うなじ脱毛をセルフで行うやり方は?処理方法別に詳しく解説

髪をアップにするときに目立つ「うなじ」ですが、アップにするとムダ毛が気になるという方は多いです。うなじのムダ毛のセルフ処理は不可能ではありませんが、自分の目で見られないだけあってリスクもありますし、何より綺麗に処理をするのが難しいですよね。

この記事では、うなじ脱毛をセルフで行うやり方を、シェービング、除毛クリーム、脱毛ワックスでそれぞれ解説していきます。綺麗に処理をする方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

セルフでできる「うなじ」のムダ毛処理方法は?

うなじは自分の目では見ることができない部分に生えている分、周りからの目が気になる方もいるでしょう。しかし、自分の目に見えない分、ムダ毛処理が難しいと悩む方も多いのではないでしょうか。

気になるうなじのムダ毛は、セルフで処理をすることも可能です。ここでは、うなじのムダ毛の処理方法として代表的なものを3つ見ていきましょう。

シェービング

セルフでできるうなじのムダ毛の処理方法にシェービングがあります。シェービングはカミソリや電気シェーバーを使ってムダ毛を剃る方法です。うなじだけでなく、全身に使えるセルフの処理方法のため、ご存じの方がほとんどでしょう。

前述したように、うなじは自分からは見えにくい部分です。そのため、うなじのシェービングを難しいと感じる方は少なくありません。

方法やポイントを押さえておけば、綺麗に処理することも可能です。シェービングによる自己処理方法やポイントについては、この後詳しく紹介します。

除毛クリーム

除毛クリームも、うなじのムダ毛処理の方法の1つです。除毛クリームにはたんぱく質を溶かす成分が含まれており、除毛したいムダ毛のある肌に塗って、毛を溶かすことで効果を得ます。

ドラッグストアやインターネットショッピングなど、身近なところで手に入れられるのがメリットです。また、1本あたり数百円から数千円と安価で、お試しで使うのにも手を出しやすいでしょう。

除毛クリームの効果は、ムダ毛の濃さに影響されにくいのが特徴です。そのため、産毛が多いうなじのムダ毛にも対応できます。

脱毛ワックス

脱毛ワックスは、専用のワックス材を使ってムダ毛を処理する方法です。ワックスをムダ毛処理したい部位に塗って放置すれば、剥がすときにムダ毛も一緒に抜けます。剥がすときの痛みや刺激による肌の赤みなどがデメリットですが、一気にムダ毛を処理することが可能です。

脱毛ワックスには、ハードワックス・ソフトワックス・シートタイプがあり、塗り心地や使い方が異なります。ハードワックスは粘着力が強く、ソフトワックスはムラなく塗りやすいのが特徴です。時短かつ塗りムラを防ぎたいのであれば、シートタイプがおすすめです。

【シェービング】うなじのセルフ処理のやり方

うなじのムダ毛をうまく処理できれば、肌が綺麗に見えて襟足に自信を持てるでしょう。しかし、部位の特徴からセルフ処理が難しいのが「うなじ」の特徴です。

やり方を知っておかないと、剃り残しがあるだけでなく肌を傷つけることになりかねません。ここでは、そんな「うなじ」のセルフ処理方法のうち、シェービングのやり方を詳しく紹介します。

処理をする範囲を決める

うなじのムダ毛をシェービングする前に、まずは処理をする範囲を決めましょう。髪をアップにする方、首周りの開いた服をよく着る方は、広範囲に処理すると襟足が綺麗に見えます。

処理をする範囲を決めておかないと、いざシェービングしたときに剃り残しが生じたり、反対に剃りすぎたりするリスクがあります。最初に鏡や写真などで自分のうなじの状態を確認するのも1つの手です。

髪をまとめる

処理をする前に、うなじがしっかりと見えるように髪をまとめておきます。髪をまとめるのは、視界が遮られて剃り残しにつながったり、誤って髪の毛を剃ってしまったりしないためです。

髪が長い場合は、邪魔にならないようにアップにしたり、髪をまとめるためのワックスを使ったりする方法があります。髪が短い方も、シェービングの邪魔にならないか確認し、必要に応じてまとめるようにしましょう。

ホットタオルで温める

髪をまとめたら、シェービングする部分をホットタオルで温めます。温めるのは、肌やムダ毛を柔らかくするためです。柔らかくしておくと、強い力を加えなくてもムダ毛を剃りやすくなります。その結果、肌への負担を減らすだけでなく、剃り残し防止につながるのです。

ホットタオルは気持ち良いと思えるくらいの温度で構いません。ホットタオルは、タオルをお湯に浸して絞るか、絞ったタオルを電子レンジで温めて作るのが簡単です。

シェービングをする

準備が整ったらシェービングを行います。肌への負担を減らすために、シェービング剤を使うようにしましょう。シェービング剤を塗ることで、カミソリの滑りが良くなって肌を傷つけるリスクを軽減できます。

安全にセルフ処理が行えるようにするためには、セーフガード付きやジェルが溶けだすカミソリを使うのがおすすめです。刃を強く肌に当てないように注意しながら、優しく滑らせるようにシェービングしましょう。

うなじは自分の目でしっかり見ることができません。安全に綺麗にシェービングするために、三面鏡の使用をおすすめします。三面鏡がない場合は鏡を2枚使って合わせ鏡にし、鏡越しに確認しながら処理をすると安心です。

保湿をする

シェービングの次は肌を保湿しましょう。セルフ処理は、ムダ毛を剃って終わりではありません。事前準備をしっかり行っても、カミソリによって角質が剥がれてしまうなど、シェービングによる肌への負担はどうしても生じてしまいます。

シェービング後の肌をそのままにしてしまうと、肌トラブルの原因になりかねません。そのため、シェービング後は保湿剤を塗って肌を労わり、バリア機能を高めるようにしてください。

【除毛クリーム】うなじのセルフ処理のやり方

次に、除毛クリームを使ったうなじのセルフ処理のやり方を紹介します。除毛クリームを塗る前に、シェービング同様にまずは髪をまとめましょう。除毛クリームが髪の毛につかないように、お団子やアップにしておくと安心です。

髪をまとめたら、除毛クリームを塗る部分を濡れタオルで拭きます。肌に汚れが残っていると除毛効果が下がってしまうことがあるため、肌を綺麗にしておきましょう。

準備ができたら、うなじに除毛クリームを塗ります。鏡を見ながらまんべんなく、塗り残しのないようにしてください。自分では見えづらい部分のため、不安な方は家族やパートナーに塗ってもらうのも1つの手です。

綺麗に濡れたら、使用方法に書かれている時間にしたがって放置します。その後、除毛クリームを拭き取り、しっかりと洗い流しましょう。洗い残しがあると肌トラブルの原因になるため、注意してください。

セルフ処理の後は、うなじを保湿して肌を労わります。除毛クリームによって使用間隔が異なるため、セルフ処理では毎回使用方法をよく読んで使用するようにしましょう。

【脱毛ワックス】うなじのセルフ処理のやり方

脱毛ワックスによるうなじのセルフ処理のやり方を紹介します。温めなどの準備が必要なワックスがあるため、使用方法をあらかじめ確認しておきましょう。

カミソリでの処理などと同様に、ワックスを塗る前にまずは髪をアップにして、鏡を見ながら処理する範囲を決めます。

肌が濡れていたり脂っこくなっていたりすると、ワックスがしっかりと付かず思うような脱毛効果が得られません。ワックスを塗る前に肌を綺麗にして、乾燥させておきます。

準備ができたら、鏡を見ながら適量のワックスを塗ります。塗るときはムダ毛が生えている方向に塗っていくのがポイントです。塗りムラがないよう、スパチュラを使うと良いでしょう。

次に、ワックスを塗った部分の上に専用のシートをのせます。シートを剥がすときは、塗ったときと反対の方向に向かって一気に剥がしましょう。剥がすときの刺激でムダ毛を抜くことができます。

ワックスが肌に残ったままにならないよう、処理後の肌をチェックしてください。また、他のセルフ処理のやり方と同じく、処理後は肌の保湿をすることが重要です。

うなじのセルフ処理はデメリットも多い

うなじのセルフ処理は可能ですが、デメリットが多いのも事実です。ここでは、うなじの自己処理のデメリットを2つ紹介します。デメリットを知らずにセルフ処理を続けると、思わぬトラブルを引き起こしかねません。まずは、セルフ処理のデメリットを押さえておきましょう。

綺麗に剃れない可能性がある

うなじのムダ毛のセルフ処理は、綺麗に剃れない可能性があります。やり方を押さえてセルフ処理をしても、綺麗に処理できないことがあるのが、うなじの難しいところです。

鏡でチェックしながら、あるいは範囲をしっかりと定めて剃ったとしても、剃り残してしまう可能性は十分にあります。それは、自分の目でしっかりと見ることができない「うなじ」という特別な部分だからです。剃り残しの他には、本来剃るつもりではない部分まで剃ってしまう可能性もあります。

剃り残しがあると見た目にも悪く、チクチクして不快になることも少なくありません。また、除毛クリームや脱毛ワックスも、塗り残しによって処理できていない箇所が生じることがあるので、注意が必要です。

怪我をするリスクが高い

うなじのセルフ処理のデメリットとして、怪我をするリスクが高いことも挙げられます。足や顔の処理は、ムダ毛の状態や処理範囲、刃の方向をしっかり確認できます。しかし、直接目で見れないうなじはそれが難しく、刃で肌を傷つけてしまうリスクが高いです。怪我をしてしまった場合は、セルフ処理を一旦やめて傷を治さなければなりません。

思わぬ怪我によってうなじに傷ができるだけでなく、治るまでは処理をできないままになってしまいます。傷跡やムダ毛でうなじが汚いと思われないように、処理をするときには注意をしなければいけません。

うなじを綺麗に処理する方法は?

うなじのセルフ処理は、綺麗に処理できない可能性や怪我のリスクが伴います。そうはいっても、うなじのムダ毛が気になった状態では、うなじに自信を持てませんよね。ここでは、セルフ以外でうなじのムダ毛を綺麗に処理する方法を2つ紹介します。それぞれのメリット・デメリットに注目してみていきましょう。

理容室で処理をしてもらう

理容室では、うなじのムダ毛を綺麗に処理してもらえます。理容室というと、顔のシェービングを想像する方も多いのではないでしょうか。国家資格である理容師は、顔だけでなくうなじのシェービングを行ってもらえます。

プロが専用のシェービング剤を塗って処理するため、肌への負担を抑えて綺麗な仕上がりが期待できるメリットです。その仕上がりや安全性から、結婚式の前にうなじや背中のシェービングをする女性も少なくありません。

メリットがある一方で、脱毛ではないためまた生えてくるというデメリットがあります。結婚式や大切なイベントの前に行くだけならそれほど負担はないかもしれません。しかし、ムダ毛が気になってきたら理容室で処理するとなると、通う時間や費用の面で負担になる可能性があります。

 

サロン脱毛に通う

うなじを綺麗に処理するために、サロン脱毛に通うのも1つの手です。サロン脱毛は、専用の脱毛機器を使って施術を行います。そのため、安心・安全にうなじのムダ毛の脱毛ができるのがメリットです。

自分では見えない部分だからこそ、サロンスタッフの施術をしてもらうことで剃り残しの心配もなくなります。

一方で、サロン脱毛はサロンに通う必要があることをデメリットに感じる方もいるでしょう。1回の施術で脱毛が完了するわけではなく、中長期スパンで通う必要があります。1回の施術費用が自己処理と比べると高額になりがちなのも、サロン脱毛のデメリットです。

しかし、1回の費用は高く感じますが、長期的に考えると費用対効果は高いといえます。ムダ毛が生えてくるたびにセルフで処理する手間・時間・リスク、必要物品などを考慮して検討してみることをおすすめします。

うなじのムダ毛に悩んでいるならサロン脱毛がおすすめ

うなじのセルフ処理は不可能ではありませんが、見えにくいだけあってセルフ処理を負担に感じたり不安になったりする方も多いです。また、時間が経てばムダ毛が生えてくるため、何度も自己処理をする手間があります。

もし、うなじのムダ毛に悩んでいるのであれば。サロン脱毛がおすすめです。サロンでうなじの脱毛をすれば、自己処理の必要がなくなるだけでなく、綺麗なうなじを手に入れることができます。うなじのサロン脱毛について基本情報をチェックしていきましょう。

うなじ脱毛の範囲

うなじ脱毛の範囲は、髪の生え際から首の付け根のラインまでです。髪の毛や襟足はうなじ脱毛の範囲には含まれません。また、サロンによって範囲が異なる場合があるため、カウンセリングのときに確認しておくことをおすすめします。

うなじ脱毛は、範囲とともに形にも注意が必要です。生え際をジグザグにする「MW型」、生え際のラインをふんわりとさせる「U型」、もともとの生え際の形を活かす「W型」、生え際を一直線にする「直線型」といった複数の形があります。

髪をアップにする際には、この生え際の形が目立つでしょう。自分では見えない部分だからこそ、あらかじめスタッフに相談し形のイメージをつけることが大切です。

うなじ脱毛の形については、「うなじの正しい剃り方は?理想的なうなじの形も合わせて紹介」の記事で詳しく解説しています。

うなじ脱毛にかかる回数

うなじ脱毛にかかる回数は、効果が実感できるまでに5〜6回ほどです。ただし、うなじのムダ毛の毛量・質によって異なるので、それ以上に時間がかかる場合もあります。

脱毛を5〜6回行った場合、大体1年ほどの期間がかかります。脱毛は1回で完了しないため、1回の施術で完了するわけではないため、その間うなじのムダ毛のセルフ処理に悩む方もいるでしょう。理容室のシェービングと組み合わせながら、うなじ脱毛の期間を乗り切るのもおすすめです。

また、うなじのムダ毛は産毛のため、産毛への効果が期待できる「SHR式脱毛」や「ハイパースキン脱毛」などの脱毛方法を選択するのも1つの手です。産毛は薄く・細いため、メラニン色素に反応するタイプの脱毛方法だと効果が出にくい可能性があります。

うなじ脱毛にかかる回数については、「うなじ脱毛にかかる回数や費用は?人気の形などもまとめて紹介」の記事もご参照ください。

うなじ脱毛にかかる費用

うなじ脱毛は範囲の狭いSパーツに分類されます。そのため、1回あたりの施術費用は3,000円程度が相場です。6回なら18,000円、12回なら36,000円が費用目安で、コースを組むと安くなるサロンもあります。

自己処理が難しいうなじでは、シェービングをやってもらえるサロンを選ぶのが安心です。サロンによってシェービングが有料だったり無料だったりするので、追加料金の有無も確認しておきましょう。

うなじ脱毛の痛み

うなじの皮膚は薄いため、痛みを感じやすい部位とされています。しかし、サロン脱毛はほとんど痛みを感じない脱毛方法なので、あまり心配をすることはないでしょう。

痛みが辛い・不安という方は、痛みを感じにくい脱毛方法を選択するのもおすすめです。前述した産毛にもおすすめの「SHR脱毛」や「ハイパースキン脱毛」は、脱毛方法の中でも痛みを感じにくい脱毛方法の1つです。

うなじ脱毛を行う際の注意点

うなじ脱毛を行う際には、「脱毛のやり過ぎ」に注意が必要です。生え際とうなじの間がハッキリとし過ぎると、不自然に見えてしまう場合も少なくありません。また、脱毛が完了するとムダ毛が生えてこなくなるため、生え際の形を事前にしっかり確認することが重要です。

うなじ脱毛のゴールは、「髪をアップにしたときにムダ毛が目立たない」「自己処理を楽にしたい」「背中も含めてツルツルにしたい」など人それぞれです。ゴールに向けてどれくらいの脱毛回数が必要なのか、サロンでカウンセリングを受けてから脱毛をしましょう。

また、うなじは日の光に当たりやすい部位なので、日焼けにも注意しなければなりません。日焼け肌に脱毛するのはリスクを伴うため、うなじ脱毛のスタートは日焼けしにくい秋から冬がおすすめです。

まとめ

うなじのムダ毛をセルフ処理するやり方には、主にシェービング・除毛クリーム・脱毛ワックスの3種類があります。どのやり方にしても、うなじは自分の目で直接見ることができないのがデメリットです。セルフ処理は可能ですが、綺麗に剃れない・怪我をするといったリスクがあります。

そのため、うなじのムダ毛を綺麗かつ安全に処理したいのであれば、脱毛のプロであるサロンに相談するのがおすすめです。自分で見られないところだからこそ、プロの手によって理想のうなじを手に入れましょう。

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