脱毛前後の飲酒や脱毛翌日のお風呂は大丈夫?脱毛前後の注意点を解説

初めて脱毛をする人の中には、「脱毛翌日にしてはいけないことを知っておきたい」、「お酒が好きだけど脱毛前後に飲んで良いのか知りたい」という人もいるでしょう。

 

この記事では、脱毛前後に避けたほうが良いことや脱毛翌日の注意点、脱毛後のセルフケア方法などを解説していきます。

 

脱毛をしたいけど何に注意すれば良いのか分からなくて不安という人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

脱毛前後に避けたほうが良いことは?

脱毛をすると肌が一時的に敏感になるので、脱毛前後は普段以上に肌の状態に気を配らなければいけません。では、具体的にどんなことに注意すれば良いのでしょうか。

 

脱毛前後に避けたほうが良いことを7つ紹介していきます。

 

  • 予防接種
  • ピルの服用
  • 日焼け
  • 激しい運動や入浴などは避ける
  • 毛抜きでの自己処理
  • 保湿不足
  • 飲酒

 

それぞれの項目で分かりやすく解説していくので、見ていきましょう。

 

予防接種

新型コロナウイルスやインフルエンザなどの予防接種などをする人は多いと思いますが、予防接種をした後は脱毛ができません。

 

予防接種後の肌は敏感になっていたり、注射の針を刺したところが赤く腫れていたりする場合があります。そこに脱毛機器を当てると肌トラブルになる恐れがあるので、接種後の脱毛は控えましょう。

 

脱毛後も、予防接種や薬の服用は禁止です。脱毛後の敏感な肌に注射をすると、注射した場所が赤くなって腫れたり、かゆくなったり、体質によっては体調を崩す可能性もあります。

 

脱毛後前後は10日以上あけて予防接種を行うように注意喚起しているサロンやクリニックがほとんどです。

 

ピルの服用

ピルは経口避妊薬として使用されますが、その他にも婦人科系の病気を和らげるためにも使用されています。

 

しかし、ピルを服用するとホルモンバランスが変わって、肌が敏感になったり、毛量や毛の太さなどが変わったりするため、サロンによっては断られてしまうでしょう。

 

また、ピルの副作用によってシミができやすくなる場合があります。メラニンが過剰に生成されると脱毛による色素沈着などのリスクも高くなるので、事前にサロンやクリニックに相談してみてください。

 

日焼け

日焼け後の肌は、とても敏感で乾燥しています。そのため、日焼け肌に脱毛をすると肌トラブルのリスクが高くなり、人によっては水膨れなどの火傷状態になってしまう可能性もあるでしょう。

 

また、日に焼けて肌にメラニン色素がたまっている状態だと、脱毛効果が薄まってしまう可能性も高いです。脱毛前は日焼けをしないように普段以上に注意してください。

 

さらに、脱毛後も日焼けに注意しなければいけません。脱毛後は肌の状態がデリケートで外からの刺激を受けやすくなっており、その状態の肌に強い紫外線を浴びて日焼けをすると、炎症やシミなどの原因につながります。

 

脱毛前後は日焼け対策をしっかりと行いましょう。

 

激しい運動や入浴などは避ける

身体が温まっていると、赤みやかゆみなどの肌トラブルをおこしやすくなります。脱毛前に激しい運動や入浴は避けるようにしましょう。

 

脱毛後も肌に熱をもっている状態なので、入浴やサウナ、運動をすると体温が上昇して肌荒れや赤み、かゆみがなどの肌トラブルが出るリスクがあります。

 

身体を洗うときも、タオルでゴシゴシとこすらないで優しくなでるように洗うようにしてください。シャワーであれば問題ないので、脱毛後はぬるめのシャワーを浴びるようにしましょう。

 

毛抜きでの自己処理

脱毛前後は、毛抜きや脱毛ワックス、除毛クリームなどを使用した自己処理はすべてNGです。

 

毛抜きは無理矢理毛を引き抜くので、肌や毛穴が傷ついて埋もれ毛などの原因になります。ワックスや脱毛クリームなども、自己判断で使用すると肌に過度なダメージを与えてしまう可能性があるのでやめておきましょう。

 

また、脱毛は毛根のメラニン色素に反応して効果を発揮するタイプが多いため、根元から毛を抜いて毛根がなくなってしまうと効果が得られなくなる可能性があります。

 

脱毛の施術期間中にムダ毛が気になる場合には、電気シェーバーなどで自己処理をしましょう。

 

保湿不足

脱毛はしっかりと保湿をして肌に水分が含まれている状態で行うと、高い効果が期待できて、肌トラブルのリスクも軽減できます。また、脱毛後は肌トラブルをおこしやすくなっているので、脱毛後の保湿も重要です。

 

脱毛前後は、化粧品や保湿ローションなどでいつも以上にしっかりと保湿するようにしてください。肌トラブルなどが心配な人や敏感肌ない人は、低刺激な敏感肌用を選ぶと良いでしょう。

飲酒

飲酒をすると、血行が良くなって体温が上がる、アルコールが体内の水分を奪って肌が乾燥するなど、脱毛の施術に良くない条件がそろってしまいます。

 

そのため、飲酒後の脱毛の施術は、いつもより施術時の痛みを強く感じやすくなったり、炎症や肌トラブルのリスクが高くなったりとデメリットが大きいです。

 

このことから、ほとんどの脱毛サロンでは、脱毛の前後12時間以内の飲酒は控えるように注意喚起しています。

 

もし脱毛前に飲酒をしてしまった場合は、施術日を変更したほうが良いでしょう。もし日付変更が難しい場合には、冷たいタオルで患部を冷やすなどの対応をして、サロンやクリニックに相談してみてください。

脱毛後のセルフケア方法

脱毛後の肌トラブルなどを避けるためには、どのようにしたら良いのか気になりますよね。ここでは、脱毛後の肌トラブルなどを避けるためのセルフケア方法について解説していきます。

 

脱毛後の主なセルフケア方法は以下の6つです。

 

  • 顔に炎症が出た場合は化粧はしない
  • 日焼け対策をしっかりする
  • 炎症が出た場合はしばらくアルコールを控える
  • きつい洋服を着ない
  • 毎日清潔なタオルを使う
  • 赤みやかゆみが出たら冷やす

 

それぞれの項目でケア方法を紹介していくので、参考にしてみてください。

顔に炎症が出た場合は化粧はしない

顔は肌が薄くデリケートな部位で、普段から露出していて日焼けしやすいため、肌トラブルのリスクがあります。炎症が出た場合はできるだけ肌に負担をかけないように注意しましょう。

 

顔脱毛で顔に炎症が出て赤くなったという場合は、極力化粧をしないように心がけてください。どうしても化粧が必要なときは、薄く化粧をするかナチュラルメイクにしましょう。

日焼け対策をしっかりする

前述の通り、脱毛後は日焼け対策が重要です。低刺激の日焼け止めを塗る、日傘をさす、肌を露出しないように長袖を着たりアームガードをつけるなど、肌を保護して徹底的に紫外線対策をしてください。

 

普段以上に徹底的に日焼け対策をして、肌に負担を与えないようにしましょう。もし日焼けをしてしまった場合には、日焼けしたところを冷やして肌トラブルのリスクを軽減してください。

 

炎症が出た場合はしばらくアルコールを控える

脱毛後は基本的にアルコールは避けたほうが良いです。特に、施術当日や翌日は飲酒をしないように、多くのサロンやクリニックが呼びかけています。

 

しかし、肌に炎症が出てる場合は、翌日以降も症状がおさまるまで飲酒は避けた方が良いでしょう。飲酒をすることで、症状が悪化する危険性があります。

 

症状がひどい場合には、施術したサロンやクリニックに連絡して相談してみてください。その際には、飲酒はいつから可能なのか、期間も確認すると良いでしょう。

 

きつい洋服を着ない

脱毛後は、少し衣類が肌に触れただけでも刺激を感じる場合があります。

 

そのため、脱毛後は通気性の悪いピタっとした洋服や締め付けの強い服、スキニージーンズ、ストッキング、タイツなどの衣類は控えるようにしましょう。

 

締め付けの強い服は風通しが悪いため、蒸れて雑菌が増えてしまうと不衛生です。脱毛後の敏感な肌に影響がないよう、施術後しばらくは着用は避けるようにしてください。

毎日清潔なタオルを使う

脱毛後はお風呂上がりのタオルなどにも注意してください。何日も同じタオルを使用する人もいますが、何日間も使用したタオルは雑菌が繁殖しやすいです。

 

脱毛後のデリケートな肌に雑菌が入ると、ニキビや感染症などの肌トラブルをおこす危険性があります。

 

毎日新しいタオルを使って、肌に触れるものは清潔にするよう心がけましょう。

赤みやかゆみが出たら冷やす

脱毛後に赤みやかゆみが出たら、まずは患部を冷やすことが大切です。保冷剤などを使用すると冷たすぎてしまうため、水でぬらしたタオルで冷やしましょう。保冷剤を使用する場合は、冷えすぎないようにタオルを巻いてから使用してください。

 

クールダウンをしても赤みやかゆみがずっとなくならないという場合には、サロンやクリニックに相談してみましょう。

 

まとめ

脱毛の施術をすると肌が敏感になるので、肌への負担を軽減するために脱毛前後は注意しなければいけないことが多いです。

 

脱毛前後は、以下のような行動は避けましょう。

 

  • 予防接種
  • ピルの服用
  • 日焼け
  • 激しい運動や入浴などは避ける
  • 毛抜きでの自己処理
  • 保湿不足
  • 飲酒

 

また、脱毛後は肌トラブルを避けるためにセルフケアをしてください。顔に炎症が出たら化粧をしない、日焼け対策をしっかりと行う、毎日清潔なタオルを使うなど、肌への負担を抑える行動を心がけましょう。

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