ひじ下脱毛はどんな人におすすめ?効果や痛みと合わせて紹介

ひじ下は春夏の半袖を着る季節だけでなく、秋冬なども腕まくりなどで露出することが多く、比較的人の目につきやすい部位です。相手の視線を感じたときなどに、「毛の処理を忘れていた」「剃り残しがあったのかも」と不安に思ってしまう人もいるのではないでしょうか。

日常的に自己処理が必要な部位ですが、だからといって1年中カミソリや脱毛クリームなどで処理をするのは大変ですよね。自己処理をしていると、肌を刺激して炎症を起こしたり、毛穴が開いたりするなどの肌トラブルが起こる可能性が高く、露出したときの肌に悩んでしまう人もいるでしょう。

この記事では、ひじ下の自己処理やムダ毛・肌の悩みを抱えている人向けに、ひじ下脱毛のメリット、脱毛方法、脱毛効果や痛みなどを解説していきます。料金相場や脱毛の流れなども解説していくので、ひじ下を綺麗にしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ひじ下脱毛とは

ひじ下脱毛は基本的に、ひじから手首までの脱毛を指します。ただし、エステサロンやクリニックによっては、指先まで含まれていることもあるため、サロンやクリニックを選ぶ際には、脱毛範囲もしっかりと確認しておきましょう。

ひじ下は春から秋にかけて、半袖や腕まくりで露出することが多い部位な上に、料金もあまり高くないことからも人気が高く、脇と一緒にやりたい、ひざ下と一緒にやりたいという方も多い傾向にあります。

 

脇脱毛について知りたい人は「脇脱毛にかかる回数や費用はどれくらい?脱毛効果を出す方法とは」、ひざ下脱毛について知りたい人は「ひざ下脱毛とは|効果が出るまでの回数・期間、痛みなどを解説」の記事を参考にしてみてください。

ひじ下脱毛をするメリット

ひじ下脱毛は自己処理と比べると、時間や手間を軽減できる、肌の負担がなくなるなどの大きなメリットがあります。それぞれのメリットについて見ていきましょう。

自己処理の時間や手間がなくなる

ひじ下は脇や二の腕などと比べると、目に見えやすく凹凸もないので、カミソリや脱毛クリームなどで自己処理しやすい部分ではありますが、日々忙しい中で繰り返し処理するのは大変です。

目につきやすい部位であるひじ下は生えてきたときにすぐに気がつきやすいため、日常的に気になって「また処理をしなければ」「剃り残しを見つけてしまった」などとストレスに感じてしまうこともあるでしょう。

脱毛をすれば自己処理が不要になるので、自己処理を行う時間や手間がかからなくなります。さらに、自己処理にストレスを感じることもないため、日常に余裕が生まれるでしょう。

自己処理による肌への負担が軽減できる

カミソリによる自己処理を続けると、角質層が削り取られて水分が失われやすくなったり、肌が紫外線のダメージを受けやすくなったりします。また、繰り返し肌を傷つけてしまうことで、埋没毛や色素沈着などの肌トラブルの原因にもつながりやすくなるのです。

脱毛をすれば、自己処理によって肌を繰り返し傷つけることがなくなるので、肌トラブルが起こりにくくなります。毛穴がなくなれば自然に毛穴が締まって目立たなくなり、肌が綺麗に見えるようになるというメリットもあるため、清潔感や透明感のある肌を手に入れたい方は、脱毛を検討してみてください。

ひじ下脱毛がおすすめな人

ひじ下脱毛のメリットについて紹介しましたが、ここでは、特にひじ下脱毛がおすすめな人の特徴について解説していきます。

ひじ下脱毛が向いているのは、自己処理に悩んでいる人です。「ひじ下は人目につく場所なのは分かってはいるけれど、日々の手入れがめんどくさくて後回しにしている」「忙しくてつい処理を忘れてしまう」「頻繁な自己処理で肌が荒れてしまった」という人は、脱毛が日々の生活の悩みを解決する手段になるかもしれません。少しでも自己処理で悩んでいる方は、脱毛を検討してみましょう。

また、ひじ下脱毛は男性にもおすすめです。男性は特に腕を出している時間が多くなりやすいので、他人の目線が気になる方もいるのではないでしょうか。男性は女性よりも毛が太く濃い方が多く、目立ちやすいです。自己処理をしても、ムダ毛がプツプツと目立ってしまうケースも少なくありません。脱毛をすれば清潔感が生まれるだけでなく、周りの視線を気にすることなく腕が出せるようになるでしょう。

ひじ下脱毛の方法

ここからは、ひじ下脱毛を検討している人のために、ひじ下脱毛の方法を詳しく紹介します。脱毛の方法としては、主に下記の2つが挙げられます。

  • サロンの光脱毛
  • クリニックの医療レーザー脱毛

脱毛を開始してから後悔しないためには、自分の肌の調子や継続できるかどうかなどを考えて方法を選ぶことが大切です。それでは、光脱毛と医療レーザー脱毛の特徴を見ていきましょう。

サロンの光脱毛

光脱毛は、エステサロンなどで受けられる脱毛方法です。ムダ毛部分に光を照射することで毛根を弱らせ、脱毛を促していきます。光脱毛は大きく分けると、下記の3つの種類があります。

  • IPL脱毛
  • SSC脱毛
  • SHR脱毛
  • ハイパースキン脱毛

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

【IPL脱毛】

IPL(インテンス・パルス・ライト)脱毛は、メラニン色素に反応する特殊な光を照射し、毛根に熱を直接与えて弱らせていきます。光脱毛の種類の中では、結果に即効性があるのがメリットです。

 

【SSC脱毛】

SSC(スムース・スキン・コントロール)脱毛は、ジェルと光の照射を併用することで脱毛する方法です。ジェルには抑毛効果があり、光を当て毛穴まで浸透させることにより、新しいムダ毛の再生を抑えます。ジェルには黒ずみ解消や肌の引き締め効果もあります。

 

【SHR脱毛】

SHR(スーパー・ヘア・リムーバル)脱毛は蓄熱式脱毛とも呼ばれ、毛根にダメージを与えるのでなく、「バルジ領域」という毛を生み出す部分に弱い熱を加えて脱毛を行う方法です。日焼けした肌にも対応でき、痛みも少なく肌に優しいという特徴があります。

 

【ハイパースキン脱毛】

ハイパースキン脱毛も蓄熱式脱毛の1つで、36~38℃の人肌程度の熱を発毛因子に作用させて、細胞分裂を防ぐことで新しくムダ毛が生えてくるのを防ぐという方法です。子どもでも脱毛できるほどに施術の痛みがなく、敏感肌の人でも脱毛しやすいというメリットがあります。

クリニックの医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛は医療従事者がいるクリニックのみが行える脱毛施術です。高出力なレーザーを照射して毛根ごと破壊する脱毛方法で、レーザーには下記の3つの種類があります。

  • アレキサンドライトレーザー
  • ダイオードレーザー
  • ヤグレーザー

順番に解説していきます。

 

【アレキサンドライトレーザー】

アレキサンドライトレーザーは、メラニン色素への反応に優れたレーザーを照射することで剛毛に高い効果がでる方法で、日本人の肌質や毛質にあったレーザーともいわれています。メラニン色素に反応する方法となっているため、肌の色が黒い人や日焼けしている人は照射を断られる可能性があります。

 

【ダイオードレーザー】

ダイオードレーザーは、産毛やある程度日焼けした肌でも脱毛ができるレーザーです。照射方法が2種類あり、ショット式(熱破壊式)と蓄熱式があります。ショット式は、メラニン色素に反応する脱毛方法なので剛毛な人も脱毛可能です。しかし、痛みが強い方法となっているため、痛みを少なく脱毛したい人には蓄熱式が向いています。

 

【ヤグレーザー】

ヤグレーザーは、3種類のレーザーの中で、もっとも根深い毛へのアプローチに優れています。他の2種類のレーザーで抜けにくかった毛などを脱毛する目的で使われることも多いです。

ひじ下脱毛の効果や痛み

次に、ひじ下脱毛の効果や痛みを解説していきます。光脱毛と医療レーザー脱毛では、回数、期間、痛みなどで異なる点があるので、それぞれ見ていきましょう。

回数

光脱毛の場合は、

毛の質や量で個人差があるので一概にはいえませんが、光脱毛の場合は、一般的に効果を感じ始めるのが5回くらいとされています。早い人は3回くらいから効果を感じ始めるようです。6〜10回くらいで自己処理の回数が減ってきて、10〜18回程度で自己処理がほとんど不要になる人が多い傾向にあります。

医療レーザー脱毛は高出力なレーザーを使用するため、施術回数が5〜10回程度で自己処理がほとんど不要な状態になるとされています。

期間

光脱毛は、毛の生える周期に合わせるために、約2〜3ヶ月に1回程度の頻度で通うことを推奨しているサロンが多いため、脱毛完了までには2年から3年程度かかる人が多いです。毛の生える周期に関係なく脱毛できるSHR脱毛やハイパースキン脱毛であれば、2週間に1回程度の頻度で通えるため、早く脱毛を完了したい方は、これらの脱毛方法を検討しましょう。

医療レーザーも毛の生える周期に合わせるために、2〜3ヶ月おきに通うので、脱毛完了までには1〜2年程度かかります。

痛み

光脱毛は肌への刺激が弱く、痛みを感じにくいのが特徴です。特に蓄熱式のSHR脱毛やハイパースキン脱毛は、肌が少し温かく感じる程度でほとんど痛みがなかったという意見も多く見られます。痛みが苦手な人や肌が弱い人は、サロン脱毛を検討してみてください。

一方の医療レーザー脱毛は、高出力のレーザーを使用しているため、光脱毛と比べると痛みを感じやすく、「ゴムで弾かれるような痛み」と表現している方が多いです。

ひじ下脱毛の料金相場

サロンで脱毛をする場合、6〜12回あたりの料金相場は30,000円〜80,000円程度です。1パーツから選べるサロンであればひじ下だけを安い料金で施術できますが、複数の部位をセット価格で行っているところもあるので、料金を確認する際は「どの部位の脱毛をしてくれるのか」という点に注目するようにしてください。

セット価格は、1パーツごとに契約するよりも合計の料金が安くなっている場合が多いため、ひじ下以外の脱毛も考えている方は、脱毛したい部位がまとめて含まれているセットプランを探してみるのもおすすめです。

ひじ下脱毛を行う流れ

次に、ひじ下脱毛の流れを見ていきましょう。ひじ下脱毛の場合は、基本的に事前準備やお手入れも腕だけ行えば良いです。予約を取った後の事前準備から当日の流れまで、下記で詳しく解説していきます。

事前準備

施術の予約を取ったら、施術日の前日までに腕の毛を処理しておきます。カミソリは肌への負担が強く、毛抜きや脱毛クリーム、脱毛ワックスでは脱毛効果が薄れてしまうため、肌にダメージを与える可能性が低く施術に影響しにくい電気シェーバーを使用するのがおすすめです。自己処理をした後は、乾燥しないようにクリームなどでしっかり保湿をしてください。

脱毛前には、日焼けをしないように注意することも大切です。脱毛は基本的に毛のメラニン色素に反応して行うため、肌にメラニン色素が溜まっていると肌に強く反応して火傷をしてしまう恐れがあります。

また、前日の飲酒も控えたほうが良いでしょう。お酒を飲むことによって、体内の水分が失われ肌が乾燥し、施術のお手入れがしにくくなる可能性があります。施術当日にアルコールが残っていると肌トラブルを引き起こす可能性もあるので、飲酒は控えましょう。

当日の流れ

施術当日は、まずスタッフに肌の状態や体調などを確認された後、剃り残しがないかのチェックをされます。このときに、あまりにも剃り残しが多いと施術を断られる可能性もあるため、しっかりと処理をしていきましょう。少しの剃り残しであれば、スタッフが無料で処理をしてくれたりシェービング料を支払って処理をしてもらったりします。

シェービングに自信がない方は、シェービング料のかからないサロンやクリニックを探すようにしましょう。

剃り残しがない、もしくはスタッフによるシェービングが完了したら、いよいよ脱毛開始です。スタッフがひじ下に照射をしてくれるため、痛みが強い場合などは相談してみてください。最後にアフターケアとしてローションやクリームなどを塗布してもらったら施術完了です。

ひじ下脱毛でよくあるQ&A

次に、ひじ下脱毛に関するよくある質問にまとめてお答えしていきます。ひじ下脱毛について、まだ疑問や不安がある方は、ぜひご覧ください。

  • ひじ下脱毛をするときの注意点は?
  • 施術はどんな風に行うの?
  • 色素沈着や黒ずみがあっても脱毛できる?

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ひじ下脱毛をするときの注意点は?

事前準備の項目でもお伝えしましたが、脱毛前は日焼けをしないことが大切です。日焼けをすると肌にメラニン色素が生成されて、光やレーザーが強く反応してしまうため、施術時に火傷をするリスクが高くなります。

また、施術前の自己処理でも保湿をすることが大切ですが、施術を行った当日に自分でアフターケアを行うのも重要です。脱毛後は肌が非常にデリケートな状態になっています。保湿を自分でもしっかりと行うことで乾燥状態を防ぎ、肌を健やかな状態に保てるようになるでしょう。

施術はどんな風に行うの?

ひじ下脱毛の施術は、半袖を着ている場合であればそのまま施術をしてもらえるところが多いです。長袖を着ていると専用の服に着替えなければいけない場合もあるため、サロンやクリニックに確認しておくと良いでしょう。専用の服に着替えるのが面倒な人は、長袖の下に半袖を着ていくのもおすすめです。

施術を行う際は、ベッドに寝転んで仰向けになり、リラックスした状態で受けます。施術時間は、シェービングの有無などで変わりますが、基本的には10分〜20分程度です。アフターケアの時間などもあるため、30分程度と考えておくと良いでしょう。着替えが必要な場合などは、余裕を持って1時間程度予定を開けておくと安心です。

色素沈着や黒ずみがあっても脱毛できる?

ひじは乾燥しやすく衣服との摩擦も多いため、色素沈着や黒ずみが起こりやすい部位です。そのため、色素沈着や黒ずみがあっても脱毛ができるのかと不安に思ってしまう人もいますよね。

ある程度の色素沈着や黒ずみであればそのまま施術してくれますが、ホクロやシミなどは白いシールを貼って避けて施術するところが多いです。気になる方は、カウンセリングでスタッフに相談してみてください。

ひじ下脱毛をするならサロン脱毛がおすすめ

ここまで、サロン脱毛と医療レーザー脱毛について違いなどを紹介しましたが、ひじ下脱毛をするなら、痛み、効果、値段の点でサロン脱毛がおすすめです。ここでは、サロン脱毛がおすすめの理由を細かく見ていきましょう。

痛みが少ない

医療レーザー脱毛はパワーが強いので比較的短期間で脱毛ができますが、痛みを伴うことが多いです。特に、敏感肌の方、肌が日焼けしている方、毛が濃い方などは痛みを感じやすい傾向があるので、注意が必要です。

その点、サロン脱毛は医療レーザー脱毛に比べて痛みが少ないので、脱毛をやったことない人でも無理なく続けられるでしょう。カウンセリングでお試し照射をしてもらえるところもあるので、気になる方はカウンセリングで施術の痛みをチェックしてみると良いです。

美肌効果も期待できる

光脱毛は美肌効果を得られる可能性が高いのも大きなメリットです。IPL脱毛は肌の新陳代謝を良くする作用があり、SSC脱毛は使用するジェルに黒ずみ解消や肌を引き締める効果があります。

SHR脱毛やハイパースキン脱毛は肌に光を照射して熱を蓄積させながら脱毛していくため、一時的に肌の血行が良くなることがあるのです。このように、脱毛と同時に美肌効果も期待できるのは、サロン脱毛の魅力といえるでしょう。

安く脱毛できる可能性が高い

サロンではキャンペーンを行っているところが多く、数百円で脱毛ができるキャンペーンを行っているサロンも少なくありません。さらに、ひじ下脱毛のキャンペーンを行っていなかったとしても、学割や紹介割などの割引制度で安く契約できる制度を行っているサロンもあります。できるだけ安く脱毛をしたいという方は、サロンのキャンペーンや割引制度をチェックしてみると良いでしょう。

まとめ

ひじ下の毛は目につきやすく、多くの方が気になる部分です。日々のお手入れが大変、自己処理が原因で肌荒れしてしまったという方は、脱毛をすれば自己処理によるストレスから開放されるでしょう。

サロン脱毛は施術の痛みが弱く、肌が敏感な人でも挑戦しやすいです。キャンペーンや割引制度で安く脱毛ができるサロンも多いので、ひじ下脱毛に興味がある方は、ぜひカウンセリングで相談してみてください。

無料カウンセリング予約 一部店舗でオンラインカウンセリング実施中