなった場合は、体調を万全にしてから通うようにしましょう。

まとめ

脱毛前後は、さまざまな点に気を付けながら生活をする必要があります。特に、夏場はつい制汗剤を使用してしまいがちですが、脱毛前は控えるようにしてください。毛穴に制汗剤が詰まって思うような効果が出なかったり、制汗剤の成分が脱毛に影響を与えたりする可能性があります。

「夏場の汗に悩んでいて、制汗剤を使用できないのは辛い」という人は、タオルやハンカチでこまめに拭く、脇汗パッドや脇汗対策インナーを活用するなどの対策をしてみてください。

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