二の腕脱毛とは|メリットや効果・注意点などを詳しく解説

二の腕の脱毛をしたいと思っている人は多いでしょう。二の腕は綺麗に自己処理をするのが難しいわりに、他人からはよく見える部位です。うっかり自己処理を忘れて恥ずかしい思いをしないためには、二の腕脱毛がおすすめです。

本記事では、二の腕脱毛のメリットや効果、注意点について詳しく解説しています。この記事を読むと、二の腕脱毛の必要性が理解できるでしょう。現在、二の腕脱毛をするか悩んでいる人にとって、二の腕脱毛に踏み出すきっかけになれば幸いです。

目次

二の腕脱毛とは

二の腕脱毛とは、文字通り二の腕を脱毛サロンや脱毛クリニックで脱毛することです。サロンによっては、二の腕のことを「ヒジ上」と呼ぶことがあります。

二の腕は半袖やノースリーブを着たときに露出しやすい部分です。しかし、自己処理のときにムダ毛を目で確認しづらいため、剃り残しなどの不安がある人に人気の脱毛部位です。二の腕は自己処理するのが大変なので、プロに処理してもらうと綺麗な肌を目指せます。

二の腕脱毛をするメリット

二の腕脱毛を検討している人のために、ここでは二の腕脱毛をすると得られるメリットを紹介します。

  • ムダ毛を気にせずファッションが楽しめる
  • 毛穴が引き締まって肌が綺麗に見える

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

ムダ毛を気にせずファッションが楽しめる

二の腕脱毛をする1つ目のメリットは、ムダ毛を気にせずにファッションが楽しめることです。

ノースリーブやオフショルダー、フレンチスリーブなど、さまざまな形のトップスを着こなしたい人は多いでしょう。しかし、二の腕を露出する服を着るときは、ムダ毛処理が重要です。二の腕は自己処理のときに、目で確認するのが難しく、剃り残しが多い部分でもあります。

せっかくかわいい服装を着ていても、「実は二の腕のムダ毛が目立っていた」ということになりかねません。

二の腕脱毛をしておけば、ムダ毛の剃り残しのせいでお気に入りの服が台無しになってしまう事態が回避できるでしょう。ムダ毛を気にせずファッションを楽しめるようになるのは、二の腕脱毛のメリットです。

毛穴が引き締まって肌が綺麗に見える

二の腕脱毛をする2つ目のメリットは、毛穴が引き締まって肌が綺麗に見えることです。脱毛を継続すると、だんだん毛が生えにくくなって毛穴が引き締まります。肌の凹凸が少なくなり、肌がワントーン明るく見える効果が期待できるのです。

さらに、脱毛すると自己処理の回数を減らせます。カミソリでの自己処理は、誤って肌を傷つけたり色素沈着が起きたりする可能性があり、多くのリスクがあるのです。毛抜きを使えば埋没毛などにつながりますし、自己処理にはさまざまな肌トラブルの危険性があります。

自己処理の回数を減らし、毛穴を引き締め、美肌を目指せるのは二の腕脱毛の大きなメリットです。

二の腕脱毛の効果

ここからは、二の腕脱毛の効果について解説していきます。二の腕脱毛を始めてから脱毛完了までの回数と期間をまとめました。二の腕脱毛が完了するまでの目安として、参考にしてください。

脱毛完了までの回数

二の腕脱毛を初めてから効果を実感できるまでの回数は、医療脱毛で1〜3回、サロン脱毛は6〜10回程度です。ムダ毛が目立たなくなるまでの回数は、医療脱毛は5〜6回、サロン脱毛の場合12〜15回となっています。脱毛が完了するまでは、医療脱毛は6〜8回、サロン脱毛の場合15〜18回程通う必要があります。

脱毛完了までの期間

二の腕脱毛を初めてから効果を実感できるまでの期間は、医療脱毛で3〜6ヶ月、サロン脱毛は半年〜1年程度です。ムダ毛が目立たなくなるまでの期間は、医療脱毛は1年〜1年半、サロン脱毛では、1年半〜2年半かかります。脱毛が完了するまでは医療脱毛で1年半以上、サロン脱毛では、2年〜3年程度は必要です。

二の腕脱毛の基本情報

ここでは、二の腕脱毛の基本情報についてまとめました。二の腕脱毛の照射範囲や施術時間、施術中の服装、痛みについて知っておきましょう。

照射範囲

二の腕脱毛の照射範囲は、肩の先にある「肩峰」という出っ張りからヒジまでの場合がほとんどです。ヒジや脇は照射範囲に含まれないので注意しましょう。サロンによって、照射できる範囲は異なる場合があるため、事前に確認しておくと安心です

施術時間

二の腕脱毛の施術時間は、着替えや身支度などを含めると30分程度です。二の腕脱毛だけだとそこまで時間を要さないので、スキマ時間を使って脱毛できます。初めての来店時は説明などをしながら行うため、1時間程度を見ておくと良いです。予約当日に時間がなくてあたふたしないように、余裕を持って予定を立てましょう。

施術時の服装・体勢

二の腕脱毛の施術時の服装は、二の腕が出る服装です。来店時にノースリーブを着ていれば着替える必要はありませんが、半袖や長袖の場合は用意してあるガウンに着替えます。施術中に冷却ジェルや保湿剤を使用することが多いので、ノースリーブが汚れないか気になる場合は、ガウンを借りるようにしましょう。

施術の痛み

二の腕脱毛の施術の痛みの感じ方は人それぞれですが、一般的に医療脱毛は痛みを感じやすく、サロン脱毛はあまり痛みを感じないといわれています。

二の腕は皮膚が薄く刺激を受けやすい部分なので、人によっては強い痛みを感じることもあります。痛みに不安がある人は、サロン脱毛を検討してみてください。痛みが少ない脱毛機を採用しているサロンもあるので、サロン選びの際には脱毛機にも注目してみましょう。後述で、脱毛機ごとの違いについて解説していきます。

二の腕脱毛をする際の準備

二の腕脱毛の予約日の1〜2日前に電動シェーバーを使い、ムダ毛を自己処理しておきましょう。二の腕は自己処理のときに目で確認しにくいため、肌を傷つける可能性があります。十分注意して行ってください。

脱毛時の自己処理には、カミソリや毛抜きは使わないでください。カミソリは肌表面に細かいキズをつけ、炎症を引き起こす可能性があります。また、毛抜きを使うと、毛根から処理するため、脱毛機が反応しなくなってしまうのです。埋没毛などを引き起こすリスクもあるので注意が必要です。

さらに、脱毛は肌が乾燥していると施術の痛みが増すだけでなく、肌トラブルのリスクが高くなります。脱毛前は保湿を徹底して、準備を整えておきましょう。

二の腕脱毛をする際の注意点

次に、二の腕脱毛をするときに覚えておいてほしい注意点を紹介します。

  • 硬毛化のリスクがある
  • 紫外線対策に気をつける
  • 保湿をしっかりと行う
  • 脱毛後は入浴や飲酒をしない

二の腕脱毛の注意点を理解して、トラブルが起きないように心がけましょう。

硬毛化のリスクがある

脱毛をしていく上で、「硬毛化」と呼ばれる現象が起こることがあります。硬毛化とは、脱毛に使われる光やレーザーの照射によって、逆に濃く硬い毛が生えてきてしまうことです。硬毛化は産毛が多い部分にできやすいため、二の腕は硬毛化のリスクが高い部位といわれています。硬毛化の原因はハッキリとは解明されていませんが、、照射時にパワーが弱く、毛根に十分なダメージを与えられなかったことが原因として考えられています。

もし、硬毛化のような症状が見られたら、すぐにサロンやクリニックに相談しましょう。場合によっては、追加で照射してくれることがあります。

紫外線対策に気をつける

二の腕脱毛に限らず、脱毛前後の紫外線対策はとても重要です。光脱毛やレーザー脱毛は、メラニン色素の黒い部分に反応して脱毛効果を発揮します。脱毛前に紫外線を浴びて日焼けをしてしまうと、肌が黒くなって脱毛の機械がうまく反応しなくなるため、脱毛の効果が薄れる可能性があるのです。

日焼け肌に対応していない脱毛機も多く存在します。場合によっては施術を断られることがあるので、注意しましょう。

脱毛直後に日焼けしてしまうのも危険です。脱毛した直後の肌は、レーザーや光照射によって熱がこもっている状態です。普段は気にならない紫外線でも、脱毛直後は肌には大きな負担となり、赤みや炎症などの原因につながります。

脱毛の前後には、紫外線対策を徹底して行いましょう。日頃から日焼け止めクリームを使用する、肌の露出を避ける、帽子やサングラスを活用するなどの対策がおすすめです。

保湿をしっかりと行う

二の腕脱毛をしているときは、保湿対策にも力を入れましょう。二の腕は普段服で隠れていることが多く、どうしても保湿ケアを忘れやすい部分です。しかし、先ほども解説した通り、肌が乾燥していると脱毛時に痛みを感じやすくなり、炎症などのトラブルを招きやすくなります。

逆に保湿ケアが行き届き潤っている肌は、レーザーや光が浸透しやすく、脱毛の効果を効率的に受けられるのです。脱毛期間中は、いつも以上に保湿ケアをしっかりと行いましょう。肌に刺激の少ない保湿剤がおすすめです。普段から使っている使い慣れた保湿剤で、徹底してケアしてください。

脱毛後は入浴や飲酒をしない

脱毛後の入浴や飲酒をしないように気をつけましょう。脱毛後に入浴や飲酒などの体温を上げる行為をすると、肌にこもった熱を放出できずに炎症や赤み、かゆみなどの肌トラブルにつながる可能性があります。

入浴して湯船に浸かると、目に見えない雑菌が毛穴から侵入して毛嚢炎を引き起こす可能性があるので、注意してください。

飲酒をすると、アルコールを分解するのに大量の水分が必要です。脱毛後に飲酒すると、アルコール分解に体内の水分を奪われるため、ただでさえ乾燥しがちな肌がさらに乾燥して、色素沈着などを引き起こすこともあります。

脱毛後の入浴・飲酒などの体温の上がる行為は、さまざまな肌トラブルの原因になります。トラブルを避けるために、脱毛後の入浴や飲酒は避けましょう。

脱毛後の激しい運動はしない

脱毛後の運動にも注意が必要です。激しい運動をすると、体温が急激に上がり、乾燥や肌トラブルの原因になります。また、運動後の汗をそのままにしておくと、雑菌が繁殖して毛穴から侵入し、毛嚢炎になることがあります。

運動後に制汗剤を使うと、毛穴を塞ぎ脱毛効果を低下させることがあるので注意が必要です。制汗剤には、肌への刺激が強いものも多く、炎症につながる可能性があることを覚えておきましょう。脱毛後の激しい運動は避け、トラブルを未然に防ぐことが大切です。

二の腕脱毛をするサロンを選ぶ際のポイント

次に、二の腕脱毛をするサロンを選ぶポイントを知っておきましょう。ポイントを押さえておかないと、契約後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになってしまいます。二の腕脱毛をするサロン選びのポイントとしては、下記のような内容が挙げられます。

  • 脱毛範囲をチェックする
  • 追加料金がかからないかも調べておく
  • 脱毛機の種類にも注目する

サロン選びのポイントを理解して、自分にピッタリの脱毛サロンを選びましょう。

脱毛範囲をチェックする

二の腕脱毛の脱毛範囲をチェックしておきましょう。サロンによって、脱毛範囲の分け方が異なる場合があります。例えば、二の腕の脱毛範囲は「ヒジ上」として1パーツで数える場合と「ヒジ上表」「ヒジ上裏」と2パーツで数える場合があります。

「希望の部分まで脱毛してもらえなかった」という事態にならないためにも、脱毛範囲がどこまでなのかを確認しておきましょう。

カウンセリング時などに、希望の脱毛範囲を相談してみてください。サロンによっては、二の腕のみの脱毛だと割高になることもあるので、しっかり確認しましょう。

追加料金がかからないかも調べておく

脱毛料金の他にかかる追加料金がないかも調べておきましょう。脱毛サロンによっては、脱毛料金の他にキャンセル料・シェービング代・解約手数料などがかかることがあります。

キャンセル料は、予約をキャンセルしたときにかかるお金です。「キャンセル料無料」と謳っていても、代わりに回数を消化される場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

手の届かない部分の剃り残しがあっても、シェービング代がかからないサロンも多くあります。シェービング代はどんな場合に発生するのか、契約前に聞いておくと良いでしょう。

引っ越しや妊娠などの予定がある人は、解約手数料がかかるかどうかもチェックしておきたいポイントです。追加料金を確認しておかないと、後から思いがけない出費がかさんで家計を圧迫してしまうかもしれません。サロンの追加料金の規則が厳しすぎないか、事前に確認しておきましょう。

脱毛機の種類にも注目する

サロン選びをする際には、脱毛機の種類にも注目しましょう。サロン脱毛の脱毛機は、大きく3つに分けられます。それぞれのメリットとデメリットを知って、自分に合った脱毛機を採用しているサロンを選ぶのがおすすめです。

IPL脱毛

IPL脱毛は、多くのサロンで採用されている脱毛機です。メラニン色素に反応して毛根にダメージを与え、脱毛を促します。メリットは濃くて太い毛に効果が及びやすいことと、美肌効果が期待できることです。デメリットは痛みが強いことや、産毛に効果が薄いことが挙げられます。

S.S.C脱毛

S.S.C脱毛は抑毛効果のあるジェルを光照射の力で肌の角質層に浸透させて脱毛する機械です。メリットは痛みが少ないことと、産毛にも効果を期待できることです。デメリットは、直接的な脱毛効果がなく、脱毛効果が薄いことが挙げられます。

SHR脱毛

SHR脱毛は蓄熱式の脱毛機で、高くない温度で脱毛をするので痛みを感じない、比較的新しい脱毛方法に分類されます。メリットは痛みが少なく毛周期に関係なく脱毛できることと、産毛や白髪にも効果が期待できることです。デメリットは、脱毛効果を実感するまでにある程度時間が必要なことが挙げられます。

脱毛機によって特徴が異なるので、自分好みのものを選ぶのがポイントです。

二の腕脱毛に関するよくある質問

最後tに、二の腕脱毛に関するよくある質問を集めました。二の腕脱毛を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

肌荒れや埋没毛があっても脱毛できる?

基本的に、肌荒れや埋没毛があっても脱毛することは可能です。しかし、肌荒れが酷い場合は、部分的に避けて光照射する場合があります。肌荒れや埋没毛を防ぐために、脱毛期間中は十分に保湿ケアを行いましょう。

脱毛前にテスト照射はしてもらえる?

サロンによっては、テスト照射をしてもらえる場合もあります。二の腕脱毛をするとき、痛みやトラブルなどに不安を抱く人も多いかと思います。カウンセリングの際に、テスト照射をしてもらえるか確認してみましょう。サロンによっては、テスト照射の時間を設けてもらえます。

まとめ

二の腕は自分では見えにくい部位ですが、半袖やノースリーブを着たときに人から見える部分です。二の腕脱毛をしておけば、剃り残しの心配をしなくても好きなファッションを楽しめます

二の腕は人によっては、脱毛時に痛みを感じる部位です。脱毛の痛みが不安な人はサロン脱毛を検討してみましょう。脱毛サロンを選ぶときには、脱毛範囲や追加料金の有無についても確認するのがポイントです。二の腕脱毛の基本的な内容を押さえて、じぶんにピッタリのサロンを選びましょう。

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