女性にお腹脱毛がおすすめの理由とは|メリットデメリットを紹介

お風呂に入って体を洗うときや着替えるときに、「お腹の毛が気になったことがある」という人や、実際に「お腹の毛を処理している」という人は多いのではないでしょうか。

しかし、脱毛クリームやカミソリなどでのセルフケアは、肌を傷つけたり、お腹の毛が濃くなったりする原因の1つになることもありますし、何より手間がかかります。セルフケアより肌への負担も手間もかからず、スベスベとした美しいお腹を手に入れるなら「お腹脱毛」がおすすめです。

今回の記事では、お腹脱毛のメリットデメリットや効果を実感するまでの期間など、女性のお腹脱毛について詳しく解説していきます。

この記事を読めば、「女性にお腹脱毛がおすすめの理由」が分かります。より脱毛の効果を高める方法までまとめているので、お腹脱毛に興味がある人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

お腹脱毛とは

「お腹脱毛」とはその名の通り、光やレーザーなどを照射することによって「お腹に生えている毛を取り去る」ことです。

一般的にお腹脱毛の「お腹」の範囲は、胸の膨らみのすぐ下(アンダーバスト)からおへその下、骨盤の範囲を指します。ただ、お腹は範囲が広く、生える毛の量や質もさまざまであるため、「お腹」と「へそ周り」の2つに分類される場合もあります。

お腹はデリケートな部位であるため、自己処理をすると肌表面を傷つける可能性があります。肌への負担をなるべく少なく、いつでも自信を持って見せられる綺麗なお腹にしたい場合は、脱毛サロンや医療脱毛クリニックでの「お腹脱毛」を検討すると良いでしょう。

女性がお腹を脱毛するメリット

では、お腹脱毛をすることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。ここからは、女性がお腹脱毛をするメリットを紹介します。

  • 露出をするシーンでも恥ずかしくない
  • 毛穴が目立たないツルツル肌になる
  • 肌トラブルが起こりにくくなる

「お腹脱毛」をするとどのようなメリットが得られるのか、より正確な情報を知って、実際に施術を受けるかどうかの判断材料にしてみてください。

露出をするシーンでも恥ずかしくない

女性がお腹に限らず、体のムダ毛を処理する一番の理由は、周囲の人に見られたときに恥ずかしいからではないでしょうか。

お腹脱毛をしてお腹が綺麗になれば、温泉に行ったときやプールに行ったときなど、お腹を人に見られる場面で気にすることがなくなります。また、クロップドトップスやミドリフトップスなどの、お腹を出した大胆なへそ出しファッションにも挑戦しやすくなるでしょう。

自己処理の面倒臭さから解放されるのも、お腹脱毛の魅力の1つです。「うっかりお手入れをし忘れていた」なんてこともありません。

いつでも自分のお腹に自信を持って、どんなシーンでも人目を気にせず過ごすことができる点が、お腹脱毛のメリットといえます。

毛穴が目立たないツルツル肌になる

お腹脱毛すると、毛穴が目立たないツルツル肌になることができます。お腹のムダ毛処理を自分でした後に「毛穴が目立つ」と感じた経験はありませんか?

自分でムダ毛を処理した後に、毛穴がボツボツと黒く見えるのは、剃った毛の断面が見えるためです。また、カミソリの刃や脱毛テープやワックスの刺激で肌の表面が傷ついてしまうと、皮膚を守ろうとして毛穴が塞がり、「埋没毛」となります。埋没毛も、毛穴が黒く見える原因の1つです。

しかし、お腹脱毛は直接毛根に光やレーザーを照射します。そのため、剃り残しができたり、毛の断面や埋没毛ができたりすることがありません。お腹脱毛は自己処理のときのように肌に摩擦を与えないため、毛穴を目立たせずにムダ毛を処理することができ、お肌をツルツルにできるのです。

肌トラブルが起こりにくくなる

お腹脱毛をすることによって、肌トラブルが起こりにくくなるのもメリットの1つといえるでしょう。

人の肌には「肌のバリア機能」が備わっていることをご存知でしょうか。肌のバリア機能とは、肌の潤いを保ったり、温度変化や埃、摩擦、ウイルスなどから肌を守る機能です。肌のバリア機能は、肌の一番表面にある0.02㎜の厚さしかない「表皮」という組織が担っています。

お腹の毛を自分で処理する際、表皮がカミソリの刃や毛抜きなどで刺激・摩擦を受けたり傷ついたりすると、肌のバリア機能が低下して肌トラブルが起きやすくなるのです。しかし、お腹脱毛は肌への負担を少なくムダ毛の処理ができるため、自己処理によって生じやすい肌トラブルを避けられます

また、脱毛でムダ毛が薄くなったりなくなったりすることで、蒸れやかゆみといった肌トラブルも起こりにくくなるでしょう。

女性がお腹を脱毛するデメリット

次に、女性がお腹脱毛するデメリットについても見ていきましょう。

  • 産毛が多く脱毛完了までに時間がかかる
  • 皮膚が薄く肌トラブルにつながるリスクがある

メリットだけでなくデメリットについても理解した上で、お腹脱毛の施術を受けるかどうか判断したほうが、より納得のいく結論が出せると思うので、ぜひ参考にしてください。

産毛が多く脱毛完了までに時間がかかる

お腹は脇のように太くて硬い毛は少ないですが、産毛の量が多い部位です。産毛は細くて薄いので、脱毛機の光やレーザーに反応しにくいという特徴があります。そのため、お腹は他の部位よりも脱毛完了までに時間がかかるのが一般的です。

また、お腹の毛の量や質、脱毛機の効果の出方には個人差があります。人より早く脱毛効果が表れる人がいれば、人より脱毛効果が出るまでに時間を要する人もいるのです。

脱毛サロンやクリニックでお腹脱毛をしたからといって、すぐにツルツルのお腹になるわけではありません。他の部位よりも時間がかかる場合があること、効果には個人差があることを覚えておきましょう。

皮膚が薄く肌トラブルにつながるリスクがある

お腹脱毛は、事前の問診による体調の確認やアフターケアなど、安全に施術が行えるように配慮がされます。しかし、肌トラブルが起こる可能性は0ではありません。

お腹は皮膚が薄く柔らかいため、ムダ毛を脱毛するときに使用する光やレーザーの照射による炎症が起こりやすい部位の1つです。また、レーザー照射後の肌は熱を持っており、刺激などに敏感な状態になるため、乾燥やかゆみ、乾燥に伴う色素沈着などの肌トラブルにつながる可能性もあります。

しかし、脱毛サロンやクリニックでは、自己処理よりも肌トラブルにつながるリスクを小さく、確実にお腹の脱毛できます。お腹脱毛による肌トラブルが心配な場合は、事前の問診などで気になる点を充分に相談すると良いでしょう。

お腹脱毛に必要な回数や期間は?

サロンやクリニックでお腹脱毛をしたいと思ったとき、お金も時間もある程度かかるだけに、「どのくらいで効果が出るのか」と気になる人は多いでしょう。ここでは、お腹脱毛で効果を実感するまでの回数や期間、脱毛が完了するまでの回数や期間について分かりやすく解説していきます。

効果を実感するまでの回数・期間

結論からいうと、サロン脱毛で「自己処理が楽になった」とお腹脱毛の効果を実感するまでには、5〜8回程度の施術が必要になります。クリニックの脱毛では、3〜4回程度で効果を実感する人も少なくありません。

脱毛は毛の生え変わる周期(毛周期)に合わせて行うため、施術の間隔は脱毛サロンもクリニックも、約2〜3ヶ月空ける場合が多いです。

2ヶ月に1回の頻度で通ったとすると、脱毛効果を実感するまでに脱毛サロンで約10ヶ月以上、クリニックで約6ヶ月以上の期間がかかる計算になります。

脱毛が完了するまでの回数・期間

お腹がツルツルになったと感じられる状態になるまでには、クリニックは約8回、脱毛サロンは約12回の施術が必要です。もちろん個人差があるので、これ以上かかる人もいればこれより少ない回数で脱毛が完了する人もいます。

2ヶ月に1回の頻度で施術をするなら、クリニックは1年2ヶ月程度、脱毛サロンは約2年かかる計算になります。

お腹脱毛の施術の流れ

初めてお腹脱毛を受ける人の中は、施術前にしておくべきことはあるのか、施術当日はどのような流れで施術が進むのかと気になる方もいるのではないでしょうか。ここでは、施術前の準備や施術当日の流れについて分かりやすく解説します。安心してスムーズに施術を受けるためにも、お腹脱毛の一連の流れを確認しておきましょう。

施術前の準備

脱毛サロンやクリニックでお腹脱毛を受ける前には、必ず施術日の1〜2日前までにムダ毛の処理をしてください。施術前に自己処理が必要な理由は、主に2つあります。

1つ目は、火傷や炎症のリスク軽減のためです。脱毛機の光やレーザーは、毛の黒い色素、所謂「メラニン色素」に反応して、毛根や発毛組織に熱を与えることで毛をなくす仕組みになっています。したがって、施術前に自己処理ができていないと、脱毛機が伸びているムダ毛に反応して皮膚表面にも熱が伝わり、火傷や炎症を起こす可能性があるのです。

2つ目は、施術当日の時間内に施術範囲にレーザーを照射するためです。サロンやクリニックは、施術に必要と思われる時間を設定して予約を取る形式になっています。

剃り残しがある場合、スタッフがシェービングしてくれるサロンやクリニックもありますが、自己処理をしていれば必要なかった時間がそこで取られてしまいます。その結果、施術範囲全てにレーザー照射することができず、予定していた回数よりも多く施術してもらわなければならなくなる可能性も考えられるのです。

より安全に、確実な脱毛効果を得るためには、施術前の自己処理を怠らないようにしましょう。

施術当日

お腹脱毛が初めてで不安でも、事前に当日の流れを頭に入れておけば、落ち着いた状態で行くことができますよね。ここでは、来店から施術終了までの当日の流れを、3つのステップに分けて紹介します。

スタッフによるシェービング

予約時間に来店して受付を済ませたら、事前に記載したカウンセリングシートを元に問診を受けます。その後、施術しても大丈夫な肌の状態かどうか、また、事前のシェービングができているかどうか、肌チェックを行います。

肌チェックで剃り残しがあった場合は、スタッフによる丁寧なシェービングを受けましょう。ただし、シェービングは有料の場合もあるため注意が必要です。サロンによっては、そもそもシェービングをしてもらえない場合があることにも注意してください。

「剃り残しの部分だけを避けて施術する」「剃り残しがあれば脱毛を断る」といったサロンもあります。

事前の自己処理をしっかりと行い、もし剃り残しがあった場合には自分の通う予定のサロンがどのような対応を取っているのか、よく確認するようにしましょう。

お腹脱毛の施術

体調や肌の状態に問題がなければ、いよいよお腹脱毛の施術を受けます。所要時間は、20〜30分程度としているサロンがほとんどです。

高い技術力を持ったスタッフが、脱毛機の光をお腹に照射して施術します。お腹脱毛では、衣服を捲って仰向けで照射がされます。上下が分かれている服装であればOKだというサロンもあれば、専用の施術着が用意されているサロンもありますので、服装について気になる場合は、当日までにサロンに確認すると良いでしょう。

施術中は、「痛みは強くないか」「肌の状態に問題はないか」などの細かいチェックが行われます。少しでも気になることがあれば、我慢や遠慮をしないで、その都度スタッフの人に伝えるようにしましょう。

アフターケア

施術後の肌は、照射の熱によってとても敏感となっており、乾燥や炎症を起こしやすい状態になっています。サロンでは、こうした脱毛後の肌トラブルを防ぐために、肌を冷却したり保湿したりといったアフターケアが行われます。

特にお腹は肌が比較的薄くて柔らかいデリケートな部位なので、アフターケアによるクールダウンや保湿がとても重要です。

お腹脱毛の効果を高める方法

少しでも脱毛効果を高められる方法があるなら、試してみたいと考える人は多いでしょう。

ここでは、サロンやクリニックに通っている間にできる、お腹脱毛の効果を高めるためのポイントを解説します。

  • 保湿を徹底する
  • 日焼け対策をする
  • 肌を傷つけないようにする

ぜひ実践して、ツルツルで美しいお腹を手に入れましょう。

保湿を徹底する

脱毛効果を高めるポイント、その1つは「保湿」です。乾燥した肌は、触るとカピカピして硬くなっていますよね。肌は乾燥した状態が続くと、皮膚が硬化して毛が抜けにくくなるという性質を持っています。

よって、施術前に肌の水分をしっかり保つようにすることで、皮膚の硬化を防げれば、脱毛効果のアップが期待できるのです。

また、水には熱伝導という機能があります。つまり、水分がしっかりとあって潤っている肌のほうが、乾燥した肌よりも脱毛機のレーザーから出る熱エネルギーを毛根に伝えやすいということです。日頃から肌の保湿ケアをし、潤いのある肌をキープして、脱毛効果のアップを目指しましょう。

日焼け対策をする

脱毛効果を高めるためには、お腹が日焼けしないようにすることが重要です。肌は紫外線によってダメージを受けることで、メラノサイトという「メラニン色素」を含んだ細胞を作り出して肌を守ります。このメラニン色素が肌の色を濃くするのが、肌の日焼けの仕組みです。

脱毛機の光は黒い毛、つまり「メラニン色素」に反応する仕組みになっています。そのため、日焼けをしていると、メラニン色素を持った毛根に到達するはずだった光が、同じくメラニン色素を多分に含んだ日焼けした肌に反応して毛根まで届かなくなり、脱毛効果が低下してしまうのです。

脱毛効果を高めるためには、お腹脱毛をしている期間中は、水着やお腹を出すファッションを控えるか、しっかりと日焼け止めを塗って日焼け対策をするようにしましょう。

また、お腹に限らず、脱毛中の日焼けは肌トラブルにもつながりやすいため、サロンによっては施術自体を断られる場合もあります。

肌を傷つけないようにする

脱毛効果を高めるためには、肌を傷つけないのもポイントです。お腹の肌はデリケートなので、カミソリで処理をしていると、刃が肌に触れて傷をつけてしまう可能性があります。傷があると、その部分は照射を避けるといった対応をされるリスクが高いので、肌を傷つけないように注意してください。

脱毛の施術前の自己処理では、肌への負担が少なく傷つける心配も少ない電気シェーバーがおすすめです。

お腹脱毛に関するよくあるQ&A

最後に、お腹脱毛に関するよくある質問について解説します。お腹脱毛の痛みやおすすめの脱毛方法が気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。

お腹脱毛の痛みは強い?

個人差がありますが、お腹は産毛が多いため、脇や足などの比較的毛が濃い部位よりも痛みは感じにくいです。

ただ、お腹の毛が濃い人や、肋骨、腰骨に近いところでは痛みを感じる人もいます。また、クリニックによる医療脱毛は、脱毛サロンによる光脱毛よりも脱毛機の出力が強いため、痛みが強いと感じる人が多いです。

お腹脱毛におすすめの脱毛方法は?

お腹は産毛が多く、産毛は脱毛レーザーが反応する「メラニン色素」が少ないため、脱毛しにくい部位といわれています。

そんな産毛に効果的なのは、「蓄熱式脱毛」とも呼ばれる「SHR(Super Hair Removal)脱毛」です。SHR脱毛は、従来の「メラニン色素」に反応して、毛根に直接アプローチする脱毛とは異なり、毛根に栄養を与えて毛を生み出す「バルジ領域」という部分にレーザーを当てる脱毛方法のことをいいます。

同じく、毛根にレーザーを照射する従来の脱毛機と異なり、毛が生える前の発毛因子へ照射する「ハイパースキン脱毛」もお腹脱毛に効果的です。

 

また、これまでご紹介してきたように、お腹脱毛は「クリニックでできる医療脱毛」と「エステサロンでできるサロン脱毛」がありますが、どちらで脱毛するのが良いかは人によって異なります。

「なるべく短期間で脱毛を完了したい」「トータルコストを重視する」人にはクリニックによる医療脱毛を、「自己処理が楽になる程度で良い」「長期間かかるのは構わない」「なるべく費用を安く抑えたい」人にはサロン脱毛を受けると良いでしょう。

まとめ

お腹脱毛は、毛穴が目立たずツルツルのお肌になれるだけでなく、肌トラブルも起こりにくくなるため、普段からお腹のムダ毛を自己処理をしている女性におすすめです。

ムダ毛の自己処理は、安価な上に種類も豊富で試しやすい脱毛方法です。しかし、カミソリで剃る、毛抜きで毛を引き抜く、除毛クリームや脱毛クリームで毛を溶かす、脱毛テープで毛を剥がすといった方法は、肌に必要な角質まで剥がしてしまったり、肌表面を傷つけたりしてしまうリスクが伴います。

自己処理によって肌が傷つくと、炎症や肌荒れなどの肌トラブルになりやすく、せっかく肌を綺麗にしたくてしたことが無駄になってしまいかねません。しかし、お腹脱毛は自己処理よりも安全で確実な脱毛ができます。

お腹脱毛には肌トラブルのリスクが全くないわけではありませんが、施術前後のケアが充実しているため、自己処理よりも肌トラブルリスクを少なく、お腹を綺麗にすることが可能です。

お腹脱毛を始めるか悩んでいる人は、ぜひ実際にお腹脱毛を試して、スベスベのお腹を手に入れてください。

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