ボディケアのやり方は?ボディケア用品の種類や選ぶポイントも解説

ボディケアの基本であり最も重要なことは、なんといっても「保湿」です。保湿をする際には、自分の肌質や含有成分を考慮し、ボディケア用品を選ぶようにしましょう。

この記事では、ボディケアが重要な理由やボディケアの基本的なやり方などを解説していきます。ボディケア用品の種類や選ぶポイントなども解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ボディケアが重要な理由

何かと酷使されがちな皮膚は、体の中でも繊細な部分です。体表の皮膚は、衣服に守られていても露出が多くなる機会が多く、ホコリや汚れを直接的に浴びてしまいます。また、ムダ毛の処理による刺激も肌ダメージの要因になります。

肌に蓄積されたダメージを放っておけば、毛穴の黒ずみや吹き出物、カサつきといったトラブルが起きやすくなってしまいます。したがって、適切なタイミングやケア用品で綺麗な肌を保つための工夫が必要です。

ボディケアの基本的なやり方

基本的なボディケアについて、日常のケア、入浴時のケア、入浴後のケアの3つのセクションに分けて紹介します。

日常のケア

日常のケアとしては、乾燥や紫外線の対策に留意しましょう。乾燥対策というと冬季のイメージがありますが、季節に関係なく肌に含まれる水分は蒸発していますし、屋内環境によっては湿度が低く乾燥している場合もあります。

また、肌ダメージの主たる要因ともいわれる紫外線は、5月頃から夏頃(7月〜8月)をピークに増えていくのです。加えて雲の状態によっては、太陽光の散乱により快晴時よりも紫外線量が増えるともいわれています。

クリームやオイルなどで肌の保湿を行うとともに、日焼け止めなどのUVケアアイテムを使用して肌を守ることが重要です。

入浴時のケア

入浴時、体の汚れが気になるからといって、肌をゴシゴシ擦るのはNGです。日中、外的な要因によってダメージを負っている肌に負荷を与えてしまうことになりますので、よく泡立てたボディソープや石鹸で優しく洗うようにしましょう。

汚れが気になるときや肌がざらつくときなどは、週に数回程度ボディスクラブを使うことをおすすめします。その際には使用上の注意事項をよく読み使用するようにしましょう。

入浴後のケア

入浴後、体表面についた水分は早めに拭き取りましょう。気化熱によって体表面の温度が低下するのはもちろん、必要な水分も蒸発して乾燥の原因になります。拭き取る際には体を洗うときと同様、擦らずに軽く抑えるようにして拭き取りましょう。拭き取りが終了したら、すぐにクリームやローションで保湿を行ってください。

ボディケア用品の種類

市場に数多く出回っているボディケア商品ですが、その種類によって特徴や使用法は異なります。ここでは、ボディケア用品の種類について解説します。

ボディオイル

ボディオイルは、高い浸透性と伸びの良さで使いやすく、保湿力も高いのが特徴です。また、サラサラとした付け心地で、使用後にベタつくことがないのも利点です。成分は商品によって異なりますが、グリセリンやアルガンオイル、ホホバオイルといったもので、ほとんどが油分で構成されています。

使用の際には、肌の乾燥が特に気になるときやダメージの気になる部分に塗布してください。お風呂上がり直後に、肌が若干濡れている状態で塗り込むと、水分と油分が乳化して肌へのなじみが良くなります。

ボディローション

オイルと違い、油分がほとんど入っていないのが特徴で、保湿力はそこまで高くありません。肌を保湿するというよりも、むしろ外側から水分を与える、化粧水に近いボディケア商品です。使用感はさっぱりしているものが多く、ベタつきが気になる方におすすめです。

ボディクリーム

ボディクリームは、ワセリンをはじめとした油分で構成されており、ボディオイルほどではないものの油分の含有量は多めに構成されています。また。ボディオイルの相違点として、水溶成分も含有されていることも挙げられるでしょう。

さらに、ほとんどの商品にセラミドなどの保湿成分が含まれていることもボディクリームの魅力といえます。お風呂上がり、肌が潤っている状態でクリームを使用するのがおすすめです。  

ボディスクラブ

ボディスクラブは、トウモロコシなどの自然由来の粒子や塩、砂糖などを含んだクリーム等のことです。普段の洗身では落としきれない古い角質を、上述した成分で除去することでサラサラとした仕上がりになります。

ボディソープや石鹸などで体を清潔にした状態にしてから気になる箇所に塗布し、優しく転がすようにしてマッサージしてから、十分に洗い流します。

ボディケア用品を選ぶ際のポイント

ボディケア用品はさまざまな種類があるため、どれが良いのか悩んでしまう人も多いでしょう。ここでは、数多くあるボディケア商品の中から自分に合った商品を選ぶためのポイントについて解説します。

肌質

ボディケアをしていても、使用している商品が自分の肌に合わないものだと、十分な効果は得られないばかりか、かえって肌のトラブルを誘起することになります。人それぞれ、オイリー肌や乾燥肌、オイリー肌と乾燥肌の混合肌など千差万別です。

オイリー肌ならさっぱりタイプの水分を含有したローションタイプのものを使用する、乾燥肌なら保湿成分(セラミド等)を多く含有するクリームを使用することをおすすめします。混合肌の場合は、部分ごとに使い分けるなどの工夫が必要です。

含有成分

敏感肌などの方は、商品に含有されている成分がボタニカルなものなのか、はたまたケミカルなものなのかを確認することも商品選びのポイントになります。

テクスチャーや香り

使用後の肌がサラサラな状態が良いのか、多少ベタベタしていてもしっかり保湿されているのが良いといったテクスチャーも重要です。また、香りが気になる方は、無香料のものを選ぶ、もしくは好きな香りのものを選ぶなど、香りに重点をおいて商品を選択することも一つのポイントになります。

肌を綺麗にするためにはサロン脱毛もおすすめ

肌を綺麗にするためには、サロン脱毛もおすすめです。実際、ムダ毛がなくなったことで「肌が綺麗になった」という方は多くいます。毛穴が目立たなくなる、肌の黒ずみが改善されるといった効果もあるため、肌トラブルにお悩みの方は、サロン脱毛も検討してみてはいかがでしょうか。

自己処理がなくなって肌への負担を軽減できる

サロンの脱毛によって自己処理の機会が減ることで、自己処理による肌へのダメージが軽減されます。その結果、カミソリ負けや毛嚢炎などの肌トラブルが怒らなくなり、剃り残し・毛の生え始めにともなうかゆみによる肌を掻く行為が少なくなるでしょう。角質層のバリア機能が傷つくことなく、健康な状態に保てます。

露出したファッションでも心配が必要ない

自己処理をする必要がなくなれば、普段は届かない部位の剃り残しや見落としによる剃り残しの心配がなくなります。サロンの施術スタッフが綺麗にしてくれるので、安心して露出したファッションが楽しめます。海で水着を着るのもお泊まりで出かけるのも気軽にできるようになるでしょう。

ムダ毛の処理を行う手間や時間が省ける

ムダ毛の自己処理は、定期的に生えてきた毛を処理しなければいけません。多い方では毎日処理という方もいるのではないでしょうか。脱毛することで、そういった日々のムダ毛の処理から解放されます。外出前に慌ててムダ毛の処理をしなくて良くなることに加えて、ご自身の好きなことに時間を充てることができるでしょう。

サロンの脱毛方法

全国にある脱毛サロンの多くは、光脱毛という方法を導入しています。光脱毛は「フラッシュ脱毛」ともいわれており、高出力のライトを肌に照射することで、毛のメラニン色素や毛包、毛根に作用してムダ毛を弱らせる方法です。

ライトは一度照射したら、終わりということではなく、一定のサイクル(=毛周期)で継続的にライトを当てることで、徐々に効果を発揮します。

脱毛サロンと混同されがちなものに「脱毛クリニック」が存在しますが、これは別物です。脱毛クリニックは医療機関であり「医療レーザー脱毛」が行われています。脱毛サロンに比べて、出力の高いレーザーを当てる脱毛方式で、毛のメラニン色素に作用するため、脱毛の瞬間に強い痛みをともないます。

したがって、脱毛初心者や痛みに敏感な方には脱毛サロンでの光脱毛がおすすめです。

IPL脱毛

IPL脱毛(インテンス・パルス・ライト)は、毛根や毛の黒い部分(メラニン色素)に反応する光を照射して毛の生える働きを抑制し、脱毛を促進する方式です。他の光脱毛に比べて、毛が濃い方やVIOに有効な光脱毛だといわれています。

脱毛の直後は特に変化を感じることはできませんが、個人差はあるものの約1〜2週間程度で毛が抜け落ちてきます。IPL方式に限らず、「6回目」くらいから脱毛の効果を実感できるといわれています。

毛が生える周期に合わせて、2〜3ヶ月(毛の成長期)に1回ライトを照射するため、効果が出るまではある程度の回数が必要となります。IPL方式脱毛のメリットとしては、シミやくすみなどの色素沈着、毛穴の引き締めにも効果がある点です。難点は光脱毛の中では照射出力が高い傾向にあり、若干の痛みをともなうことです。

SHR脱毛

SHR脱毛(スーパー・ヘアー・リムーバブル)は、バルジ領域という発毛を促進する領域に働きかけ、発毛指令を弱体化させます。弱体化させた結果、最終的には毛が生えてこなくなるという光脱毛で、「蓄熱式脱毛」ともいわれています。

IPL方式の光脱毛などは毛の成長期にしかライトが反応しないため、脱毛期間が長期化するなどのデメリットがありました。しかし、SHR方式の光脱毛では毛の退行期・休止期にも効果を発揮できるため、脱毛完了までの時間が短期化することが可能です。

また、色素の薄い産毛や金髪にも効果がある、日焼けシミ、ホクロがある方にも施術ができる、さまざまな肌質に対応して脱毛できる、などもメリットとして挙げられます。さらに、脱毛にともなう痛みがほぼないといわれており、刺激に弱く肌が赤くなったり、荒れたりする敏感肌の方にもおすすめの光脱毛です。

SSC脱毛

SSC脱毛(スムース・スキン・コントロール)は、毛の発育を制限する効果を持つジェルとライトで毛を生えてこなくする脱毛方式です。毛乳頭や皮脂腺へダメージを与えることなく脱毛ができるといった点で、肌の構造に優しい脱毛方式であるといえます。

肌への刺激が少ない、美肌効果を得られることが大きなメリットです。その他、脱毛時に強い刺激を感じるバストやVIOライン、顔面へのアプローチも容易であるといった特徴も挙げられます。

SSC方式の脱毛もIPL方式と同様、脱毛の効果があるのは成長期の毛だけですので、毛周期に合わせて約1〜3ヶ月で定期的に脱毛を行います。

各脱毛方式で特徴やメリットが異なるため、自分の目的や通いやすさ、脱毛計画に応じてサロンを選択すると良いでしょう。では、実際に脱毛サロンを選ぶ際のポイントについてご紹介します。

脱毛サロンを選ぶ際のポイント

脱毛方法について詳しく理解したところで、脱毛サロンを選ぶ際のポイントについて紹介していきます。脱毛サロンを決めてから後悔することのないように、抑えるべきポイントを把握しておきましょう。

脱毛範囲

脱毛サロンによってプランの形態はさまざまで、全身脱毛を売りにしているサロン、部分脱毛に力を入れているサロンなど、サロンによって異なります。同じプランの名前だったとしても、脱毛範囲が異なる可能性があるので注意してください。

一例でいえば、全身脱毛のコースに顔やVIOが入ってるサロンもあれば、「顔は除く」「VIOは除く」となっている場合もあります。自分がどこまで脱毛したいかをあらかじめ明確にしておく必要がありますし、サロンの特徴やコースを前もって調べておくことも重要です。

顔脱毛の範囲も、口周りだけ、おでこや頰も含むなど、サロンごとに違います。脱毛範囲の詳細は、契約前に確認しておく必要があります。

脱毛料金

脱毛の料金もサロンごとに違うため、前もって予算を決めておいて、それに合うサロンを探すと良いでしょう。また、サロンによっては年に数回キャンペーンを実施していて、格安で脱毛ができたり、トライアルという形で数百円で脱毛を体験できたりするサロンも存在しますので、各サロンの情報を随時確認すると良いでしょう。

追加手数料

脱毛サロンでは、脱毛料金以外に追加でシェービング料やキャンセル料が発生することもあります。

光脱毛を受ける際には、あらかじめライトを照射する箇所の毛を処理しなければいけません。背中やお尻などの自分では手の届かない箇所については、施術スタッフがシェービング対応をしてもらえますが、それ以外の部位で剃り残しがあった場合にはシェービング料がかかります。剃り残しが不安な方は、シェービング料が安いサロンを選ぶなどの工夫をすると良いでしょう。

また、予約をキャンセルした場合のキャンセル料にも注意しましょう。サロンによっては、キャンセルをすると施術1回分消費という場合もあるので、回数が無駄になってしまう可能性もあります。キャンセル料はいくらなのか、何日前にキャンセルするとペナルティの対象になるのかなどを確認しておきましょう。

予約の取りやすさ

脱毛サロンを選ぶ際のポイントで重要なのが、予約の取りやすさです。脱毛サロンを決めて契約したは良いものの、会員数が多い、営業時間が短いなどの理由で、自分が通いたいときに予約を取れないとなると、適切なタイミングで脱毛を行うことができません。予約が取れるかどうかも事前に確認しておくと安心です。

全国展開している脱毛サロン

転勤や引っ越しなどで通っていたサロンに行くことができないとなってしまうと、「まだ脱毛回数が残っているのに通えない」という状態になりかねません。したがって、転居をともなう転勤が多い会社にお勤めの方や、近いうちに引っ越すという方は、サロンの店舗数や展開しているエリアなどについても十分に留意する必要があります。

脱毛回数・期間

実際に脱毛することを決めたら、脱毛の回数や期間を決めなくてはなりません。脱毛期間内なら通い放題のサロンや、回数制のサロンなどさまざまですが、回数制の脱毛なら本当にその回数で脱毛の効果が実感できるのか、サロンのスタッフに確認を取ることが必要です。

その他、施術期間や施術の間隔についても確認しておくと良いでしょう。1回施術をしたら次は2〜3ヶ月後、2〜3週間ごとに施術できるなど、間隔も脱毛方法やサロンによって異なるため、事前に確認してください。

まとめ

本記事では、ボディケアの方法としてボディクリームやボディオイルについての使い方等を解説し、その一環としてサロン脱毛の有用性についても言及しました。脱毛をすることによって、毛穴の黒ずみの解決や毛穴の引き締め効果などが期待できます。

脱毛方法によっては美肌効果なども期待できるので、肌トラブルにお悩みの方は、サロン脱毛も検討してみてください。

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