腕の毛の剃り方を分かりやすく解説!電気シェーバーの選び方は?

薄着をしたときや腕まくりをしたときなどに目立ってしまう腕の毛をキレイに処理したいと思っている方は少なくないでしょう。この記事では、腕の毛を剃る際に使うカミソリと電気シェーバーの特徴をはじめ、腕の毛を剃るための電気シェーバーの選び方を解説します。腕の毛の剃り方や剃るときに注意したい5つのポイントについても紹介するので、ぜひご覧ください。

目次

腕の毛を剃る方法

腕の毛を剃る方法には、「カミソリ」を使用する方法と「電気シェーバー」を使用する方法があります。すぐに剃毛しなければいけない場合は、手に入りやすいカミソリを使用するのも良いですが、基本的には肌への負担が少ない電気シェーバーを使用するのがおすすめです。

以下では、カミソリと電気シェーバーの特徴を解説します。どちらを使用するか悩んでいる方は、選ぶ際の参考にしてください。

カミソリ

カミソリは、身近なコンビニやドラッグストアで入手しやすく、比較的リーズナブルな価格で手に入る点が大きな魅力です。そのため、腕の毛が気になったタイミングですぐに剃毛処理が行えます。

カミソリは、刃を肌の上で滑らせて毛を切るため深剃りが可能で、チクチク感を感じにくい滑らかな肌に仕上げられるのも人気のポイントです。

一方で、刃を肌に当てることから切り傷をつくるリスクが高い他、刃が擦れることによる肌トラブルを起こしやすい点に注意しなくてはいけません。

電気シェーバー

電気シェーバーは肌への負担が少ない状態で剃毛処理をできる点が魅力です。刃が肌に当たらない構造なので、少し手元がブレても、スパッと腕を切ってしまうような切り傷はできません。ひじや肩に近い部位などの骨が角ばっているところでも、安心して剃毛処理を行えます。

ネックとなりやすいのは、腕の剃毛に適した電気シェーバーを選んで購入する必要がある他、カミソリのような深剃りができないためにチクチク感が残りやすい点が挙げられるでしょう。

腕の毛を剃るための電気シェーバーの選び方

腕の毛を剃るための電気シェーバーは、下記の点に注目して選んでください。

  • シェーバーの形
  • 電源
  • 機能

メーカーからはさまざまな種類の電気シェーバーが販売されており、間違って選ぶと腕の剃毛をしにくいためです。3つのポイントについて解説しますので、電気シェーバーを選ぶ際の参考にしてください。

シェーバーの形

シェーバーの形は、大きく分けてI字タイプとT字タイプの2種類あります。腕の毛を剃る電気シェーバーは、I字タイプを選ぶのがおすすめです。I字タイプは腕に対して直角に電気シェーバーを当てるため、持っている手が疲れにくく、手首を使って細かく動かせます。T字タイプのほうが扱い慣れている方は、T字タイプを選んでも良いでしょう。

また、フェイス用、ボディ用、VIO用などのさまざまな種類がありますが、刃が大きめで腕毛を剃りやすいボディ用を選んでください。フェイス用で剃るのも良いですが、範囲が広いので処理に時間がかかってしまいます。

電源

電気シェーバーの電源に注目すると、電池式、充電式、交流式の3タイプがあります。腕の剃毛に使用する電気シェーバーは、電池式か充電式を選ぶと良いでしょう。腕を捻ったり上げたりして剃毛処理を進めるため、交流式のコードがあると邪魔になりやすく、作業しづらいためです。

電池式と充電式はどちらを選んでも構いませんが、収納のしやすさや持ち運びやすさを重視するなら電池タイプが良いでしょう。電池の購入や交換で手を患わせたくなければ、充電式を選ぶのがおすすめです。

電池切れや充電切れの心配なくハイパワーで動かしたい場合は、交流式を選ぶというのも良いかもしれません。

機能

機能については、まずボディ用を選ぶ点に注意してください。腕の毛を剃りやすい刃の大きさ、毛質にあった刃の構造、太い毛でもしっかり切れるパワーなどの機能が追求されているためです。

さらに、利便性を追求したいなら、アタッチメント付きを選ぶと良いでしょう。刃の種類を変えられれば、顔やVIOなどの気になるムダ毛の剃毛にも使えます。防水機能にこだわって選ぶと、浴室で体を洗う際に使用できて便利です。

腕の毛の剃り方は?

次に、カミソリや電気シェーバーを使った、腕の毛の剃り方を解説します。肌トラブルのリスクを抑えつつキレイな腕に仕上げたいという方は、ぜひ参考にしてください。

  • 蒸しタオルで腕を温める
  • タオルが冷える前に外してシェービングジェルやクリームを満遍なく腕に塗り広げる
  • 毛の流れを確認して、流れと同じ方向に電気シェーバーを滑らせて毛を剃る
  • すべての剃毛が終わったらシェービング剤と剃った毛を拭き取る、もしくは洗い流す
  • 剃り残しがないかを確認し、保湿クリームで丁寧にアフターケアを行う

肌への負担を大きくしないように、これらの流れを意識しながら処理をしてみてください。

腕の毛を剃るときの注意点

腕の毛を剃るときの注意点は、主に下記の5つです。

  • 少しずつ剃る
  • 逆剃りをしない
  • 肌をしっかりと保湿する
  • 頻繁に処理をしすぎない
  • 処理前後に日焼けをしない

注意すべき理由に言及しつつ解説するので、剃毛処理をする際の参考にしてください。

少しずつ剃る

腕の毛を剃る場合は、少しずつ剃るようにしてください。一度に広い範囲を剃ろうとすると手に力が入りやすく、カミソリや電気シェーバーの刃が肌に強く当たってしまうためです。腕は関節部に凹凸があり、丁寧に行わないと切り傷を付けてしまうかもしれません。

また、大きく動かすと剃り残しができやすいです。

剃り直しは手間がかかるだけでなく、肌を何度も擦ることで肌に強いダメージを与えることになってしまうため、少しずつ丁寧に剃るようにしましょう。

逆剃りをしない

腕の毛の剃り方でも言及していますが、カミソリや電気シェーバーは毛の流れと同じ方向に動かします。電気シェーバーを使用する場合に逆の方向に動かす逆剃りをすると、毛やシェーバーの刃が引っかかりやすいです。毛が引っかかった瞬間に痛みが生じる他、毛穴が強く引っ張られることで炎症などの肌トラブルにつながってしまいます。肌への負担が蓄積すると、黒ずみなどの肌トラブルが起こる可能性もあるので注意してください。

肌をしっかり保湿する

剃毛処理の際は、肌をしっかり保湿する点にも注意してください。肌が乾燥していると、剃毛処理が強い刺激となりやすく、ヒリヒリ感や赤みといった肌トラブルにつながりやすいためです。

保湿ケアは、剃毛前後にしっかりと行います。剃毛処理は肌表面の角質を削ぎ落してしまいやすく、乾燥が進みやすい状況になっています。剃毛前後はしっかりと保湿をして、少しでも乾燥を防ぐようにしましょう。

また、日常的な保湿も大切です。キレイな肌の腕を目指すためには、日常的に保湿ケアを行って潤いのある肌をキープしておくことをおすすめします。

頻繁に処理をしすぎない

頻繁な剃毛処理は、毛をキレイになくせても、健康な肌の状態は保てません。剃毛の度に角質を削ぎ落してしまうため、肌の乾燥が進み、バリア機能も低下してしまうためです。角質層が正常な状態に戻るには2週間かかるといわれているため、2週間もしないうちに剃毛処理を行うと、危険な肌の状態が続きます。剃毛処理でかゆみや痛みが出やすいだけでなく、頻繁に肌を擦るため黒ずみになるリスクも高くなってしまうでしょう。

処理前後に日焼けをしない

腕の毛を剃る予定なら、処理前後に日焼けをしないように注意してください。強い紫外線が肌に強いダメージを与え、肌トラブルにつながりやすくなるためです。普段なら肌トラブルにつながらないような些細なことでも、肌トラブルが起こってしまう可能性があります。剃毛を予定している場合は、紫外線を避けて、肌にダメージを与えないように注意してください。

腕のムダ毛をなくす方法

腕のムダ毛を剃る方法を紹介してきましたが、もしムダ毛をキレイになくしたいと思っているなら、脱毛という選択肢があります。

脱毛には主に「サロン脱毛」「医療脱毛」といった種類があり、それぞれでムダ毛のないツルツル肌を追求することが可能です。それぞれの特徴や効果を実感する回数など、どのような違いがあるのか特徴していきましょう。

以下では、サロン脱毛と医療脱毛に注目し、どのような違いがあるのか特徴を紹介します。脱毛が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

サロン脱毛

サロン脱毛とは、サロンで提供されている、光によって脱毛を促す施術のことです。メラニン色素に反応して照射する光を利用し、毛根にダメージを与えていくことでムダ毛を弱らせて脱毛します。将来的に自己処理がほとんど必要ないツルツルな肌を目指せるでしょう。

リーズナブルな価格設定である他、光脱毛の仕組みの特徴上、施術時に痛みを感じにくい点が大きな魅力です。自己処理がほとんど必要ない程度の効果が得られれば良い、とにかくコストを抑えたい、痛みに不安があるといった方に向いています。

医療脱毛

医療脱毛とは、クリニックで提供されている、レーザーによって脱毛を促す施術のことです。サロンよりも一回の照射のパワーが強いために高い脱毛効果を求められる他、サロンに比べて完了までに必要な回数が少なく、比較的早く脱毛を終えられる点が大きな魅力といえます。せっかく脱毛をするならムダ毛をしっかりなくしたい、少しでも早く脱毛を完了させたいといった方に向いています。

サロンの腕脱毛とは

ここで、サロン脱毛を選んだ場合の、基本情報について解説します。

  • 脱毛範囲
  • 施術費用
  • 施術回数
  • 施術期間
  • 施術の痛み
  • 施術の流れ

数あるサロンの中からニーズに合ったサロン選びを行うためのコツについて知りたい、サロン脱毛を検討してみたい人はぜひ参考にしてください。

脱毛範囲

腕脱毛の範囲は、腕の付け根から手首までです。腕の施術範囲では、「手」や「肩」が含まれているかどうかをチェックしてみてください。サロンによっては「手」は腕脱毛の範囲に含まれないケースがあります。手首〜指先の範囲も脱毛したいと思ってる場合は、腕脱毛に手の脱毛が含まれているかどうかに注意してください。

「肩」の扱いですが、腕の付け根とは肩のどの部分に当たるのかを確認しておくのがおすすめです。自分がイメージしている部位と脱毛可能な部位にズレが生じないよう、カウンセリングでしっかり確認しておくと安心して施術を受けられます。

施術費用

腕脱毛の施術費用の相場は、80,000〜110,000円です。費用はサロンによって料金設定が異なるので、あくまでも目安となります。少しでも安く抑えたい場合は、サロンをいくつかピックアップして費用を比較して決めるのがおすすめです。キャンペーンや割引制度などもうまく活用してみてください。

また、脱毛はパーツ単体で脱毛をするよりも、パーツ同士を組み合わせたセット脱毛のほうが割安価格に設定されています。指先まで含めたセット脱毛や、足のムダ毛も脱毛できる手足脱毛セットなどもチェックしておくのがおすすめです。

施術回数

サロンで腕脱毛を完了させるために必要な施術回数は、12〜18回です。5〜6回程度施術を繰り返したあたりから脱毛効果を実感しはじめ、施術を繰り返すほど、自己処理が楽になっていきます。

10〜15回ほど繰り返せば自己処理がほとんど必要なくなりますが、ツルツルな肌を追求するなら、18回前後の施術が必要でしょう。

回数についてはおおよそであり、脱毛効果の現れ方は人それぞれ違います。そのため、カウンセリング時に毛の濃さや量を見てもらい、改めて目安となる回数を示してもらうと良いでしょう。

施術期間

腕脱毛が完了するまでにかかる期間は、2〜3年です。

期間が長い理由は3つあります。1つは、施術回数の多さです。光脱毛は照射する光の出力設定が低く、回数を重ねることで脱毛効果を促していく仕組みなので施術回数が多くなって、結果的に期間の長さにつながっています。

もう1つは、施術ペースです。脱毛施術は毛周期と呼ばれるムダ毛の生え変わるサイクルに合わせて2ヶ月に1回のペースで行うのが一般的なので、単純に計算すると1年に6回しか脱毛施術を受けられません。

昨今は新しい脱毛方式を導入しているサロンも多く、2週間に1回のペースで受けられるケースも少なくありません。気になる方は、施術ペースに注目しながらサロンを選んでみてください。

脱毛の間隔については、「脱毛の間隔をあけなければいけない理由とは?毛周期と脱毛の関係性を紹介」の記事をご参照ください。

施術の痛み

サロンで腕脱毛を受ける場合は、痛みに悩まされる心配は少ないでしょう。光脱毛は照射する光の出力設定が低いため、医療脱毛のように毛のメラニン色素に強く反応しません。そのため、じんわりとした温かみを感じる程度で施術を終えられるでしょう。

ただ、濃い毛が生えている場所はピリッとした痛みを感じるかもしれません。また、ひじや肩、手首付近は、脱毛機の照射面と骨の距離が近いため、衝撃で痛みを感じることもあるようです。我慢できないような強い痛みは生じにくいため、過度に心配する必要はないでしょう。

施術の流れ

腕脱毛の流れは以下の通りです。サロンによって異なるケースもありますが、1つの参考にしてください。

  • 脱毛施術をする前日、もしくは前々日に腕のムダ毛を剃毛する
  • 施術時間に余裕を持ってサロンへ行って受付を済ませる
  • ローカールームに移動して指定の服に着替える
  • 待合室から呼ばれたら施術室に入る
  • 剃り残しや肌の状態のチェック後に脱毛施術が開始する
  • クールダウンと保湿のアフターケアが行われる
  • 着替えを済ませたら次回の予約を取って脱毛は完了

大体はこのような流れで行われます。タンクトップを着ていった場合やインナーにキャミソールを着ている場合は、着替えなしでそのまま脱毛ができたり服を脱ぐだけで着替えの必要がなかったりすることもあります。

腕脱毛をする際の注意点

腕脱毛をする際に注意したいことは、下記の2つです。

  • 保湿
  • 日焼け対策

乾燥している肌は敏感になっているため、痛みが強く出やすく肌トラブルが起こりやすいです。そのため、脱毛期間中は保湿が欠かせません。乾燥で肌の角質が硬くなっていると、照射した光がうまく届かず、期待していたような脱毛効果が表れない可能性もあります。さらに、脱毛後は、照射の光によって肌が熱を持っているために乾燥が進みやすく、ちょっとした刺激でも肌トラブルにつながります。サロンのアフターケアのみに頼らず、自宅でも保湿をするように心がけてください。

日焼けがNGとされるのは、日焼けで赤くなっている肌に施術を行うと、やけどなどの肌トラブルにつながりやすいためです。最悪の場合は、脱毛施術を断られてしまいます。施術を順調に進めて脱毛効果をしっかり得るために、保湿と日焼けには十分注意してください。

まとめ

腕の毛を剃る場合は、肌への負担が少ない電気シェーバーを活用した剃毛がおすすめです。腕の毛を剃る際には、下記の5つのポイントに注意して処理を行いましょう。

  • 少しずつ剃る
  • 逆剃りをしない
  • 肌をしっかりと保湿する
  • 頻繁に処理をしすぎない
  • 処理前後に日焼けをしない

ここで紹介した剃り方で行えば、肌トラブルのリスクを軽減しつつキレイな肌の腕に仕上げられるはずです。

もし、毛の生えてこないキレイな肌を目指すなら、脱毛をしてしまうのも良いかもしれません。脱毛を完了させれば、腕の毛にも、腕の毛を剃る方法に悩まされることもなくなります。リーズナブルで痛みの少ない施術が可能なサロン脱毛で、ツルツルな腕を目指してみてはいかがでしょうか。

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