結婚式前のブライダルシェービングをしておくべき部位は?

結婚式に向けて、ボディケアに力を入れたいという女性も多いのではないでしょうか。今回はその中でも、結婚式前にケアしておきたいポイントの1つである「ムダ毛処理」について見ていきましょう。

「結婚式前はどの部位をシェービングすれば良いのか」「ブライダルシェービングの種類と特徴について知りたい」「結婚式前のシェービングは自分でもできるのか」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事では、結婚式前にシェービングしておくべき部位、ブライダルシェービングの種類、シェービングの最適なタイミング、結婚式前に自分でシェービングするリスクなどをまとめて解説していきます。結婚式前のシェービングにお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

結婚式前にシェービングしておくべき部位は?

結婚式では花嫁は主役の立場になるため、たくさんのゲストの視線が集まり、いつもとは比べものにならない程の注目を浴びる日です。

そのため、いつもはあまり処理しない部分も、結婚式前はシェービングをしておくのがおすすめです。ドレスによっては普段露出しない部位が露出されていることもあるため、しっかりと処理をしておくようにしましょう。結婚式前にシェービングをしておくべき部位は次の5箇所です。

  • 背中
  • うなじ

1つずつ詳しく見ていきましょう。

背中

ウェディングドレスは、オフショルダーやビスチェなどの背中が目立つデザインのものも多いです。

しかし、背中には細かい産毛が密集して生えているため、意外と目立ってしまいます。自分では確認しにくいですが、相手からは見えやすいのです。背中の毛を処理すると後ろ姿がきれいに見える効果もあるため、事前に背中のシェービングをしておくことが重要といえます。

結婚式当日は、ブーケトス、乾杯、ケーキカットなど花嫁が手を上げるシーンが多くあり、ゲストと並んで歩くシーンも想定されます。

多くの場面で注目を浴びたり、写真を撮られたりするため、脇の毛の処理が甘いとゲストの目線が気になってしまうでしょう。せっかくの結婚式を思う存分楽しめないともったいないので、脇の毛の処理は忘れずに行うようにしてください。

顔にも細かい産毛が密集して生えていて、自分が思っているより毛が目立ちやすく、人から見られる箇所です。産毛が生えていると化粧のノリが悪くなってしまいますが、顔をシェービングすれば化粧ノリが良くなって肌がワントーン明るくなります。写真写りが良くなるのは結婚式において大きなメリットといえるでしょう。

ウェディングドレスは腕が露出されるデザインのものが多く、ケーキ入刀などの際にゲストからよく見える部位です。ドレスから出る部分はしっかりとシェービングをするようにしましょう。特に二の腕の裏側は、剃り残しやすいため注意してください。

うなじ

結婚式では髪の毛をアップスタイルにすることも多いでしょう。アップスタイルのときはうなじの産毛処理が重要です。うなじの形を整えることで、後ろや横から見たときの姿が美しく映ります。

うなじの形を整えるシェービングは技術が必要なため、自分でするのは困難です。うなじのシェービングを無理に自分で行うと肌を傷つけてしまう可能性もあるため、プロにお願いすることをおすすめします。

ブライダルシェービングとは

ブライダルシェービングは、結婚式前に行うシェービングのことです。理容師免許を持つ人がカミソリを使って行う「レザーシェービング」と、電動シェーバーでムダ毛を処理する「ソフトシェービング」の2種類があります。

ブライダルシェービングをすることによって、結婚式当日の肌のコンディションが良くなる、ドレスから露出している部分がきれいに見えるなどの効果が期待できます。

ブライダルシェービングの種類

先ほど紹介したように、ブライダルシェービングには下記の2つの種類があります。

  • レザーシェービング(本格シェービング)
  • ソフトシェービング

それぞれで特徴が違うため、自分に合ったシェービング方法を見つけることが大切です。2つの特徴を詳しく解説していきます。

レザーシェービング

レザーシェービングとは、理容師の国家資格を持った人がカミソリを使ってシェービングする方法です。『本格シェービング』とも呼ばれています。根本からきれいにムダ毛を剃れるため、剃った後の毛がチクチクしにくいです。

また、カミソリを直接肌に当てるため、金属アレルギーの人は施術を受けることができないという点に注意が必要です。肌が敏感の人には刺激が強く、施術後に赤みが出ることがあるので、肌が弱い人にはあまり向いていないでしょう。

レザーシェービングは理容師免許が必要な技術なので、行っているところはあまり多くありません。レザーシェービングをしたい場合は事前に調べておきましょう。

ソフトシェービング

ソフトシェービングとは、電動シェーバーでムダ毛を剃るシェービング方法です。特別な免許は不要で、多くのエステサロンで施術が受けられます。

ソフトシェービングは根本から毛を剃るのが難しいため、レザーシェービングに比べると早く毛が生えてきます。結婚式直前の人には良いですが、早めにムダ毛処理をしておきたい人は当日に少し生えてきてしまう可能性もあるでしょう。

しかし、ソフトシェービングは刺激が少ないので、敏感肌の人や金属アレルギーの人におすすめといえます。

ブライダルシェービングを受けるタイミング

ブライダルシェービングを受けるタイミングは、レザーシェービングとソフトシェービングで異なります。施術を受けるタイミングを間違ってしまうと、結婚式当日に肌トラブルが起きてしまったり、十分な除毛効果を実感できない可能性があるでしょう。

結婚式当日に後悔しないよう、ブライダルシェービングを受けるタイミングを確認しておいてください。

レザーシェービングの場合

レザーシェービングを受けるタイミングは、3〜5日前までがおすすめといえます。施術後の2日間は、産毛や古い角質が取り除かれるため皮脂の分泌が多くなって、化粧崩れがしやすい状態になることが多い傾向です。

また、施術の直後は赤みが出てしまうこともあるため、結婚式の直前にシェービングを行うのは避けましょう。最低でも施術から式まで、2日間は期間を空けるようにしてください。肌トラブルを避けるために、直前のレザーシェービング を断っているところもあります。

 

肌トラブルが不安な場合は、1ヵ月前にレザーシェービングを試しておくと安心です。レザーシェービングは、施術後に思わぬ肌トラブルが起きることがあるので、1ヵ月前までにシェービングを試しておきましょう。

レザーシェービングを事前に試すことで、肌が落ち着くまでの期間、シェービング後の肌の状態、毛がどのくらいで生えてくるかなどを把握できます。シェービング後の肌の状態を知っておけば、式直前にトラブルにつながりにくくなるでしょう。

シェービングを試していない方やアトピー肌の方は、5日前までにはシェービングを済ませておくと安心です。

ソフトシェービングの場合

ソフトシェービングの場合は、結婚式の1〜2日前までにシェービングを済ませておくのがおすすめです。ソフトシェービングは、すぐに毛が生えてきてしまって綺麗な状態の期間が短いというデメリットがあるため、結婚式の直前が1番良いタイミングでしょう。しかし、肌トラブルが起こるリスクを考慮して直前のシェービングを受け付けていないサロンもあるので、事前に確認しておくと良いです。

シェービング後はセルフケアも重要

シェービングは少なからず肌にダメージを与えてしまうので、シェービング後はとても敏感な状態です。そのため、普段よりも肌に気を使って、セルフケアを行うことが大切になります。シェービング後のセルフケアで、重要なポイントは下記の3つです。

  • 日焼け対策を徹底する
  • 優しく洗顔する
  • 肌をしっかり保湿する

1つずつ詳しく解説していきます。

日焼け対策を徹底する

シェービング後の肌は敏感になっているため、少しの紫外線でも赤みや炎症を起こしやすい状態です。シェービング後は、外出時に必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。できるだけこまめに、塗り直すのも重要です。日焼け止めを塗るときは、肌に摩擦が起きないように力を入れず優しく塗ることを意識してください。

優しく洗顔する

シェービング後の肌に強い力は禁物です。ゴシゴシ洗ってしまうと肌への負担が大きいので、洗顔時はしっかり泡立てた泡で力を入れずに優しく洗うようにしてください。タオルで顔を拭くときもゴシゴシ拭かずに、水気をおさえるだけにしましょう。

肌をしっかり保湿する

シェービングの後は、肌が乾燥しやすくバリア機能が低下しています。肌の乾燥を防ぐためには、しっかり保湿を行うことが大切です。肌が弱い人は特に肌荒れのリスクが高くなるので、敏感肌用の化粧水やクリームなどを使用すると良いでしょう。普段よりもしっかりと化粧水や乳液、クリームなどを塗布することを意識して保湿してください。

結婚式前に自分でシェービングをするリスク

普段から自分でムダ毛の処理をしている人は、結婚式前もセルフシェービングで済ませようと思っている方が多いのではないでしょうか。しかし、結婚式前に自分でシェービングをするのはリスクを伴うので、注意してください。自分でシェービングするリスクは次の3つです。

  • 炎症や毛嚢炎などの肌トラブルにつながる

カミソリやシェーバーを使って自己流でシェービングすると、肌に負担をかけてしまいます。

肌のバリア機能が低下して、赤みやかゆみなどの炎症が起こるリスクがあるだけでなく、細菌が毛穴に侵入して起こる毛嚢炎や、ムダ毛が肌に埋もれてしまう埋没毛になる可能性があるため、注意が必要です。

  • 肌に傷が付く可能性がある

背中やうなじは目で見えにくく、自分で確認しにくい箇所です。シェービングをしているときに誤って傷付けてしまうリスクが高いため、結婚式前に行うのは特にリスクが高いでしょう。怪我をするとメイクで隠しきれず、せっかくのドレス姿が台無しになってしまう可能性があるので、セルフシェービングは避けたほうが良いです。

  • うなじの形を整えられない

結婚式では、髪の毛をアップにすることがあるため、うなじの形はとても重要です。うなじはムダ毛を剃るだけでなく、きれいな形に整えることも大切ですが、自分で形を整えながら綺麗に処理をするのは難しいでしょう。綺麗に剃れないと後ろから見えるうなじの見た目が悪くなってしまうため、プロに任せたほうが安心です。

結婚式前のシェービングはプロにお任せするのがおすすめ

肌トラブルを防止して、きれいな肌で結婚式を迎えるためには、自分でシェービングするよりもプロに任せたほうが良いでしょう。

プロに任せることで、肌トラブルのリスクを軽減できる、剃り残しのリスクがなくなる、うなじの形も綺麗に整えてもらえるといったメリットがあります。結婚式中にムダ毛の心配をする必要がなくなりますし、後から写真を見返したときにムダ毛が残ってしまっていることに気付いてショックを受けるといった心配もありません。

結婚式前のシェービングに関するQ&A

最後に、結婚式前のシェービングに関するよくある疑問にまとめてお答えします。気になる疑問がある方はぜひチェックしてみてください。

肌トラブルが起きた場合の対処法は?

人によってはシェービング後に、赤みやひりつきなどの肌トラブルが起こることがあります。肌トラブルが起こったときは、濡れタオルや保冷剤で肌を冷やしてから、しっかりと保湿をしてください。症状が治まらない場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。

皮膚科で処方された薬でも症状が収まるまで時間がかかる場合もあるので、結婚式ギリギリにシェービングの施術を受けるのは控えるようにしてください。

前撮り前にもシェービングすべき?

シェービングは、前撮り前にも行っておくのがおすすめです。シェービングをしておくことで、化粧ノリや肌のトーンが変わるため、写真写りにも影響します。結婚式の前撮りには、後ろ姿のショットがある場合が多く、うなじの形も重要なポイントになります。プロのシェービングでうなじの形をきれいに整えておくと、綺麗な状態で写真を残せるでしょう。

妊娠中でもシェービングして良い?

妊娠中でもシェービングは可能です。サロンによっては、妊婦さんを受け入れているところもあるので事前に確認してみましょう。マタニティー対応のお店は、妊婦さんの体調を気遣ってシェービングしてくれるので安心です。

結婚式まで余裕があるなら脱毛もおすすめ 

結婚式まで、1年以上の余裕がある方は、サロンでの光脱毛もおすすめです。エステ脱毛とはフラッシュ脱毛とも呼ばれており、ムダ毛に光を照射することで、毛根にダメージを与えて毛を減らす脱毛方法となっています。

毛周期と呼ばれる毛の成長サイクルに合わせて施術を繰り返すことで、脱毛効果を発揮するため、脱毛完了までにはある程度の期間が必要になるのです。結婚式までに余裕がある方は検討してみてください。

 

エステ脱毛を受けるメリットは次の4つです。

  • シェービングによる肌トラブルのリスクを軽減できる

肌が弱い方は、結婚式前のシェービングで肌トラブルが起きることがあります。しかし、サロン脱毛をしておけば、結婚式前のシェービングは必要最低限で済むため、肌トラブルのリスクを軽減できるでしょう。

  • 肌がワントーン明るくなる

エステ脱毛をすると、ムダ毛がなくなり肌がワントーン明るく見える効果があります。さらに、ムダ毛を自己処理する頻度が減り、カミソリ負けや乾燥などの肌トラブルが起きにくくなるので、美肌効果が期待できます。

  • ムダ毛が生えてくる心配がなくなる

毛が濃い人は結婚式前にシェービングをしてもすぐに毛が伸びてしまう可能性があります。しかし、サロン脱毛をしておけば毛量が減り、毛が生えるまでに時間がかかるようになるため、シェービングの効果が長続きします。

  • 結婚式後も効果が持続する

エステ脱毛の脱毛効果は長期的に続くため、結婚式の後もお手入れが楽になるメリットがあります。脱毛を完了させるためには1年以上の期間が必要ですが、子育て中にムダ毛を機にする心配がなくなるというのは大きなメリットといえるでしょう。結婚式まである程度時間に余裕のある方は、サロン脱毛を検討してみてください。

まとめ

ブライダルシェービングは自分にあった方法で、タイミングよく行うことが重要です。結婚式前に後悔しないためにも、ブライダルシェービングを行う前に大切なポイントを把握しておきましょう。

結婚式前にシェービングしておくべき部位は、背中、脇、顔、腕、うなじの5箇所です。シェービングにはレザーシェービングとソフトシェービングがあり、それぞれで脱毛方法や効果が持続する期間などが異なるため、特徴に合わせて使い分けるようにしましょう。

式まで時間がある方は、サロン脱毛をしておくとブライダルシェービングの効果をより感じられるでしょう。

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