脱毛の生理中は出来ないっていうけど、生理前に脱毛するとどうなるの?

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初めて脱毛する時、サロンやクリニックに行くそのタイミングさえも気になったりしますよね。

季節や体調、現在のムダ毛の状況など、脱毛するのにベストなタイミングがあるのなら、できるだけそのタイミングに合わせて脱毛したいと思うものです。

 

もしくは、自分の好きな時に好きなタイミングで施術を受けられたら、脱毛もすぐに完了するのに、と思うかもしれません。

ですが、そう簡単にはいかないのが脱毛です。

 

体毛には毛周期と呼ばれる生え変わりのサイクルがあり、このサイクルに合わせた脱毛スケジュールを組まなくては、なかなか脱毛の効果を得ることができません。

そしてもう1つ。

 

脱毛の効果をしっかり実感するには、毛周期以外に気をつけた方がいいことがあります。それは、脱毛のベストタイミングでもあり、より効率よく効果を引き出すためのタイミングともいえるものです。

毛周期以外に気をつけなくてはいけない「脱毛のベストタイミング」とはいったいどんな時なのでしょうか。

 

目次

生理に関係する女性のホルモンバランス

女性 デリケート

毛周期以外に気をつけなくてはいけない「脱毛のベストタイミング」とは、ずばり月経周期に合わせたタイミングです。

いつも女性について回る月経が、どうして脱毛の施術と関係があるのか、頭をひねってしまう人もいるかもしれません。

 

女性の月経を起こしているのは、エストロゲンとプロゲステロンと呼ばれる2つの女性ホルモンで、このホルモンの分泌量の変化に伴い、月経が起こる仕組みです。

女性の体調は、この2つのホルモンに影響を受けるところが大きく、生理前、生理中、生理後と、その時期によって精神状態から肌の状態まで、体のいたるところに影響を受けてしまいます。

 

ホルモンの分泌量による体調の変化の感じ方には個人差があるため、感じやすい人もいれば、何も変化を感じないという人もいますが、女性の体の中では確実に変化が起きているのです。

 

≪月経周期≫

女性の生理周期は、4つのステージに分けられ、ステージごとに分泌されるホルモンの種類と分泌量にも変化が現れます。

 

①卵胞期

生理が終わった後の約1週間の時期を卵胞期といい、卵巣の中で卵胞が発育し、エストロゲンが増加する時期です。

そのため、子宮ではエストロゲンの分泌により内膜が少しずつ厚くなります。

 

②排卵期

卵巣の中で卵胞の成長に合わせてエストロゲンの分泌量は増加し続け、分泌量がピークに達すると、脳下垂体よりプロゲステロンが分泌され、排卵が起きます。

 

③黄体期

排卵が終わるとともに、プロゲステロンの分泌量が増えていき、内膜を柔らかくしながら受精卵の着床に備えます。

また、この時期の女性の体温は低くなります。

 

④月経期

受精が成立しなかったことにより、プロゲステロンの分泌量は減少を始めます。

やがて、不要となってしまった子宮内膜や血液が剥がれ落ち、体外へと排出されます。

 

ホルモンバランスは肌にも影響する?

肌

4つの周期から成り立つ月経周期は、それぞれのステージにおいて、ホルモンの種類や分泌量には変化が現れますが、その変化に合わせるように、肌に与える影響にも違いが出てきます。

ステージごとに肌に与える影響を見てみましょう。

 

①卵胞期~排卵期

生理が終わった後から排卵期に入るまでの約1週間は、エストロゲンの分泌量が増えていく時期です。

この時期の肌は水分量がとても多く、肌の調子もいい時期です。

 

②月経期

生理中は、不要となった子宮内膜が剥がれ落ち、血液と一緒に体外へ排出される時期ですが、分泌されるホルモンの種類も変化する時であり、もっともホルモン状態が不安定な時期でもあります。

不安定なホルモン状態に左右されるため、この時期は、肌状態もよくありません。

 

③排卵期~黄体期

排卵後から、次の生理が始まるまでの黄体期は、プロゲステロンが多く分泌される時期です。

この時期の肌は、プロゲステロンの働きにより、皮脂の分泌量が増え、肌がべたつきやすくなる時期です。

 

脱毛とホルモンバランス

女性 デリケート

脱毛とホルモンバランスは、どのような関係があるのでしょうか。

 

≪生理中≫

ほとんどの脱毛サロンや医療クリニックおいて、生理中は脱毛の施術はしません。

生理中は、もっともホルモンバランスが崩れやすく安定しづらいため、肌のコンディションもいい状態とは言えないからです。

 

余計な肌トラブルを避けるためにも、生理中の脱毛の施術は避けるところがほとんどです。

特にVIOの脱毛は行いません。

生理中は肌が乾燥しやすく、そんな時に施術を受けると痛みも強く感じてしまいます。

 

≪生理前≫

生理前も生理中と同じような状態です。

生理前という時期は、排卵期から黄体期にあたり、プロゲステロンの分泌量が最も増加する時期です。

プロゲステロンには、受精卵の着床を促し、皮脂の分泌を活発化させる働きがあることから、肌の油分量が増え、べたつきやすくなる時期でもあります。

 

月経周期の中でも、肌の調子が最も悪い時期ともいえるのです。

また生理前は特に肌の抵抗力も落ちる時期であり、バリア機能が弱くなることで細菌の侵入を許してしまいがちです。

 

そんな時期に脱毛の施術を受けてしまうと、毛嚢炎などの肌トラブルを起こしてしまう確率が高くなり、肌が刺激に敏感になるため、痛みも強く感じてしまいます。

生理中だけでなく、生理前も肌の調子がいい時期とは言えず、油分量が多く肌が敏感になっているこの時期に脱毛の施術を受けると、肌トラブルが起こる確率も高くなってしまいます。

 

≪生理後≫

脱毛に適している肌のベストタイミングは、生理が終わってからの1週間です。

月経周期と肌状態の関わりから見てもわかるように、生理が終わってからの卵胞期にあたる1週間は、月経周期のなかでももっともエストロゲンの分泌量が増える時期です。

 

エストロゲンには排卵を促し、肌の水分量を増加させ、肌を美しく保つための働きがあり、

肌のコンディションを整える力をもつエストロゲンの分泌量が多いときこそ、脱毛に適したタイミングです。

生理が終わってからの、エストロゲンの分泌量が活発な時期でもある1週間は、脱毛施術で利用する光が浸透しやすく、効果がとても現れやすい時期です。

 

水分量が多いということは肌が潤い、乾燥しにくい状態でもあるため、肌トラブルが発生しにくい時期でもあります。

少しでも脱毛の効果をしっかり感じたいのならば、毛周期に合わせた施術が必要ですが、ホルモンバランスのことも考えながら施術を受けることで、さらなる効果を発揮してくれます。

 

まとめ

脱毛の施術を受けるタイミングは、毛周期さえ把握していれば大丈夫と思い込んでいる人も多いことでしょう。

体毛は、皮膚の一部でもあるため、ホルモンバランスの影響を大きく受けるものです。

 

ホルモンバランスの状態により、刺激に敏感で、痛みを感じやすく肌の油分量が多い生理前は、脱毛に適した時期とは言い難いものです。

肌の水分量が増え、コンディションを整えるホルモンがたくさん分泌される生理後1週間こそが、肌のコンディションもよく、脱毛に適した時期です。

 

脱毛をする際には、毛周期を考えて施術スケジュールを組みますが、その時に自分の生理周期も一緒に考えながら施術する日を決めると、さらに脱毛の効果を発揮します。

せっかく脱毛するのだから、毛周期と月経周期の両方を把握し、脱毛のベストコンディション日を見極めて施術してもらいましょう。

 

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