胸の産毛が濃いのをどうにかしたい!濃くなる原因や対策方法を解説

胸の産毛が濃いことにお悩みの女性もいるのではないでしょうか。この記事では、胸の産毛が濃くなる原因から詳しく解説していきます。濃くなった産毛への対処法や効果的な脱毛方法、サロンで胸脱毛をする際のコストなどの基本情報も紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

胸の産毛が濃いのはなぜ?

胸の産毛が濃くなる原因としては、主に下記の4つが挙げられます。

  • 遺伝
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 生活習慣の乱れ
  • 外部的な刺激

ある日突然毛が濃くなることはないため、濃くなったと感じた場合には、取り上げた4つの原因のうちのどれかが関係していると考えられるでしょう。あるいは、2つ、3つ該当している方もいるかもしれません。

なぜ産毛が濃くなってしまうのか、4つの原因を詳しく解説していくので、疑問点の解決や改善策を考える際の参考にしてください。

遺伝

産毛が濃くなる原因の1つに考えられるのが、「遺伝」です。家族に毛深い方がいる場合や、思い返せば幼い頃から人よりムダ毛が濃かったという場合は、遺伝で産毛が濃くなってしまった可能性が高いでしょう。

思い当たる人は原因が遺伝だと肩を落とすかもしれませんが、改善策がないわけではありません。濃い毛が生えやすい遺伝子を持っていても、食事の改善や運動を始めることで遺伝子の活性化を抑えられるかもしれません。

遺伝だからと諦めず、さまざまな対策を探ってみることをおすすめします。

ホルモンバランスの乱れ

産毛が濃くなる原因には、「ホルモンバランスの乱れ」が当てはまる可能性もあります。ホルモンバランスが崩れたときに、男性ホルモンの分泌量が増えたり、優位な状態になったりすると、毛が濃くなるという症状が出やすくなるためです。

では、どのようなときにホルモンバランスが乱れるのかというと、ストレスや加齢などが深く関係していると考えられています。

簡単にメカニズムを解説しておくと、まずストレスは自律神経を乱してしまう原因の1つです。自律神経が乱れるとホルモンバランスをコントロールする視床下部がうまく働かなくなるといわれており、ホルモンバランスが崩れてしまうとされています。また、体をストレスから守るため、脳から男性ホルモンの分泌量を増やす指令が出るともいわれているのです。

加齢が1つの要因となるのは、30代を過ぎた頃から女性ホルモンの分泌量が減っていくためです。体内の性ホルモンのうち男性ホルモンが優位な状態に立ちやすくなり、毛が濃くなってしまうとされています。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れも、毛が濃くなる原因の1つとされています。偏った食事や寝不足などで生活習慣が乱れると、自律神経が乱れにつながるためです。自律神経が乱れるとホルモンバランスをコントロールする視床下部がうまく働かなくなり、男性ホルモンの分泌量が増えたり、優位な状態に立ったりして毛が濃くなるとされています。

外部的な刺激

外部的な刺激が加わることで毛が濃くなるケースもあります。強い刺激を受けたことで肌を守ろうとする機能が働き、毛の成長を促進しようとするためです。外部的な刺激というと、例えば「摩擦」や「紫外線」などが挙げられます。

タオルでゴシゴシ胸を洗ったり、下着で擦れていたり、自己処理を繰り返したりすることで、摩擦によって毛が濃くなってしまう可能性があります。

紫外線による刺激は感じないためイメージしにくいかもしれませんが、毛が濃くなるきっかけとなることがあるようです。外回りの仕事が多い方や、プールや海水浴をよく楽しむ方は、紫外線によって毛が濃くなってしまっている可能性も考えられるでしょう。

女性で乳首に毛が生える人は少ない?

胸毛にお悩みの方の中には、乳首に生えている毛に悩まされている方もいるのではないでしょうか。自分だけかと恥ずかしく思っているかもしれませんが、女性で乳首に毛が生える人は意外と少なくありません。

実は高い確率で乳首には毛が生えるといわれており、ごく普通のこととされていますが、全員に生えているわけではありません。なぜ乳首に毛が生える人と生えない人がいるのでしょうか。

ここで、乳首に毛が生えてしまう理由について少し解説しておきましょう。

乳首に毛が生える理由

乳首に毛が生えるのは、ホルモンバランスの乱れが深く関わっているといわれています。胸の毛が濃くなるメカニズムと同じで、女性ホルモンが減少したり男性ホルモンの分泌量が増えたりなど、ホルモンバランスの乱れによって乳首に毛が生えてしまうようです。

例えば、生理や妊娠をきっかけに女性は体内のホルモンバランスが大きく乱れます。

また、30歳を過ぎた頃から女性ホルモンの分泌量が減るため、ホルモンバランスが崩れ始めます。生理が終わる更年期もまた、ホルモンバランスが変わるタイミングです。

この他にも、ストレスや生活習慣の乱れなどもホルモンバランスを乱す要因で、乳首に毛が生えてくるきっかけとなるとされています。

濃くなった胸の産毛への対策方法

濃くなった胸の産毛への対策方法は、主に下記の4つです。

  • 乱れたホルモンバランスを整える
  • 生活習慣を整える
  • 正しい自己処理をする
  • 脱毛をする

ホルモンバランス、生活習慣、自己処理などに思い当たる点がある方は、改善策を取ることで濃い産毛に悩まされなくなるかもしれません。ただ、原因を解決できても、濃い産毛が生えるリスクからは解放されません。

そこで、毛をなくして解決する方法として脱毛についても解説していきます。濃くなった胸の産毛を解決する4つの対策方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

乱れたホルモンバランスを整える

ホルモンバランスが原因と考えられる場合は、ホルモンバランスを整えることが毛の濃さの解決につながります。まず、生理や妊娠、加齢によるホルモンバランスの乱れは、コントロールができません。

そのため、次の見出しで詳しく解説しますが、バランスの良い食事をとったり十分な睡眠をとったりして、体の調子を整えることに努めてみてください。体が整うことでホルモンバランスの乱れが落ち着きやすく、毛への影響を抑えられるかもしれません。

ストレスが原因と考えられる場合は、発散できる方法を日常に取り入れてみてください。ダイエットが原因と考えられる場合は、無理なダイエットをしていないかを見直しましょう。もしかしたらと思い当たる原因を、少しずつ取り除いていくことが大切です。

生活習慣を整える

生活習慣の乱れが原因と考えられる場合は、生活習慣を整えることが毛の濃さの解決につながります。

偏った食事に心当たりがある場合は、食事の内容を見直すことが大切です。外食が多い場合でも、飲食店を変えたり注文するメニューを見直したりして、少しずつ食生活を改善すると良いでしょう。

睡眠不足に心当たりがある場合は、十分な睡眠時間をとれるよう生活スケジュールを見直してみてください。運動不足かもしれないと感じる場合は、ストレッチや簡単なヨガを始めて、少しずつ体を動かしてあげるのがおすすめです。

正しい自己処理をする

胸の毛を自己処理している場合は、自己処理を見直すことが、胸の毛の濃さの解決につながるかもしれません。間違った自己処理が気付かないうちに強い刺激を与えており、毛を生やして守ろうとする機能が働いている可能性があるためです。

自己処理にはさまざまな方法がありますが、おすすめは電気シェーバーによる剃毛処理です。刃が肌に当たらないため、刺激の少ない自己処理が可能です。シェービング剤を使用する、毛の流れに沿って少しずつ剃る、剃毛後はしっかり保湿をするといった点に注意しながら自己処理を行いましょう。

脱毛をする

濃くなった胸の産毛が気になるなら、脱毛をしてしまうという選択肢もあります。脱毛なら、毛が生えてこないツルツルな肌を目指せます。

脱毛にはサロン脱毛と医療脱毛がありますが、比較的気軽に検討しやすいのはサロン脱毛です。比較的リーズナブルな価格設定でコストを抑えて胸脱毛を始められる他、気になる施術時の痛みもほとんどありません。一定回数を完了させれば、自己処理がほとんど必要ない、ツルツルな美しい胸元が手に入ります

濃くなった胸の産毛に効果的な脱毛方法は?

もし、胸の毛の処理に脱毛を選ぶなら、濃い産毛を得意とする脱毛方法を選ぶのがおすすめです。脱毛方法にはいくつか種類があり、濃くて太い毛を得意としている方法もあれば、産毛を得意としている方法があるためです。

選び方によっては、完了までにかかる施術回数が増えてしまい、総コストが膨らんでしまうかもしれません。

ここで、サロン脱毛に導入されている代表的な脱毛方法のうち、「IPL脱毛」「S.S.C脱毛」「THR脱毛」を取り上げて紹介します。メリットデメリットに言及しますので、胸の濃い産毛を脱毛する際の参考にしてください。

IPL脱毛

IPL脱毛とは、メラニン色素に反応する光を照射し、毛母細胞や毛乳頭細胞にダメージを与えて脱毛を促す方法です。「メラニン色素に反応する」点が特徴で、ワキやデリケートゾーンにあるような、メラニン色素の多い濃くて太い毛の脱毛を得意としています。濃くなった胸の産毛にしっかりと効果を発揮してくれるでしょう。

逆にいえば、メラニン色素の少ない薄い毛や産毛へのアプローチが苦手で、高い脱毛効果は期待しづらいのが難点です。とはいえ、全く脱毛効果が現れないわけではなく、施術回数を増やすことで産毛の脱毛は可能です。

自己判断はできませんので、カウンセリングで相談してみることをおすすめします。

S.S.C脱毛

S.S.C脱毛とは、抑毛を促す成分を含んだジェルを塗り、その上から光を照射して成分を浸透させることで抑毛を促す方法です。「ジェルの成分が浸透して抑毛効果を促す」点が特徴で、毛の濃さに関係なく施術効果を得られます。濃くなった胸の産毛にも効果的な施術を行えるでしょう。濃い毛にも産毛にも対応する万能な脱毛方法なので、胸以外の脱毛も進めやすい点で検討しやすいのではないでしょうか。

THR脱毛

THR脱毛とは、バルジ領域をターゲットにしており、ダメージを与えて弱らせ、発毛指令を出せなくすることで脱毛を促す方法です。メラニン色素をターゲットとして毛根にダメージを与える方法ではないため、産毛にも高い脱毛効果を求められる方法といわれています。

スムーズに産毛脱毛が進むのはもちろん、発毛の司令塔にダメージを与えられるため高い脱毛効果も期待できます。濃くなった胸の産毛に高い脱毛効果を求めるなら、THR脱毛を導入しているサロンを選んでみてはいかがでしょうか。

サロンの胸脱毛

サロンの胸脱毛の基本情報を解説します。

  • 脱毛費用
  • 脱毛範囲
  • 脱毛回数・期間
  • 施術の痛み

コストを抑えるコツや早く脱毛を完了するコツにも言及しますので、ぜひ参考にしてください。

脱毛費用

サロンの胸脱毛にかかる費用は、15〜18万円が相場です。ただ、この費用はあくまでも相場であり、サロンによって料金設定はバラバラです。胸脱毛の範囲もサロンによって異なるため、範囲と費用のバランスを見ながら検討してみてください。

さらに脱毛費用について言及するなら、少しでも安く抑えるために、「キャンペーンや割引」「追加料金」をチェックしておくのがおすすめです。費用は脱毛の契約時だけでなく、施術回数をプラスした場合やシェービングをお願いしたとき、キャンセルをしたときにもかかってしまいます。

脱毛範囲

胸脱毛の範囲は、鎖骨の下からアンダーバストまでです。サロンによって、「胸脱毛(乳輪周り含む)」「胸脱毛 + 乳輪周り脱毛」と表記に差があるため、胸脱毛でどこまでの範囲を脱毛してもらえるかは、カウンセリング時にしっかり確認するのがおすすめです。ちなみに、胸の脱毛範囲のうち、乳輪は脱毛範囲に入っていないことがほとんどです。

また、乳輪はメラニン色素が多いため脱毛施術自体できないとされています。そのため、乳首に生えた毛が気になっていても、サロンでは対応してもらえない点を頭に入れておかなくてはいけません。一部のクリニックでは特殊な方法で乳首の脱毛施術が可能としているケースもあるため、気になる方は調べてみると良いでしょう。

脱毛回数・期間

胸脱毛が完了するまでに必要な施術回数は大体12〜18回、期間にすると約2〜3年かかるとされています。上記の回数と期間で自己処理がほとんど必要ない胸元に仕上げられますが、もし少しでも早く脱毛を完了させたいなら、施術ペースの早い脱毛方法を選ぶという方法があります。

毛周期に合わせた施術では約2〜3年かかりますが、最短2週間に1回のペースで施術できる脱毛方法なら、単純計算ですが約半年で必要な施術回数をこなせます。

短期間で脱毛ができる方法については、「脱毛にはどんな種類がある?それぞれの特徴を比較しながら解説」をご参照ください。

施術の痛み

胸は脂肪が多く産毛が多いので、施術時に痛みを感じにくい部位といわれています。光脱毛は基本的に痛みが少ない脱毛方法ですが、毛が濃い部位は光が強く反応しやすく、骨が近い部分は衝撃が伝わりやすいため、多少痛みを感じてしまう人も少なくありません。

しかし、胸脱毛ならじんわりとした温かみを感じる程度でしょう。心配な場合は、痛みに不安があることを伝えておくと、安心して施術を受けられるのではないでしょうか。

胸の産毛に関するQ&A

最後に、胸の産毛に関してよく取り上げられるQ&Aを紹介します。

  • 毛が濃いことが原因で施術料金が高くなることはある?
  • 胸脱毛は乳がんになりやすくなる?
  • 胸脱毛ができない可能性はある?

気になっている胸脱毛の疑問点や、脱毛に関する不安の解決に役立ててください。

毛が濃いことが原因で施術料金が高くなることはある?

毛の濃さが脱毛料金に影響することはありません。どんな濃さでも一律で同じ値段ですが、照射の光が反応しにくい産毛が多く生えている部位やワキ・VIOなどの毛が濃く効果が発揮されるまでに回数が必要になる部位は回数が必要になるため、結果的に施術料金が高くなってしまう恐れはあります。しかし、胸の毛が濃いことが原因で施術料金が高くなることはないでしょう。

胸脱毛は乳がんになりやすくなる?

胸脱毛で乳がんになりやすくなることはありません。照射する光は毛に作用するもので、乳腺や乳房の組織に影響を与えることがないためです。胸脱毛と乳がんの関係はよく注目されますが、胸脱毛で乳がんリスクが高くなることはないので、安心してください。

胸脱毛ができない可能性はある?

胸脱毛を安全に、そして効果的なものにするなら、妊娠中や授乳中、生理中を避けるのがおすすめです。ホルモンバランスが大きく変化するタイミングであり、いつもと同じ施術でも、肌に強いストレスを与える可能性があるためです。

脱毛ができないわけではありませんが、痛みが強く出たり肌トラブルにつながりやすかったりするため、避けた方が安全です。

まとめ

胸の産毛が濃くなってしまう原因は、「遺伝」「ホルモンバランスの乱れ」「生活習慣の乱れ」「外部的な刺激」です。そのため、思い当たる原因を解消できれば、産毛の濃さに悩まされなくなるかもしれません。

もし、産毛が濃くなる原因を探ったり解消したりするストレスから解放されたいなら、「脱毛」をしてしまうのがおすすめです。

脱毛を完了させられれば、濃い産毛に悩まされないツルツルな美しい胸元が手に入ります。ここで紹介した産毛が得意な脱毛方法を参考に、サロンで胸脱毛を始めてみてはいかがでしょうか。

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