脱毛しに行ったのに毛が濃くなるなんてあるの?

脱毛をすると毛が濃くなるという噂話があるのをご存じでしょうか。

実際に脱毛をすると前よりも毛が濃くなる方が、約7%の割合でいるのです。

折角脱毛に行って毛がない生活を手に入れようとしているのに、脱毛に行って毛が濃くなるなんて嫌ですよね。

 

自分には起こらないと思っている方ももしかするとなるかもしれません。

 

脱毛をして毛が濃くなる、「硬毛化(こうもうか)」「増毛化(ぞうもうか)」「多毛化(たもうか)」といった現象についてみていきましょう。

 

目次

解明されていない?脱毛をして毛が濃くなるメカニズムとは

悩む女性

脱毛を行ったことで、今まで毛が生えていなかった部分から太い毛が生えてしまう「硬毛化」や、施術する前より毛が増えたと感じる「増毛化」「多毛化」になるメカニズムはまだ解明されていません。

 

また、人によっては脱毛の施術をすると一気に毛が抜けていくのですが、1カ月ほどしたらまた徐々に生えてきます。毛がない状態を体験しているので、施術前と同じくらい生えてきたのに、毛が濃くなったと感じる方もいらっしゃるようです。

 

硬毛化や増毛化は、明らかに毛の量が施術前より増えた方や、濃くなった方に言える現象です。

 

ただ、メカニズムはか科学的に解明されていないにせよ、どのような時になりやすいか、どういった場所がなりやすいかは知られているのでこのような理由なのではないかという仮説は存在します。

 

一番有力視されているのが、産毛が濃くなってしまうという理由です。

脇などの比較的毛が濃い部分では起こりにくいことから、産毛が脱毛の機械に刺激されて活性化してしまうと考えられています。

硬毛化は、顔やうなじ、背中や腰回りといった毛が薄い部分で起こりやすいといわれています。

 

なぜ、産毛が反応して硬毛化になりやすいのでしょうか。

 

脱毛のメカニズム

それは、光脱毛やレーザー脱毛の機械による熱によるものと考えられています。

脱毛は毛穴の奥にある毛乳頭という、血管などから栄養をもらって毛を育成する部分を熱で破壊しています。一度破壊された毛乳頭は毛を作ることができなくなるため、脱毛を行うと毛が生えにくくなります。

 

そしてこの光は黒いメラニンにしか反応しない特性があります。なので、皮膚を傷めることなく、黒い毛に効果があるという仕組みです。

 

これが脱毛のメカニズムなのですが、脱毛をすると稀にこの光が、産毛の毛乳頭を刺激してしまいます。産毛の毛乳頭は黒くはないので十分に破壊されず、むしろ刺激になって元気になってしまうといわれています。

またその他にも無くなった毛に対して体を守ろうとして毛が濃くなるという説もあるようです。

 

レーザーが濃い毛だけに反応するのではなく、隣の産毛にまで反応させてしまうんですね。

 

 

脱毛をして毛が濃くなりやすいもの、なりにくいものの特徴

脱毛女性

硬毛化になりやすいのは、男性と女性だったら、女性という結果もあります。男性の方は毛が濃いところが多く、女性は毛が細く産毛が多いからです。

 

また、脱毛による機械によってもなりやすい、なりにくいというのがあります。

 

なりにくいといわれているのが、ニードル脱毛と呼ばれる、毛穴に針を入れて熱を送って直接毛穴を破壊する方法です。

痛みが強く出て時間もかかるため今ではあまり日本で主流ではないですが、産毛や毛の色素が薄い人の場合に最も効果がある方法です。

 

この方法だとほとんど硬毛化は起きないといわれています。

 

一番硬毛化になりやすいといわれるのがレーザー脱毛で、7%の確率でなるといわれています。

 

医療脱毛といわれるレーザー脱毛の中には3種類のレーザー脱毛があり、その中のどれかと相性が悪く硬毛化になってしまうようです。

医療脱毛は出力が高く効果が早いのですが、この高出力が産毛に作用して太くするきっかけになるとも言われています。

 

そして出力が医療脱毛よりは低いので、エステサロンで行われる脱毛では硬毛化になりにくいといわれていて確率は、0,3%といわれているようです。

 

 

もし硬毛化になってしまったらどうすればいいの?

疑問女性

エステサロンでの光脱毛でも100%ならないとは言い切れないのがこの硬毛化です。もしなってしまった時の対処法もお伝えしておきますね。

 

硬毛化になるのは、医療脱毛のレーザーの刺激で起こってしまいやすいため、硬毛化が起きてしまったらまずはレーザーの強さを変えて施術するようにしてください。光脱毛でなった場合もそうです。

 

レーザーの出力を強くして施術する。

肌への負担が強くなってしまいやすいのですが、強くすることで毛根に直接効果を出して毛根を破壊していきます。

 

レーザーの出力を低くして施術する。

産毛が太くなってしまわないように、産毛に対する刺激をすくなくするために出力を弱めて太い毛だけに効果を発揮させるようにしていきます。

 

どちらの方法も硬毛化になってしまった時に行う方法です。硬毛化が起きると施術に通う時間は長くなってしまいます。

 

 

一番良いといわれる方法が、施術をしないで様子を見るということです。

しばらくすると次第に毛の濃さも施術前のものと変わらなくなっていくようです。

 

 

また、医療脱毛レーザーの場合は、脱毛器を変えての施術を行ってくれるクリニックもあります。しかし、機械は一種類しか用意していないので、もし硬毛化が気になるようでしたらレーザーの種類を多くおいているクリニックや、硬毛化になりにくいエステサロンを選ぶようにしましょう。

 

もしエステサロンで脱毛を行って硬毛化になってしまった場合のことも考えて、きちんと保障してくれる場所を選びましょう。

 

まとめ

脱毛をしたのに毛が濃くなる方や毛が増えたと感じる方は少ない確率ですがいらっしゃるようです。本来脱毛は、一回の施術で一度一気に毛が少なくなり、また毛が生えてきて施術をしてまた一気に毛がすくなくなり、というのを繰り返して自己処理がいらないほどの毛へと変化していきます。

 

出力が強いといわれる医療脱毛でなる方が多く、原因も出力の高さやレーザーの種類といわれています。

 

エステサロンで行われている光脱毛では硬毛化になりにくいので、硬毛化になるのは怖い方はエステサロンでの施術がお勧めです。もしなってしまった時のことも考えているところも選んでおきましょう。

ビー・エスコートでは、国内最新機器の光脱毛を用いております。一部分ごとの照射範囲が広いため、効率よく確実に脱毛効果を実感していただけます。

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