太もも・おしりを痩せるには?効果的な方法を分かりやすく解説

「太ももとお尻が太っているのが気になる」「下半身太りをどうにかしたい」という悩みを抱えている方は多いでしょう。太ももやおしりが太くなってしまう原因はいくつかありますが、複数の原因が重なって太くなっていることも多いため、まずは原因をしっかりと把握してから太もも・おしり痩せをするのがおすすめです。

この記事では、太もも・おしりが太くなる原因から太もも・おしり痩せに効果的な方法まで詳しく解説していきます。下半身太りに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

太もも・おしりが太くなる原因は?

太ももやおしりが太くなってしまうのはなぜなのでしょうか。原因が分かっていないと、せっかく痩せてもまた太ってしまう可能性があります。太る原因を把握できれば、対策も立てやすくなるでしょう。

1つの原因ではなく複数の原因が関係していることもあるため、ご自身に当てはまることがないか確認してみてください。太もも・おしりが太くなる原因は、主に下記の5つです。

  • 運動不足
  • 加齢
  • 骨盤の歪み
  • ストレス
  • 生活習慣の乱れ

順番に見ていきましょう。

運動不足

運動不足になっていると太ももやおしりに脂肪がつきやすくなってしまいます。もともと太ももには大きな筋肉がついているのですが、筋肉が衰えてしまうと脂肪がつきやすくなるのです。

全身の筋肉の中でも太ももについている筋肉の割合は大きいため、この筋肉が減ると基礎代謝も下がってしまいます。基礎代謝が下がると、何もしていなくても消費できるカロリーが減り、太りやすい体質になってしまうという点も原因の1つです。

太ももの筋肉を落とさないように適度な筋トレをしておくことが、太りにくくなるためには重要です。特に、加齢とともに筋力は衰えていくので、足の筋肉を動かすことは日常的に意識するようにしましょう。

また、運動によって血行が促進されると、身体の老廃物もスムーズに流れていきますが、運動不足になると老廃物が滞りやすくなってしまいます。老廃物が滞ると代謝がさらに悪くなって、むくみの原因にもなってしまうのです。下半身太りが気になるという方は、運動不足やむくみが原因の可能性が高いでしょう。特に夕方になると足が太くなるという方は、むくんでいる可能性が高いです。

加齢

加齢によるたるみも太ももやおしりが太る原因といえます。お尻がたるんで太ももとの境目が分かりにくくなり、太ったように見えてしまうのです。加齢によるたるみも筋肉の減少などが原因になるため、筋トレなども効果的でしょう。

骨盤の歪み

下半身太りの原因として骨盤の歪みも挙げられます。骨盤が歪んでしまうと、一部の筋肉に負担がかかって太ももやおしりが太くなってしまうのです。例えば、骨盤が前に傾いている人は、お尻が後ろに出てしまい、太ももの前が太くなりやすいです。骨盤が開いてしまっている人は、お尻が横に広がってたれて見えてしまいます。

このように骨盤の傾きや開きがあると、太ももやおしりが太くなってしまう傾向にあるのです。骨盤を正しい位置に戻すためのエクササイズを行うことや、普段から姿勢に気を付けることが重要です。また、整体や骨盤サロンなどで骨盤矯正を受けるのもおすすめです。

ストレス

ストレスが多い人は太ももやおしりが太りやすいといわれています。ストレスが増えると、ストレスに対応するためにアドレナリンが多量に分泌されますが、それでも足りないと今度はコレチゾールと呼ばれる物質が分泌されるようになります。

コレチゾールは、身体に水分を溜め込んだり、筋肉を溶かしてしまったりするような働きがあることから、むくみやすくなる、代謝が悪くなる、筋肉の量が減るなどの症状につながります。ストレスが溜まりやすいという人は、定期的に身体を動かしてストレスを発散させるようにしましょう。

身体を動かすと、ストレスが解消されやすくなるといわれています。もやもやした気持ちもすっきりできるでしょう。運動だけでなく、他のストレス発散方法もいくつか考えておくと良いです。ただし、食べることでストレスを発散するのは避けましょう。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れも自律神経のバランスを崩してしまうため、太りやすくなるといわれています。例えば、睡眠時間や食生活などが生活習慣としてあげられるでしょう。

冷たいものばかり食べる、味が濃いお料理を好む、甘いものばかり食べる、脂っこいものばかり食べるという人は注意してください。他にも、湯船に入らずにシャワーで済ませていると、身体がしっかり温まらず代謝が悪くなる可能性があります。冷え性の人は特にしっかり湯船につかる習慣を取り入れるようにしましょう。

近場でも車で移動してしまう、すぐにエレベーターやエスカレーターを使ってしまうという人も、これらを変えるだけで身体を動かす機会が増えるので、痩せやすい体質に変えていくことが可能です。太ももとおしり痩せを叶えるために、日常生活のちょっとした習慣を変えることから始めてみましょう。

太もも・おしり痩せに効果的な方法は?

しっかり太もも・おしり痩せの効果を出したいという方は、ただやみくもに体を動かすのではなく、効果的な方法を取り入れていくのがおすすめです。太ももやおしりに効果的な方法を効率的に取り入れていくことで、脂肪をしっかり燃焼させてすっきりさせていくことができます。太ももは大きな筋肉がついているので、ここを動かして鍛えることは、全身のシェイプアップにもつながります。

ここでは、太もも・おしり痩せに効果的な方法をまとめて解説していきます。

  • 食事制限
  • 骨盤矯正
  • 有酸素運動
  • ストレッチ
  • 筋トレ

順番に見ていきましょう。

食事制限

食べる量が多い方は、ダイエットの際にはまず食事制限をしたほうが良いでしょう。運動だけで体重を減らしたい場合、1kg減らすのにおよそ7000キロカロリー消費しなければいけないため、運動だけで痩せるのは大変です。

そこで、ダイエットでは基本的に、食事制限と運動の組み合わせが推奨されています。太もも・おしり痩せも同様です。また、どれだけ運動していても、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまっていると痩せることはできないため、運動で消費カロリーを増やしつつ、摂取カロリーを抑えていく必要があるのです。

しかし、摂取カロリーを抑える際に、食事を抜いてしまう方法はおすすめできません。食事制限は、カロリーを抑えつつバランス良く食べることが大事です。また、カロリーを抑えるという点で朝食を抜く方がいますが、これもおすすめできません。1日の活動をスタートさせるために朝ごはんは必須です。ダイエット中の朝ごはんは、代謝を上げる、筋肉の分解を防ぐ、お通じを良くするなどのメリットがあります。

骨盤矯正

太ももやおしりが太くなってしまう原因に骨盤の歪みがありました。骨盤の歪みは、日常生活の癖からきていることが多いので、まずは姿勢を見直す必要があるでしょう。

歩き方、立ち方、座り方などの癖が骨盤の歪みにつながっています。これを改善させたい場合、プロの手を借りるのが一番なので、骨盤矯正サロンに行ってみると良いでしょう。

ただし、継続して通うとなると費用も掛かります。難しい場合は、骨盤矯正グッズを使ったり、無料動画の骨盤矯正エクササイズ、骨盤矯正ヨガなどを試してみるのもおすすめです。自宅でコツコツ続けるだけで、姿勢改善効果は期待できます。

有酸素運動

太ももやおしりの周りについた脂肪で太ももやおしりが太くなっている方も多いです。この脂肪は、運動で落とすことが可能です。太ももとおしりの脂肪燃焼は、有酸素運動を取り入れてください。

有酸素運動で一般的なのが、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどです。脂肪をエネルギーにして消費する運動で、持久力や心肺機能の向上の効果も見込めます。20分以上運動しなければ効果がないといわれていたこともありますが、現在は短時間でもトータルして運動時間がしっかりと取れていれば効果があるといわれています。有酸素運動はストレス発散にもおすすめです。

ストレッチ

太もも・おしり痩せには、ストレッチもおすすめです。ストレッチで硬くなってしまった筋肉をほぐしてあげると、太ももが細くなります。これは、筋肉が張っていることで太もも周りが太く見えてしまうからです。ストレッチで張りが取れれば、だんだんとほっそりしていきます。ストレッチはむくみ解消にも効果的なので、1日の終わりに取り入れてみると良いでしょう。

また、ストレッチを行うことで筋肉の張りがなくなれば、運動や筋トレによる筋肉への効果も上がりやすくなります。運動や筋トレと並行しながら行っていくのも良いでしょう。

筋トレ

太もも・おしり痩せには筋トレも有効です。太ももの筋肉は大きな筋肉なので、ここを鍛えておくことで、基礎代謝をあげることにもつながります。そして、基礎代謝が上がると脂肪燃焼効果もより高まりますので、筋トレ × 有酸素運動の組み合わせが特に太もも・おしり痩せに良いといわれています。筋トレは特別な器具を使わなくても自宅で簡単にできるので、仕事などで忙しくてあまり運動をする余裕がないという人にもおすすめです。ここでは、鍛えるのにおすすめの筋肉と筋トレ方法をまとめておきます。

大殿筋

大殿筋はお尻周りの筋肉で、人の筋肉の中でも特に大きな筋肉です。この筋肉を鍛えておくことで、足腰が丈夫になります。大殿筋を鍛える方法としては、相撲スクワットがおすすめです。

相撲スクワットは、大殿筋に効果があるだけでなく、お腹周りの筋肉も引き締めてくれるエクササイズです。骨盤の位置を安定させる効果も期待できます。

方法としては、まず足を肩幅より広めに開いてつま先はやや外向きにします。両手は腰に置いてゆっくりとお尻を後ろに落としていき、膝を曲げましょう。。膝がしっかり曲がったら、今度はお尻を引き締めながら元の姿勢に戻っていきます。膝を傷めてしまうことがないように、必ずつま先は外側に向けてください。

内転筋

内転筋は、太ももの内側の筋肉です。ここは普段あまり使われていない筋肉なので意識して動かす必要があるでしょう。たるんとした太ももにしないためにも鍛えておきたい筋肉といえます。

内転筋を鍛えるために簡単に行える方法が、ボールを挟むエクササイズです。テレビを見ながらでもできる簡単な方法なので、運動や筋トレが続かないという人にも向いているでしょう。

方法としては、脚が床につくように椅子に座り、脚を肩幅に開いたら膝の間にボールを挟みます。ボールがない場合はバスタオルを丸めたモノでも良いです。これをギューッと両膝で押し合います。押し合ったら、少し力を緩め、また押し合うを繰り返し行います。

ハムストリング

太ももの裏側の筋肉がハムストリングスです。大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の3つを相称してハムストリングスといいます。ハムストリングスを鍛えるためには、ヒップアップも可能なヒップリフトというエクササイズがおすすめです。

このトレーニングは、背中やお腹にも効果的なので、背中やお腹の脂肪が気になるという人も挑戦してみてください。

方法としては、足を肩幅くらいに広げて、床に仰向けに寝ます。かかとを床につけて膝をたて、膝から胸が一直線になるまでお尻をあげていきます。少しキープして下ろしてという上下運動を繰り返していきます。ヒップも鍛えられるので、きゅっと上向きのヒップラインを手に入れたい人におすすめのエクササイズです。

太もも・おしり痩せに成功したら脱毛もおすすめ

太もも・おしり痩せに成功したら、さらに綺麗になるために、脱毛をするのもおすすめです。脱毛をしてムダ毛がなくなれば、さらに自信が持てる身体になれるでしょう。サロン脱毛とは、光を照射することで毛の働きを弱らせてムダ毛をなくしていく脱毛方法です。

痛みが少なく1回の施術料金も安いため、脱毛初心者でも挑戦しやすい方法といえます。

脱毛は太もも・おしりのパーツで行うこともできますが、全身脱毛がお得な場合もあります。全身のムダ毛が気になる方は、全身脱毛をしてしまうのも良いでしょう。

サロンの太もも・おしり脱毛

サロンで行う太もも・おしり脱毛はどれくらいの回数、期間がかかるのでしょうか。また、脱毛範囲も気になる点です。ここでは、目安の回数や期間、脱毛部位などをまとめて紹介していきます。

回数

サロンでは、主に光脱毛が行われているので、脱毛完了までの回数は10回から18回くらいです。サロンで使用しているマシンの種類や毛量・毛質によっても回数は異なります。また、完全に脱毛したい場合と、自己処理が楽になる程度で良いという方でも変わってくるでしょう。自己処理が必要なくなるくらいまでで良いという方は10回ほどで満足できる可能性もありますが、産毛まで完全に亡くしたいという人は18回ほど通う必要があるでしょう。

期間

サロンで脱毛する場合、脱毛機の種類によって通う期間が変わります。脱毛機は基本的に、毛が生えるサイクルである毛周期に影響を受けますが、中には毛周期に関係なく施術できる脱毛器を採用しているサロンもあります。

毛周期に関係する脱毛機の場合は、通うペースが2ヶ月に1回ほどになるので、脱毛完了までは2年〜3年ほどかかってしまうでしょう。

しかし、毛周期に関係なく脱毛できる脱毛器では、2週間から3週間に1回のペースで脱毛できるため、脱毛が完了するまで最短半年ほどというケースもあります。

範囲

脱毛の範囲はサロン毎に異なります。前太もも・後太もものように細かく部位を分けているサロンもあれば、太ももは前も後ろも360度すべて含んでいるというようなケースもあります。太ももとおしりを一緒に施術してくれるサロンもあるので、サロンを選ぶ際には各サロンの脱毛部位も確認しておきましょう。

サロンの太もも・おしり脱毛に関するQ&A

サロンで太もも・おしり脱毛を受ける際に気になるQ&Aについてまとめて紹介します。ここでは、太もも・おしりの自己処理方法や脱毛を受ける際の注意点などを見ていきましょう。

自己処理の流れは?

サロンで太もも・おしり脱毛を受ける際は、あらかじめ自己処理していかなければいけません。剃り残しはサロンで処理してもらえることもありますが、その場合は別途費用が発生する可能性もあるので注意してください。

なお、手が届かない範囲の自己処理に関しては、無料で行ってくれるサロンも多いです。そのため、太ももの後ろやおしりは多少剃り残しがあっても対応してもらえる可能性があるでしょう。

自己処理をする際は、カミソリではなく電気シェーバーを使ってください。カミソリだと肌を傷付けてしまうリスクが高いため、電気シェーバーで優しく処理しましょう。自己処理による肌への負担なども考えて、脱毛に行く2日前くらいに終わらせておきましょう。

太もも・おしり脱毛の注意点は?

脱毛を受けた後は肌が敏感になっているので、しっかりと保湿を行う、当日はお風呂ではなくシャワーにするなど、しばらく刺激を与えないように注意しましょう。また、生理中はおしりの脱毛ができない可能性もあります。サロンによって対応が異なるので、生理期間中の脱毛の対応についても事前に確認しておくようにしてください。また、おしりの脱毛が難しい場合は、日程変更する必要がありますが、その際にキャンセル料がかかってしまう可能性があります。キャンセル料の有無や、何日前からのキャンセルだと料金がかかるのかなども確認しておくと良いでしょう。

まとめ

太もも・おしりが太る原因としては、運動不足、加齢、骨盤の歪み、ストレス、生活習慣の乱れなどが挙げられます。太っていることが気になるという方は、まずは何が原因なのかを確認してみてください。

原因が把握できたら、それを解消するための対処法を実行していきましょう。太もも・おしり痩せに効果的な方法としては、下記の5つが効果的です。

  • 食事制限
  • 骨盤矯正
  • 有酸素運動
  • ストレッチ
  • 筋トレ

これらの方法で太もも・おしり痩せが成功したら、さらに綺麗な体を手に入れるために、脱毛をするのもおすすめです。コンプレックスをまとめて解消したいという方は、ぜひ検討してみてください。

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