脱毛は何回くらいで効果を実感できる?回数や期間を解説

脱毛を始めたいと思っている人は、脱毛にどのくらいの期間が必要なのか気になりますよね。

この記事では、「全身脱毛ってどのくらいの期間がかかるの?」「脱毛の回数を少しでも減らす方法が知りたい」「医療脱毛とサロン脱毛はどっちがおすすめ?」といった疑問を抱えている人のために、脱毛の回数について紹介していきます。

効果を実感するまで・脱毛が完了するまでの回数や、部位別の脱毛回数の違い、脱毛回数を減らすためのポイントなどを解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

全身脱毛には何回くらい通うべき?

「せっかく脱毛をするなら全身脱毛がしたい」と考えている人も多いかと思います。しかし、全身脱毛は施術に時間がかかりますし、どのくらい通えば良いのか不安になってしまいますよね。

ここでは、全身脱毛の回数をサロン脱毛と医療脱毛の2つで比較して紹介していきます。それぞれ「効果を実感するまで」「自己処理が必要なくなるまで」「完璧にツルツルの肌になるまで」に必要な回数と期間を解説するので、参考にしてみてください。

効果を実感した回数 自己処理がいらなくなるまでの回数 ツルツルの肌になるまでの回数
サロン脱毛 5~8回 8~10回 10~18回
医療脱毛 1~3回 5~8回 10回以上

効果を実感するまでの回数・期間

「毛が少なくなってきた」と脱毛の効果を実感できる回数・期間は以下の通りです。

  • サロン脱毛

サロン脱毛の場合は脱毛効果を実感するまでに、5〜8回程度の回数が必要になります。期間は約6ヶ月〜1年です。

  • 医療脱毛

医療脱毛の場合、脱毛効果を実感するまでに、1〜3回程度の回数が必要になります。期間でいうと、約3〜6ヶ月です。

自己処理が必要なくなるまでの回数・期間

産毛が多少残っていても、自己処理の必要がなくなれば良いという人も少なくないでしょう。自己処理が必要なくなるまでの脱毛回数と期間は以下の通りです。

  • サロン脱毛

サロン脱毛の場合、自己処理が必要なくなるまでの回数は8〜10回程度です。期間は約1年半〜2年といわれています。

  • 医療脱毛

医療脱毛の場合、自己処理が必要なくなるまでの回数は5〜8回程度です。期間は約1年〜1年半ほどとなっています。

完璧にツルツルの肌になるまでの回数・期間

「せっかく脱毛するなら産毛までツルツルにしたい」と考えている人は、それなりの脱毛回数と期間が必要になるので、事前に頭に入れておきましょう。産毛の多い顔・腹・背中は、特に照射回数が多くなる傾向にあります。

  • サロン脱毛

サロン脱毛の場合、完璧にツルツルになるまでに必要な回数は大体10〜18回です。期間は2~3年以上かかります。

  • 医療脱毛

医療脱毛の場合、完璧にツルツルになるまでに必要な回数は大体10回以上必要です。期間は約1年半以上かかります

部位別の脱毛回数の違いは?

脱毛する部位によって毛の太さや毛周期に違いがあるため、必要な脱毛回数にも違いが出ます。毛の濃い部分は脱毛機が反応しやすいため脱毛効果を実感しやすく、産毛が多い部分は、脱毛機が反応しにくいことから効果を実感するまでに回数が必要になる傾向です。サロン脱毛と医療脱毛で、それぞれの部位ごとに必要な脱毛回数を見ていきましょう。

【自己処理がいらなくなるのに必要な脱毛回数】

サロン脱毛 医療脱毛
12~18回 5~8回
ワキ 12~18回 5~8回
腕・足 10~12回 5回以上
お腹・背中 12~18回 5~8回
VIO 18回程度 8~10回

サロン脱毛

サロン脱毛の部位別の脱毛に必要な回数と期間を詳しく見ていきましょう。

顔の脱毛に必要な回数は12〜18回程度、期間は約1年半〜2年が必要です。サロン脱毛は産毛には反応しにくいため、産毛が密集して生えている顔は、ツルツルに脱毛するまでには時間がかかる傾向にあります。

  • ワキ

ワキは自己処理がいらなくなるまでに12~15回程度(約1年半〜2年)が必要です。ツルツルになるまでは、18回程度脱毛に通うことになるでしょう。

  • 腕・足

腕と足は比較的脱毛効果を感じやすい部位です。自己処理がいらなくなるまでは10~12回程度(約1年~1年半)、ツルツルになるまでは18回程度必要になります。

  • お腹・背中

お腹・背中の脱毛に必要な回数は12〜15回程度、期間は約1年半〜2年が必要です。ツルツルになるまでは、18回程度通う必要があります。

  • VIO

VIOは毛が濃く太いので、ツルツルになるまでに回数が必要になります。VIO脱毛に必要な回数は12〜15回程度、期間は約1年半〜2年が必要です。ツルツルになるまでは、18回程度通う必要があるでしょう。

医療脱毛

医療脱毛の部位別の脱毛に必要な回数と期間を詳しく見ていきましょう。

顔の脱毛に必要な回数は5〜8回程度、期間は約1年〜1年半ほどになります。ツルツルになるまでは、10回以上通う必要があるでしょう。

  • ワキ

ワキの脱毛に必要な回数は5〜8回程度、期間としては約1年〜1年半程度です。ツルツルになるまでは8回以上通う必要があります。

  • 腕・足

腕・足の脱毛に必要な回数は5回程度、期間は約1年ほど必要です。大体6〜8回ほどでツルツルになります。

  • お腹・背中

お腹・背中の脱毛に必要な回数は5〜8回程度、期間は約1年〜1年半ほどとなっています。ツルツルになるまでは8回以上必要です。

  • VIO

VIO脱毛には、5〜8回程度の回数が必要で、期間としては約1年〜1年半ほどになります。ツルツルになるまでは、10回以上通うことになるでしょう。

脱毛回数を少しでも減らすためには?

脱毛は、回数によって料金が決まっていることが多いので、脱毛回数を少しでも減らせたら嬉しいですよね。脱毛の通い方や普段のケアの仕方のコツを知っておくだけで、脱毛の回数を減らせる可能性があります。

ここでは、脱毛回数を減らすためのポイントを紹介するので、脱毛に通うときの参考にしてみてください。

  • 毛周期に合わせて通う
  • 普段から肌の保湿を徹底する
  • しっかりと紫外線対策を行う
  • 毛抜きで自己処理をしない
  • 照射のパワーを上げてもらう

それぞれ見ていきましょう。

毛周期に合わせて通う

毛は「成長期」「退行期」「休止期」の3つの育毛サイクルを繰り返していて、このサイクルを毛周期と呼びます。脱毛は成長期の毛にしか効果がないため、毛周期のサイクルを考えながら脱毛する必要があるのです。成長期ではない毛に照射をしても効果を得られないので、早く脱毛完了したいからといって短期間で通いつめても意味がありません。

毛は1本1本が独立して成長していて、成長期は全体の20%程度となっています。毛周期のサイクルは部位によって異なるため、2〜3ヶ月間隔で毛周期に合わせた脱毛をするのが効果的です。

普段から肌の保湿を徹底する

脱毛回数を減らすためには、肌の保湿が重要です。肌が潤っていると照射の光が肌に浸透しやすく、より脱毛効果を感じられます。

乾燥した肌はバリア機能が低下していて、痛みが強くなったり肌トラブルを起こしたりする可能性が高くなります。トラブルがあると、照射レベルを下げたり脱毛を断られることがあるので、普段から保湿は徹底して行いましょう。

しっかりと紫外線対策を行う

脱毛時期は紫外線対策も重要です。脱毛機は黒い色素に反応するため、日焼け肌に照射すると日焼けした肌に機械が反応してしまって毛への効果が薄くなってしまうというデメリットがあります。さらに、日焼けで肌が乾燥した状態だと、肌トラブルを避けるために照射レベルを下げたり、程度によっては施術を断られたりする可能性もあるので注意しましょう。

脱毛期間中は、日焼け止めを塗ったり露出を控えたりして、紫外線対策を徹底して行ってください。

毛抜きで自己処理をしない

脱毛期間の自己処理には、毛抜きを使わないように注意しましょう。脱毛機は毛根の黒い部分に反応して、脱毛効果を発揮します。しかし、毛抜きを使って処理をすると毛根ごとなくなってしまい、脱毛効果を得られなくなるのです。さらに、毛周期が狂ってその後の脱毛にも影響する可能性が高いです。

自己処理の際には、毛抜きや脱毛ワックス、除毛クリームは使用しないようにしてください。脱毛期間中の自己処理では、電動シェーバーを使うようにしましょう。

照射のパワーを上げてもらう

脱毛に慣れてきたら、照射のパワーを上げてもらえるか確認してみましょう。照射のパワーを上げるとその分毛根にダメージを与えられるので、脱毛効果が上がって脱毛回数を減らせる可能性が高いです。

ただし、照射のパワーを上げると、痛みを感じやすくなるので、痛みに弱い人は慎重に行ってください。

サロン脱毛と医療脱毛、通うならどっちがおすすめ?

主な脱毛の方法としては、サロンの光脱毛と医療クリニックのレーザー脱毛が挙げられます。どちらが自分に合っているかは人によってさまざまなので、しっかりと検討する必要があるでしょう。

ここでは、それぞれの脱毛の特徴とメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。自分に合った脱毛方法はどちらなのか考える際の参考にしてみてください。

サロン脱毛

サロン脱毛とは、脱毛サロンでやエステサロンで行う光脱毛のことです。メリットから順番に見ていきましょう。

メリット

サロン脱毛の主なメリットは、下記の3つです。

  • 施術中の痛みが少ない
  • 低価格で始められる
  • 美肌効果が期待できる

それぞれのメリットを解説していきます。

施術中の痛みが少ない

サロン脱毛の1つ目のメリットは、施術中の痛みはが少ないことです。サロンはクリニックの脱毛に比べてパワーが控えめなので、照射時の痛みを感じないという人も多く、施術のストレスが少ないという特徴があります。

脱毛は1度では終わらないため、痛みが強いと通い続けるのが大変です。しかし、サロン脱毛では痛みを感じにくいので、痛みに弱い人でも安心して通えます。

低価格で始められる

サロン脱毛は低価格で始められる脱毛です。1回あたりの料金が安いため、まとまった費用を準備できない人も、手軽に脱毛を始められます。サロンによっては、定期的に割引キャンペーンなどを行っているところも多いので、日頃からチェックしておきましょう。

美肌効果が期待できる

サロン脱毛で使われる光脱毛機は、美肌効果が期待できます。使用している脱毛機にもよりますが、黒ずみやシミの改善、肌の新陳代謝の活性化などの効果が得られる場合もあるのです。脱毛と同時に美肌効果を得たいという方は、サロン脱毛を検討してみると良いでしょう。特に美肌効果が期待できるのは、IPL脱毛やハイパースキン脱毛です。

デメリット

サロン脱毛のデメリットは、主に下記の2つです。

  • 脱毛完了までの期間が長い
  • 永久脱毛ではない

それぞれ見ていきましょう。

脱毛完了までの期間が長い

サロン脱毛のデメリットの1つ目は、脱毛完了までの期間が長いことです。サロン脱毛では、自己処理が不要になるまで約1年半〜2年、肌がツルツルになるまでは2年以上かかります。しかし、最近では毛周期に関係なく脱毛できる蓄熱式の脱毛機を採用しているサロンも増えており、以前よりも短期間で脱毛できるようになってきています。

永久脱毛ではない

サロン脱毛で永久脱毛をすることはできません。サロンの脱毛の場合、脱毛効果は減毛・抑毛にとどまります。しかし、サロン脱毛でも、長期的に継続することで産毛がツルツルになるくらいまでの脱毛効果を得ることは可能です。痛みに弱い方や美肌効果を実感したい人にサロン脱毛を検討してみてください。

医療脱毛

医療脱毛とは、医療機関で行うレーザー脱毛です。医療機関に従事する医師や看護師が施術をするので高いパワーで照射できるのが特徴です。医療脱毛は痛みを感じやすいため、クリニックによっては麻酔のメニューが用意されています。

メリット

医療脱毛のメリットは、主に下記の3つです。

  • 脱毛完了まで短期間で済む
  • 永久脱毛ができる
  • 薬を処方してもらえる

1つずつ見ていきましょう。

脱毛完了まで短期間で済む

医療脱毛で使われるレーザー脱毛は照射パワーが強く作られています。そのため、脱毛効果が高く、脱毛完了までの期間が短く済むのがメリットです。医療脱毛の場合、脱毛効果を感じるまで3ヶ月程度、自己処理が不要になるまで1年半程度と、比較的短期間で脱毛が完了します。

永久脱毛ができる

医療脱毛は永久脱毛といって、長期的に毛が生えてこないようにすることが可能です。照射の出力が強いため、脱毛効果が高くなります。しかし、永久脱毛といっても、本当に永久に生えないわけではありません。永久脱毛の定義は「脱毛完了してから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であること」とされています。永久脱毛をしたからといって、全く生えてこないわけではないという点には注意してください。

薬を処方してもらえる

脱毛時に赤みや湿疹などの肌トラブルが起きることも考えられます。しかし、医療脱毛はクリニックなどの医療機関で行われるため、施術後に肌トラブルが起きた際にその場で薬を処方してもらえます。肌が弱い人には安心のサービスといえるでしょう。

デメリット

脱毛効果の高い医療脱毛ですが、もちろんデメリットもあります。

  • 痛みを感じやすい
  • 費用が高くなりがち

デメリットも考慮した上で検討してみてください。

痛みを感じやすい

医療脱毛はサロン脱毛に比べると痛みを感じやすいといわれています。痛みの感じ方は人それぞれですが、「輪ゴムでパチンと弾かれたような痛み」と表現されることが多いです。特に、VIOなどの濃くて太い毛は痛みを強く感じる傾向があるため、脱毛部位によっては痛みを我慢できないこともあるようです。痛みが心配な人は、クリニックに麻酔のメニューがあるか確認しておきましょう。

費用が高くなりがち

医療脱毛は1回あたりの費用が高く、人によっては気軽に始められないこともあるでしょう。サロンと違って、割引制度やキャンペーンを行っていないところが多いため、そういった制度で安く脱毛をするのは難しいです。「予算が足りなくて脱毛が続けられない」ということにならないように、事前に料金の確認をしておきましょう。

脱毛機によっても効果が出る回数は違う

脱毛は、使用する脱毛機によっても、効果を実感するまでに違いがあります。ここでは、サロン脱毛、医療脱毛それぞれの脱毛機について見ていきましょう。

サロン脱毛

サロン脱毛の主な脱毛方法としては、IPL脱毛、SHR脱毛、SSC脱毛が挙げられます。

サロン脱毛で多く使用されているのがIPL脱毛で、サロン脱毛の中では1番効果を実感しやすいといわれています。メラニン色素に反応する脱毛方法で、黒く太い毛には効果が出やすいのがメリットですが、産毛などの薄い毛には反応しにくいのがデメリットです。

SHR脱毛は、毛が生える元となるバルジ領域をじわじわ温めて毛根にダメージを与える脱毛方法です。ILP脱毛より痛みを感じにくいですが、効果を実感できるまでに時間がかかります。産毛にも反応しやすく、顔などの部位を脱毛したい人におすすめです。

SSC脱毛は、抑毛効果のあるジェルを浸透させる脱毛方法で、痛みは弱いですが、脱毛効果を実感できるまでに時間がかかります。

医療脱毛

医療脱毛には、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、ヤグレーザーがあります。

アレキサンドライトレーザーはメラニン色素に反応して脱毛する仕組みで、脱毛効果を感じやすいのが特徴です。しかし、色素沈着した部分や日焼けした肌には使用できません。また、産毛にも効果が薄いので注意が必要です。

ダイオードレーザーは、日焼け肌にも使用できて、痛みが少ないのが特徴です。しかし、アレキサンドライトレーザーよりも脱毛効果を感じにくいといわれています。

ヤグレーザーは、肌の奥まで届き脱毛効果を発揮します。日焼け肌や色素沈着の部分にも使用できるのが特徴ですが、痛みを感じやすいというのがデメリットです。

まとめ

サロン脱毛と医療脱毛では、脱毛に通う回数、メリット・デメリットが異なります。少ない回数で脱毛をするのであればクリニックでの脱毛が効果的ですが、痛みが強い、費用が高いなどのデメリットもあるので注意が必要です。

多少回数がかかっても痛みが少ない脱毛が良い、脱毛費用を抑えたい、美肌効果も同時に得たいという人は、サロン脱毛がおすすめです。それぞれのメリットデメリットなどを考慮しながら、ぜひ一度検討してみてください。

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