家庭用脱毛器で顔脱毛するときのやり方は?1から詳しく解説

家庭用脱毛器を使って顔脱毛をしたいという方は多いです。しかし、顔はデリケートな部分なので、やり方を押さえておかないと肌トラブルを起こすリスクがあります。今回は顔にも使える家庭用脱毛器の選び方や、家庭用脱毛器で顔脱毛をするときのやり方について詳しく紹介していきます。

目次

家庭用脱毛器は顔にも使える?

家庭用脱毛器は、自宅で手軽に脱毛ができることで人気の美容機器です。そんな家庭用脱毛器で顔のムダ毛を脱毛したいという方も多いのではないでしょうか。顔は腕や足よりも範囲が狭いだけでなく、肌がデリケートなのが特徴です。

 

そのため、家庭用脱毛器を使って顔脱毛をするのが不安、顔脱毛をする際に何に気を付ければ良いのか知りたいという方も多いでしょう。結論からいうと、家庭用脱毛器の種類によっては顔に使うことが可能です。

しかし、デリケートな顔の脱毛だからこそ気を付けないといけないことがありますし、脱毛しないほうが良いというケースもあります。また、顔に使っても良い家庭用脱毛器かどうかもしっかり確認しておかなければいけません。家庭用脱毛器で顔脱毛をする場合は、注意点をしっかりと押さえた上で安全に使いましょう。

顔に使える家庭用光脱毛器を選ぶポイント

家庭用脱毛器を顔に使うことはできますが、使用しても良いものと使用できないものがあるため、しっかりと確認して選ぶようにしましょう。ここでは、顔に使える家庭用脱毛器を選ぶ際のポイントを紹介します。

  • 対応部位
  • 脱毛方式
  • タイプ
  • 機能性
  • 照射範囲
  • 付属品

順番に見ていきましょう。

対応部位

家庭用脱毛器を選ぶ際は、対応部位を確認してください。すべての家庭用脱毛器が全身に対応しているわけではなく、顔やVIOのようにデリケートな部分には使用できない場合があります。顔脱毛を目的に家庭用脱毛器を選ぶのであれば、顔に対応しているかどうかを必ず確認しましょう。

脱毛方式

家庭用脱毛器には、「光脱毛」と「レーザー脱毛」の2種類の脱毛方法があります。光脱毛は脱毛サロンで使われている、照射した光がメラニン色素に反応してムダ毛にダメージを与える方法です。家庭用脱毛器の中ではこの光脱毛がもっとも多く、一般的な脱毛方式として使われています。メラニン色素に反応するため、太くて色が濃いムダ毛に反応しやすいのが特徴です。

一方のレーザー脱毛は、医療機関で使われているレーザー脱毛器と同様の脱毛方法で、レーザーを使ってムダ毛にダメージを与えます。クリニックで使用されているレーザーよりも弱いレーザーを使っていますが、光脱毛方式の家庭用脱毛器よりも効果は高いです。照射できる範囲が狭く、狭い部位をピンポイントで脱毛したい場合に向いています。しかし、照射範囲が狭いのでムラが出やすい、光脱毛よりも痛みを感じやすいといった点に注意してください。

タイプ

家庭用脱毛器には、カートリッジ型と一体型があります。家庭用脱毛器は照射可能な回数が決まっており、それを超えて使用する場合はカートリッジ交換か本体の買い替えが必要です。

カートリッジ型であれば本体はそのまま使え、費用はカートリッジ代のみで済みます。しかし、一体型であれば本体ごと買い替えなければなりません。

家庭用脱毛器には永久脱毛の効果がないため、定期的な施術が必要です。本体購入時はカートリッジ型のほうが高額になることが多いですが、長く使うのであれば本体を買い替えるよりもコスパが良いといえます。

機能性

顔に使う家庭用脱毛器を選ぶ際には、機能性も重視しましょう。家庭用脱毛器と一言でいってもさまざまな種類があり、メーカーによって機能も異なります。

代表的な機能が、照射レベルの選択です。脱毛の際に痛みが生じる方も多いので、痛みや部位によって照射レベルを選択できるタイプがおすすめです。

また、せっかく顔脱毛をするなら、美肌効果を得られる脱毛器を使いたいと思う方も多いのではないでしょうか。そのような方には、フォトフェイシャル機能付きの家庭用脱毛がおすすめです。顔のムダ毛を処理しながら美肌を目指せます。

照射範囲

家庭用脱毛器によって照射範囲が異なります。広範囲に照射可能な家庭用脱毛器は足や背中には向いていますが、顔にはあまり向いていません。また、顔に使用できるタイプであっても照射口が広いものもあり、その場合はおでこや頬には使えても口周りには使えない可能性があります。

家庭用脱毛器の種類によっては、顔に使うことができても「顔の一部」と注意書きがある場合もあるので、しっかり確認してください。顔全体の産毛を処理したい方は、処理したい顔の部位に使える家庭用脱毛器を選びましょう。

付属品

顔脱毛に対応している家庭用脱毛器の場合は、付属品として顔脱毛用のアタッチメントがセットになっていることがあります。顔は他の部位よりも範囲が狭くなるため、顔専用のパーツがあれば安心です。

付属品として腕・足・脇用アタッチメントや、VIO用アタッチメントがセットになっている家庭用脱毛器を選べば全員脱毛も簡単なので、自分の脱毛したい部位に合わせて付属品もチェックしましょう。

家庭用脱毛器での顔脱毛のやり方

家庭用脱毛器で顔脱毛を行う際の安全な方法を知りたいという方も多いのではないでしょうか。やり方を知らずに顔脱毛をすると、脱毛効果を得にくくなったり肌トラブルを起こしたりする可能性があります。

ここでは、家庭用脱毛器での顔脱毛のやり方を紹介するので、やり方を押さえて、より安全に家庭用脱毛器を使ってください。

事前に脱毛部位のシェービングをしておく

顔脱毛を行う際は、他の部位と同じように脱毛部位のシェービングをしておきましょう。カミソリで傷ができるのを避けるために、電気シェーバーを使うのがおすすめです。肌への負担を軽減するために、シェービングは脱毛の直前ではなく前日までに行いましょう。また、当日は照射前にメイクなども落としておく必要があります。

脱毛は肌に刺激となるため、肌を守るために脱毛前後にしっかりと保湿をすることも重要です。脱毛後の肌をそのまま放置してしまうと、肌が赤くなったりヒリヒリしたりというトラブルが起こるリスクが高まってしまいます。

脱毛後は、特に化粧水や保湿剤などでスキンケアをしましょう。また、脱毛した部位をこすったり過度に触ったりすると、顔に傷ができてしまう場合があります。気になるかもしれませんが、なるべく触らないようにして肌への刺激を避けましょう。

照射レベルを設定する

事前の準備が完了したら家庭用脱毛器の電源を入れ、照射レベルを設定します。家庭用とはいえ、照射時に痛みを感じる方は少なくありません。

はじめて実施するときはまず、一番低いレベルに設定して痛みの程度を確認してください。照射直後は大丈夫だと思っても、後でヒリヒリする方もいます。痛みが強い場合は、肌にも負担がかかっている可能性があるため、無理に痛みを我慢して使うのは控えましょう。

また、男性の場合は濃いヒゲだからレベルを上げたほうが良いのではないかと思う方もいるでしょう。しかし、いきなりレベルを上げると火傷をしてしまう可能性もあるので、濃いヒゲだからといっていきなりレベルを上げず、痛みや脱毛後の肌の様子をみながら徐々に上げてください。

顔というデリケートな部分だからこそ、何度か低いレベルで様子をみることが大切です。

照射する部位を冷やしておく

照射する部位は、脱毛器に付属している冷却材や保冷剤、水で濡らしたタオルなどを使って冷やしておきましょう。照射によって痛みや熱を感じやすいため、痛みを軽減するために冷却を行います。

この冷却が面倒くさい・苦手という方もいるかと思いますが、光によって軽い火傷状態になるのを防ぐためにも、必ず冷やすようにしてください。

脱毛時の痛みが気になる方は、冷却をしっかり行うことで痛みを軽減できる可能性があります。

サングラスを付けて照射する

準備ができたらサングラスを付けて照射します。脇や足など、顔以外の部位に照射する際にもサングラスを付けるようにしましょう。照射される光が目に直接入らないために重要なサングラスですが、顔脱毛の際は目に光があたりやすいため、特に注意してください。

 

照射した部位を冷やして保湿する

顔への照射が完了したら、照射前と同じように脱毛部位を冷やしましょう。脱毛でムダ毛にダメージを与える際には、同時に肌にも刺激が加わっているため、脱毛前後のスキンケアが重要です。

照射によって毛穴に熱が溜まって肌の水分が奪われやすい状態になっており、これは日焼けをしたときに肌の水分が奪われて乾燥しやすいのと同じ状態です。乾燥による肌トラブルを防ぐためにも、しっかりと保湿をして脱毛後の肌を労わってあげましょう。

家庭用脱毛器での顔脱毛に関するQ&A

家庭用脱毛器での顔脱毛にはどのくらい効果があるのか、使用する際の注意点などが知りたいという方は少なくありません。ここでは、家庭用脱毛器での顔脱毛でよくあるQ&Aを紹介します。顔脱毛をする前にチェックして、安心・安全な脱毛を行いましょう。

家庭用脱毛器の効果は?

家庭用脱毛器に使われる光やレーザーにどの程度効果があるか不安な方もいるでしょう。プロのスタッフが施術をしてくれるサロンやクリニックで使われている光やレーザーよりも、誰でも使用できる家庭用脱毛器のほうが照射のパワーは弱いです。

しかし、脱毛効果が得られないというわけではありません。サロンやクリニックの脱毛器よりも弱いため、時間がかかりますが、使っていくうちに脱毛効果を実感できるでしょう。

早く確実に効果を実感したいのであれば、家庭用脱毛器よりもサロンやクリニックのほうがおすすめです。

どのくらいの頻度で脱毛すれば良い?

脱毛は「毛周期」に合わせて行うのがもっとも効果的です。サロンの光脱毛も、基本的にこの毛周期に合わせて施術をします。毛周期のサイクルは、「成長期」「退行期」「休止期」で構成されており、脱毛で効果が得られるのは「休止期」です。

顔の毛の毛周期は1~2ヶ月とされていますが、自分で顔の産毛を見ただけではいつ「休止期」に入ったのか見分けがつきません。そのため、おおよそ2週間ほど空けて脱毛するのがおすすめです。

家庭用脱毛器は自宅で手軽に脱毛ができますが、頻繁に行っても早く効果が出るというものではありません。反対に、頻繁に脱毛することで肌へのダメージが大きくなってしまう可能性もあるため、ある程度の間隔を空けて行うようにしてください。

カレンダーやスケジュール帳などに脱毛日を書いておくと、忘れず脱毛ができます。

同じ部位の脱毛をする際にどの程度の頻度で行えば良いのかを記載している家庭用脱毛器も少なくありません。説明書に脱毛頻度が記載されているか確認し、記載されている場合はそれに従うのが安心です。

家庭用脱毛器を使用しても良い顔の範囲は?

顔にも対応している家庭用脱毛器であっても、すべての部位に使用して良いとは限りません。目蓋や唇など、デリケートで粘膜に近い部分は避けてください。サングラスで目を保護するとはいえ、目に近い部位も要注意です。家庭用脱毛器の説明書に使用可能な範囲が記載されているため、それに従って脱毛するようにしましょう。

顔脱毛する際の注意点とは?

顔脱毛をする際には、目に直接光があたらないようにする、目蓋や唇の近くには照射しないなどの注意点があります。また、同じ部位に連続して照射しない、脱毛前後にはしっかりと保湿をするといった点にも注意しましょう。

また、脱毛器の照射の光はメラニン色素に反応するため、脱毛前は日焼けをしないように注意しましょう。日焼け肌に照射すると、光が強く反応して火傷を起こすリスクがあります。ほくろも光が強く反応するリスクがあるため、顔にほくろがある方は避けて照射するようにしてください。ほくろを白いシールなどで保護して照射するよりも、ほくろやその周辺への照射を避ける方が安心です。

ニキビがあっても照射して良い?

顔脱毛をする際に、ニキビがあっても照射して良いのか悩む方は少なくないでしょう。ニキビはアクネ菌が毛穴に溜まった状態であり、刺激を与えることで悪化するリスクがあります。そのため、ニキビがある場合はニキビ部分を避けて照射をしたほうが安全です。炎症しているニキビがある場合は特に注意しましょう。

しかし、広範囲にニキビがある場合は避けて照射するのは難しいでしょう。避けて照射したつもりでも、避けきれずにニキビに刺激が加わってしまうこともあります。ニキビ部分を避けて照射するのが難しい場合、脱毛はやめてスキンケアに重点を置くようにしてください。ニキビが治ってから脱毛するのが安心です。ニキビがすでに治っているような、「ニキビ跡」の場合は脱毛できます。

もし顔にニキビがある状態で脱毛を希望するのであれば、家庭用脱毛器ではなくサロンでの顔脱毛がおすすめです。

サロン脱毛なら、脱毛に詳しいスタッフがニキビを避けて施術してくれます。ニキビによっては脱毛をやめておいた方が良いこともありますが、サロンスタッフであればその見極めも可能です。つまり、サロン脱毛なら無理せず安心・安全に顔脱毛を受けられるのです。

家庭用脱毛器での顔脱毛が不安ならサロン脱毛もおすすめ

家庭用脱毛器で顔脱毛はできますが、「顔」というデリケートな部分に照射するため不安という方も多いのではないでしょうか。顔脱毛の場合は、誤って目に光が入ってしまわないか、脱毛しても良い肌状態なのかなど、注意しなければいけない点が多いです。

家庭用脱毛器での顔脱毛が不安なのであれば、サロンでの脱毛を検討してみましょう。前述したように、サロン脱毛であればニキビがあっても避けて脱毛をしてくれたり、脱毛をやめておくという選択もしてくれます。ほくろがある場合も、ほくろを隠して安全に照射してくれるのです。

また、照射レベルや冷却といった脱毛で重要なことも、サロン脱毛ならサロンスタッフにお任せできます。アフターケアとして脱毛後の保湿を行ってくれるサロンもあるため、脱毛のことも肌のことも脱毛サロンに任れば安心です。

脱毛サロンで扱う脱毛器の中には美肌効果を引き出すものもあるので、ムダ毛の処理をしながら美肌を手に入れられます。顔脱毛で綺麗な肌を手に入れたいという方は、ぜひ一度脱毛サロンにご相談ください。

まとめ

今回は、家庭用脱毛器で顔脱毛をする方法についてご紹介しました。家庭用脱毛器は脇・腕・足の脱毛に対応しているイメージが強いですが、顔にも使えるものがあります。

顔に使う場合は、必ず対象部位に「顔」が含まれていることを確認しましょう。また、顔といってもおでこや頬など部分的に使用可能な場合もあるため、使いたい部位に対応しているかの確認も必要です。

顔脱毛のやり方は脇や腕など他の箇所とほとんど変わりありません。冷却や保湿など、脱毛時に必要なケアは必ず行うようにしてください。顔というデリケートな部分のため、ニキビがある場合はニキビを避けて照射するか治るまで脱毛をやめておくようにしましょう。

もし家庭用脱毛器による顔脱毛のやり方で不安なことがあれば、脱毛サロンで顔脱毛をすることをおすすめします。

脱毛にも肌にも詳しいサロンスタッフに相談しながら、安心・安全に顔脱毛をしましょう。

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