家庭用脱毛器は顔の産毛も脱毛可能?脱毛器の選び方を紹介

「家庭用脱毛器は顔の産毛にも使えるの?」という疑問を抱えている方のために、本記事では家庭用脱毛器が顔の産毛にも使えるのか、その方法について紹介しています。家庭用脱毛器の選び方や顔の脱毛をする際の注意ポイントについても解説していくので、家庭用脱毛器の購入や顔の脱毛などを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

目次

家庭用脱毛器で顔の産毛は脱毛できる?

家庭用脱毛器でも顔の産毛を脱毛することは可能です。しかし、前提として、家庭用脱毛器の中には、顔の産毛の脱毛に適したものとそうではないものがあります。顔の脱毛に適した家庭用脱毛器を選んだ上で、正しい脱毛方法を把握してから行えば、家庭用脱毛器でも顔のムダ毛を綺麗にできるでしょう。

また、顔のパーツ付近にある産毛は脱毛完了までに時間がかかりやすいため、そういった面も顧慮しながら、ちゃんと顔の脱毛に適した家庭用脱毛器を選ばなければいけません。ここではまず、顔脱毛にも使える家庭用脱毛器の選び方から見ていきましょう。

顔脱毛にも使える家庭用脱毛器の選び方

ここからは顔脱毛にも使用可能な家庭用脱毛器の選び方を紹介していきます。家庭用脱毛器を選ぶ際のポイントは、主に下記の6つです。

  • 脱毛方式
  • 脱毛箇所
  • 照射範囲
  • 出力調整
  • 美顔機能
  • コスト

家庭用脱毛器はただ選ぶのではなく、しっかりと顔の肌に合わせたものを選ばなければいけません。これから紹介する情報を1つの判断材料として、ぜひ参考にしてみてください。

脱毛方式

顔脱毛でも使用可能な家庭用脱毛器は、主にフラッシュタイプとレーザータイプに分かれます。

フラッシュタイプは、脱毛サロンで使用されている脱毛器を家庭用の性能に抑えたもので、1回の照射で広い範囲の脱毛処理を可能としています。痛みが少ないなどの理由から、初めての方におすすめされるタイプです。

レーザータイプは、細かい部分の照射に特化しており、フラッシュタイプよりも脱毛効果を実感できる一方で、ムラが出やすかったり、痛みを感じやすくなったりする点などから、脱毛処理を早く終わらせたい人や脱毛経験のある上級者に向いています。

どちらのタイプを選ぶかで脱毛方法が変わるので、自分に合う家庭用脱毛器を選ぶ際には参考にすると良いでしょう。

脱毛箇所

顔に使える家庭用脱毛器の中でも顔のどの範囲に使えるのかをチェックすることが大切です。

脱毛できる箇所は、サロンやクリニックでも制限されていることが多く、家庭用脱毛器では基本的におでこ、頬、鼻の下、ヒゲ、顔回り、もみあげなどが脱毛可能箇所とされています。

眉毛や目の周りなどはサロンやクリニックでも難しいとされているので、家庭用脱毛器では決して照射しないようにしてください。顔のどの部分に適した脱毛器なのかは、パッケージなどに記載されていることがほとんどなので、事前に確認しておくようにしましょう。

照射範囲

照射範囲も脱毛器によって異なるので、注意すべきポイントです。照射口が広いフラッシュタイプのような脱毛器の場合は顔の脱毛がしにくく、逆にレーザータイプのような脱毛器であれば照射口が狭く、細かい部分への照射が可能なので、顔の脱毛に向いているといえます。

しかし、フラッシュタイプの中にも、顔脱毛専用のカートリッジが付属している商品もあるため、フラッシュ脱毛をしたい場合は、そういった付属品も調べてみてください。

出力調整

家庭用脱毛器には、出力の調整が大幅にできるものとそうでないものがあります。顔脱毛は、肌への負担軽減のために低出力での脱毛が推奨されているので、特に留意すべきポイントの1つです。

自動で出力調整ができる家庭用脱毛器であれば、肌への負担を手軽に軽減させられますし、自分で調整する脱毛器でも、ちゃんと低出力でやることを意識すれば問題なく使えるでしょう。

出力が調整できないタイプの家庭用脱毛器は、出力が強すぎる可能性もあるので注意してください。

美顔機能

家庭用脱毛器の中には、脱毛機能に加えて美顔機能がついているものもあります。脱毛と並行してスキンケアも施してくれる一石二鳥の家庭用脱毛器を使えば、さらなる美肌を目指せるでしょう。顔脱毛を検討している方は、美顔機能の有無もチェックしてみてください。

コスト

顔の産毛を脱毛するにはどうしても時間がかかってしまうため、コスト面も考えて選びましょう。ショット数が多いものや、カートリッジを交換するだけで継続して使えるようなタイプの脱毛器はランニングコストを減らせるので、顔脱毛をしたい人におすすめです。

顔の産毛を脱毛するための家庭用脱毛器の使用方法は?

顔の脱毛に適した家庭用脱毛器の選び方を紹介してきたので、次は脱毛器の使用方法について解説していきます。使用の流れは下記の通りです。

  • 前日までにシェービングをする
  • 脱毛をする際はメイクや日焼け止めを落とす
  • クーリングをする
  • 低いレベルから照射をする
  • 脱毛後はクーリングをして保湿

顔の肌はデリケートなので、肌トラブルを起こさないように、しっかりと使用方法をチェックしましょう。

前日までにシェービングをする

顔脱毛をする際は、前日までに顔の産毛をシェービングしておく必要があります。通常の脱毛と共通する基本的なことですが、同時に重要なステップでもあるので忘れずに行いましょう。

シェービングをする際は、カミソリや毛抜きなどではなく電動シェーバーを使って1ミリほど毛が残るように剃るようにしてください。脱毛当日に脱毛器が反応する程度の丁度良い長さに調整できます。

また、毛の流れに逆らわないように同じ方向でシェービングをしないと、肌を巻き込むこともあるので注意です。

脱毛をする際はメイクや日焼け止めを落とす

顔脱毛する際には、事前にメイクや日焼け止めを落とすことも忘れてはなりません。脱毛器を照射したときにメイク残りに反応してしまったり、日焼け止めで脱毛効果が得られなかったりなど、脱毛と肌への支障をきたしてしまう可能性があるため、しっかりと落としましょう。

クーリングをする

これは脱毛の前と後のどちらにもいえることですが、しっかりとクーリングをすることで肌への負担を軽減できます。保冷剤をタオルで包んで脱毛部位にあてる、クーリング機能がある家庭用脱毛器を使用するなどして、脱毛部位のクーリングを行うようにしましょう。クーリングは、痛みの緩和や肌トラブルの予防などにつながります。

低いレベルから照射をする

照射する際は、最初は低い照射レベルから始めるようにしてください。いきなり高いレベルで強い照射をしてしまうと、肌が適応できずにやけどや炎症などにつながる可能性があり、痛みを強く感じる場合もあります。

焦らず低レベルからの照射をしていけば、徐々に肌を鳴らしていき、脱毛の効率も上げられるでしょう。

脱毛後はクーリングをして保湿

脱毛が一通り終わったら、先ほどの説明したように、しっかりクーリングをしてから肌の保湿をしてください。脱毛後に肌を保湿することで、肌の乾燥による肌トラブルや施術時の痛みなどを軽減できます。特に、脱毛後は肌がいつも以上に乾燥しやすくなるため、クーリングと保湿はアフターケアとして欠かせません。

家庭用脱毛器で顔の産毛を脱毛する際の注意点

家庭用脱毛器を顔脱毛で使う方法について紹介してきましたが、次は使用するにあたって知っておきたい顔の産毛の脱毛をする際の注意点について紹介していきます。顔脱毛をするときの注意点は、主に下記の7つです。

  • シミやホクロ部分には使用しない
  • 肌荒れやニキビがあるときも使用を避ける
  • 脱毛期間中は日焼け対策を徹底する
  • 普段以上に保湿に気を付ける
  • 使用頻度を守って使用する
  • 照射時には目に光が入らないようにする
  • 脱毛後の洗顔は石鹸を使わない

それぞれ詳しく解説していくので、順番に見ていきましょう。使用方法を間違えると、大きなトラブルにつながってしまうため、しっかりと確認しておくようにしてください。

シミやホクロ部分には使用しない

シミやホクロがある箇所に照射してしまわないよう、脱毛をする際は事前に位置を把握しておかなければいけません。

シミやホクロなどがある箇所には、メラニン色素が肌に沈着しているため、色素に反応する家庭用脱毛器で照射してしまうと、やけどや炎症などにつながる恐れがあります。

シミやホクロがある箇所の脱毛を家庭用脱毛器でしたい場合は、照射前に白いシールなどを貼っておく必要があります。貼り忘れないように注意してください。

肌荒れやニキビがあるときも使用を避ける

肌が荒れているときやニキビがあるときは、家庭用脱毛器の使用を避ける必要があります。顔の脱毛は通常の脱毛よりも肌への負担がかかりやすい上に、顔は体全体の中でも特に見られやすい部位です。

美容のためとはいえ、肌の状態が良くない上からさらに負荷をかけてしまうと、外出時に支障が出てしまう可能性があるので、くれぐれも使用を避けるようにしましょう。

脱毛期間中は日焼け対策を徹底する

脱毛している期間中は、日焼けをしないよう対策を講じる必要があります。日焼けは肌にメラニン色素が溜まっている状態なので、その状態で照射をすると、肌荒れや炎症、赤みなどにつながってしまう可能性があるのです。

さらに、場合によっては痛みを強く感じたり、脱毛効果が著しく低下してしまう可能性もあります。

また、家庭用脱毛器だけに限らず。サロンやクリニックでの脱毛でも同じことがいえるので、脱毛期間中は日焼けしないように気を付けて過ごすようにしてください。

普段以上に保湿に気を付ける

先ほども説明した通り、顔の脱毛は肌に大きな負担がかかりやすいです。顔の肌はデリケートなので、どうしても肌荒れしたりニキビができたりする可能性があります。

そのため、少しでも負担を軽減するために、普段以上に保湿に気を付けるようにしてください。脱毛後の肌は乾燥しやすいため、肌に負担が少ない低刺激の化粧水やクリームを、いつも以上にしっかりと塗布しましょう。いつもは肌荒れをしない化粧品でも、脱毛時には肌が荒れてしまったというケースもあるため、敏感肌用などの刺激が少ないものを選ぶと安心です。

また、お出かけをする際は化粧をすると思いますが、化粧をする際にも使用する化粧品には注意するようにしましょう。

使用頻度を守って使用する

家庭用脱毛器は、使用頻度をしっかり守った上で使いましょう。頻度があまりにも多すぎると、肌に大きな負担をかけてしまうだけでなく、効果が思うように得られないまま家庭用脱毛器のショット数が切れてしまったということになりかねません。

高い頻度で繰り返して使用すればすぐに効果が得られるというわけでもないので、しっかりと使用頻度を守って使用するようにしてください。また、短期間で何回も使用すると、肌トラブルにもつながってしまうため、注意が必要です。

照射時には目に光が入らないようにする

これは顔の脱毛で特に注意しなければいけない点なのですが、脱毛で照射する際は光が目に入らないようにする必要があります。目に入らないようにするには、顔脱毛に特化した専用のサングラスなどを使用して対策をしましょう。

目に光が入っても失明をする可能性は少ないですが、気分が悪くなったり、めまいが起きたりするなど、体調不良に陥ってしまう可能性が高いです。そうならないためにも、しっかりと光の対策をしておくようにしてください。

脱毛後の洗顔は石鹸を使わない

脱毛後は、洗顔する際に石鹸を使わないようにしましょう。特に、スクラブが入ったものは肌への負担が大きいので使うべきではありません。熱湯で洗ったりゴシゴシ擦ったりするのもNGです。

脱毛後の肌は敏感になっているため、肌に強い刺激を与えないように注意してください。特に、顔は皮膚が薄いことから、刺激がダイレクトに伝わってしまいます。そういったことも踏まえて、洗顔をする際には石鹸を使わずにぬるま湯で、そして力を入れ過ぎずに軽く洗いましょう。

家庭用脱毛器での顔脱毛が不安ならサロン脱毛へ

ここまで、家庭用脱毛器での顔脱毛の方法や、脱毛をする際の注意点について解説してきました。しかし、顔脱毛を自分ですることに不安があるという方もいるでしょう。そういった方は、サロン脱毛も検討してみてください。サロン脱毛にはさまざまなメリットがあるため、もしまだサロン脱毛かセルフ脱毛か迷っている方は、こちらを読んだ上で検討してみてください。

まず、1番大きなメリットが、家庭用脱毛器よりも効果が高いという点です。冒頭でも少し解説しましたが、家庭用脱毛器は一般の人でも扱えるようにサロンの光脱毛よりも照射の力が弱いです。サロン脱毛であれば、家庭用脱毛器よりも強い光で脱毛ができるあるため、効果を実感するのが早い傾向にあります。

また、プロに施術をしてもらえることから、照射漏れのリスクが少ない、目に光が入ってしまう可能性が少ないというメリットもあります。さらに、肌の状態に合わせて出力を調整してくれたり、アフターケアが充実していたりするため、自分で照射をするよりも肌トラブルのリスクが軽減されるのもメリットです。

自分で顔脱毛をすることが不安な方は、家庭用脱毛器よりもサロン脱毛で施術してもらうほうが安心でしょう。

 

まとめ

この記事では、家庭用脱毛器での顔脱毛の方法などを解説してきました。顔脱毛はどこの部位よりもかなり慎重かつ繊細な動きが求められる脱毛なので、さまざまな点に配慮しなければいけません。家庭用脱毛器を選ぶ上でも、下記のような点に気を付ける必要があるでしょう。

  • 脱毛方式はフラッシュとレーザーの2種類がある
  • 脱毛器によって使用できる脱毛箇所が違う
  • 照射口の大きさも異なるので照射範囲にも気を付ける
  • 顔の肌に負担を与えないように出力調整できるものを選ぶ
  • 美肌効果も目指すなら美顔機能の有無も確認する
  • 顔脱毛は時間がかかるのでコスパの良いものがおすすめ

また、顔は肌がデリケートで、通常の脱毛部位よりも難しいです。しっかりと事前に下調べをした上で、準備をしてから行うようにしましょう。顔脱毛を行う際は、下記の点に注意してください。

  • シミやホクロ部分には使用しない
  • 肌荒れやニキビがあるときも使用を避ける
  • 脱毛期間中は日焼け対策を徹底する
  • 普段以上に保湿に気を付ける
  • 使用頻度を守って使用する
  • 照射時には目に光が入らないようにする
  • 脱毛後の洗顔は石鹸を使わない

これらの注意点を守らずに脱毛を進めると、大きなトラブルにつながって、皮膚科などに通わなければいけなくなってしまう可能性もあります。家庭用脱毛器での顔脱毛が不安な方は、サロン脱毛なども視野に入れつつ、脱毛を検討してみてください。

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