二の腕の産毛は脱毛できる?二の腕のムダ毛処理方法を詳しく解説

二の腕の産毛は普段あまり気にならないものの、ふとした瞬間に目に入ると「意外と生えているな」と驚いた経験がある方もいるのではないでしょうか。ノースリーブや半袖の服を着こなしたいと思ったときに、二の腕がボーボーだと萎えてしまいますよね。

そこでこの記事では、二の腕の産毛の処理方法や、サロンや医療クリニックでの脱毛についてを詳しく紹介していきます。脱毛の基本情報やメリットデメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

二の腕の産毛が気になる瞬間は?

二の腕の産毛は薄くて目立たない毛ですが、ふとした瞬間に目に入ると、意外と多く生えていることに気づいてぎょっとするものです。特に二の腕の産毛が気になるタイミングとしては、下記のような瞬間があります。

  • 半袖やノースリーブ、オフショルダーのトップスを着たとき
  • 上腕まで袖をまくったとき
  • 電車でつり革を掴んだとき

外出先などで気がついてしまうと、周りに見られているのではないかなどと不安になってしまいますよね。そうならないためにも、二の腕の産毛の処理はしっかりと行っておくようにしましょう。

二の腕の産毛を処理する方法は?

二の腕の産毛は目立たないからこそ、処理も忘れがちになってしまいます。他人に見えてしまってから「しまった」ということもあるでしょう。二の腕をツルツルに見せるために、こまめにケアしておきたいものですが、どのような処理方法があるのでしょうか。ここでは、自己処理、サロン脱毛、医療脱毛といった方法の特徴について紹介します。

自己処理

一番手軽にできるのが、カミソリやシェーバーなどを使った自己処理です。カミソリやシェーバーを使って二の腕の産毛を剃れば、時間もかからずすぐにツルツルにすることができて、コスパも良いです。一方で、カミソリ負けなどの肌トラブルにつながりやすいというデメリットもあります。

他には、毛を溶かす成分が配合されている「除毛クリーム」や、ムダ毛部分に塗って乾かして一気に剥がすと毛を抜くことができる「脱毛ワックス」などを使って処理をすることも可能です。

どちらもドラッグストアなどで購入することができ、自宅で簡単に処理ができるので比較的手軽です。一方で、薬剤や、毛を抜くことによるダメージで肌が荒れるトラブルが起こる場合もあります。

いずれの手段であっても、処理をしてもしばらくすると生えてきてしまうので、二の腕をツルツルにキープするためには、何度も処理する必要があります。

サロン脱毛

サロン脱毛は文字通りエステサロンで行っている脱毛のことで、光脱毛とも呼ばれます。脱毛用の機械で毛の黒いメラニン色素に反応するライトを照射をし、毛にダメージを与えていきます。期間を空けて何回か照射していくうちに毛が薄くなっていくので、だんだんムダ毛が気にならなくなっていくのが特徴です。

サロン脱毛では、医療脱毛に比べて威力が弱いライトを照射するため、施術の際に感じる痛みが少なく、痛みに弱い人でも挑戦しやすい方法となっています。また、施術する際の1回あたりの価格が比較的安めです。

しかし、ライトの威力が弱いので、脱毛が完了するまでに回数が必要になります。

医療脱毛

医療脱毛は、クリニックや病院などの医療機関で施術してもらえる脱毛方法のことで、基本的な脱毛の仕組みはサロン脱毛とあまり変わりません。施術を繰り返すたびに毛が薄く細くなっていくため、だんだんムダ毛が気にならなくなる方法です。

医療脱毛では、サロン脱毛で使うライトよりも高威力のレーザーが使われています。そのため、サロン脱毛よりも施術1回の効果が高く、より短期間で効果を実感することができます。

しかし、高威力のレーザーを使った脱毛なので、脱毛の際の痛みが強いというのが難点です。特に、脇やVIOなどの毛が濃いところや肌が乾燥しているところなどは、人によっては叫んでしまうほど痛いともいわれています。

医療脱毛は麻酔を使用することも可能ですが、追加費用が必要になる場合もあるので、痛みが不安な方はあらかじめ確認しておきましょう。

また、1回あたりの施術の価格がサロン脱毛よりも高めです。費用や効果などのさまざまな面から注目しながら、自分に合った方法を探してみてください。

二の腕脱毛の基本情報

気になる二の腕の産毛を処理できる、自己処理やサロン脱毛、医療脱毛といった手段を紹介しました。しかし、脱毛に関してまだ不安を感じていたり疑問を持っていたりする方もいるでしょう。

サロンや医療クリニックで脱毛をすれば毛が目立たなくなってくるので、自己処理の面倒から解放されます。ここでは、「サロン脱毛や医療脱毛で二の腕を処理するのはどんな感じなのか」と疑問に思っている方に向けて、脱毛費用や回数、期間などについて解説します。

脱毛範囲

「二の腕脱毛」と呼ばれる部分の範囲は、サロンや医療クリニックによっても多少異なりますが、「肩のでっぱり部分(肩峰)から、ひじの上まで」というのが一般的です。脇の脱毛は含まれておらず、またひじ部分も含まれていないことが多い傾向にあります。

パーツごとの脱毛を行っているところであれば、二の腕だけの脱毛をすることもできますが、全身脱毛の中に含まれていたり、腕全体や上半身などの大まかなパーツごとにしかできないところも多いので注意してください。

ついでに他の部位も脱毛してしまいたい場合には問題ないですが、もし二の腕だけをピンポイントで脱毛したい場合には、それができるサロンや医療クリニックを事前調査する必要があります。

脱毛費用

二の腕の脱毛にかかる費用は、サロンか医療クリニックのどちらで行うのか、また二の腕以外の部位も脱毛をするのかによって変わります。二の腕だけの脱毛ができるところは少ないので、例として腕全体の脱毛を挙げると、サロンと医療クリニックそれぞれで、次の価格が相場です。

  • サロン脱毛:1回あたり約5,000円~7,000円(税込)
  • 医療脱毛:1回あたり約15,000円~20,000円(税込)

また、全身脱毛など範囲を大きくしたり、複数回の施術をまとめて購入するなどすれば、上記の相場よりはお得に施術することができます。医療脱毛でもサロン脱毛でも、1回だけの施術ではあまり効果がないです。何度も通う必要があることを考えると、サロンや医療クリニックごとにお得なプランを探してみるのが良いでしょう。

脱毛回数

毛が生えてこなくなる、または自己処理が楽になる程度に毛が薄くなる施術回数は、次の通りです。

  • サロン脱毛:約5~8回
  • 医療脱毛:約12~18回

ただし、効果を実感できる回数には個人差が大きく、「ツルツルにしたいのか、薄くしたいのか」といった個々の希望によっても変わってくるため、実際の施術回数はまちまちになります。いずれにしても、1~3回の施術ではあまり効果を実感できないでしょう。

脱毛期間

脱毛では、「毛周期」と呼ばれる、毛が生えてくる周期に合わせて脱毛をすることで毛を薄くしていきます。そのため、1回施術した後はおよそ2ヶ月ほどの期間を空ける必要があり、短期間で脱毛することはできません。

サロン脱毛、医療脱毛では、脱毛完了までにかかる施術回数が異なるため、脱毛期間には次のような差が出てきます。

  • サロン脱毛:約2~3年
  • 医療脱毛:約1年半~2年

サロン脱毛の中には、毛周期に関係なく脱毛できる、SHR脱毛やハイパースキン脱毛といった方法もあります。これらの脱毛方法の場合は、2〜3週間に1回程度の頻度で通うことができるため、早ければ半年から1年ほどで脱毛完了させられるでしょう。

サロン脱毛の方法については、「光脱毛の種類を徹底解説|従来の方法から最新の脱毛方法まで網羅!」の記事をご参照ください。

施術の痛み

こうした施術時に感じる痛みの強さには個人差もありますが、サロン脱毛か医療脱毛かによっても異なります。基本的にサロン脱毛は痛みが弱く、温かみを感じる程度だったという人がほとんどです。痛みに弱い人でも安心して施術を進められるでしょう。

一方で医療脱毛は、効果が大きい代わりに痛みを感じやすいという特徴があります。中には、医療脱毛の痛みに耐えきれず麻酔を使用する人もいるほどです。

ただし、二の腕は産毛がほとんどで、他の部位に比べると痛みを感じにくいです。痛みは感じるもののそこまで気にならないという方も多いでしょう。

施術時間

二の腕を含む腕全体を施術するのにかかる時間は、「約15~30分」です。しかし、剃り残しがあるとスタッフが処理をする時間が必要になって、長い時間がかかってしまう場合もあります。

ちなみに、全身脱毛はサロンで大体1時間、クリニックで大体2〜3時間なので、もし他の部位の脱毛もしたいのであれば、一緒に施術してもらったほうが時間の節約になります。

二の腕の産毛を脱毛するメリット

サロン脱毛、医療脱毛がどのようなものかについて解説してきました。意外と期間やお金がかかると感じた方もいるかもしれませんが、脱毛が終わった後の生活は脱毛を始める前よりもずいぶん楽になるものです。

ここでは、二の腕の毛を脱毛する代表的なメリットを4つ紹介します。

  • 自己処理の必要がなくなる
  • 剃り残しの心配がなくなる
  • 肌トラブルのリスクを軽減できる
  • 産毛もなくなって毛穴が締まる

順番に見ていきましょう。

自己処理の必要がなくなる

サロンや医療クリニックで脱毛をしておくと、毛がほぼ生えてこなくなるため、自己処理の必要がなくなります。カミソリなどで処理をしても、またすぐ生えてきてしまうといったストレスから解放され、自己処理にかかる時間や手間もかからなくなるのです。

うっかり処理を忘れることもなくなるので、「剃り忘れたままノースリーブの服を着て恥ずかしい思いをした」といったハプニングもなくなりますよ。

剃り残しの心配がなくなる

脱毛は自己処理と違って第三者が施術してくれるので、漏れなく毛を処理することができます。二の腕は自分の目からは見えにくい範囲なので、自己処理だと剃り残してしまうケースも少なくないでしょう。

しかし、脱毛をしてツルツルの状態がキープできるようになれば、「外出先で剃り残しに気づいて帰宅するまでずっと見られていないか心配だった」というような事態が起こらなくなります。どこから見ても隙のない二の腕にできるでしょう。

肌トラブルのリスクを軽減できる

カミソリや除毛クリームなどで自己処理をすると、カミソリ負けやクリームの成分によるかぶれなどの肌トラブルが起こることがあります。しかも、毛が生えてくるたびに処理をしなくてはならないので、肌トラブルのリスクに何度もさらされなければなりません。

サロンや医療クリニックの脱毛をすると、自己処理が必要なくなるため、そうした肌トラブルのリスクは低くなります。また、施術後に乾燥予防のクリームを塗ってくれるサロンもあるなど、肌トラブルの予防にも気を使ってくれます。医療クリニックでは万が一の場合に医師による診察を受けることができるなど、フォロー体制もあるので安心です。

産毛もなくなって毛穴が締まる

脱毛により産毛がなくなることで、毛穴が引き締まって肌がツルツルになります。二の腕の毛穴の開きや角質詰まり、ニキビなどにお悩みの方は、脱毛によってこういった肌トラブルが解消される可能性もあります。特にサロン脱毛は脱毛機の効果や施術時のアフターケアなどによる美肌効果が期待できるところもあるので、ムダ毛以外の肌に関する悩みも一緒に解消できるかもしれません。

二の腕の産毛を脱毛するデメリット

自己処理の必要がなくなり、剃り残しや肌トラブルの心配もなくなるなど、メリットも多い二の腕脱毛ですが、デメリットにはどんなものがあるでしょうか。代表的なものを3つ紹介します。

施術費用がかかる

自己処理との大きな違いは、高額な施術費用がかかることです。自己処理の場合、カミソリなら100円ショップで購入することもできますよね。しかし、脱毛の場合は、脱毛完了までに最低でも数万円もかかります。二の腕の脱毛だけで数万円取られるのは躊躇してしまうという方もいるのではないでしょうか。

サロン脱毛なら、キャンペーンで対象の部位を数百円で脱毛ができる、学割や紹介割などの制度によって脱毛費用が安くなるというところもあります。それぞれのサロンによってキャンペーンの内容や割引制度の対象などは変わるので、少しでも安く脱毛をしたいという方は、それぞれのサロンのホームページなどをチェックしてみてください。

脱毛完了までに時間がかかる

脱毛期間が比較的短い医療脱毛であっても、二の腕の毛が目立たなくなるまでには、最低1年ほどかかります。そのため、「明日海に行くから今すぐ二の腕をツルツルにしたい」といった方には効果のない手段です。

逆に、1年後までに毛をなくしてツルツルな肌にしたいという方には、脱毛は向いています。ちなみに、脱毛期間中にも電動シェーバーなどで自己処理をすることは可能なので、脱毛期間に急な肌見せの機会があってもあまり問題はありません。

施術時に肌トラブルが起こる可能性がある

自己処理に比べると肌トラブルのリスクは小さいとはいえ、ライトやレーザーの照射時にやけどをしてしまったり、施術後に肌がヒリついたりする可能性はあります。

肌の状態によってトラブルが起こることもあるので、不安がある場合にはスタッフによく相談するようにしましょう。また、テスト照射をしてくれるサロンや医療クリニックも多いので、まずはそこで、肌トラブルが起こらないかをテストするのもおすすめです。

二の腕脱毛の施術の流れ

ここまで、二の腕脱毛に関わる情報を紹介してきました。メリットだけでなくデメリットもある脱毛ですが、興味が湧いたという方もいるのではないでしょうか。しかし、どのように脱毛をするのかというイメージがはっきりしていないと、いきなり通うのは少し不安ですよね。

そこでここでは、一般的な脱毛の流れを説明します。脱毛の際は、事前準備を自分で行い、施術当日にサロンやクリニックを訪れる必要があります。

事前準備

脱毛をする際は、前日夜までに脱毛箇所の毛を剃る必要があります。これは、毛が伸びたままだと、肌表面の毛に強く反応しすぎてやけどをするリスクが高くなったり、表面の毛に反応したせいで毛根まで光が届かなくなって照射の効果がうまく出なかったりするためです。

毛を剃る際には、肌への負担が比較的小さい電動シェーバーを使います。肌の角質まで取り除いてしまうカミソリは、照射の負担を大きくしてしまうのでNGです。

また、脱毛のライトやレーザーは、毛の色素に反応して効果を発揮します。自己処理で毛を抜いてしまうと反応する色素がなくなってしまうので、毛抜きや脱毛ワックスなどの使用も避けるようにしてください。毛を溶かしてしまう除毛クリームも使用しないようにしましょう。

施術当日

施術当日は、一般的に次のような流れで進みます。

  • サロン・クリニックに行って受付をする
  • 施術室に入って着替える(タンクトップやチューブトップであれば着替えは必要ない)
  • ベッドに仰向けの状態になる
  • スタッフが剃り残しの有無を確認する(剃り残しの処理をしてくれるところも)
  • 脱毛範囲に照射を行う
  • クリームやジェルなどでアフターケアを行う
  • 施術が終わったら服を着替えて施術室を出る
  • 受付に声をかけて、必要があれば次の予約をして終了

脱毛方法によっては照射の前後にジェルの塗布や除去が必要、アフターケアを行っていないところもあるなど、細かい流れはサロンやクリニックによって異なりますが、大体はこのような流れです。詳しい内容を知りたい方は、カウンセリングで相談をしてみると良いでしょう。

まとめ

二の腕の産毛は普段あまり目立ちませんが、ふとした瞬間に気になってしまうものです。カミソリや除毛クリームなどで自己処理をすることはできますが、毛が生えてくるたびに処理をしなくてはならないのは面倒ですよね。

サロンやクリニックで二の腕を脱毛すると、だんだん毛が薄くなってくるので、自己処理の必要がなくなります。施術費用や期間はかかるものの、その後の処理が必要なくなることを考えると、圧倒的に楽になる手段です。自信を持ってノースリーブやワンピースを着るためにも、二の腕の脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。

無料カウンセリング予約 一部店舗でオンラインカウンセリング実施中