脱毛したいと思ったら、ムダ毛というムダ毛をとことん脱毛してしまいたいと思いますよね。
しかも自分の好きなタイミングで脱毛できれば、こんなに嬉しいことはないでしょう。
ですが、毛には毛周期という生え変わりのタイミングがあるため、そのサイクルに合わせた施術をしなくては、脱毛の効果はありません。
では、毛周期のタイミングさえ合えばいつでも脱毛できるものなのでしょうか。
気にかけるのは毛の生え変わりのサイクルだけで、肌のコンディションは気にしなくても脱毛はできるのでしょうか。
より効率よく脱毛するためにも、脱毛する際の肌のコンディションや、脱毛のベストタイミングについて考えてみましょう。
脱毛が肌に与える影響とは
近年の脱毛人気や美容業界の発展に伴い、脱毛技術もこれまで以上に進化を遂げました。脱毛機器の進化や、施術する人の技術向上により、一昔前に比べると脱毛時に感じる痛みも緩和され、肌にかかる負担も随分と軽減されるようになりました。
特に、脱毛サロンで施術されることの多い光脱毛においては、優しい光を使って施術するため、脱毛時の痛みや肌にかかる負担が少なくてすむことが、大きな特徴でもあります。
ですが、それでもなお、脱毛の施術が肌に与える影響は全くないわけではありません。
脱毛という施術は、毛根部に特殊な光を照射することで、毛が生えるメカニズムにダメージを与えます。
光が発する熱によりダメージを与えるため、毛穴や毛穴周りの肌にはそれなりの負担がかかることとなり、熱によって軽く火傷を負った状態でもあるのです。
また施術の熱は、皮膚表皮や内部からも水分を奪うことになり、肌を乾燥状態へと導いてしまいます。
自分で自覚できないとしても、脱毛の施術によって肌は、確実にダメージを受けているのです。
脱毛を避けた方がいい肌コンディション
①肌荒れ時
≪肌荒れの種類≫
脱毛の施術を受ける際に、すでに肌荒れを起こしてしまっていると、施術を受けられなくなる可能性が高くなります。
肌荒れと一言で言っても、ニキビなどの吹き出ものや湿疹、アトピー性皮膚炎など、その種類やタイプも様々です。
過剰な皮脂分泌や汚れの毛穴詰り、ターンオーバーの乱れなど、肌がトラブルを起こしてしまう原因はとても複雑です。
生活習慣などからくるターンオーバーの乱れなど、一過性の強い肌トラブルもあれば、アレルギーやアトピー性皮膚炎など、慢性的な肌トラブルもあります。
肌荒れの具合や程度にもよりますが、肌の状態がベストコンディションでない時は、できるだけ脱毛の施術は避けた方が賢明です。
≪肌荒れがダメな理由≫
脱毛という施術が、肌に与える影響がゼロではないことを考慮すれば、施術を受ける前の肌のコンディションはとても重要です。
湿疹や腫れなどの皮膚疾患、または吹き出ものや赤みなどといった肌トラブルを、すでに発症している状態で脱毛の施術をすれば、それらの症状を悪化させてしまうことは必至だからです。
施術に使用される光の熱によって刺激を受ければ、すでに発症している肌トラブルをさらに悪化させてしまうことになります。
慢性的な肌トラブルであれば、脱毛の施術を受けることにより、さらに症状を長引かせてしまうことにもなりかねません。
②ホルモンバランス
生理中や妊娠中も、脱毛の施術を受けるのは避けた方がいい期間です。
毛の生え変わりのサイクルには、ホルモンバランスが大きく関係しています。
生理中や妊娠中は、女性ホルモンのバランスがとても不安定な時期でもあり、毛周期のサイクルが乱れがちになります。
また、肌もとても敏感な状態です。
些細な刺激にも反応してしまい、脱毛することで肌トラブルを起こすリスクが高くなってしまいます。
そんなホルモンバランスが不安定な時期は、できるだけ避けて脱毛する方がいいでしょう。
肌荒れ時の脱毛で痛みと効果
上記のような肌コンディションの状態で脱毛の施術を受けると、残念ながら脱毛の効果はしっかり発揮されません。
脱毛効果が薄いだけでなく、肌が敏感になっているため、脱毛時の痛みも強く感じてしまいがちです。
中でもレーザー脱毛は、より出力の高い光を使って脱毛するため、光脱毛よりもさらに痛みを感じやすくなってしまいます。
肌荒れの時や、ホルモンバランスが不安定な時期の脱毛は、痛みを強く感じてしまうことからも、やはり肌コンディションがよくない時に脱毛の施術は避けた方がいいことがわかります。
肌荒れ時や生理、妊娠時は、脱毛をするベストなタイミングとはいえず、痛みを感じやすく効果が出にくい時期なのです。
肌が敏感になっている時期をできるだけ避け、落ち着いた状態になった時こそ、脱毛のベストタイミングです。
脱毛サロンやクリニックの対応
では、脱毛サロンやクリニックでは、肌荒れが起きている際でも脱毛の施術をしてくれるのでしょうか。
その対応は、サロンやクリニックによって様々です。
肌荒れが落ち着いている状況ならば施術OKとするところもあれば、赤みや湿疹が確認された時点で、施術を避けるというところもあります。
また、元々敏感肌やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患がある場合も、脱毛できるかどうか不安に感じるところですよね。
敏感肌やアトピー性皮膚炎といった肌の持病を持っていても、悪化した状態でなければ施術受けられるというところがほとんどです。
ですが、現在皮膚疾患の治療を受けているという人に関しては、多くのサロンやクリニックが、事前の皮膚科医への相談を、脱毛の必要条件としています。
また生理中や妊娠中など、ホルモンバランスが不安定な時期の脱毛は、ほとんどのサロンやクリニックが施術を避けています。
まとめ
肌荒れを起こしている肌や、生理中などの敏感な肌状態では、痛みを感じやすいうえに刺激に対して強く反応しがちです。
そのため、さらなる肌トラブルを起こすリスクがとても高くなってしまいます。
このような肌トラブルを事前に防ぎたいと考えるのは、すべてのサロンやクリニックに共通した思いです。
だからこそ慢性的な皮膚疾患に限らず、一時的な肌荒れでも、事前のカウンセリングにおいて肌の現状をしっかり確認してから施術することが大事なのです。
また施術中に、肌に異常が発生すれば、すぐに施術を中断することになります。
ビー・エスコートでは、肌トラブルを避けるために、無料テスト脱毛を実施しております。そこでお肌の水分量を計測し、基準値に満たなかった場合は施術をお断りさせていただいております。
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