脱毛はいつから始めるのがおすすめ?年齢・時期別に詳しく解説

全身のムダ毛が気になり、これから脱毛を始めようかと検討している方の中には、いつから脱毛を始めるのが良いのか、適正な年齢や時期があるのかなどの疑問を持っている方も多いかと思います。

この記事では、脱毛はいつからできるのか、何歳から脱毛を始める人が多いのか、脱毛を始めるのに最適な時期はいつかなどを解説していきます。これらのポイントをしっかりと理解しておけば、効果的に脱毛の計画を進められるでしょう。未成年のうちから脱毛をするメリットデメリットやよくある質問などもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

脱毛はいつからできる?

脱毛の施術には痛みがある、肌に負担がかかるなどの話を聞いて、何歳から脱毛ができるのかと気になっている人も多いのではないでしょうか。しかし実際には、脱毛に明確な年齢制限はありません

特に、光脱毛は痛みや肌への負担が少ないため、小さなお子様でも脱毛可能としているサロンもあります。小学生や中学生は、学校の体育・プールの授業や部活、習い事など、ムダ毛が気になるシーンが意外と多いです。

そのため、ムダ毛が生えているのが嫌、周りの人から見られてしまうのが気になるという方も多いでしょう。しかし、自己処理をすると、黒ずみなどによって肌が汚くなってしまう可能性があります。

そこでおすすめなのが光脱毛です。小さなお子様にも使用できる機器を導入しているサロンでは、親子で脱毛を始める方も多くいるため、ムダ毛にお悩みの方は検討してみてはいかがでしょうか。

ホルモンバランスが安定してからがおすすめ

脱毛行為は何歳からでも始められますが、今後のことを考えるならホルモンバランスが安定してから開始するのがおすすめです。体毛の濃さは年齢やホルモンバランスの影響で変化します。

そのため、ホルモンバランスが安定しないうちに脱毛をすると、思春期のホルモンバランスの乱れなどによって、またムダ毛が生えてきてしまうリスクがあるのです。生理周期が安定してきたときに脱毛を始めれば、また生えてきてしまうリスクを軽減できて、追加費用がかかる心配も少なくなります。

脱毛を開始する平均年齢は23歳〜27歳

脱毛を開始する人の平均年齢は、23歳〜27歳とされています。これは、社会人になって金銭的に余裕が生まれ始めたときに開始する方が多いためです。

ただ、時間にある程度余裕があり、学割が適用される学生のうちに始めた、結婚式や出産希望時期に合わせて始めた、将来の介護を見据えて脱毛を始めることを決意したという方も多いので、年齢を気にせずご自身のタイミングでスタートするのが1番でしょう。

未成年のうちから脱毛をするメリット

脱毛開始時の平均年齢は23歳〜27歳と紹介しましたが、「そこまで待てない」「もっと早く脱毛を始めたい」という方もいますよね。どの年齢でもムダ毛は気になるものですが、思春期を含む未成年の方にとっては非常に大きな悩みです。

ここでは、未成年のうちから脱毛をするメリットを解説します。ホルモンバランスが安定してきた方や早い段階からムダ毛をどうにかしたいと考えている方は、脱毛を検討してみてください。

自己処理の負担が減る

自己処理の代表的なアイテムとしては、カミソリや毛抜き、除毛クリームなどが挙げられます。

処理方法が手軽で価格帯も安いことから、これらのアイテムを使用して自己処理をしている方は非常に多いと思いますが、実は肌にはあまり良くありません。カミソリは皮膚の表面を削ってしまいますし、毛抜きは毛を抜くときの刺激が肌トラブルにつながりやすく、除毛クリームは毛を溶かす成分が肌に負担をかけてしまいます。

また、これらの方法はあくまでも一時的にムダ毛を除去するだけで、そもそも脱毛効果はありません。新しい毛が生えてくる度に自己処理を行っていくと、それだけダメージが蓄積されていき、肌荒れやニキビ、黒ずみなどの原因になります。

脱毛を行うことで自己処理の頻度を減らせれば、肌への負担を軽減できて、肌荒れやニキビ、黒ずみなどが起こるリスクを軽減できるでしょう。肌をなるべく傷めずに済みます。さらには、自己処理に使っていた時間も確保でき、有意義に過ごせる時間を増やせます。

綺麗な肌をキープできる

思春期の中高生はホルモンバランスが乱れやすく、皮脂の量が増えることによるニキビなどの肌トラブルに悩む方が多いという特徴があります。ニキビは、皮脂が毛穴に詰まって毛穴の中でアクネ菌が増えるのが大きな原因の1つです。

ムダ毛が生えていると毛が菌の温床になりやすいですが、脱毛をしてムダ毛がなくなれば毛穴に汚れが溜まるリスクが軽減されます。さらに、ムダ毛がなくなれば次第に毛穴も締まっていくので、毛穴に皮脂が詰まりにくくなるでしょう。

毛穴レスで清潔な肌状態をキープできれば、肌トラブルも起こりにくくなります。周りの視線が気になる思春期にとって、肌荒れのリスクが軽減できることはとても大きなメリットになるでしょう。

授業や部活でも視線が気にならない

学生のうちは指定の服装を着る機会が多いため、部活や体育の授業で体操着を着たときやプールの授業で水着を着たときなど、腕や足を露出する場面が多いです。そのときに、ムダ毛やムダ毛を剃った跡が目立ってしまうと、周りの視線が気になってしまいますよね。手や足がコンプレックスとなり、部活や授業が辛いものに感じてしまう可能性もあります。

未成年のうちから脱毛を始めれば、ムダ毛の悩みがなくなり、コンプレックスを解消できるでしょう。修学旅行などの泊まりのイベントでもムダ毛の処理が必要なくなり、ムダ毛に悩まされることなくイベントを楽しめるようになります。

未成年のうちから脱毛をするデメリット

未成年のうちから脱毛をするメリットは多いですが、メリットがある反面、もちろんデメリットもあります。デメリットを十分理解して脱毛を行うことで、「こんなはずじゃなかった」「やらなければよかった」などの失敗を回避することができます。

メリットとデメリットを十分考慮してから、実際に行うかどうかの判断をすることをおすすめします。

ある程度の費用がかかる

当たり前のことではありますが、脱毛にはある程度の費用がかかります。脇だけであれば、サロンのキャンペーンで数百円程度で脱毛をできる場合もありますが、腕や足も脱毛したいとなると数百円や数千円でできるものではありません。

未成年のうちはアルバイトができる年齢にも制限があるため、費用を自己負担するのは難しいケースも多いでしょう。誰が費用を負担するのか、家族間でしっかりと話し合う必要があります。

また、脱毛行為は一度の施術では効果を得られません。定期的に施術を受けていくことで、だんだんと毛が薄く細くなっていくのです。脱毛を完了させるまでに、どのくらいの費用がかかるのか、事前にしっかりと把握しておくようにしましょう。

脱毛にかかる費用については、「脱毛の予算の平均は?脱毛サロンと医療脱毛の料金相場を解説」の記事を参考にしてみてください。

肌トラブルのリスクがある

サロン脱毛は肌への負担が少ない方法ですが、全く負担がないわけではありません。そのため、人によっては脱毛の施術によって肌トラブルが起こる可能性があります。未成年の方は身体が成長過程にあるので、外部からの刺激に非常にデリケートな時期です。

脱毛が完了すれば毛穴レスなツルツル肌が目指せますが、脱毛期間中は施術によって肌トラブルにつながるリスクがあるということを頭に入れておきましょう。

脱毛の施術による肌トラブルは、肌が乾燥していると起こりやすくなるため、脱毛期間中は普段以上に肌の保湿を徹底するようにしてください。

未成年は保護者の同意書が必要

未成年の方が脱毛を受ける場合は、保護者の同意書が必要になります。保護者の同意書を持参すれば未成年の方のみで施術を受けられる場合もありますが、最初の契約時は保護者同伴が条件とされているケースもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。同伴が必須の場合は、日程調整をして親子で無料カウンセリングを受けてみてください。

脱毛を始めるのに最適な時期はいつ?

これまでは、脱毛は何歳から始めるのが良いのかを解説しましたが、ここからは脱毛を始めるのに最適な時期を解説していきます。

脱毛の開始時期に正解はありませんが、より効果的にそしてストレスなく始められるのは、秋・冬のシーズンです。ここでは、脱毛をスタートするのに秋・冬のシーズンをおすすめする理由を解説していきます。

比較的予約が取りやすい

秋から冬は、肌を露出する機会が多い夏が終わり、比較的予約が取りやすいシーズンです。脱毛をしたいのに予約が取れないとなると、思うように脱毛が進まず効果がなかなか得られなくなってしまいますし、だんだんと通うのも面倒になってきてしまいますよね。

暑くなり始めて肌の露出が増える6月頃から、脱毛の予約を取る人が増えてくるので、秋から始めれば施術をスムーズに進められるでしょう。自分のタイミングで予約が取れれば、継続するモチベーションアップにもつながるため、脱毛の開始時期に悩んでいる方は、秋からの脱毛を検討してみてください。

日焼けをしにくくなる

サロンの光脱毛でもクリニックの医療脱毛でも、日焼けは脱毛の天敵です。脱毛は基本的に毛の黒いメラニン色素に反応して光やレーザーを照射します。日焼けは肌にメラニン色素が沈着している状態なので、そのまま照射をすると、肌のメラニン色素に強く反応して火傷を負ってしまったり、肌の奥まで光やレーザーが届かず効果が薄くなってしまったりするのです。日焼けが酷い場合は施術を断られる場合もあります。

10月〜12月は紫外線も減り、日焼けをしにくいシーズンです。もちろん油断をするのはいけませんが、夏ほど紫外線対策に神経質になる必要はありません。

秋から始めれば夏には効果を実感できる

先ほど解説した通り、脱毛は一度の施術で効果を得られるものではないので、複数回施術を受ける必要があります。暑くなってくる時期に脱毛を始めても、夏の間に効果を実感するのは難しいです。

しかし、秋から始めれば、次の夏には脱毛の効果を実感できるでしょう。夏までに効果を得たいという方は、秋から始めるのがおすすめです。

脱毛後はいつから毛が抜ける?

これまでは、脱毛を始める年齢や時期について解説しましたが、ここでは実際に脱毛の施術をしたらいつから毛が抜けるのかという点について見ていきましょう。

脱毛の施術後に毛が抜けるまでの期間は、脱毛方法によって異なります。例えば、光脱毛の一種であるIPL脱毛やSSC脱毛では、施術から1〜2週間ほど経つと毛がポロポロと抜けおちていきます

しかし、同じく光脱毛の一種であるSHR脱毛やハイパースキン脱毛では、施術をしても毛が抜け落ちることはありません。これは、IPL脱毛やSSC脱毛が今生えている毛にアプローチをする一方で、SHR脱毛やハイパースキン脱毛はこれから生えてくる毛を抑制するため、そもそも対象としている毛が異なることが理由として挙げられます。

自分が行うのがどの脱毛方法なのかを事前に把握した上で、どのくらいで毛が抜け落ちるのかを知っておくと、「施術をしたのに毛が抜けない」と悩むこともなくなるでしょう。

脱毛時期に関するよくある質問

最後に、脱毛に関するよくある質問にまとめてお答えしていきます。脱毛時期に関する疑問や不安が残っている方は、参考にしてみてください。

子どもにおすすめの脱毛方法は?

脱毛には痛みがある、肌に負担がかかると聞くと、子どもが脱毛しても良いのか、どの方法で脱毛をするのが良いのかという疑問や不安が出てくる方も多いのではないでしょうか。

子どもでも脱毛ができる方法としては、SHR脱毛やハイパースキン脱毛が挙げられます。子どもでも脱毛ができるほどに痛みや肌への負担が少ないとされており、安心して脱毛の施術が行えます。これらの脱毛方法を採用しているサロンの中には、3歳から脱毛ができるところもあるほどです。

ハイパースキン脱毛はムダ毛に悩む子どものために開発された脱毛方法なので、子どもの脱毛方法としてはピッタリといえるでしょう。

子どもが脱毛するときの注意点は?

脱毛後の肌は照射の熱が溜まっているため、体温が上がるような行動をすると、肌トラブルにつながる可能性があります。子どもの脱毛の施術をした後は、湯船に浸からない、激しい運動をしないなどの点に注意が必要です。

子どもは遊び盛りなので、外で遊びたいという思いが強いかもしれませんが、体温が上がるような行動は控えるようにしてください。

また、子どもは外で遊ぶ機会も多いため、日焼け対策もしっかりと行うようにしましょう。

生理中でも脱毛できる?

VIOの脱毛以外は、生理中でも施術が可能というサロンがほとんどです。中には、タンポンを使用していれば生理中でもVIOの施術ができるところもあります。

しかし、生理中はホルモンバランスが乱れていて肌が敏感になっているので、施術は極力避けたほうが良いでしょう。肌が敏感になっていると、施術の痛みを感じやすく、肌トラブルが起こるリスクが高くなります。可能であれば、できるだけ生理中の施術は避けるのがおすすめです。

結婚式前はいつから脱毛を開始すべき?

これまでに解説した通り、脱毛は繰り返し施術をすることで効果を発揮します。そのため、結婚式に合わせて脱毛をするなら、できるだけ早く始めるようにしてください。もし結婚式の時期が近いという場合には、最低でも半年前には脱毛を始めましょう。

また、結婚式の直前に施術をすると、結婚式当日に肌トラブルが起こる可能性もあるため、結婚式前は数日前から1週間前の施術を避けるようにしてください。

出産後はいつから脱毛できる?

特別な制限はありませんが、産後3ヶ月程度経過してから開始をする方が多いです。しかし、出産後の脱毛開始時期はサロンやクリニックによって規定が異なるため、事前に確認をしておきましょう。

妊娠するとホルモンバランスに変化があり、体毛が濃くなる場合があります。徐々に毛の濃さは元通りになっていきますが、濃くなったムダ毛が気になってすぐにでも脱毛を開始したいという方も多いです。

しかし、妊娠・出産後は身体が非常にデリケートな状態であり、体力も低下しているため、無理をせずに行うことが結果として高い効果を得られる近道となります。身体と相談して開始時期を見極めましょう。

脱毛に年齢制限はある?

子どもでも脱毛ができるのかという点について解説しましたが、逆に何歳まで脱毛ができるのかという点に疑問を感じている方も多いでしょう。脱毛は年齢層が幅広く、特に年齢制限はありません。しかし、注意しなければいけないのは白髪です。

レーザー脱毛や一部の光脱毛では、毛の黒いメラニン色素に反応してレーザーや光を照射するため、メラニン色素のない白髪には効果を発揮できません。

そのため、脱毛をしたいご年配の方は、ムダ毛が白髪になる前に脱毛をするか、メラニン色素に関係なく脱毛ができるSHR脱毛やハイパースキン脱毛を選ぶと良いでしょう。

日本に脱毛が普及したのはいつから?

現代では当たり前のように行われている脱毛行為ですが、日本ではいつから普及したのでしょうか。

世の中に脱毛の意識が産まれ出したのが1960年代といわれています。1970年代に入ると、海外から脱毛機が輸入されて、エステでの施術が開始されました。

しかし80年代、90年代までは脱毛機の施術が高額ということもあり、一般的には自己処理が主流でした。

2000年代に入ると、現在のエステサロンで行われている光脱毛が普及し始め、2010年代には激しい価格競争が起きるなど、店舗数とともに大きく普及していったようです。脱毛は時代とともに技術面、金銭面などあらゆる角度で進歩を遂げています。

まとめ

脱毛は施術方法によって施術ができる年齢が異なりますが、基本的には明確な年齢制限はありません。方法によっては、3歳の子どもから白髪のご年配の方まで脱毛ができるほど、施術可能な範囲が広いです。

脱毛を始める時期としては、繁忙期が過ぎて予約が取りやすい時期であり、日焼けをしにくく次の夏までに効果を得られるという点から、秋から冬のシーズンをおすすめしています。

「脱毛を検討しているけど、いつから始めるのが良いのか分からない」という方は、ぜひ記事を参考に脱毛を始めてみてください。

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