Iライン脱毛の施術で濡れる?理由や対策方法を詳しく解説

「Iラインの脱毛に興味があるけど、脱毛するときにデリケートゾーンを触られて濡れたらどうするの?」「普段からおりものが多いから見られるのが恥ずかしい」「感じていると思われたら嫌だ」と心配になる人もいるでしょう。

そこで今回の記事では、Iライン脱毛の施術で濡れることはあるのかについて解説していきます。この記事を読めばIライン脱毛の施術で濡れる理由や濡れるのを防ぐ対策方法が分かります。これからIライン脱毛をしようと考えている人は、不安を少しでも解消するためにも、ぜひ最後まで記事を読んでくださいね。

目次

Iライン脱毛とは

Iラインは「女性器の両側にある部分」で、分かりやすくいうと、陰部の始まりから肛門までの縦のラインです。つまり、Iライン脱毛とは「サロンやクリニックで女性器の両端にある陰毛をなくすこと」をいいます。

Iラインを脱毛すると、ムレやかゆみなどの衛生面での悩みや、下着・水着姿になるときに毛がはみ出て見えるかもしれないという不安を解消できるので、若い女性の間でも人気のある部位です。

また、Iライン脱毛をする際は、足の付け根からデリケートゾーンの上部である「Vライン」と、粘膜を除いた肛門周りの「Oライン」を合わせて、VIO全体を脱毛する人が多いようです。

Iライン脱毛で濡れる人は多い?

自分でIラインの毛を処理した経験のある人ならイメージしやすいかと思いますが、Iライン脱毛する際にはデリケートゾーンを触ることは必至です。そうなると、浮かんでくるのが「濡れることってあるの?」という疑問ですよね。

結論からいうと、Iライン脱毛で濡れる人はいます。ただ、多いかというとそうでもありません。何故なら、Iライン脱毛では「くすぐったい」「気持ちが良い」と思う人よりも痛いと感じる人のほうが多い傾向があるからです。

つまり、痛みのほうが強く濡れるどころではないという人が多いということになります。濡れるかどうかは個人差があり、濡れる人もいれば濡れない人もいます。

もし濡れてしまっても、それは珍しいことではありません。施術するスタッフの人も仕事で慣れているので、あまり気にしすぎないでリラックスした状態で施術を受けるようにしましょう。

Iライン脱毛で濡れる原因

さて、Iライン脱毛では「デリケートゾーンが濡れる人もいる」と解説しましたが、その原因は何なのでしょうか。ここでは、Iライン脱毛で濡れる原因について解説します。

 

膣分泌液

「膣分泌液」とは、女性の性的興奮が高まったときや外部からの刺激を受けたときに膣壁から分泌される、粘性のある透明の液体のことです。前者の場合は性行為時の潤滑油としての役割から分泌され、後者の場合は不快感や痛みから性器を守るための防御本能が働いて分泌されます。

つまりIライン脱毛では多くの場合、施術時にデリケートゾーンに触られる刺激によって、性的興奮を感じていなくても、膣分泌液が出て濡れるということです。

おりもの

「おりもの」は子宮頚部や膣の分泌物が混じり合った酸性の分泌液のことです。色は基本的に透明または白濁、薄い黄色をしています。

おりものは女性の体にとって重要な役割を2つ持っています。1つは「細菌が膣に侵入するのを防ぐ役割」、もう1つは「受精の際精子が膣を通って卵子に辿り着くための手助けをする役割」です。

Iライン脱毛では、光やレーザーを照射するときだけでなく、ジェルを塗ったりシェービングをしたりする際に、デリケートゾーンを触られることになります。その際の刺激から、膣を綺麗にしようとおりものが分泌されて濡れてしまう場合があるのです。

Iライン脱毛で濡れる理由

Iライン脱毛で濡れるのは、「膣分泌液」や「おりもの」が原因であることを説明しました。ここからは、なぜ膣分泌液やおりものが出てデリケートゾーンが濡れてしまうのか、さらに詳しく解説していきます。

施術の刺激

膣分泌液やおりものは、施術の刺激を受けて分泌量が増えることがあります。施術の刺激を受けると、女性の体は不快感や痛みを和らげたり、細菌の侵入を防ごうとしたりといった「体を守る本能」が働くのです。

どちらが分泌される場合も、「本能」なので自分ではその量や分泌されるタイミングをコントロールできません

膣分泌液もおりものも、粘性のある「液体」であるため、稀に「体の水分量を減らせば分泌量も減るのでは?」と考えて、脱毛施術前に飲み物をあまり飲まないようにする人がいるようですが、決してそのようなことは行わないでください。

水分量を減らしても、どちらの分泌液も量は減りません。泌液は女性ホルモンの1つである「エストロゲン」の量に左右されるからです。脱水症状を起こさないためにも、施術前後には充分な水分摂取をするようにしましょう。

ジェルの塗布

Iライン脱毛で膣分泌液やおりものが出て濡れてしまうのは、「ジェルの塗布」が理由になることもあります。

脱毛サロン・クリニックによっては、肌の保護や潤滑剤として脱毛する部位にジェルを塗布する場合もあるのです。Iライン脱毛で使われるジェルの多くは、ひんやりとしていて肌よりも温度が低いことが大半です。ただでさえIラインは普段触る機会も少なく、デリケートな部位。

そんな場所に冷たいジェルを塗布すれば、塗られると分かっていても肌に付着した瞬間驚いてしまう人も多いです。ジェルを塗った瞬間のひやっとした刺激や、ジェル特有のヌルヌルとした感触が原因となって、膣分泌液やおりものが出てデリケートゾーンが濡れることもあります。

ただジェルを塗れば、そのうちIラインにある液体が分泌液なのかジェルなのか判別がつかなくなっていくので、ジェルを使った施術をするサロン・クリニックを選んだ場合は「濡れるかも」と過度に心配する必要はないでしょう。

不安や緊張

「濡れたらどうしよう」「感じていると思われたら恥ずかしい」などと心配しすぎると、返ってその不安や緊張からデリケートゾーンが濡れてしまうこともあります。脱毛する箇所や、スタッフの人の手の動きや視線に意識が集中しすぎると、むしろ分泌量が増えるなんてことにもなりかねません。

過度な不安や緊張から体調を崩す可能性もあるため、なるべくリラックスして施術を受けるように心掛けましょう。

Iラインが濡れるのはスタッフも気になる?

もしもIライン脱毛中にデリケートゾーンが濡れた場合、施術してくれるスタッフの人は気になるのでしょうか。自分が気にしないように心掛けていても、やはりどう思われるのかは心配になりますよね。ここでは、Iラインが濡れた際にスタッフの人が気になるのかどうかについて解説していきます。

施術に集中していて気にならない

まず、施術スタッフの人は、日々の仕事でデリケートゾーンが濡れている人もそうでない人も見慣れています。また、腕や足などに比べてより慎重な施術が求められるIライン脱毛中は、施術を受ける人が濡れているかどうかを気にしている暇はありません

「濡れているな」と気にされて、施術に集中されずに光やレーザーを違う場所に当てられたり、シェービングで失敗されたりしたくはないですよね。

施術スタッフの人は、施術を受ける人のIラインが濡れているかどうかを気にしている余裕はないので、リラックスして施術に臨みましょう。

ジェルとの区別がつかない

施術スタッフの人は、Iラインが濡れているかどうか気にしている暇はないと分かってはいても、「どうしても恥ずかしい」という人もいるでしょう。

しかし、濡れるかどうかはコントロールできるものではありません。そのため、どうしても濡れるかどうか気になって仕方ないという人には、ジェルを使用して施術するサロン・クリニックを選ぶのがおすすめです。

ジェルを塗布してしてしまえば、分泌液との違いはほとんど分かりません。もしも濡れても「ジェルなのか濡れているのか分からない」と安心できるので、不安を少しでも軽減したい人はジェルを使うサロン・クリニックを検討しましょう。

スタッフは女性だけなので濡れても大丈夫

脱毛サロン・クリニックで施術をしてくれるスタッフの人は、全員女性です。もしデリケートゾーンが濡れてしまったとしても、その原因を理解しています。「Iライン脱毛で濡れるのがとても恥ずかしい」と他人より強く感じてしまう人がいるというのも分かっているのです。

そのため、仮にデリケートゾーンが濡れて、そのことにスタッフの人が気付いたとしても、気付いていないフリをしてくれるでしょう。そもそも、分泌液が出てくることは女性の体の正常な反応です。全く変なことではありません。

Iライン脱毛で濡れるのを防ぐポイント

膣分泌液やおりものの量のコントロールはできませんが、なるべくIラインが濡れないように気をつけることはできます。ここでは、Iライン脱毛で濡れるのを防ぐポイントをいくつか紹介します。絶対に効果があるとはいえませんが、どうしても濡れてしまわないか不安だという人は参考にしてみて、少しでも安心して施術に臨めるようにしてください。

おりものの量が増える時期を避ける

おりものの量は、女性ホルモンの1つである「エストロゲン」の量に比例して変化します。普通、おりものの量が最も増える時期は、エストロゲンの量がピークになる「排卵」のときです。排卵の時期は、大体月経と月経の間の頃になります。

おりものの分泌が増えるこの時期を避けて施術の予約を取るようにすれば、おりものによってIラインが濡れる心配は軽減されるはずです。

施術日の体調を整えておく

おりものは、女性の体を守るために分泌される液体です。よって、免疫力が低下する体調の悪いときに施術すると、施術の刺激を受けた体が不純物の侵入を防ごうとして防御本能が働き、おりものの分泌量が増える場合があります。

そのため、施術日の体調を万全に整えておくことで、おりものの分泌量が増えてIラインが濡れるというのを避けられる可能性があるのです。

施術部位から意識を逸らす

施術部位から意識を逸らすのも、Iライン脱毛で濡れるのを防ぐポイントです。「見られている」「濡れたら恥ずかしい」と考えるほど、濡れやすくなるでしょう。施術の後の予定や楽しみにしているイベントなど、脱毛とは全く関係のないことを考えるようにして、意識を逸らしてみてください。

しかし、黙って施術とは関係ないことを考えようとしても、もぞもぞと触られているとどうしても気になってしまうこともあるかもしれません。そういうときは、施術スタッフの人と会話をしてみるのもおすすめです。気が紛れて施術部位から意識を逸らしやすくなります。

施術前にIラインを清潔にしておく

Iライン脱毛の施術前に、脱毛部位を拭き取って清潔にしておくのもおすすめです。そのまま施術を受けるより、臭いも汚れも気にならなくなるので、恥ずかしさが軽減されて濡れにくくなることが期待できます。

トイレにウェットティッシュが用意されているサロンやクリニックもあるので、施術前にデリケートゾーンを綺麗に拭いてしまいましょう。事前にシャワーを浴びてきたり、ウォシュレットでケアしたりするのも、拭くだけより清潔感を保てるのでおすすめです。

ジェルを使用するサロンを利用するのがおすすめ

ここまで、Iライン脱毛で濡れるのを防ぐポイントを紹介しましたが、膣分泌液もおりものも、実際にどのくらいの量が出るのかは誰にも分かりません。頑張って濡れないように対策を講じても、濡れてしまう可能性はあります。デリケートゾーンが濡れるのは女性の体の正常な反応なのです。

それでも、施術スタッフの人に濡れていることをなるべく悟られないようにしたい場合は、先ほども解説した通り、「濡れること自体は仕方ないと割り切って、ジェルを使用するサロンを利用する」のがおすすめです。S.S.C脱毛を導入しているサロンではジェルの塗布を行うので、サロン選びをする際は脱毛方法にも注目してみてください。

Iライン脱毛の不安を解消するQ&A

最後に、Iライン脱毛の不安を解消するために、Iライン脱毛に関してよくある質問をまとめました。

施術中にトイレに行きたくなったら?

絶対に行ってはいけないということはありませんが、なるべく施術中にトイレには行かないようにしましょう。

施術の途中でトイレに行ってしまうと、用を済ませた後にトイレットペーパーでIラインを拭き取ることになります。そうすると塗っていたジェルが取れてしまうので、再度ジェルを塗る手間が増えますし、施術時間も長くなってしまいます。

施術前には「お手洗いはよろしいですか?」と訊かれることが大半ですので、その際には行きたくなくても、念のためトイレに行っておくと良いでしょう。

Iラインの臭いが気になる場合は?

Iラインは通常、下着に覆われているためムレやすく、臭いが気になるという人も多いでしょう。また、膣分泌液やおりものは酸性の液体のため、酸っぱい臭いがすることもあります。

Iラインの臭いが気になる場合は、事前にシャワーを浴びて施術に向かうか、ウェットシートで施術前にデリケートゾーンを拭き取ると良いでしょう。

Iラインの痛みを抑えるには?

Iラインに生えている毛は、腕や足に生えている産毛に比べて太くて濃いため、脱毛の光やレーザーが強く反応しやすく、痛みが強い傾向にあります。また、Iラインは体の他の部位より皮膚が薄いので、特に痛みを感じやすいです。

そんなIラインの痛みを抑えるためには、日頃からの「保湿」が大切になります。肌が乾燥していると、肌のバリア機能が低下して肌が敏感になり、痛みを感じやすくなるからです。そのため、日頃からのIラインの保湿が、痛みを軽減する対策になります。保湿には、デリケートゾーン用のクリームや油分の少ないローションを使うようにしましょう。

少しでも恥ずかしさを軽減するには?

少しでもIライン脱毛でデリケートゾーンを見られたり触られたりする恥ずかしさを軽減するには、丁寧な自己処理をしてシェービングの時間を減らしたり、施術時の体勢をあらかじめ把握しておくと良いでしょう。

脱毛前には脱毛部位の自己処理が必須ですが、剃り残しがあると施術スタッフの人が綺麗にシェービングしてくれます。つまり、剃り残しがないように自分で丁寧に自己処理しておけば、デリケートゾーンを見られたり触られたりする機会を減らせるため、恥ずかしさを感じる時間を短くできるのです。

また、Iライン脱毛では足を広げて施術するものです。恥ずかしいからといって控えめに足を広げていると、「もっと広げてください」とお願いされて、余計に恥ずかしい思いをすることになりかねません。

ほんの少しでも恥ずかしさを軽減するには、なるべく剃り残しがないように自己処理を丁寧に行い、Iライン脱毛では足を広げるのが当たり前だと割り切って、施術スタッフの人が作業しやすいように施術に必要な体勢を整えましょう。

まとめ

Iライン脱毛でデリケートゾーンが濡れることはありますが、濡れる人よりも痛みを感じる人のほうが多いです。そもそも、濡れるのは女性の体の反応として普通のことなので、あまり気にする必要はありません。

それでも、どうしても「濡れるのは恥ずかしい」という人は、おりものの量が増える月経と月経の間の時期を避けて施術の予約を入れたり、ジェルを使用するサロン・クリニックを利用するといった対策を講じましょう。

Iライン脱毛をすれば、デリケートゾーンのムレやかゆみといった悩みが軽減されたり、水着やショートパンツなどの恰好をする際にアンダーヘアが見えてしまうという心配がなくなったりと、メリットがたくさんあります。

恥ずかしいからとIライン脱毛を諦めるのは、実際に施術を経験してみてからでも遅くありません。脱毛サロン・クリニックによっては、お試し脱毛のようなサービスをやっていることもあります。

施術を受けるかどうか悩んでいるという人は、Iライン脱毛にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

 

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