お腹の産毛はどうやって処理をすれば良い?処理方法を紹介

お腹の毛は薄いですが、実は意外と目立ってしまう部分でもあります。おへそ周りの毛に悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

そんなお腹の毛に悩んでいる人のために、今回はお腹の毛の処理方法についてまとめていきます。それぞれの処理方法のメリットデメリットなども解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

お腹の産毛が濃くなる原因は?

体毛が濃くなる原因の1つとしてホルモンの影響が考えられます。さまざまな要因でホルモンバランスが崩れてしまうと、毛が濃くなる可能性が高いのです。ホルモンバランスが崩れる原因としては、食生活の乱れやストレス、加齢などがあります。ホルモンバランスを整えるためには、規則正しい生活を心がけ、運動などでストレス軽減をすることが大切です。

また、妊娠をすると体毛が濃くなることがありますが、これもホルモンバランスの変化によるものです。妊娠中はホルモンバランスの変化で毛が濃くなりやすい傾向にあります。しかし、出産後は元のホルモンバランスの状態に戻っていくので、同じように毛も薄くなっていくでしょう。

さらに、自己処理によって毛が濃くなってしまうこともあるのです。これは、自己処理によって毛の断面が平たい状態になって太く見える場合と、自己処理による肌負担や刺激で実際に毛が濃くなってしまう場合の2パターンあります。

お腹などの薄い毛は特に、最初はもっと薄かったのに剃って濃くなったと感じている方も多いのではないでしょうか。これは単純に剃ったから濃くなったというわけではありません。肌に負担がかかる方法で自己処理をしていることが原因で、毛が濃くなったというのが正しいです。

膝や肘など部分的に濃いところがある、怪我をした部分だけ毛が濃くなったという方も少なくありませんが、これらは肌に摩擦などの刺激が加わることで毛が濃くなっています。膝や肘に関しては、日常生活でよく膝や肘などを付く方に多く見られます。お腹は普段の生活で負担がかかることはあまりありませんが、自己処理によって肌に負担がかかると毛が濃くなってしまう可能性があるのです。

お腹の毛を処理する方法

毛を濃くしないためには負担の少ない方法で処理をすることが重要です。そのためには、まずどのような処理方法があるのかを見ていきましょう。今回紹介するお腹の毛の処理方法は、大きく分けて自分でする方法とプロにお任せする方法です。どの方法が負担が少ないのか、自分に合っているのか、参考にしてみてください。

自己処理

一番身近で手軽なのが、自分で処理をすることです。自己処理にカミソリを使われる方も多いですが、肌に負担をかけないためには電気シェーバーでの処理が良いでしょう。カミソリは、埋もれ毛や乾燥の原因になりやすいからです。

綺麗にしようと思って毛を剃っているのに、傷が残ったり埋もれ毛や乾燥が目立ったりしていては、肌は綺麗には見えません。そういった事態を避けるためには、電気シェーバーを使用するのがおすすめです。

また、自己処理で敏感になった肌を守るためにも、自己処理後は必ず保湿を行ってください。化粧水で肌を整えてから、上から油分のあるジェルやクリームを塗布して保湿を行うのが理想的です。

毛を濃くさせない自己処理のポイントは下記の通りです。

  • 電気シェーバーを使う
  • 逆剃りはしない、抜かない
  • 毎日保湿をして、肌が傷付きにくく潤った状態で自己処理を行う
  • 自己処理後は必ず保湿をする
  • 頻繁な自己処理は負担になるので控える

毛を濃くしないためだけでなく肌トラブルを防ぐためにも、このポイントに注意しながら処理をしてみてください。

サロンで脱毛

サロンで脱毛をして、自己処理のいらない状態にするというのもおすすめです。サロンでは専門のスタッフが肌状態を見極めてお手入れをしてくれるので肌トラブルのリスクが少なく、安心して気になるお腹の毛をなくしていけます。

サロンの光脱毛は、毛の黒い色素部分に脱毛機を反応させ、光から生まれる熱で毛根にダメージを与えて減毛や抑毛を目指していく方法です。クリニックのレーザー脱毛に比べると脱毛回数はかかりますが、痛みが少なく安い料金で脱毛ができます。

クリニックで脱毛

脱毛には、主にサロンの光脱毛とクリニックのレーザー脱毛の2種類があります。レーザー脱毛は、毛根の毛を生やす部分をレーザーの熱で破壊して脱毛効果を得る方法です。基本的な仕組みはサロンの光脱毛と変わりありませんが、医療従事者が施術を行うため、通常よりも照射パワーが強く設定できます。そのため、少ない回数で効果を得られるのです。しかし、その分照射に痛みを伴うことが多く、中には施術に麻酔を使用する人もいます。

それぞれの処理方法によって特徴が異なるので、自分に合った方法を選びましょう。次の見出しから、それぞれのメリットデメリットを紹介するので、そちらも参考にしてみてください。

自己処理のメリットデメリット

まずは、自己処理のメリットデメリットを見ていきましょう。

メリット

自己処理のメリットとしては、いつでもどこでも手軽にできる、サロンやクリニックでの脱毛と比べると時間がかからない、などが挙げられます。気になったときにサッと処理ができて、自分で処理をするので誰かに見られることもありません。

デメリット

一方のデメリットは、脱毛ではないのでいつまでも処理をし続けなければいけないことです。その他にも、毛が濃くなるリスクがある、肌を傷付けてしまうリスクがある、乾燥がしやすく埋もれ毛になりやすい、黒ずみなどの肌トラブルが起こりやすいなどが挙げられます。デメリットの多い方法なので、自己処理を行う際は注意してください。

サロンの光脱毛のメリットデメリット

次に、サロンの光脱毛のメリットデメリットについて解説していきます。

メリット

サロン脱毛は、ムダ毛をなくしていく効果があるため、いずれ自己処理を行う必要がなくなるというのが大きなメリットです。また、自己処理と違って毛が根本から自然に抜けていくので、カミソリなどで処理をした際に残る毛の断面の黒い点々などもなく、綺麗に処理がでまた、クリニックのレーザー脱毛に比べると施術の痛みが少ないのもメリットです。美容サロンなので美白ケアや毛穴ケアも同時にできるところが多く、脱毛と同時に美肌を手に入れることも可能です。

デメリット

自己処理に比べると1回あたりの処理にお金がかかるのがサロン脱毛のデメリットですが、今後処理をする必要がなくなることを考えると、長期的に見るとコストが安くなります。その他のデメリットとしては、サロンに行く手間が増える、クリニックのレーザー脱毛に比べると回数が必要、などが挙げられるでしょう。

クリニックのレーザー脱毛のメリットデメリット

最後に、クリニックのレーザー脱毛のメリットデメリットを紹介します。

メリット

サロンの光脱毛と同様に、脱毛効果が得られるのがメリットです。施術を繰り返すことでムダ毛そのものがなくなり、自己処理の必要もなくなります。また、サロンの光脱毛に比べて効果が高い傾向にあるので、少ない回数で脱毛が完了するのもレーザー脱毛の特徴です。医師や看護師が施術をしてくれるため、万が一肌トラブルが起きた際にも即座に対処してくれます。

デメリット

レーザー脱毛のデメリットは、自己処理やサロンの光脱毛と比べてお金がかかることです。キャンペーンで安い料金を提示しているサロンは多いですが、クリニックではそういったキャンペーンを行っていることも少ないので、基本的には割高なところが多い傾向にあります。

また、光脱毛に比べると1回の施術に時間がかかりやすい、比較的痛みが強いといったデメリットもあるので、こういった点も合わせて検討してみてください。

お腹の毛を脱毛するならサロンがおすすめ

自己処理は肌への負担が大きく、肌トラブルが起きてしまう可能性が高いです。その上、脱毛効果がないので、定期的に処理をし続けなければいけません。

しかし、サロン脱毛なら脱毛効果があるので、いずれ自己処理が必要なくなります。肌への負担が少なくプロが施術してくれるため、肌トラブルのリスクも少なくて安心です。アフターケアが充実していて、むしろ脱毛前よりも肌が綺麗になる可能性もあるでしょう。

クリニックのレーザー脱毛は料金が高く、脱毛初心者がいきなり行うのは不安がありますが、サロンならキャンペーンで数回お試しで施術してもらうことも可能です。脱毛に通うことに不安がある方は、まずはサロンのキャンペーンで通ってみてはいかがでしょうか。

サロンのお腹脱毛

ここからは、サロンのお腹脱毛に関する基本情報を紹介していきます。サロン脱毛を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

脱毛方法

前述した通り、サロンの脱毛は光脱毛(フラッシュ脱毛)と呼ばれるものです。光を照射して毛に熱でダメージを与え脱毛していくもので、その中でも現在は​​IPL脱毛、SSC脱毛、SHR脱毛の3種類があります。脱毛サロンによって使われている機械や光の種類が違うので、自分に合った脱毛方法を選びましょう。

 

IPL脱毛はインテンスパルスライトの略称で、毛の黒いメラニン色素に光を反応させて脱毛していく脱毛方法です。メラニン色素に反応させていくという仕組みから、脇やデリケートゾーンなどの濃くて太い毛に高い効果を発揮します。

脱毛後1〜2週間でポロポロと毛が抜け落ちていき、それを繰り返すことでその後に生えてくる毛を段々と薄く目立たなくしていきます。そのため、比較的早く効果を実感できることが多いです。

反対に、産毛には反応がしにくいというデメリットがあります。3種類の中では痛みを感じやすいですが、お腹の毛は薄く痛みを感じにくいので、お腹脱毛ではあまり気にする必要はないでしょう。

 

SSC脱毛はスムーススキンコントロールの略称で、抑毛成分が含まれた専用ジェルに専用の光を当てて脱毛していく方法です。濃い毛や薄い毛に関係なく効果を発揮して、痛みが少ないのが特徴といえます。個人差がありますが、5回前後で目に見えた変化を感じられるでしょう。

 

SHR脱毛はスーパーヘアリムーバブルの略称で、バルジ領域という部分に蓄熱させて脱毛していく方法です。毛周期に関係なく脱毛ができるというのが最大の特徴で、他の脱毛方法が約3ヶ月ペースで施術を行うのに対して、約2週間ペースでの施術が可能とされています。

その分早く脱毛が終了する場合も多いですが、SHR脱毛は次に生えようとしている毛に抑毛を促していくため、お手入れ直後に効果を感じるというよりは後から効いてくるというような脱毛方法です。こちらも濃い毛や薄い毛に関係なく効果を発揮し、痛みが少ないです。

 

自分のお手入れをしたい箇所や毛の状態、理想形に合った脱毛方法を選ぶのがベストですが、自分で見極めるのは難しいので、カウンセリングに行って相談してみるのもおすすめです。また、複数の光の種類を採用している脱毛サロンもあるので、実際に照射をしながら決めていくのも良いでしょう。

脱毛回数/脱毛期間

毛のないツルツルの状態にする場合の脱毛回数は、約18回とされています。細く薄い、目立ちにくい毛になれば良いという場合は、約8〜10回程度で足りる方も少なくありません。

毛のないツルツルの状態にする場合の期間は、下記の通りです。

  • 2ヶ月ペースで約2年半〜3年
  • 1ヶ月ペースで約1年半〜2年

細く薄く目立ちにくい毛にする場合の期間は、下記のようになるでしょう。

  • 2ヶ月ペースで約1年半〜2年
  • 1ヶ月ペースで約半年〜1年

脱毛回数や期間には個人差があるので、大体の目安となります。

脱毛範囲

脱毛サロンでは、サロンごとに脱毛範囲が異なります。「お腹パーツを契約すればVラインの上までまとめて脱毛してくれるのかと思ったら、ビキニラインの契約も必要だった」などということもあり得ます。お腹の脱毛範囲がどこまでなのか、事前にしっかりと確認しておきましょう。

施術の流れ

ここでは、実際の施術の流れを解説していきます。施術の前には、保湿とお手入れ箇所の毛の処理が必要です。

 

保湿は、光を届けやすい肌状態にするためと肌トラブルが出にくい肌状態を作るために必要で、脱毛効果を最大限に高めてくれる効果も期待できます。乾燥している状態では効果が出にくく、脱毛期間と回数も多くかかる傾向にあります。

保湿の際には、化粧水で水分を補充して油分のあるジェルやクリームなどで蓋をするような形で保湿をするのが理想的です。

 

毛の処理については、深剃りをしすぎると効果が出にくく、肌トラブルの原因にもなるので、逆剃りはしないようにしましょう。逆剃りをすると肌を傷付ける可能性も高く、施術ができなくなってしまう可能性もあります。肌に負担をかけないためには、電気シェーバーで毛の流れに沿って剃るのがおすすめです。

 

サロンに入店してからは、まずお手入れ部屋に案内をされて着替えます。専用のガウンを着て、お手入れ中はそのお手入れ箇所だけが見えるようにガウンを開いて施術を行うのが一般的です。

続いていよいよ施術になります。スタッフが毛の処理状態や肌状態の確認をして、お手入れができると判断されたら照射スタートです。このときにホクロへの施術を避けるためにホクロ部分にシールを貼る場合もあります。

照射後は、肌に異常がないかなどの確認をしてからクーリングとアフターケアを行います。アフターケアにはサロン独自開発のものも多く、保湿・美白ケア・毛穴ケアなどサロンによってさまざまです。

 

施術の流れは以上となります。サロンによってもルールが異なることもあるので、不安なことがあればカウンセリングのときに聞いておくようにしましょう。

注意事項

最後に、脱毛後の注意事項について見ていきましょう。

脱毛は少なからず肌にダメージがあるものです。脱毛後は肌が敏感になっている状態なので、ピーリングやボディスクラブなど摩擦や刺激は避け、熱いシャワーを浴びたり湯船に浸かったりするのも控えましょう。激しい運動や飲酒、マッサージなども、同様の理由でNGです。体を温めることで、赤みやかゆみが出る場合もあるので注意してください。

また、脱毛後の肌はいつもよりも乾燥しやすい状態になっています。脱毛前にも効果を最大限引き出すためには保湿が重要ですが、脱毛後も同様です。サロンのアフターケアで保湿はしてもらえますが、自宅でもしっかり保湿をするようにしてください。

まとめ

お腹の産毛は、自分で簡単に処理することももちろんできますが、肌へのダメージを軽減するためには、サロン脱毛がおすすめです。サロンで脱毛をすれば、自己処理の必要がなくなり、自己処理が原因の肌トラブルのリスクも軽減できます。剃り残しなどの心配もなくなって、水着を着て海に行ったりお泊まりで温泉に行ったりというイベントも気兼ねなく楽しめるようになるでしょう。

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