下半身が太っているのが気になる、ダイエットしているのになかなか足が痩せないなど、下半身に悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。実は、下半身は上半身に比べてなかなか痩せにくいのです。
では、下半身痩せをするにはどうすれば良いのでしょうか。この記事では、下半身が痩せにくい原因、下半身痩せをする方法、下半身痩せに効果的な方法などを解説していきます。下半身痩せをしたいがどうすれば良いのか分からない、なかなか効果が出ないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
下半身が痩せにくい原因は?
下半身が痩せにくい理由は、上半身に比べ筋肉量が多いという理由が挙げられます。通常ダイエットをすると体全体が痩せていきますが、上半身の方が効果が現れやすいとされています。その理由は、上半身には脂肪が多くつきやすいからです。
ダイエットを始めると、脂肪から先に燃焼していくため、脂肪の多い上半身から痩せます。そのため、上半身は痩せたのになかなか下半身が痩せないという印象になるのです。ここからは、下半身が痩せにくい原因をさらに詳しく解説していきます。
骨盤の歪み
まず意識すべきは、骨盤の歪みを治す、もしくは良くするという点です。骨盤の歪みを治すことで、腰回りの筋肉が鍛えられ、代謝がアップする効果が期待できます。
代謝が良くなればエネルギーの消費量が上がり、結果として効率良くスリムアップにつながりやすくなるのです骨盤周りには非常に大きな筋肉がいくつも集まっており、これらを鍛えることで全身の血流を促進し、代謝アップが望めます。
筋肉の不足
筋肉の不足も、下半身痩せの妨げとなります。筋肉が増えると、より多くのエネルギーを消費できるため、太りにくく痩せやすい体になります。つまり筋肉が多い方ほど基礎代謝が高く、自然と痩せていくというわけです。
また、筋肉が不足していることが原因で引き起こされるデメリットとして、姿勢が悪くなる、冷えやむくみ、血行不良などが考えられます。どれも、下半身及び全身のスリムアップに良くないので、しっかりと意識し改善しましょう。
筋肉が不足している=筋力トレーニングと思う方も多いかと思いますが、簡単なストレッチでも筋肉量の改善が見込めますので、運動が苦手な人などは、まずはストレッチから始めてみると良いでしょう。
むくみ・冷え
足が常に冷えている方は、むくみが起きている可能性があります。むくんでいる状態だと、全身にうまく血液を巡らせることができません。代謝がグンと落ちて、下半身痩せを実現するどころか、遠ざかってしまう可能性さえあります。
そこで、冷えやむくみを改善する方法として効果的なのが、ふくらはぎのストレッチやエクササイズです。ふくらはぎは第二の心臓といわれており、血液の流れをサポートし促進させるポンプのような役割があります。
下半身痩せを叶えるためには、ふくらはぎをしっかりと鍛え、血流を促してあげることが大切といえるでしょう。
下半身痩せする方法4選
それでは、実際に下半身痩せを実現させる4つの方法を紹介していきます。
- ストレッチ
- エクササイズ
- 筋トレ
- 有酸素運動
普段運動する習慣のない方には、筋トレや有酸素運動などは少しハードルが高いかもしれませんが、無理のない範囲で少しずつトライしていくようにしましょう。下半身痩せを叶えるために、毎日短い時間でも構わないので、自分に合ったアクションを起こしてみてください。
ストレッチ
ストレッチは体を柔軟にするだけでなく、代謝を上げて全身を温めてくれる効果があります。普段使わない部位を伸ばしてあげることで凝り固まった部分がほぐれ、血の巡りを良くしてくれるのです。ストレッチを続けていくうちに可動範囲も次第に広がり、代謝アップの効果も期待できるでしょう。
反動を使ったり無理な動きをしたりすると、体を痛めるなどケガの原因となりますので、「痛気持ち良い」程度にストレッチをするように意識しましょう。
エクササイズ
基礎代謝を向上させて痩せやすい体を作るには、筋肉を増強させる必要があります。筋肉の増強には筋力トレーニングが有効ですが、運動が苦手な方や普段あまり運動をしていない方には少しハードルが高いかもしれません。
そのような場合に有効とされるのが、全身を使ったエクササイズです。エアロビクスやヨガ、ダンスなど全身を動かし汗をかくような内容のものが効果的です。筋力トレーニングほどハードではないものの、全身の筋肉を使った運動ができるので高い効果が期待できます。
筋トレ
初めての方には少しハードルが高いかもしれませんが、筋力トレーニングは下半身痩せに非常に大きな効果が期待できます。
下半身痩せにおいて、筋力トレーニングの最大のメリットは筋肉量が増え、全身の代謝が上がることです。代謝が上がることで筋力トレーニング中はもちろんのこと、就寝中などの何もしていないときでも脂肪を燃焼しやすい体にしてくれるのです。
しかし、普段動かしていない筋肉に負荷をかけると筋肉痛を引き起こしたり、筋を痛めてしまう可能性もあるので、ご自身に合わせた無理のないやり方で行ってください。トレーニング後には、ストレッチやマッサージなどケアをしてあげることも忘れずに行いましょう。
大殿筋(大臀筋)の筋トレ
大殿筋(大臀筋)は、お尻の筋肉のことを指します。お尻の筋肉は全身の中でも大きな部位になるので、ここを鍛えることで確実に代謝アップにつながります。大殿筋におすすめなトレーニングはスクワットです。
①肩幅に足を開き背筋を伸ばします
②膝がつま先より前に出ないように腰を落とします
③太ももに負荷がかかり少しキツいなと思うところまで下げていきます
④元の体勢に戻ります
これを10回を1セットとし、3セットほど繰り返しましょう。
内転筋の筋トレ
内転筋は、太ももの内側部分にある筋肉です。ここでは、この筋肉を引き締めるトレーニングを紹介します。
①椅子に座ります
②両膝の間にタオルを4つ折りにして挟みます
③タオルを両膝で押し潰すように5秒間ほど力を入れます
これを10回を1セットとし、3セットほど行いましょう。
ハムストリングの筋トレ
ハムストリングは、もも裏の筋肉のことを指します。代謝を上げるためには、大きな部位の筋肉を動かしてあげるのが非常に有効となります。お尻同様、足もまた筋肉の大きな部位となっているため、筋トレは効果的です。
そして、ハムストリングもお尻の大殿筋と同じように、鍛え方としてスクワットが有効とされています。スクワットはキングオブトレーニングと呼ばれるほど、多くの部位に非常に有効な効果をもたらしてくれるトレーニングなので、ぜひ挑戦してみましょう。
有酸素運動
下半身痩せには有酸素運動も効果的です。有酸素運動とは、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、スイミングなどの全身運動のことを指します。これらの運動では、体内に酸素を取り入れて筋肉を動かすエネルギー源を作り出し、脂肪を燃焼する効果が期待できます。
有酸素運動だけを行うのではなく、上記の方法などと組み合わせて行えば、より効果が現れやすくなるでしょう。
その他の下半身痩せに効果的な方法
体を動かすことで下半身痩せに大きな効果が期待できますが、実は運動以外にも効果的な方法があります。これから紹介する内容は、普段の生活の中で意識すれば誰でも取り入れられる内容なので、ぜひチェックしてみてください。
運動に加えて、これらの方法を組み合わせれば、さらなる効果が期待できるので、下半身痩せを実現させるためにも、日々意識してみてください。
食生活の改善
適度な運動をし、筋肉量が増えて代謝が上がっても、食生活が乱れていると効果はあまり現れません。下半身痩せやダイエットには運動は非常に有効的ですが、食生活の改善も合わせて行うことで最大限効果を発揮できます。
ダイエットと意気込んで極端に食べる量を減らしたり、絶食のような行為をしてしまったりする方がいますが、これは絶対にやってはいけません。また食べ始めたらリバウンドしてしまいますし、エネルギーが足りなくなることによって肌がボロボロになってしまった人もいるなど、健康面にも非常によくありません。
いつもより少し食べる量を減らして腹八分目までに抑える、食べる順番・時間・食材などを意識する、栄養バランスを考えた食事にするなど、無理のない程度に行っていきましょう。
ツボ押し
下半身痩せには、ツボ押しも有効とされています。ツボを押すことで代謝が上がってエネルギーの消費量も上がると、痩せやすく太りにくい体になるのです。また、ツボ押しでは冷えやむくみの改善が期待でき、スッキリと綺麗な足を目指すことができるでしょう。
しかし、一度ですぐに効果が出るわけではありません。毎日コツコツと続けていくことで血行が安定し、痩せやすい体へと変化していくのです。時間を取るのが難しい方は、毎日のお風呂で湯船に浸かりながら足裏やふくらはぎを揉んだり押したりしてあげると、全身が温まった状態で行える上、時短にもなるので非常におすすめです。
姿勢改善
普段の生活の中で姿勢は簡単に崩れてしまいます。例えば、長時間テレビやスマートフォンを操作していたら猫背になってしまいますし、長時間同じ姿勢が続くようなデスクワークや足組みなども姿勢を崩す原因となるのです。
姿勢が悪くなると体のバランスが崩れ、使う筋肉にも偏りが出てきてしまいます。体の前後や左右のバランスを意識して改善しないと、使わない側は脂肪が蓄積されやすくなり、結果として太りやすく痩せにくい体へとなってしまうのです。
姿勢改善のためには、普段の生活の中での意識が大切となってきます。胸を張り、お腹に力を入れ、背筋を伸ばしてあげるだけで姿勢は改善していくので、少しずつ意識してみるようにしましょう。
下半身痩せに成功したら脱毛サロンがおすすめ
下半身痩せに成功したら、さらなる美脚を目指すために脱毛サロンを利用するのもおすすめです。専門的な知識を持ったプロが脱毛の施術をしてくれるサロンに通うことで、ムダ毛のない綺麗な下半身を効率良く手に入れられるでしょう。
スラリとした美しい下半身が、ムダ毛のないツルツルの肌になれば、より足に自信が生まれるでしょう。
サロン脱毛の効果
サロン脱毛がおすすめと解説しましたが、実際にサロン脱毛で効果は得られるのでしょうか。ここでは、サロン脱毛で脱毛ができるまでの回数や期間を解説していきます。脱毛の効果が気になる方は、ぜひご覧ください。
回数
脱毛サロンは、脱毛方法や個人の毛の量・濃さなどによって差がありますが、効果が得られるまでの回数は大体5〜6回ほどです。早い人は、3回目くらいから全体的に毛が薄くなったように感じられたり、生えてくるスピードが遅く感じられたりするようになることもあります。
自己処理が不要になるまでは大体10〜12回、産毛もツルツルにしたい人は、15〜18回程度が目安となるでしょう。個人差もあるので、詳しく知りたい方はサロンのカウンセリングで相談してみてください。
期間
脱毛サロンでは基本的に、毛の生えるサイクル(毛周期)に合わせて2〜3ヶ月に1回施術をすることを推奨しています。そのため、脱毛が完了するまでには2〜3年ほどかかるでしょう。
脱毛が終わるまでに3年は長い、もっと早く脱毛を終わらせたいという方は、毛周期に関係なく脱毛できる脱毛方法を選ぶのがおすすめです。SHR脱毛やハイパースキン脱毛を採用しているサロンでは、2週間に1回ほどの頻度で通えます。
脱毛を考えている方は、脱毛方法にも注目して選んでみてください。サロンの脱毛方法については、「脱毛の仕組みを徹底解説|レーザー脱毛と光脱毛の違いは?」の記事で解説しています。
サロンの足脱毛をするメリット
最後に、サロンであり脱毛をするメリットについて解説していきます。
- 自己処理による肌トラブルのリスクを軽減できる
- 剃り残しの心配がなくなってオシャレを楽しめる
- 毛穴が引き締まって美肌効果も期待できる
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。日々の努力の積み重ねで手に入れたほっそりと引き締まった下半身を、より美しく見せるために、ぜひサロンの足脱毛を検討してみてください。
自己処理による肌トラブルのリスクを軽減できる
自己処理をするときにカミソリなどを使用する方は多いと思いますが、カミソリや毛抜きなどによる自己処理は、肌に大きな負担をかけてしまいます。肌トラブルの原因となったり、色素沈着を起こして黒ずみの原因となったりする可能性があるので、できるだけ控えたほうが良いです。
脱毛サロンに通って脱毛を進めていけば、日頃の自己処理の回数が少なくなっていき、肌への負担も軽減できるでしょう。また、自己処理の手間や時間がなくなれば、その分の時間でスキンケアを行ったりトレーニングを行ったりなど、別のことに時間を割けるようになります。
剃り残しの心配がなくなってオシャレを楽しめる
せっかく下半身痩せをして自信を持って足を露出するファッションができるようになったとしても、ムダ毛が生えていては意味がありません。外出先で剃り残しに気が付いたらその日中ずっと気になってしまいますし、ムダ毛が気になって好きなファッションを楽しめないとなると、せっかく痩せたのにもったいないですよね。
サロン脱毛ではプロのスタッフが施術を行ってくれるため、剃り残しなどの心配がありません。脱毛が完了すれば、自己処理にもムダ毛にも悩まされることがなくなるので、気兼ねなくオシャレを楽しめるでしょう。
毛穴が引き締まって美肌効果も期待できる
脱毛をしてムダ毛がなくなっていくと、次第に毛穴が塞がり、肌のキメが細かくなっていきます。ムダ毛がなくなって毛穴が引き締まっていくことで、角質詰まりやニキビなどの肌トラブルのリスクを軽減できるようになるのです。
また、日本人の毛は黒いので、パッと見目立たない産毛でも、肌のトーンを暗くしてしまいます。ムダ毛がなくなれば、肌のトーンが自然と明るくなり、表情が明るく見えるようになるでしょう。
まとめ
下半身は上半身に比べ痩せにくいため、下半身痩せに苦労している人は多いですよね。その際には、「頑張っているのに痩せない」「自分には無理」と途中で諦めてしまうのではなく、自分に合ったトレーニング方法を取り入れながら効率的に行っていきましょう。
下半身は筋肉がたくさんあるので、下半身痩せを意識した生活を続けていくと基礎代謝がグングン上がり、太りにくく痩せやすい体を手に入れられるようになります。
下半身痩せに成功した方は、ぜひ脱毛にも挑戦してみてください。足痩せをして自信が出てきたからミニスカートを履きたい、せっかく痩せたから肌も綺麗にしたいという方は、カウンセリングで相談してみましょう。