家庭用脱毛器での顔脱毛にはどのくらい効果がある?回数や期間を解説

「家庭用脱毛器で顔脱毛をしたいと思っているけど、どのくらいで効果が得られるの?」「そもそも家庭用脱毛器で顔脱毛はできるの?」といった疑問やお悩みを抱えている人も多いでしょう。

この記事では、家庭用脱毛器で顔脱毛はできるのかという点から、家庭用脱毛器の効果や選び方まで詳しく解説していきます。照射をする際の流れなども合わせて解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

家庭用脱毛器で顔脱毛はできる?

家庭用脱毛器で顔脱毛ができるかどうかは、脱毛器の種類によっても異なります。顔やVIOも含めた全身を脱毛できるものや、肌がデリケートな顔やVIOには対応していないものなど、さまざまです。家庭用脱毛器は色んなメーカーから販売されていますが、種類によって照射できる部位が違うので注意してください。

販売元のメーカーの公式サイトや販売サイトなどで「顔も脱毛できる」と記載されているものであれば、家庭用脱毛器での顔脱毛も可能です。記載されていない場合は、問い合わせをして顔脱毛に使えるかを確認しておきましょう。事前に確認しておけば、購入後に「取扱説明書で顔には使用しないでください」と記載されていることを知って使えなかった、といった事態を避けることができます。

もし、顔脱毛に使えない、推奨できないとされている家庭用脱毛器で顔脱毛をしてトラブルが起きると、自己責任になってしまいます。必ず顔脱毛に使えるものを選ぶようにしてください。

家庭用脱毛器での顔脱毛の効果

家庭用脱毛器を使用して顔脱毛を行う場合、どれくらいの回数と期間で効果が出るのか、気になる方も多いでしょう。家庭用脱毛器は、万が一のことを考えてサロンなどで使われる脱毛器と比べて照射レベルが低く設計されているため、サロンに比べると脱毛を完了するまでに期間がかかるとされています。

ここでは、家庭用脱毛器での顔脱毛の効果を紹介していくので、参考にしてみてください。脱毛器の種類や個人の毛質・毛量などによっても個人差があるため、あくまで目安として頭に入れておきましょう。

回数

メーカーや機種で回数や期間には差が出ますが、ここでは家庭用脱毛器で脱毛完了するまでの回数の目安を紹介します。

 

  • 顔脱毛1回目

家庭用脱毛器は繰り返し行うことで効果が出てくるものなので、1回目から効果が出ることはありません。1回目で効果が無くても、ずっと効果がないというわけではないので安心してください。顔脱毛を行った後は、肌質によっては赤みが出る場合もあります。

初回から出力を上げると肌トラブルにつながる可能性があるため、最初はレベルを落として肌の様子を見ながら照射をするようにしてください。赤みが出た場合でも、翌日には大抵治ります。治らない場合は、濡らしたタオルなどで肌を冷やすようにしましょう。それでも治らない場合は、皮膚科で診察をしてもらうようにしてください。

 

  • 顔脱毛10回目

顔脱毛の効果が少しずつ実感できるのが10回目から12回目ごろです。回数を重ねなければ効果を実感できないので根気良く続けてください。10回ほど照射をすると、だんだん毛が薄くなってきて、生えてきにくくなっているのも実感できるでしょう。

産毛も薄くなっているのが実感できる時期です。身体の脱毛の場合は、8回ほどで実感できる人が多いですが、顔脱毛は時間がかかってしまいます。

 

  • 顔脱毛15回目以上

顔脱毛を15回以上していると、だんだんとムダ毛が生えてこなくなり、毛穴が引き締まる効果も実感しやすくなっていきます。頬の毛穴が引き締まっているのが実感できたり、産毛の黒い色がなくなって肌の色が明るくなるのが分かるでしょう。顔脱毛を繰り返していると化粧ノリの良さも実感できます。

 

  • 顔脱毛25回目以上

25回以上顔脱毛をしていると、ほぼ産毛は気にならなくなり、自己処理もしなくて済むようになってきます。完全に産毛を無くしたいという場合は、

さらに、小鼻の黒ずみが目立ちにくくなるなどの変化も実感できます。これは小鼻の毛穴が引き締まること、メラニン色素が薄くなることで毛穴が目立たなくなるのです。しかし、これは脱毛後にしっかりと保湿などのケアを行っていないと実感をするのが難しいので、脱毛後には必ず保湿ケアを行うようにしましょう。

また、家庭用脱毛器は永久脱毛ではないため、またムダ毛が生えてきてしまう可能性もあります。自分で満足するくらいに脱毛ができたとしても、また生えてきたときのことを考えて、家庭用脱毛器は捨てたり売ったりせずに取っておくと良いです。余った回数で他の部位の脱毛をするのもおすすめです。

期間

顔脱毛が完了するまでの期間について解説しましたが、期間にするとどのくらいかかるものなのでしょうか。

顔脱毛は毎日行えるものではありません。早めに効果を出すために毎日使いたいという人もいるかもしれませんが、毎日使うと肌へのダメージが大きく、火傷や炎症などの肌トラブルにつながってしまう可能性があります。

家庭用脱毛器で適切に効果を得るための照射の目安は、最初は2週間から3週間に1回です。ムダ毛が減ってきたと感じたら、毛が生えそろうのを待つために1ヶ月に1回に期間を伸ばして、さらに減ってきたら2ヶ月に1回と、間隔をあけて照射をしていきましょう。機種によっては照射間隔が短くても良いもののありますが、肌への負担も考えると2週間に1回のペースから始めるのがおすすめです。

2週間に1回のペースで3ヶ月続けると、6回照射することになります。それ以降、1ヶ月に1回の照射にすれば9回照射できるので、1年で15回の照射です。あくまで目安ではありますが、25回以上となると2年ほどかかるでしょう。

産毛も完全に無くしたい、もともと毛量が多いといった方は、3年近くかかる可能性もあります。

顔脱毛をする際の家庭用脱毛器を選ぶポイント

家庭用脱毛器にはさまざまな種類があるため、どれを選んだら良いのか分からないという人も多いでしょう。特に近年は安価な商品も増えていますし、反対にとても高額な家庭用脱毛器もあったりします。ここでは、家庭用脱毛器選びにお悩みの方のために、選ぶ際のポイントについて解説していきます。

脱毛方法

家庭用脱毛器には、レーザー脱毛器と光脱毛器の2種類があります。レーザー脱毛器は光脱毛器よりも出力が強く効果が高いのがメリットですが、機種が少ない、施術の痛みが強くなりやすいというのがデメリットです。

一方の光脱毛器は痛みが少なく、顔脱毛にも使いやすいのがメリットといえます。初心者が出力の強いレーザー脱毛気を使用すると肌トラブルを起こすリスクも考えられるため、デリケートな顔の肌に使用するなら、光脱毛器のほうが安心でしょう。また、光脱毛器はさまざまなメーカーが販売しているため、選択肢が多く、自分の肌や使い方に合ったものを見つけやすいです。顔に使用できるタイプの家庭用脱毛器を探すなら、光脱毛器を選ぶと良いでしょう。

脱毛範囲

前述の通り、家庭用脱毛器には、照射範囲が限られている商品もあるので注意しなければいけません。家庭用脱毛器を購入する際は「顔脱毛も可能」と記載されているかをチェックしてください。全身の脱毛をしたい人に人気なのは、顔脱毛とVIO脱毛のどちらにも対応できる機種です。

ただし、顔脱毛やVIO脱毛をしたい場合は、別途カートリッジを購入できるタイプの方が衛生面で安心でしょう。照射後に照射部分を拭いていたとしても、照射部分を取り替えられないもので顔のお手入れとボディのお手入れを一緒にするのは、衛生面にあまり良くありません。いくら自分しか使わないといっても、VIOに使用して顔に使用するのは抵抗があるでしょう。購入時に、脱毛可能範囲とカートリッジの付け替えについて確認しておくようにしてください。

出力調整

家庭用脱毛器では、出力調整できるものを選びましょう。特に顔はデリケートなので、レベルを落として照射しないと痛みや熱を感じやすいです。8~10段階くらいの、できるだけ細かく調整できるタイプを選ぶと安心です。また、肌色に合わせて自動的に照射レベルを選んでくれる機能がある家庭用脱毛器などもあるので、肌トラブルのリスクをできるだけ軽減したい人は、そういった機能があるタイプを探してみてください。

照射面積

全身の脱毛をしたい場合は、照射面積が狭いと1回の施術に時間がかかってしまうので、照射口が広いほうが良いでしょう。しかし、顔脱毛をしたい場合は、照射口が狭いほうが照射をしやすいです。顔は凹凸が多いため、照射口が広いタイプだと思うように光を当てられない可能性があります。

そのため、顔脱毛をしたい人は照射口が狭いタイプを選ぶと良いです。顔脱毛もしたいけど体の脱毛もしたいと思っている人には、照射口を付け替えられるタイプをおすすめします。付け替えられるタイプなら、顔脱毛をする際にも体の脱毛をする際にも適切な照射口を選んで照射できるため、施術のストレスが少ないです。

美顔機能

家庭用脱毛器の中には、美顔機能が搭載されているものもあります。美顔機能が搭載されている機種だと、シミやそばかすの予防やニキビ跡の改善などへの効果も期待できるため、脱毛と同時に美肌を目指している人は、美顔機能付きを選ぶのがおすすめです。

コスト

家庭用美顔器は、カートリッジ交換型とカートリッジ交換が不要な型の2タイプが販売されています。カートリッジ交換型ではないタイプは、照射可能回数を終えた後は使うことができません。もし照射可能回数が終わった後も脱毛を続けたいという場合は、本体から買い替えなければいけなくなってしまいます。照射回数は多く設定されているものの、長い目で見るとコスパが悪いです。

コスパが良いのは、カートリッジを交換すれば本体は故障しない限り使い続けられる、カートリッジ交換型となっています。顔は産毛が多く脱毛完了までに時間がかかるので、顔脱毛をしたい方はカートリッジ交換型がおすすめです。

家庭用脱毛器で顔脱毛をする流れ

家庭用脱毛器は、誤った使い方をすると火傷や肌トラブルなどの原因になるので、正しい使い方をしなければいけません。肌トラブルのリスクを下げるためにも、ここでは、家庭用脱毛器で顔脱毛をする際の正しい使い方の流れを紹介していきます。

脱毛したい部位のムダ毛を処理する

家庭用脱毛器に限った話ではありませんが、脱毛をする際には、脱毛当日までに脱毛したい部位のムダ毛の処理をしておきましょう。自己処理は少なからず肌に負担を与えるため、脱毛当日の肌のコンディションを考えると、2〜3日前に自己処理をしておくと安心です。

また、自己処理を行う際にカミソリを使用する人も多いかと思いますが、脱毛前の自己処理ではカミソリを使用するのは控えましょう。自己処理方法として負担が少ないのは、電気シェーバーです。サロンでも脱毛前の自己処理には電気シェーバーを推奨しているので、家庭用脱毛器での施術の際にも、電気シェーバーを使用して顔全体の産毛を処理しておいてください。

脱毛部位を冷却する

脱毛は光による熱ダメージで毛根に働きかけます。そのため、熱による肌への負担を減らすために、家庭用脱毛器で照射をする前に照射部位を冷却しておきましょう。これによって、火傷や肌トラブルのリスクを軽減できるので、忘れないようにしてください。冷却をする際は、保冷剤をタオルにくるんだものを脱毛する部位に当てると良いです。

サングラスなどを付けて目を保護する

照射する際に注意したいのが脱毛器から出る光です。光を直接目で見ることで失明などが起こることはありませんが、眩しくてしばらく目が開けにくい、物が見えにくいといったリスクがあるので、使用する際はサングラスをして目を保護しましょう。本体と一緒に専用サングラスが付属している家庭用脱毛器もあるので、付属している場合はそのサングラスを活用してみてください。

丁寧に照射をする

脱毛を行う際は、照射の出力を設定します。自動で出力が設定される機種の場合は、照射口を肌に当てると自動的に判定してくれるので、照射口に合わせて丁寧に部位を移動させて行ってください。

自分で出力を設定する場合は、まずは低い出力から行うようにしましょう。いきなり出力を上げた状態で行うと、肌トラブルにつながる可能性があります。出力を下げた状態から始めて、肌の調子を見ながらだんだん上げていくようにしましょう。

再度冷却して保湿する

照射した後は照射部位が熱を持っているので、再度冷却して肌の調子を整えます。また、照射した後は肌が乾燥しやすくなるため、しっかりと肌を保湿してください。肌が乾燥している状態で照射をすると、肌トラブルが起きやすくなるだけでなく、施術時の痛みも感じやすくなります。脱毛期間中はいつも以上に保湿を心がけるようにしましょう。

顔脱毛で高い効果を得るならサロン脱毛もおすすめ

家庭用脱毛器は、家で手軽に脱毛できるのがメリットですが、効果が出るまでに時間がかかるというデメリットがあります。また、自分で施術をしなければいけない分、火傷や肌トラブルのリスクが高いという注意点があります。

こういったデメリットや注意点に不安を感じる方は、サロン脱毛を検討してみてください。サロン脱毛では、家庭用脱毛器よりも照射の出力が高い脱毛器で施術するため、効果も早く実感できます。さらに、プロに施術をしてもらえるので、肌トラブルのリスクが少なく安全です。照射漏れなどのリスクも少なく、ムラなく綺麗に脱毛したい人にもサロン脱毛がおすすめできます。

サロン脱毛とは

サロン脱毛は、エステサロンによって行われる脱毛のことです。ここでは脱毛方法や脱毛効果、脱毛範囲などを紹介していくので、家庭用脱毛器にするかサロン脱毛にするか悩んでいる人は参考にしてみてください。

脱毛方法

光脱毛には、下記のような脱毛方法と種類があります。

 

脱毛方法 特徴
IPL脱毛 メラニン色素に反応する光を照射することで、毛根の発毛組織に熱を与えて毛の発育を抑える
S.S.C脱毛 抑毛効果のあるビーンズジェルを塗布してから、クリプトンライトという光を照射して脱毛する
SHR脱毛 毛を生やす指令を出すバルジ領域に低い温度の熱を照射して毛を生えないように抑制する
ハイパースキン脱毛 バルジ領域に人肌程度の光を照射することで生えてくる毛を抑制する

 

一般的にサロンで採用されていることが多いのは、IPL脱毛とS.S.C脱毛です。これらの方法は家庭用脱毛器と同様に、メラニン色素に反応して脱毛をする方法ですが、家庭用脱毛器よりも出力が高いので、効果を早く実感できるでしょう。

また、SHR脱毛やハイパースキン脱毛は、他の方法よりも低い温度で照射を行い、毛を抜くのではなく生えるのを抑制する蓄熱式の脱毛方法です。生えるのを抑制するので効果を実感するまでに時間がかかりますが、施術の痛みが少なく、肌への負担が少ないというメリットがあります。

脱毛効果

家庭用脱毛器よりも出力が高いといっても、サロン脱毛は1回目から効果を実感できるわけではありません。繰り返し脱毛を行うことでだんだんと効果が得られます。5~6回目くらいから、ムダ毛の量が減っていると実感できるでしょう。10〜12回ほどで自己処理がほとんど必要なくなり、15〜18回ほどで産毛も気にならなくなるはずです。

脱毛範囲

顔脱毛の範囲は、サロンによって異なります。頬や顎、フェイスラインだけが範囲に含まれているサロンもあれば、おでこや眉間、鼻下なども合わせて施術してくれるサロンもあります。そのため、顔全体を脱毛したい人は、顔脱毛でどの範囲まで脱毛してもらえるのかどうか事前に確認しておくようにしましょう。

全身脱毛の顔脱毛付きプランでも、顔の脱毛範囲はサロンにより異なるので、あらかじめ確認しておいてください。

まとめ

家庭用脱毛器でも顔脱毛を行うことは可能ですが、家庭用脱毛器の種類によっては対応部位に顔が含まれていない場合があるので、注意が必要です。家庭用脱毛器で顔脱毛をするなら、脱毛範囲や脱毛方法、照射面積などを見ながら購入するようにしてください。

また、家庭用脱毛器での顔脱毛は、期間と回数がかかってしまうことや肌トラブルのリスクが高いのがデメリットといえます。こうしたデメリットが不安な方は、サロンでの脱毛がおすすめです。サロンでの脱毛も検討しているという方は、ぜひ無料カウンセリングを受けてみてください。

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